諸星大二郎 平成8年 朝日ソノラマ・眠れぬ夜の奇妙な話コミックス
栞と紙魚子シリーズの一冊目。
隔月刊の少女ホラー雑誌『ネムキ』連載。って、実は私は『ネムキ』読んだことないけど。
そういう雑誌に連載してるなんてこと全然ノーマークだったから、もしかしたら、このシリーズは単行本第二作の「青い馬」を先に読んだかもしれないって、おぼろげな記憶がある。あとから、こっちを買ったかも、持ってるのは平成9年12月の第5刷。
怪奇モノと思わせといて、ちょっと変わってるのは、女子高生コンビが主人公だからかもしれない。
“神経がどこか一本外れてる”栞(しおり)のキャラが、怖い話にみせて、どこかひとつハズしているのに一役買ってます。
タイトル作の「生首事件」からして、そう。
公園で、ゴミ袋に入れられた人間の手足が見つかった、バラバラ死体事件が発生するんだけど、頭部が見つからない。
ところが、実は栞が第一発見者で、誰よりも先に死体を見つけたんだけど、「こりゃ すごい物 みつけたと思って 思わず持って 来ちゃったの…」ときたもんだ。
で、あとになって、いまさら警察にも言えないから、相談するのが、親友の紙魚子(しみこ)。
この子の家が古本屋で、これまたヘンな本ばっかりあって、いろんなこと知ってる。
で、持ってきたのが「生首の正しい飼い方」って本。
なぜか長期連載が続いて、テレビドラマ化もされた、妙に人気のあるマンガ。
(私としては稗田礼二郎シリーズとか「西遊妖猿伝」のほうが、ずっといいのにと思うので、世のなか不思議。)
栞と紙魚子シリーズの一冊目。
隔月刊の少女ホラー雑誌『ネムキ』連載。って、実は私は『ネムキ』読んだことないけど。
そういう雑誌に連載してるなんてこと全然ノーマークだったから、もしかしたら、このシリーズは単行本第二作の「青い馬」を先に読んだかもしれないって、おぼろげな記憶がある。あとから、こっちを買ったかも、持ってるのは平成9年12月の第5刷。
怪奇モノと思わせといて、ちょっと変わってるのは、女子高生コンビが主人公だからかもしれない。
“神経がどこか一本外れてる”栞(しおり)のキャラが、怖い話にみせて、どこかひとつハズしているのに一役買ってます。
タイトル作の「生首事件」からして、そう。
公園で、ゴミ袋に入れられた人間の手足が見つかった、バラバラ死体事件が発生するんだけど、頭部が見つからない。
ところが、実は栞が第一発見者で、誰よりも先に死体を見つけたんだけど、「こりゃ すごい物 みつけたと思って 思わず持って 来ちゃったの…」ときたもんだ。
で、あとになって、いまさら警察にも言えないから、相談するのが、親友の紙魚子(しみこ)。
この子の家が古本屋で、これまたヘンな本ばっかりあって、いろんなこと知ってる。
で、持ってきたのが「生首の正しい飼い方」って本。
なぜか長期連載が続いて、テレビドラマ化もされた、妙に人気のあるマンガ。
(私としては稗田礼二郎シリーズとか「西遊妖猿伝」のほうが、ずっといいのにと思うので、世のなか不思議。)
