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北へ一人旅 8

2019年06月27日 | 旅・北海道
帯広でごはんとお買い物を済ませたら、北方面へと車を走らせます。

道中、私のくんくんレーダーが鳴ったので、パン屋さんに寄り道♪
トカトカ」さんというお店。近くに牧場があるのか、ソフトクリームを買ってらっしゃる方も多かったかな。シンプルな塩パンと少ない枚数の食パンを購入。

2時間弱車を走らせて向かった先は、ぬかびら温泉がある小さな町。

そこからワゴン車で移動すること10分少々…

雨が降ってたのと、足元がぬかるんでるところがあったので、カッパと黄色い長靴をレンタルして、森の中の道を木を避けながら歩くことしばし。

ガイド2名、ツアー参加者13名の一行は、こんな荒野に出たのでありました。

ふふふ、目的地はここなんだけど~目的はこれではなくこちら↓

タウシュベツ川橋梁
なんだそれ?って声が聞こえてきそうだけど、この橋を見ることが今回の私の旅のメインと言っても過言じゃない目的だったのだ(*´∀`)わー!やっと実物の目の前に来れた!!

タウシュベツ川橋梁は旧国鉄士幌線で使われてた橋梁で、1955年に糠平湖が発電用人造ダム湖として建設されるまで使われてたんだけど、ダム完成によって士幌線が新しいルートになったために、橋梁部分だけ残されてしまったというワケ。ダム湖にある橋だから、ダムの水位によって沈んだり現れたりするので幻の橋とも呼ばれてるそうな。

そこいらにある流木がいい杖になるということで、早速お借りして散策開始!なんだか冒険感ハンパねぇ!!

ダム湖側に降りてみる。下から眺める橋。
いにしえ感があるものや大きな建造物が好きな私としてはたまらん景色(*^o^*)やほーぃ!

今年はどうやら水位が低い状態が続いているらしく(珍しいことに現在もこの土が見える状態らしい。例年は沈み始める頃なのかな)雑草が生えてきてて、やや緑の景色も見られた。

対岸に渡ってみる。
切り株も道中避けてきた倒木も、ずいぶん昔に切られたもののはずなんだけど、冬になってダム湖が結氷することによって朽ちずに残っているみたい。
んが!逆にタウシュベツ川橋梁は、この水没&結氷を繰り返すこと(凍害)によって、通常のコンクリートの建造物からは考えられないくらいのスピードで朽ちていってるんだそうな。

タウシュベツってアイヌ語で「(白)樺の木が多い川」っていう意味なんだって。なので、ダム湖以外のところはこんな景色。

なので、こんな景色も…名前をつけたアイヌの人たちのことを思うと感慨深いなぁと。

地割れしたダム湖底。
自分がこんなところに立ってるなんて不思議すぎる!!

反対側に回って、その雄姿を眺める幸せ♪

タウシュベツ川橋梁は数年前までは橋を渡れたそうなんだけど、今ではかなり朽ちてきてるので、安全を考慮して橋の上はおろか、橋脚付近にも立ち入ることができなくなってるのだ。
あぁ、この橋の存在を知った時に来られてれば!と思わなくもなかったけれど、いつ崩れてもおかしくない状態らしいから…実際見られたのが嬉しいほうが勝ってるかな(--)(__)
45分間、上から下から周りから…うはうはしながらタウシュベツ川橋梁を愛でたのでありましたとさ。


□ツアーに参加□
タウシュベツ川橋梁を見るには、いくつかの方法がある。
1.約750m先から見られる展望台に行く
2.十勝西部森林管理署東大雪支署というところに行って許可を得て、糠平湖に行くための林道のカギを借り、林道ゲートを開錠して向かう
3. NPO法人ひがし大雪自然ガイドセンターの有料ツアーを利用する
ケチケチの私としては2が結構有力だったんだけどね…この時期ヒグマさんの行動が盛んらしいのよ。おまけに一人旅で何かあってもね~と思って3のツアーを選んで参加したという訳。
時期によってツアーの種類は変わるけど、私は「旧国鉄士幌線アーチ橋見学ツアー」ってのに参加したよ。
他に誰か参加者がいれば、2時間半のツアーで3500円ナリ。
カッパや長靴(心配してたけれど全然汚くなかった)を借りることができて、道中はガイドさんの解説も聞けて質問もできるから良かったよ(*^_^*)古い橋を愛でられる方にはお勧めなのです。
コメント
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