ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

広島の「施餓鬼」へ

2018年08月05日 | 俳句

 今日は朝早くから義母を連れて、主人とその弟の4人、「施餓鬼」で広島のお寺へ出掛けました。

 6時30分宇部を出発…もうこんな時間から暑くなって、今日一日の最高気温が推し量られます。山口は37度ですって。広島は?きっと同じようなものでしょうね。

 ところで、「施餓鬼」というのは秋の季語で、餓鬼道に堕ちた亡者を弔う法要で、奪い合わず与え合う生き方を伝えようとするもの。施餓鬼壇を設け、三界万霊の位牌を祀り、如来の名を書いた五色の蟠を立て、供物を供えて読経供養するものです。盆あるいはその前後に行われ、自分の祖先だけでなく、それぞれの家で祀られることのない無縁仏、水子、水死者などいっさいの霊に合掌し供養します。施餓鬼寺に檀家の人々が集まり、精進料理や供物をいただく習慣もあったりと、地方によっては様々な風習があるようです。

  声明の僧の衣擦れ施餓鬼寺     遠藤止観

  卒塔婆の白きが増えぬ施餓鬼寺   坂井 建

 わが家の檀那寺はいつも5日に〝施餓鬼〟があります。これはきっと次の日が「原爆の日」だからだと思いますが、義母が5年前宇部に転居してくるまでは、私たちはお盆にしかお墓参りに行きませんでしたので、この施餓鬼のことを知りませんでした。母がまだ広島にいる頃に知っていたらこの日に来て泊り、次の原爆記念日の「灯籠流し」が見られたのに…と思うとザンネンです。

 9時から法要が始り、それが済むと新しく書いていただいた卒塔婆をもらってお墓に立てお参りをします。墓苑には昨年寄付した五色の幡があちらこちらに張り巡らされていましたので、今年は賑やかな施餓鬼の法要になりました。

 ここではお菓子をお土産にいただいて午前中に終りますので、それからお昼を食べて、呉の叔父のところに見舞がてら様子を見に行くことにしました。これはまた、長くなりますので、明日報告しますね。今日も一日中暑くて疲れました。ではオヤスミナサイ!

 写真は、水害を免れた叔父の家とそこに咲いていたかわいいピンクの花。名前は???調べる気力がありません。ゴメンナサイ!

 

 

 


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