『感性創房』kansei-souboh

《修活》は脱TVによる読書を中心に、音楽・映画・SPEECH等動画、ラジオ、囲碁を少々:花雅美秀理 2020.4.7

・car trip/旧友とのミニミニ旅:その壱

2019年06月28日 01時25分56秒 | ■つれづれに(日記)

 

 タモリ氏も賞賛する博多の「ごぼ天うどん」

 6月9日(日)から11日(月)の3日間、大学時代の「旧友S※注①)」と二人で、彼の希望する佐賀及び福岡県内の数か所を訪れた。3日間の全行程を筆者の〝ポンコツ軽〟によって走破したわけだが、総走行距離770数kmもの「car  trip」となった。

 6月9日(日)午前10:50。Sを乗せたANA便は、予定時刻より数分早めの「福岡空港」到着となった。彼との再会は、※注②)の結婚式の際に筆者が上京した2013年12月以来であり、5年半ぶりの再会となった。

 昼時のため、事前の打ち合わせどおり空港内で「昼食」を取ることにした。メニューに選んだのは因幡うどん」の「ごぼう天うどん」(※注③)。生粋の博多っ子は、タモリ氏も力説するように「ごぼう天」とは言わず、「ごぼ天」という。無論、タモリ氏も大の「ごぼ天うどん」の支持者であり、Sの〝たっての希望〟でもあった。

 彼は大学時代、五木寛之の「エッセイ」に〝そのうどん〟についての一節があることを教えてくれた。その後、初めて彼を博多駅で迎えた40数年前、彼はそのうどんがどうしても食べたいという。当時の定価は百円ちょっとだろうか。彼は見るからにうまそうな表情に満ち溢れて「ごぼ天うどん」をすすり、あっという間にたいらげてしまった。

 食べ終えたSは、明らかに物足りなさそうな表情で感激を語り始めた。その姿に感動した筆者は、一緒に「2杯目」を食べたように記憶している。……違ったかな? 小生も2杯目を食べた……そうだったね……Sよ?!

 以来、彼は来福のたびにこの「ごぼ天うどん」を、必ずと言ってよいほど食べているようだ。ちなみに、博多の「うどん」は、「長浜ラーメン」を中心とする「とんこつ系ラーメン」が台頭する遥か以前より博多に根付いていたのであり、一説には「うどん伝来の地」とさえ言われている。

 

 「吉野ケ里歴史公園」へ

 腹ごしらえ完了後、直ちに第一の訪問地《吉野ケ里歴史公園》(※注④)(佐賀県神埼郡吉野ケ里町)へと向かう。

 これまでSとは、学生時代からあちこち旅をしてきた。だが「car trip」は今回が初めてであり、結果的にこの選択は適切だった。「高齢者」が交通不便なローカルの「観光地」を短時間で巡るためには、絶対不可欠なやり方と言える。

 しかも今回Sが〝選んだ訪問先〟は、いずれも〝かなりの徒歩を求められる敷地・施設〟のため、いっそう「マイカー移動」の必要性を痛感した。それに何といっても〝二人だけの車内空間〟は想像以上に話が弾み、交通混雑や時間の経過が少しも苦にならなかった。

 ところで、このたびの「ミニミニ旅」においては、ここ吉野ケ里歴史公園が最大の訪問地になるとの予感があった。そう判断した根拠は、歴史好きのSの感性と思考世界を筆者なりに考えてのものだ。そのために筆者が実施したことは、❶に「同公園」の事前研究。❷に事前の「現地訪問」という二つだった。

 ❶は同公園の「公式HP」を何度も確認しながら、訪問のポイントを予習するものであり、これは予想以上の〝学習効果〟があった。中でもぐるりと360度に回転しながら、縦横に画面の拡大や左右上下の視界調整が可能な「巡る パノラマビュー」(※注⑤)はとても参考になった。

 参考になったばかりか、一刻も早く実際に「現地」を見たくなった筆者は、❷Sが来福する前々日の6月7日、わざわざ現地吉野ケ里歴史公園へと出かけて行ったのだ。

 〝リハーサル〟という気持ちがあったのは確かだが、それよりも今回の「ミニミニ旅」に合わせて購入した、「カーナビ」の〝テスト走行〟という意味合いの方が強かったのかもしれない。 



※注①:旧友Sが登場する〈感性創房〉のブログ記事

◆ジャックダニエルと蝋燭とバロックと(試聴)(2011.4.3)

 


※注②:◆『Betsubarazaurus(ベツバラザウルス)

※注③:◆『因幡うどん』の「ごぼう天うどん」

※注④:◆吉野ケ里歴史公園公式ホームページ

※注⑤:吉野ケ里歴史公園》の〈巡る パノラマビュー 👈おすすめクリック

  ※参考 是非ご覧ください。きっと出かけて行きたくなります。

  

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