ディープインパクトの3冠達成に湧いた京都競馬場。
朝から異様な雰囲気でした。
寒さと人ごみの多さに疲れきった我々一行は「サークルチェンジ」のデビュー戦を見届けた後(・・・残念でした)、午前中で競馬を切り上げることにしました。
したがって「ディープ3冠達成」の瞬間は目撃しておりません。(ある意味、貴重な経験かも!)
正確にはテレビ観戦だったわけですけれども・・・。
その菊花賞ですが、ディープインパクトにとって「3冠」の中で最も苦しいレースだったと言えるのではないでしょうか。
今までにない最高のスタートを切ったことにより道中折り合いを欠くことになった序盤戦。最初のホームストレッチでローゼン、フサイチあたりにマークされている姿を見て「これは今までとはちょっと様子が違うぞ」と正直、思いました。4コーナーでの脚色も過去のレースに比べるともうひとつに見えましたが、直線で外に出してからはやはり1頭次元の違う脚で伸びてきましたね。
ディープを負かせるとすれば今回が最大のチャンスだったと思えましたが、それでもディープは負けなかった。着差は2馬身でしたが完勝と言えるでしょう。もはやケチのつけようがありません。
ファンの期待は圧倒的な着差を望んでいた分、物足りなさを感じるのかもしれませんが、やはり「競馬は甘くはない」ということでしょう。むしろ俺個人は「3冠制覇」の難しさを改めて実感しましたね。(←達成したわけですが)
敗れた他陣営も納得のいくレースだったのではないでしょうか。
各馬、それぞれの持ち味を出せたレースでした。
その中でも一際、光っていたのが横山典弘アドマイヤジャパン。
戦前、ダービー・神戸新聞杯での凡走で評価を落としていた同馬ですが、「ディープに最も近づいた馬」という実績はやはり伊達ではなかった・・・。
この菊花賞でも不当に人気を落としており個人的に「不気味」な怖さを感じていました。
「アドマイヤジャパン」として捕らえるか?
「横山典弘」として捕らえるか?
これがこの馬の取捨を考えるうえで最大のポイントでした。
結局、結論がでないまま中途半端な評価で終わったわけですが、まさに後者であったといえるでしょう。
ある意味、今回の菊花賞で最も印象に残ったのが「横山典弘アドマイヤジャパン」でしたね。
「騎手横山典弘」の凄さを実感させられた菊花賞として俺の脳裏には焼きついた・・・。
正直、ちょっと感動しましたよ。
まあ、それでもディープには勝てなかったわけで改めて「ディープの強さ」を感じたりもするのですが・・・・。
これでクラシックロードが終わり、次は古馬との対戦が待ち構えているわけですね。
是非ともJCで実現することを期待します。(T)
朝から異様な雰囲気でした。
寒さと人ごみの多さに疲れきった我々一行は「サークルチェンジ」のデビュー戦を見届けた後(・・・残念でした)、午前中で競馬を切り上げることにしました。
したがって「ディープ3冠達成」の瞬間は目撃しておりません。(ある意味、貴重な経験かも!)
正確にはテレビ観戦だったわけですけれども・・・。
その菊花賞ですが、ディープインパクトにとって「3冠」の中で最も苦しいレースだったと言えるのではないでしょうか。
今までにない最高のスタートを切ったことにより道中折り合いを欠くことになった序盤戦。最初のホームストレッチでローゼン、フサイチあたりにマークされている姿を見て「これは今までとはちょっと様子が違うぞ」と正直、思いました。4コーナーでの脚色も過去のレースに比べるともうひとつに見えましたが、直線で外に出してからはやはり1頭次元の違う脚で伸びてきましたね。
ディープを負かせるとすれば今回が最大のチャンスだったと思えましたが、それでもディープは負けなかった。着差は2馬身でしたが完勝と言えるでしょう。もはやケチのつけようがありません。
ファンの期待は圧倒的な着差を望んでいた分、物足りなさを感じるのかもしれませんが、やはり「競馬は甘くはない」ということでしょう。むしろ俺個人は「3冠制覇」の難しさを改めて実感しましたね。(←達成したわけですが)
敗れた他陣営も納得のいくレースだったのではないでしょうか。
各馬、それぞれの持ち味を出せたレースでした。
その中でも一際、光っていたのが横山典弘アドマイヤジャパン。
戦前、ダービー・神戸新聞杯での凡走で評価を落としていた同馬ですが、「ディープに最も近づいた馬」という実績はやはり伊達ではなかった・・・。
この菊花賞でも不当に人気を落としており個人的に「不気味」な怖さを感じていました。
「アドマイヤジャパン」として捕らえるか?
「横山典弘」として捕らえるか?
これがこの馬の取捨を考えるうえで最大のポイントでした。
結局、結論がでないまま中途半端な評価で終わったわけですが、まさに後者であったといえるでしょう。
ある意味、今回の菊花賞で最も印象に残ったのが「横山典弘アドマイヤジャパン」でしたね。
「騎手横山典弘」の凄さを実感させられた菊花賞として俺の脳裏には焼きついた・・・。
正直、ちょっと感動しましたよ。
まあ、それでもディープには勝てなかったわけで改めて「ディープの強さ」を感じたりもするのですが・・・・。
これでクラシックロードが終わり、次は古馬との対戦が待ち構えているわけですね。
是非ともJCで実現することを期待します。(T)