旅の恥はかきすてです

旅行が好きです。
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そんな旅行を書いていきます。

パリのホテル

2011-05-04 | 2011年05月 パリとバルセロナ旅行

”パリのプチホテル”というのを雑誌や旅行記でよく目にするが、そういうホテルに泊まってみたいと思っていた。
フィガロとか、そういう雑誌で旅行特集があると、昔は買ってたのだ。
「すてきー」とおもうが、値段をみてだいたい無理。
最近は買わなくなったな。
ホテル好きなのだ。
四角い高級ホテルはどーでもいんだけど、トラディショナル系が好き。

パリのホテルは高い。
一泊80ユーロ以下のホテルはなかなか見つからない。
1年以上前にパリを旅行したとき、Ratest Goという直前割引サイトで60%引きで80€ぐらのホテルを予約した。
写真がきれいだったので、とっても期待してたのに廃品のようなベッドと小さなシャワーユニット、汚いカーペットがひかれた部屋だった。
アジアの10$ぐらいの宿です。
パリのホテルは高いから、もしかしたらこんなものなのかな?とも思ったが、完璧にだまされてた。
NHKの「世界の街歩き」(タイトル名違うか?)で、パリの街歩きの中で、パッサージュの中にある「ショパン」という古くて素敵な外観ホテルが出ていた。
基本的に古いホテル(建物)が好き。
TV見たときから「このホテルに泊まってみたいなー」と思っていた。
今回、せっかくなんで、このホテルを探してみた。
しかし、ホテルのHPはあるものの、メルアドがない。
FAX番号はあったんで、FAXで予約を入れてみた。
しかし、FAXに拒否される(つながらない)。
きっと、NHKの番組にでてから日本人の予約申し込みが殺到して、そういうのが面倒なオーナーがFAX切っちゃったのかな?と想像した。
ということで、ショパンはあきらめ。

「プチ・ホテル・ド・パリ」というサイトのホテルをみてみた。
http://www.petit-hotel-de-paris.com/
ここに載ってるホテルには、日本語のHPもある。
値段は高いが、ネットで予約すると割引になるようだ。
予約サイトに日にちを入れると値段が出てくる。
「Hotel de la Porte Doree - ホテル・ドゥ・ラ・ポルト・ドレ」というホテルがかなりの割引率で朝食込で65ユーロであった。
半額ぐらい?朝食は普通でも10ユーロぐらいするんで、込でこの値段は安いです。
トリップアドバイザーで探してみると、かなりの上位にランクされている。
で、このホテルに決定!!
でも、半額ぐらいになってるんで、きっと写真にのっているような奇麗な部屋じゃなくて、もっとぼろい部屋なんだろうな、と思っていた。
パリは家賃が高いから、100ユーロ以上ださないと、”パリのプチホテル”というようなホテルには泊まれないのかなと思ったりしていた。


パリに到着した日に、舌をかみそうな名前のホテルに行く。
しばらく迷うが、ホテルはメトロの出口のななめ前にあった。
外観は、白い壁に赤いひさしの窓のシンプルな建物。
レセプションルームは、赤の壁に白いタイルの床,濃い茶色のデスク。
現代風クラシックな雰囲気で、素敵だった。
部屋は、写真と同じだった!!
白い壁と、赤のベッドカバーとカーテンで、かわいい感じ。
小さいけど、一人なら十分な大きさです。
階段には赤い花柄のカーペットがひかれていて、各階には本棚があり本が素敵に並べられてます。
これが雑誌やブログでみる、パリのプチホテルなんだ~


朝食もおいしかった。
セルフサービスで、クロワッサンとジュース,コーヒー,ハム、ヨーグルトなど。
食堂は窓際に面していて、窓の所に席をとり、朝の様子をみながら朝食をいただく。
「ショコラいかかですか?」と聞かれたので、もちろん「いただきます」と。
日本で言うココア。
満足の朝食。
このホテルには2泊。

バルセロナから戻ってきてから、ほかのホテルに1泊した。
”Hotel Langlois”というホテル。
このホテルは予算をオーバーしていた。
しかし、ふらつーとかトリップアドバイザーでもかなり評判いいし、わたし好みの古いホテルとの事で、最後の1泊なんでここにした。
ふらつーはフランス旅行口コミサイト。
ここ http://www.france-tourisme.net/
かなり、参考にしました。こういうサイトがあると便利。
ホテルはメトロの出口からすぐだったけど、わからなくてしばらくホテルを探して時間のロス。
歩いてるジモティらしい人に、ホテルの場所を聞きまくってやっと着く。
メトロからこんなに近いのに、大回り。
ホテルに着いたのは夜の9時前ぐらい。
でもこの時期のフランスはまだ明るい。
チェックインして、キーをもらう。
フロントも金細工のドアのあるエレベータも昔のままのエレベータで、レトロでいい感じです。
金属細工のドアを開ける昔のもので、素敵であった。
エレベータでフランス式4階に上がって、44号室へ。
部屋の鍵はなぜか、カードで近代式。


入ってびっくり!!
応接間とベッドルームがある!!
バスルームも広い。
頼んだのはシングルなんですけど。。。
その時は、すてき~と思ってそのまま入ってしまった。
しかし、時間がたつにつれてだんだん不安になっきた。
メールで返信されてきた値段じゃなかったらどうしよ~、チェックアウトで高い値段要求されたらどうしよ~
そう思うと落ち着きません。。。
チェックアウトの時、ドキドキした。
でも、大丈夫でした。
ホテルからのメールでは120-130€との事であった。130€で、書いてあったとおりの値段でした。
ホット胸をなでおろしました。
130€ぐらいが、私が払えるギリギリの値段です。これ以上高いホテルには泊まった事がないぐらい、私にとっては高級ホテル。
まあ、一人なんでしょうがないか。二人だったら÷2できるんだけどね。

ベッドルームには、木でできた大きなダブルベッド。
木でできたタンスとイスとTV。
応接間には、一人掛けのソファ2個。
テーブルとイスとTV。
TVが応接間とベッドルームで2個もあるのだ。
家具はみな、アンティークです。
アンティークを持ってきたというより、ホテルと一緒にアンティークになった家具という感じです。
バスルームも広くて、白いタイル一色。
トイレ別で、バスタブがありました。
古い感じだけど、は設備は整ってる。

たぶん、古いものが好きではない人は、かび臭い感じがしてだめだと思うけど、アンティーク好きの私には、うれしいかぎり。
応接間とベッドルームに1つづつ大きな窓があり、窓から見る風景は映画や雑誌でみる、パリのあの屋根の風景でした。

その日の夜は、ホテルの近くのビストロで夕食。
相変わらず、ムニュを頼む。
サラダとお肉とアップルパイ。
サラダはレタスにチーズが入っていて、おいしかった。
アップルパイはボリュームはあったけど、そんなに甘くなくおいしかったです。
そういえば、カマロン食べたかったけど、結局食べなかったな。
そんな余裕なかった。。。この余裕のなさは、いつもの事か。

このホテルからキュスタフ・モローの美術館がすぐそこで、行きたかったけど、10時オープンだった。
空港に向かう前に時間ないけど無理しても行こうかな、と思ったけど、ここは涙をのんでやめました。

ホテルの近くに空港行のバスの停留所があって、バスに乗り込む。
バイバイ、パリ。

そういえば、たまにこはん食べに行く後輩に、パリ20回以上というヘビーリピーターがいるのを発見。
前からパリに行くとは言ってたが、20回以上とは。。。
なぜゆえパリなんだろう?たしかに、いいとは思うけど。
今度聞いてみよう。

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