ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

約束のお婆ちゃんとのお出掛け!

2023年05月12日 | 俳句

 5月の連休にお婆ちゃんを何処かへ連れて行くという約束…息子が4日なら空いてるから行ってもいいよと言いましたので、その日に決定。

 さて、どこへと考えて防府市大平山の躑躅(つつじ)を見に行こうということに。その後お昼を道の駅〝潮彩市場〟で食べようと…10時前に出かけました。

 ところが、主人が途中に鯉幟を川に流している所があるのでそれを見ていこうと…。鯉幟を川に掛け渡して空に泳がせている景は今ではあちこちにあるので、ちっとも珍しくはないのですが、ここのは川の中を鯉幟が泳いでいるという。

 行ってみると確かに…。〝山口県下有数の河川「佐波川」の広い川幅を利用し、鯉のぼりを水中で泳がすアイデアから生まれた「こいながし」。水中を色鮮やかに悠々と泳ぐ約120匹の鯉のぼりと周辺に連なる山々の緑が相まった美しい風景を見に、市内外から多くの見物客が訪れます〟との触れ込み。同じ佐波川の下流では百匹の鯉幟が空を泳いでいましたが、これは「佐波川こいわたし」と言うんですって。

 開催が3日~5日ですから多いのは当然、でも橋が狭くて一方通行だし、そこを歩く人も一杯で大混雑。もうコロナなんか誰も気にしている様子はなく…こんな田舎でもそうなんですから、日本全国どこでも連休はこんな風だんたんでしょうね。

 次に行った大平山というのは、防府市の最高峰で標高631.3m、その山頂からは、防府平野や瀬戸内海を見渡せ、日によっては九州の国東半島までも望むことができます。

 さらに山頂公園には、「展望広場」「芝生広場」「遊びの広場」「多目的広場」の4つの広場があり、アスレチック遊具や、コンビネーション遊具などが設置されていますから孫でもいればとても喜ばれるところなんですが、私たち大人には山頂からの大パノラマと躑躅の花が目的。5月には、約10万株の躑躅の花が咲き誇り、満開時にはピンクのじゅうたんで覆われたような風景が広がると。調べると3日・4日に「大平山つつじまつり」が開催されるということも。

 一枚目はその観光案内の写真なんですが、てっきり今年は何もかもが早めですのでもしかしたら躑躅ももう遅いかな?と思って行ったら…あら、あら残念!まだ5分から6分咲きですって。この日の様子はその下の2枚の写真です。

大平山のつつじ

 部分的にはとてもキレイでしたが…

 この大平山には以前ロープウェイがありましたが、1959年の開業から2014年まで赤字が続き、加えて設備の老朽化が確認されたため、惜しくも2015年に運行が廃止されました。現在は、使わなくなったゴンドラが無料開放されていて、気軽に見学することができます。

 この日はまあまあの天気でやや曇り。ゴールデンウイークの最中ですから、山頂の駐車場も当然一杯です…でも、我家には強~い味方がありますから大丈夫!それはお婆ちゃんの障害者手帖。勿論これがなくても102歳の高齢者がいると言えば、どこでも優先的に一番近いところに駐車させてくれますがね。

 山頂はさすがに風が強くて…躑躅の咲いている所まではちょっと歩かないといけませんでしたから、お婆ちゃんは手押車を押して…。でも、多少のアップダウンがあったので大変。坂があると私でも息が切れますから推して知るべし…ここに車椅子があるといいのにと思いましたが残念ながら…。とうとう途中のベンチまで来て〝私はここで待ってるから貴方等だけ行ってきなさい〟と言い出すお婆ちゃん。すると…急に見えなくなった息子が車椅子を押して戻って来ました。〝どこにあったの?〟と聞くと〝ロープウエイの事務所に…誰もいなかったけど、自由にご利用下さいと書いてあったから…〟と。

 さすがは我が息子、ようやった!…と、ちょっと見直しました。主人は〝もう少しだから頑張って歩こうよ〟と叱咤激励…。でもねえ、それは過酷というものでしょう。お婆ちゃんの歳まで生きてたらきっと分かると思うけど…ねッ。

 最後の目的地、道の駅〝潮彩市場〟でも今日はきっと混雑していているだろうと、…案の定でした。特に食堂の方がズラリと並んでいて…並ぶのが嫌いな主人が他へ行こうと言うのを、どこに行っても同じだからとブラブラしながらここで待つことにしました。下の写真はここから見た先程の大平山です。

 いよいよオーダーストップの2時半が…そこでやっと入れて無事お昼にありつけました。主人と息子は「よくばり定食」、私とお婆ちゃんは「大海老フライ定食」。見れば本当に大きな海老が二つ…お婆ちゃんも無事に完食しましたよ。随分待たされたからものすごくお腹が空いていましたものね。はい、美味しかったです!

 これでお婆ちゃんをよそ行きを着てどこかへ連れて行くという約束が…アッ、折角の姿の記念撮影を忘れていました。これは残念!

 

コメント (8)
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