香附子(こうぶし) 冠心逐瘀丹に含まれる生薬
出典は「新修本草・しんしゅうほんぞう・唐の蘇敬(そけい)らの奉勅撰、全20巻、659年成」。即ち香附で、詳細はその項を参照。
香附(こうぶ)
出典は「本草綱目・ほんぞうこうもく・明の李時珍(りじちん)の編著、薬物書、全52巻、1578年完成」。渡辺武著平成薬証論では「名医別録・めいいべつろく・陶弘景(とうこうけい)の校定、成立年未詳、全3巻、後漢末頃から六朝時代にかけての成立」
別名は香附子、莎草(沙草)根、雷公頭、三稜草根、香附米。カヤツリグサ科植物ハマスゲCyperus rotundus L.の塊茎である。
山東・浙江・湖南に主産する。
性味は辛・微苦・甘、平。肝経に入る。
効能は疏肝理気、調経止痛。
臨床応用は肝鬱気滞、消化不良、胸脇脹痛、胃痛、腹痛、月経不調、月経痛を治す。4.5g~9gを煎服する。
本品は精油1%を含有し、その主成分はcyperene,cyperol,isocyperolからなる。
又α-とβ-cyperone,α-とβ-rotunol,limoneneなどを含有する。そのほかアルカロイド、cardiotonic glycoside,flavonoid化合物、樹脂、グルコース、フルクトースなども含有する。
流エキスはモルモット、ウサギ、ネコ、イヌなどの動物の抽出子宮にたしてみな収縮を抑制する作用を有する。
エチルアルコール浸出液はマウスに対して鎮痛作用を示す。
又健胃と腸管ガス排泄との諸作用が認められる
疏肝理気=薬物を用い肝気が鬱結したものを疎散させて治療する方法で、疏肝ともいう
渡辺武著平成薬証論
後世方の使い方を見ると、軽い血症、ことに婦人の生理不順による血症、それに伴う気の症状を改善する気剤として、多くは当帰や川芎(せんきゅう)と配合して使われています。
もうひとつは脾胃剤と配合して、香砂六君子湯という形でも使われています。
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