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p38胃にあるヘドロは吐剤で、腸に詰まったものは下剤で出しなさい!

2012-03-04 05:00:00 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

 

薬学博士渡辺武著『漢方が救う人体危機』

 

現代医療の誤りを正す

 

第1章 漢方薬はなぜ効くか

 

生命は「土と水と空気」から生まれた

 

p38胃にあるヘドロは吐剤で、腸に詰まったものは下剤で出しなさい!

 

 漢方では「吐剤」と「下剤」は二千年の昔から一つに決められています。ふつうの考えでは、口から吐くのとお尻から排泄するのは別々と思いがちですが、漢方では口から肛門までを一本のパイプと考えます。

だから、胃にヘドロがあれば口から吐き出したほうが早いし、腸にある場合は下から排泄したほうがよい。

 

 しかし、いまの医学では、食べたものはなんでも下剤を使って下から出させようとします。

胃にあるものが腸に下るまでは四、五時間はかかります。

すると、胃にある毒物はゆっくりと腸で吸収されて肝臓に行く。

だから、胃にある毒物は、下剤によってではなく、吐剤によって排泄したほうがよい。

これがほんとうの常識です。

 漢方薬では、この吐剤、下剤は、胃にあるものは吐き出させ、腸にあるものは下から排泄させる――という両方の役割を一つの薬がします。

 ここで、吐剤と下剤を説明したわけは、漢方薬が「便利だから」というわけではありません。

漢方薬というのは、人間の主体、つまり人間の自律神経が正常に働いていてこそ、はじめて正常に作用する――ということをわかってほしいからです。

 現代医学では、とかく人間がもっている神経とか精神とかを簡単に考え、注射など物理的な方法を強いていますが、「効かない」と思っている人に薬を飲ませても、あまり効果はありません。

その患者は、精神と神経で拒否しているのです。

人間はモノではありません。

生きている主体があるのです。

現代は人よりモノが先走りすぎて、バランスが逆になっているのではないでしょうか。

 現在は物質文明の時代、未来学者たちは文明がすべてのような論を吐いていますが、人間が食べている食物だけを見ても、日本では米食、欧米ではパン食、南太平洋の島ではタロイモというように、何千年も前から同じ食物を、同じような方法で食べているのです。

裸であれ、衣服を着ようとも、人間が生きる生命を得ている原点は変わりない、ということなのです。

 その原点とはこういうことです。

人間の生命は、土と水と空気から生まれたものだということです。

漢方では、この人間が生きている原点を、気と血と水の三つに分けます。

 気は空気、血は土、水は体液にあたり、肉体と精神・神経の土台であります。

漢方はこの三つの観点から人間の病気を考えているのです。

 現代では、医者は患者が「気が重い」とか「気が滅入っている」といっても相手にしてくれません。

形を診ているからです。

つまり器械で計れるもの――体温、体重、血圧、尿量、――などの異常がなければ病気と認めてくれないのです。

それが近代医学です。

 


 でも、漢方でいえば「気・血・水」の三つのうち、計れるものは「血」と「水」です。

「気」は無形のものなので計ることができません。

どんな「気」をしているか、どんな精神状態か、といったって、目方も長さもありません。

 昔から「病は気から」といいますが、要は気持ちのもち方がだいじだということです。

「気」といっても、気持ちのことだけではありません。

神経であり、精神であり、気風、気質があります。

 漢方の場合、気と血と水の失調が病気の原因と考えますから、気の停滞には気剤を、血液循環の異常には血剤を、水の排泄異常には水剤を――と大きく三つの解毒剤を分類するのです。

 

漢方が救う人体危機西洋医学一辺倒からの脱出

 

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