自燈明

Enjoy life !
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二十番 元良親王

2014年03月02日 | 百人一首
侘びぬれば 今はた同じ 難波なる 身をつくしても 逢はむとぞ思ふ

思いどおりにいかなくなってしまったのだから、今となっては同じことだ。難波にある航行の目印、澪標(みおつくし)ではないが、身を尽くしても逢おうと思う。

元良親王が、天皇の妃の京極御息所と恋愛関係であることが発覚した時に詠んだ歌。

もとよししんのう(890-943)
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十九番 伊勢

2014年03月01日 | 百人一首
難波潟 短き葦の ふしの間も あはで此の世を すぐしてよとや

難波潟に生える葦の節は、ずいぶんと短い。
その節の間ほどの時間でも、逢うことがかなわず、
この世を暮らせということですか。
あんまりです。

いせ(生年未詳~938頃)
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