ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

防府の「阿弥陀寺」へ吟行です!(その三)

2021年06月27日 | 俳句

 今日はもう27日、日曜日です。ブログ4日もサボって(?)しまいました。今月は特にいろんなものの締切りが重なってしまって…まだ、今からが最後の追い込みなんですよ。

 このところの天気は概ね晴れですが、でも蒸し暑くてじっとりと…快適な日は少ない!でもまだエアコンは入れていませんからね。

  朝から天気予報は一日中曇、最高気温も27度と、でも家でPCに向っているだけですから外はどうなんでしょう。風があると外の方が意外に涼しかったりして…

 さて、防府の「阿弥陀寺」への吟行を片付けておかないと先へ進めません。では(その三)を書いて締めくくりといきましょうか。

 仁王門から湯屋・石風呂を見て、野面石で積みあげた百段余りの男坂を上がると、鐘楼と念仏堂があります。余り人が来ない方だからか、ここの紫陽花はひときは色鮮やか。それを愛でながら左手へ行くと、開山堂、本堂、庫裏へと続きます。

 開山堂の横には水かけ五大尊があり、傍には大きな菩提樹の木があって、今を盛りと花が咲き、またぽろぽろと一面に零れ散っていました。以前来たときは秋でしたので、可愛い菩提樹の実がたくさんぶら下がっていましたよ。

 傍には、滝行をする〝瑠璃の滝〟と〝賽の河原〟が…

 この阿弥陀寺の宝物館には、国宝の「鉄宝塔」(水晶五輪塔共)があって、この寺を創建された重源上人によって鋳造されたものなんです。しかし、観覧するのには予約が必要だったし、今は残念ながらコロナのために閉館になっていました。

 そこで、その傍に〝かわらけ投げ〟という厄除け・願掛けのスポットがありましたので、ちょっと試しに…私ではないですよ…若手2人が挑戦しました。

 素焼きのお皿に、願い事を書き、 舞台の上から的を狙ってお皿を投げて、下の方にすえられた輪(福輪)にくぐらせます。投げて厄を落し、輪に通すことで願いが叶うかも…ということで、私はその瞬間を撮ろうと狙ったのですが、さてその結果は…見てのお楽しみ! 

 (かわらけ1枚:100円)

 最初のは投げた手が…、次のには確かにかわらけが写っていますが、分かりますか。(かなりボケていますが…(^0^)) 残念ながらどちらも福輪を外れましたけどね。最後は阿弥陀橋を通って本堂へのお参りに。この寺の本尊は、名前の通り「阿弥陀如来立像」で、他に「十一面観音立像」なども安置されています。

 ここはゆっくり見ようとすれば、句材は豊富にありますから時間がいくらあっても足りません。しかし、私たちには午後からの予定がありますので、後ろ髪を引かれつつ、今度は山門から女坂を下って入口へと向いました。その山門の両脇には昔からある大銀杏と泰山木が今も変らずに聳えていました。

 やっと入口まで下りてきて、初めてこの看板に気付きました。ナントいうこと!(笑)

 句会は、ここから車で20分ほどのところにある、県のセミナーパークですので、先ず移動して、そこの食堂で昼食。とっても広いところですので三密なども大丈夫。その後は借りた部屋で16時まで句会をして、17時前に宇部空港へ戻り解散。

 皆さま大変お疲れ様でした。はい、これでオシマイです!

 


コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 防府の「阿弥陀寺」へ吟行で... | トップ | 〝100歳〝バンザイ! »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
アジサイ (風の盆)
2021-06-29 10:47:47
アジサイは紫陽花は真っ青が好き
3,4日前の自宅から取った花瓶に活けた写真の方が色合いが良かったな
外だからな。
写真付きは難しいな。小生には出来ないな
瓦投げは寺院の流行かな
防府市は調べたら、やはり、ほうふ だな

返信を入れておいた
追加 蛇足 (風の盆)
2021-06-29 11:02:41
長崎県に佐世保市がある
させほし と させぼし と二通りの言い方があると
記憶では、させほし と言ってた記憶があるが、市役所のHPにおいては両方の読み方があるが、させぼにしたと
英文字の場合は、こう言う時には良い
蛇足、余禄、余談でした
Unknown (ちわき)
2021-06-30 07:20:11
風の盆さん、コメント有り難うございます。また返信も…
〝防府〟はもともと〝周防の国府が置かれていたところ〟という意味での命名なんですが…
〝周防〟は〝すおう〟といい、山口県の東部です。同じ意味で〝防州〟ともいいますが、これは〝ぼうしゅう〟なんです。
以前にもこんなこと書いたことがありましたよね。
あれは確か「小豆島」だったかしら…
私が検索しても出てこないと書いたら、それは〝しょうどじま〟と読んでいたからで、〝…しま〟だよと教えていただいたことが…。
地名や人名というのは本当に難しい!
ちなみに、宇部市は周防の国と長門の国の境目にありましたので、その国境の碑がところどころに残っているんですよ。
私は道路を走るときは、必ず標識の字の読みを見ます。漢字の下にローマ字で書いてあるでしょう。それで、ヘエッ!…と思うことがしばしばなんですね。面白いです。

コメントを投稿

俳句」カテゴリの最新記事