旅の恥はかきすてです

旅行が好きです。
いままで行った国は41、都市は160以上。
世界遺産は140以上!
そんな旅行を書いていきます。

2019年5月7日 サンクトペテルブルグ2日目

2019-05-22 | 2019年5月 ロシア・バルト・ヘルシンキ
海外に行くと、大抵早く起きるし目覚ましかけているから、この時間にはびっくり。
スマホの目覚ましアプリを使っているのだが、時間設定間違えたらしい。
海外だとスマホの時間は自動的に海外時間になるのだが、今回は日本時間のままだった。
現地と日本の2つの時間が出ているのだが、どちらも同じ日本の時間。
不便だ。海外時間のにするのは、なにか設定がいるのだろうか・・・?
朝食は付いていないけど、1Fのレストランに食べに行く。
何種類かあって、オムレツとハム&チーズ,パン,コーヒーの朝食を頼む。
普通に美味しかった。290P。

今日の予定のメインはエルミタージュ美術館。
エルミタージュ美術館は18時まで、まだ見てないサンクトぺテルブルグの見所のイサク聖堂と血の上の救世主教会は、22時半ぐらいまでオープンしてるらしいです。
大抵の観光施設は17~18時ぐらいで閉まってしまうけど、イサク聖堂と血の上の救世主教会は遅くまでオープンしてるので、時間が限られている私のような旅人には便利でうれしい!
だからエルミタージュに最後までいて、イサク,血の上と回ろうという計画。
その前に、ぺトロパヴロフスク要塞へ。
この日はあいにく雨でした。
折り畳み傘をさして、観光に出かけます。
いつも三折で薄くなる傘を持っていきます。使わない旅行もあるけど、残念なことに今回は大いに役に立った。(それだけ天気がわるかったという事です。)
でも、かっぱのほうが動きやすい。ガイド見るのに片手がふさがるので、難儀します。
ガイド見ないと場所まで行けないけど、傘さしてたらガイドが見れない状態に。。。下手に見ると、雨でぬれてぐちゃぐちゃに。。

前日に大理石宮殿に行くとき、川の対岸に見えた美しい風景と建物。とんがった高い塔も見えました。
その建物がペトロパヴロフスク要塞の一部でした。
川にかかっている橋を渡って、対岸に行きます。
ここの見どころはぺトロパヴロフスク聖堂。
チケット売り場でチケットを購入しますが、要塞の敷地内には博物館などの複数の施設もあり、どの施設に入るかによってチケットの種類もいくつかあるようでした。
ぺトロパヴロフスク聖堂だけの場合、600Pでした。ガイドには450Pとあるから、短期間でだいぶ値上がりしてます。
ぺトロパヴロフスク聖堂は豪華な教会でした。
サンクトぺテルブルグの教会は、本当にどの教会も美しいのですが、ここはお菓子の家のような,あま~いおにおいのするような内装でした。
ぺトロパヴロフスク要塞は対岸にあって、行くのも楽しいし、時間があったら聖堂以外に博物館も見てみたいです。
でも、ここに来ないでエルミタージュ美術館に時間を回せばよかったな、と後で思って後悔。
エルミタージュ美術館についてはあまり予習していなかったのですが、1日いても見切れないぐらい多くの展示があります。
本館と新館があって、新館には19世紀以降の絵画などが所蔵されています。
しかし、新館には時間がなくて入ることはできませんでした。というか、新館は離れてると思ったたら、本館のすぐ目の前にあるあそこなんですね。たぶん。(^^ゞ
モスクワのプーシキン美術館の新館でも19世紀以降の印象派などの素晴らしい絵画もみたから、いいかと思ってもいたけど、やっぱり見たかった。。

なんだが午前中だらだらしてしまって、時間のロス。前日のエカテリーナ宮殿と同じパターンかと。。。本当に、バカですねすね。
この後、エルミタージュ美術館に行って、e-tiket専用の入口から入る。
しかし列がいくつかあって、e-tiketがあってもならばないといけないの!?
わけわからず、少し並ぶ。
展示室にはいる入口には改札機があって、e-tiketのバーコードを改札機に読ませればいいのかな?と思って、読み込ませたらゲートが開いたことは開いた。
通ったけど、なんだか機械がブーブー言ってた気が。。。?よかったんだろうか?
最初は、古代ローマなどの彫像などが飾っている部屋。結構広くて沢山展示品もあるのですが、ざっとみて次へ。
エルミタージュ美術館には、有名な豪華な部屋が沢山あります。それを見て回らねば。
最初に見たのがバヴィりオンの間。ものすごく豪華絢爛、金とグラスのすばらしいシャンデリアがいくつも天井からぶら下がってます。1つでも豪勢だし、普通これだけ大きいと部屋に1つというのは多いかもしれないけど、これでもか!というぐらいの数がぶら下がってます。
もう、この部屋だけで圧倒されます。
メインカラーが赤だったり、ミントのような淡いブルー色、淡いクリーム色。パステルカラーが多い。
彫刻のような装飾もあり、天井画もあり、金で装飾してあるところもあり、それにキラキラ輝くクリスタルの豪華シャンデリア。
そして、ラファエロの回廊,ラファエロの部屋,ダビンチの部屋、レンブラント,ルーベンスという素晴らしい有名画家の絵画の数々。
1枚づつではありません。数枚あります。(ラファエロダビンチは2枚だったけど)
という事を入場してから、ガイドで知った。
バカチン。。。前もって予習しておけば効率よく回れたのに。
ほーんと素晴らしかった。



滞在時間が私のようにあまりない場合は、宮殿を見るだけのために郊外のエカテリーナ宮殿に行くのだったら、往復の時間と見学の時間を、エルミタージュ美術館に回したほうがいいかもしれません。
少なくともそう感じた。
宮殿の豪華には差がありません。
どちらかと言えばエルミタージュ美術館のほうが個々の部屋でバラエティに富んだ装飾をしており、見応えがあるかも。
エカテリーナ宮殿ほどではないようですが、やっぱり中国からの超(人数が多い)団体さんや、その他の国の団体さんでかなり混んでいるので、移動に時間もかかります。
特に、部屋の境目の出入り口が宮殿の部屋に入るサイズなので、人が二人がゆったり通れるぐらいです。こう団体さんが多いと、通り抜けするのいにも時間を使います。
結局、13時過ぎから閉館の18時近くま本館にいました。だいたい4時間。でも本館しか見られず、それも物足りない。予習してなかったから、戻ったりして、効率悪かったってのもあるけど。
4時間あれば十分かと思ってたけど、十分じゃなかった。
4時間ちうのは本館だけの時間か、もしくはメインの絵や部屋しか見ない場合。時間は余裕を持っといたほうがいいです。
エルミタージュ美術館に行く前に、私のようにならないように、回り方の予習をしておくこともおすすめです。
こんなんで、結局新館にはいかれなかった。残念です。
エルミタージュ美術館は本館ももっと見たいし、新館も見てない。また行きたいーーーーー。

次はイサク聖堂へ。
地図ではエルミタージュ美術館から近いみたいだけど、雨降ってるし、迷ったし、結構遠い。
相変わらず途中で地元の人に聞いて、到着。
入場料は400P。
チケット売り場があって、そこでチケットを買うんだけど、イサク聖堂は塔に上るチケットと聖堂内に入るチケットの2種類ある。
間違えて塔に上がるチケットを買ってしまい、聖堂内のチケットに変えてもらう。晴れてたら登ってもいいけど雨だし。
19時ぐらいで明るいけど、聖堂の中は閑散としていました。エルミタージュ美術館の混雑が嘘みたい。
イサク聖堂はこれまたすごかった。
天井にはドームがいくつかあって、壁からドームまで全て装飾があって、きれいなのなんの。上を見上げると、すごい迫力です。
サンクトぺテルブルグはどの名所もいわゆる”インスタ映え”するけど、ここもすごい。
もっとゆっくり見上げてぽかんとしていかたったけど、次にいかねば次。

血の上の救世主教会へ。
ここここ、行きたかった所。モスクワのボクロフスキー教会と似たような建物です。
お菓子のような塔がある教会です。
設計者は同じなのだろうか?モスクワの赤の広場のほうは、設計者が王様に「これ以上素晴らしいものをつくられるのが嫌だ」というような事で、殺されたか,失明させられたのか。
どうなでしょう?覚えたら調べよう。
入場料は400P。イサク聖堂と同じようなチケット売り場で購入します
中は全面にキリストの絵が描かれており、すばらしいです!!
外見もいいけど中も素晴らしい。
素晴らしい装飾です。
キリストの絵が壁一面に上から下まで絵が画れている。
ドームの中まで描かれています。
ここで、もうタイムアップ。
昨日にひき続き、ぜーぜーという感じでした。つかれた~~~
時間がたりない!!

カザン大聖堂はネフスキー大道りにあるので、到着した日にちょっと覗いた。
ということで、サンクトぺテルブルグでの観光はだいたいコンプリート!!
サンクトぺテルブルグはものすごく見どころが多くて、まだまだ見るとこあるし、時間足りなくてエルミタージュ美術館は新館見れなかったし、本館ももっと時間が欲しかった、ロシア美術館もあるし,こっちはまだ見てない。
モスクワも見れなかった見どころたくさん在るなあ。
全体的に、物足りないというか、もっと見たかった。

翌日は朝起きて、ホテルで朝食は9時からといわれ、ホテルでは食べれず。
チェックアウトしてミニバスで空港に行きました。

駆け足で書いた。
忙しくて、ブログどころではないのだ。

1点耳寄り情報。
卵の殻をデコレーションしたお土産、せっかくなんで買って帰ろうと思たったけど結構なお値段します。
しかし、ネフスキー・プロスペクト駅に行く地下にある土産屋さんのほうが安いです。980Pだったかな?
高くて諦めてたけど、通り沿いにあるお土産やに比べてたらかなり安いので、購入しました。
あとはマトリョーシカも買った。
ロシアと言ったらマトリョーシカ!
マトリョーシカも高いです。ちょっとしたもので1万円超えるみたいです。手作りだから、仕方ないけど。
モスクワでバーゲンしてたので、それを購入して、今玄関に飾ってます。
値段見たら1000Pだった。1750円ぐらいかな?
大から小になって、カワイイです。
マトリョーシカをモチーフにしたお土産、たくさんありました。安くてカワイイ。
マトリョーシカのマグネット100p。キーホルダーも100Pぐらいでした。

モスクワで乗り換え時間が3時間。
モスクワから成田へ。
今回はJALなんで、楽ちんでした。(言葉つうじるから。なんとなく)
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2019年5月6日 サンクトぺテルブルグ マイリンスキー劇場

2019-05-19 | 2019年5月 ロシア・バルト・ヘルシンキ
この後、エカテリーナ宮殿に向かいます。
エカテリーナ宮殿へは、モスコフスカヤ駅からバスだそうです。
またモスコフスカヤ駅。空港行のバスもモスコフスカヤ駅から出ます。縁のある駅、というかバスのハブ駅というか。
地球の歩き方に、エカテリーナ宮殿に行くバスの番号が出ています。結構な数の番号が行くみたい。
私はマルシルート(バン型のバス)で行きました。
バスの運転手にガイドの写真を見せると「プーシキン?」と。地元ではエカテリーナ宮殿というよりプーシキンと呼ばれているようでした。
途中は郊外の住宅地、日本で言えば昔の団地のような所を通って、プーシキン駅も通って、運転手さんが「ここだよ。」と教えてくれた。
私はチケットを持っているので、スタッフらしき人に見せると誘導してくれて、専用の入口から入ります。
e-tiketと団体さんようの入口なのかな?ほぼ大量の中国人がずらっと並んでいます。
入場するにも並んでなかなか入れません。
時間がないよ~、バレエまでには帰らなければ。そして、できればホテルに戻って、着替えてから行きたい。
しばらくして、ようやく入る。

しかし、自由に回って、好きなところで好きなだけいられるとう風にはいきません。
ロープで先の入場を制限しています。前に入った人が移動したらロープを外して、行ってもいいよと。
こんなふうに人の動きを制御している理由は、すっごい人が多いから。
この広いエカテリーナ宮殿が観光客でギューギューです。
大広間、そしてたぶんハイライトだと思える琥珀の間。壁一面が茶色い宝石のようなもので敷き詰められていたので、たぶんここだと。
他の部屋は壁に金色の装飾が施されています。
きんきらきんです。ものすごい豪華!
しかし、8割が中国からの団体旅行の人達に見え、こう満員電車のような混み方では情緒もへったくれもない。
待っている時間もあって時間もなかったし、きんきらきんであまり好みではなかったので、せっかく厳しい競争率をくぐり抜けてe-tiketを取ったのに(最初のブログを参照)早々に見学を終えて宮殿を出る。

エカテリーナ宮殿は美しいお庭があります。
時間がないので(こればっかだけど)お庭を見る気はなかったのですが、どちらに行ったらバス停に着くのかわからず、うろうろしてる間に見学したというかできた。
相変わらず迷ったという事。入口と出口が違ったというのもある。
観光客らしくない歩いている男性に出口を聞きました。その男性は親切に教えてくれましたが、ガイド本を売っている方でした。進められましたが、買いませんでした。(^^ゞ
無事マルシルートで、モスコフスカヤ駅に到着。
宿にいったん戻ります。
計画に無理があったというか、時間配分をミスしてしまったせいもあるけど、エカテリーナ宮殿は私的にはいまいちでした。
混んでいるせいもあったかと思うけど、時間がないならあまり無理して来ることもないかな、と。
サンクトぺテルブルグ市内にも宮殿はいくつもあるし、どれも豪華。特にエルミタージュ美術館の室内は、エカテリーナ宮殿の室内より装飾にバラエティがあり、そちらだけでも十分な気がしました。


バレエに行くので、ジーンズとTシャツじゃいくら何でもまずいかな、と思ったのでワンピースを持ってきました。
しかし、このワンピースは夏用の袖なしです。
外は極寒。どうしようか悩んだけど、下に長袖のTシャツを着て,その上からワンピースを着て、カーデガンを着て、カーデガンを脱がなければなんとかいけるかなと、ワンピースで出ました。
外は寒かったけど、我慢した。
劇場には普段着の人もいたけど、それほど豪勢でもないけどやっぱりオシャレをしている人が大半。
豪勢なドレスを着ている人もいました。
やっぱり、汚いボロボロのジーンズとTシャツではなくて、格好は悪いけどワンピース着てきてよかったなと思いました。

このバレエの公演、ここで私の最大の失敗をしてしまった。
まあ、1回海外にでるといくつか失敗をやらかすけど、今回もいくつかやらかしたけど、これが最大の失敗でしょうか。
バレエの公演はマイリンスキー劇場ですが、マイリンスキー劇場はネフスキー・プロスペクト駅の近くだとばっかり思い込んでいました。
それならホテルから近いと思ってた。
でも、マイリンスキー劇場はネフスキー・プロスペクト駅ではなく、トラムに乗っていかなければならない。
なぜそう思っていたかというと、地球の歩き方の地図にネフスキー・プロスペクト駅の所にマイリンスキー劇場という文字があったから。
地図にあったのは劇場でなく、チケット受け取り窓口でした。
ばかですね~。ちゃんと劇場の詳細を見ていらばこんな間違いをすることはないのに。
今回、仕事の都合上で休めるか休めないのかぎりぎりにならないとわからなかったので、予定を立てる時間がなかったという事もあるけど。
それも、あると思ったものがないので,ネフスキー・プロスペクト駅で道を聞いて判明しました!
どこに劇場があるのかもわからず。
開演30分前です。その人言わく「タクシーで行けば間に合うよ。」と。
タクシーを止めようと試みましたが、止まってもくれないし全て乗車拒否。
開演15分前。チケット代もったいないし、こういう事には粘りずよく対応するあたしも、もうあきらめようかと。。
ふと地球の歩き方見てみたら、トラムで行けると。しかし降りたところからどのぐらい歩くのか不明。
再度聞いてトラムに乗って、トラムの優しそうな女性の集金者に聞く。
教えてもらって降りたところは、マイリンスキー劇場の真ん前でした。
19時40分ぐらい。10分ぐらい遅刻。
劇場に入ってe-tiketを見せて会場入って、廊下にいたスタッフ(以外にもエプロンのようなものを着た、親しみやすい女性。ようするにお〇〇〇。)に席を案内してもらいました。
ちょうど始まった所でした。
なんだかすごく運がよかった。あそこであきらめなくてよかった。
実はバレエを見たかったことは見たかったけど、歴史ある劇場の内装が見たくて、観劇しようと思ったのです。
私の席は3階ぐらい。
マイリンスキー劇場の会場の入口はたくさんあって、個々のブース分かれています。
入口は木のドアで、一つの入口には20個ぐらいの木の椅子が置いてありました。
日本のように大量の人を座らせる造りとは違います。映画「オペラ座の怪人」に出てきた劇場のような作りでした。
昔の時代の映画に出てくる劇場みたいです。(そのものなんだけどね)
歴史があって、美しいきらびやかな装飾があって、シャンデリアも豪華で、クラシックな素晴らしい劇場でした。ハラショー!!

演目はロシアバレエの代表作,白鳥の湖です。
マイリンスキー劇場では一定期間同じ演目を行うのではなく、日替わりなようです。
ちょうど旅行でのこの日の演目が白鳥の湖で、チケットを購入できました。
会場は満席のようでした。チケットは日本からネットで劇場のサイトから予約。約7000円。
この旅行記の最初「2019年5月 10連休あったら旅に出るに決まってるじゃない」に書いた。
バレエも素晴らしかった。
劇場目当でしたが、白鳥の湖を見れてよかった。
私はバレエ2回ぐらいしか見た事がなく、そのうちの1つが白鳥の湖です。
バレエを知らない私には退屈で、眠くなってしまいました。
しかしこの日の白鳥の湖は疲れてくたくたであったにもかかわらず、そんなことは感じませんでした。
まず衣装がすばらしい。スカートがふわふわした衣装は、踊り子さんが踊るとスカートがふわふわとかわいく揺れます。
踊りがあまりない女王様や貴族達の宮廷の場面もあり、その場面では長いスカートの衣装を着ていて、その豪華さに目を奪われます。
白鳥たちのチュチュの衣装も、集団で踊ると夜のブルーの場面など、白が映えてきれい。
舞台も素晴らしい。夜の背景や、宮殿内の背景。
そして、なんといってもバレエの踊りが素晴らしい!
白鳥と黒鳥、違う人が演じていると思いましたが、同じ人が演じていたんですね。
カーテンコールは、王子と白鳥(女性)と黒鳥の魔法使い(男性)の3人でした。
物語は、王子様がお妃を探していて、白鳥に出会ってお互い恋愛感情を持つものの、黒鳥が白鳥に入れ替わって王子は騙されて、黒鳥と踊ります。
しかし、気づいて黒鳥とそのボスと戦い、白鳥の信頼と愛情を取り戻します。
最後はハッピーエンドでした。白鳥の湖って、こういうストーリーなんだっけ?悲恋の物語じゃないの?勘違いか。。。
よかったので、記念にスタッフが売り歩いていたA5サイズぐらいで10Pぐらいの200Pの冊子を購入しました。
日本のように2000円とかする大きくて高くいパンフレットは売ってないようです。


あと、マイリンスキー劇場で感動した事は休憩時間に食べたすっごいいくらのサンドイッチ。
お水と合わせて600Pぐらいで、さすが場所だけあって高いのですが、そのパンに乗ったいくらの量!
ちょっといくらじゃなくて、ぜんぶいくら。こんもりいくら。まっかな表面。
ハムサンドも売ってたけど、いくらサンドとあまり値段は変わらなかった。
そしたら、こっち選んじゃうよね。
さすが、サーモンがたくさんとれるロシアです。
いくらをパンに全部のせ。日本人には考えつかないかも。

しかし、本当にあきらめなくてよかった。
言葉もわからない海外の個人旅行で、なにも用意されているわけではないので、たまーにいうか結構こういうことありますが、あきらめないで(今回は本当にあきらめようかとも思たけど)ぎりぎりまで粘り強くがんばれば、どうにかこうにか道は開ける場合がある。
自分だけではなく、周りに助けられてだけど。
2018年の年末のペルー・ボリビアの旅行もそうだった。
バスに荷物あずけたまま違うバスに乗ってしまったけど、助けられて事なきを得た。
これって、旅だけでなく、普段の生活でもそうだと思う。粘り強く、最後まであきらめない事。
しかし、日本国内ではこんな風に助けられたことはあるのかな。。。
ちょっと悲しいような、言葉がわかるし異邦人でないからかもしれないし。
どうなんでしょう。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2019年5月6日 サンクトペテルブルグ1日目

2019-05-06 | 2019年5月 ロシア・バルト・ヘルシンキ


約10時間の夜行バス。結構寝たかな。
バスはサンクトペテルブルグに到着したらしく、若いかわいい添乗員さんはメトロがどうのと言っている。
メトロという事なんで、とりあえず降りてみる。
地球の歩き方に載ってるメトロの地図で美人の添乗員さんに聞くと、モスコフスカヤ駅との事。
ここから宿のあるネフスキー・プロスペクトまではメトロの2号線ですぐです。
ここで気づいて降りてよかった~~~
地下に入って、メトロに乗って、ネフスキー・プロスペクトで降りる。メトロは45P。
駅にあるカフェで、まず腹ごしらえ。朝食です。コーヒーとパン2個で、307P。

ネフスキー大通りという主要道路に出て歩いて、大通りの横に入った道を真っ直ぐに行くと、この旅最初で最後で2連泊するホテルに着けます。
わかりやすいので、いつもより迷わずに着けました。
Vodograi Hotelというホテル。1Fがロシア料理のレストランになってます。
朝早いにも関わらずホテルには入れましたが、あたりまえだがチェックインはできず。
荷物だけ預かってもらう事に。そしてトイレもお借りして、顔洗ってお化粧させてもらいました。
このホテル、いいホテルでした。
2連泊するホテルがいいホテルだと嬉しい!
部屋が広くてかわいい。ロシアのカワイイ白と赤の部屋といった感じです。
白い壁に赤い模様。リネン類は赤系。床は濃茶のフローリング。ちょっとした赤ずきんちゃんの部屋みたい。(なんとなく、そんな風に思えた。。。)
ベットの布団は私に合ってるのか、ぐっすり寝られました。
ただ、2点マイナス点があった。
シャワーのお湯があんまりあったかくならなかった。私は水シャワーだけはかんべんしてほしい人なんで、これはちょっと嫌だった。
あと、2日目別料金だけど朝食を食べに行ったら9時からと言われた。1日目は食べたけど、もう少し早かったような。9時からじゃ遅いのであきらめました。
値段は2泊で13500円。マイナス面はほんのちょっとで、コストパフォーマンス最高のホテル!また泊まりたいです。

この日はエカテリーナ宮殿のチケットを予約済みです。
しかしサンクトペテルブルグではなく、サンクトペテルブルグの郊外にあるので、慣れない交通機関で行く必要が。。
そして、19:30からマリンスキー劇場の白鳥の湖のチケットを購入済みです。
詳細は最初のスケジュールに書いた。
息を切らせぬスケジュールです。
エカテリーナ宮殿は12時からオープンなので、その前に明日の火曜日が休館日の大理石宮殿とストロガノフ宮殿に行きます。
2つともロシア美術館の分室だそうです。ロシア美術館は残念ながら行けなかったのですが。。
サンクトペテルブルグは宮殿や美術館がものすごい数あって、それもどこもかしこも一流です。
さすが旧ロシア帝国!
地球の歩き方見て、その中でも行きたいと思ったのがここだったのだ。
最初は遠そうな大理石宮殿に行きます、これがなかなか到着しない。思ったより遠かった。
エルミタージュ美術館の奥です。
途中でネフスキー大通りにあるカザン大聖堂にも入ります。
真ん中にドームがあり、左右対称にカーブした広大な建物。ざっと見学。ここは入場料無料です。
エルミタージュ美術館の後ろ側は川で、遊歩道もあり、これまた素敵な景色。
ゆっくり写真とりながら歩きたい、が私には時間がないのだ。迷っている時間もなく、地元の人に教えてもらう。感謝。
大理石宮殿は、その名の通り壁や柱に大理石が使われている華麗な宮殿でした。
美しい壁や床の装飾、ゴージャスな天井やシャンデリア、きれいです。
入場料は400P。
2018-2019の地球の歩き方には300Pとあって、1年ぐらいで100P値上がりしたんですね。ロシアはほとんどガイドにある料金より高くなっていました。物価の上昇が激しいのだろうか??



次は、ここに来るのに通り過ぎてきたストロガノフ宮殿へ。ロシア・バロックの傑作と書いてあって、見たくなった。
ネフスキー大通りにあります。時間のなさに景色をみながらのんびり歩くことはできず、早歩きで戻る。
途中エルミタージュ美術館を通り過ぎるのですが、休館日(月曜)のエルミタージュ美術館の前の広場で軍隊さんが演奏の練習をしていた。
なかなかない機会なので、ちょっとその様子を見る。
が、時間がない。(こればっか)
ネフスキー大通りには川が横切っていて、端の上からの眺めがきれい。見てると、1枚の油絵の風景画の中にいるようです。
大きなロココとゴシックのような装飾の古い建物もあって、歩くだけでも楽しい。
モスクワにあった「エリセーエフスキー」という高級食料品店も、ゴージャスな建物の中に入ってます。
cafeスペースもあった。品物と内装はモスクワのほうが、断然いいかな。
ストロガノフ宮殿も入場料は400Pです。
入口の天井の装飾がかわいい宮殿でした。
時間がなかった中で2つの宮殿大理石を見学しましたが、大理石宮殿は遠かったのと、たぶん現代作家の絵の展覧会もしていて展示会場としても使われているらしく、時間がないならストロガノフ宮殿だけでよかったかなと思いました。失敗しました。

そのあと時間がなくても腹ごしらえ。
食べないとこのきつい観光、体がもたない気がする。
地球の歩き方に載ってる「ピロゴヴィ・ドヴォリーク」というお店が近くにあるので、そこに行きました。
ピロークの専門店と書いてあったけど、ピロークってなんだろうか?いまだに不明。
メニューにいくつかセットがあったので、それを指して選びました。
ここはファーストフードみたいな感じのカジュアルなお店です。
頼んでお金払って番号札もらって、自分の好きな席に着いて番号札を机に置く。ウエーターさんは番号を頼りに席に頼んだものを運んでくれます。
なかないいシステム。
私は、ヨーロッパの席でお金を払うシステムが好きではない。お勘定を頼むのもウエーターさんが来ないと時間がかかるし、領収書が来るまでも時間がかかる、そしてお金を払っておつりがくるまでも時間がかかる。
私のように時間がなくてがりがり観光する旅人には、この時間はつらいことがある。

来たものはお湯のは行ったカップとパックの紅茶、赤いサラダ、チェリーパイのようなもの。
ん?頼んだのこんなんだっけ??
チェリーパイのようなものは、パンの上に赤いジャムのようなものがたっぷりのってて、あまり甘くはなく、日本で食べたことのない味。果物のジャムだと思うのだが、なんの果物かわからなかった。
サラダは赤キャベツの千切りなのかな?さっぱりしていた。
後から、湯で野菜が添えてあるつくねのようなものが来た。ソースにつけて食べます。このセットで260P、460円ぐらい。安かった。
美味しいかと言えば微妙だけど不味くはない。ロシアの味なんだろう。
どこに行っても地の味を求める私、ロシアの味でよかったです。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2019年5月4,5日 タリンとリガ

2019-05-04 | 2019年5月 ロシア・バルト・ヘルシンキ
タリンはエストニアの首都です。
フィンランドのヘルシンキからフェリーで2時間半ぐらいで着くので、日帰りでも行ける。
タリンの宿は「16eur オールド タウン ミュンケンホーフ」。
ドミトリーリーとシャワー共同の個室のある宿です。いわゆる安宿の部類。シングルで約5000円なんで、そんなに安くはないですが。
タリンは旧市街の宿はかなりふさがっていて、安い宿ではここが一番よかった。
やっぱりロケーションが大事です。旧市街に宿泊すれば、時間が節約できます。
部屋の割には値段はたかいように感じたけど、いたしかたない。
広い炊事場があって、自炊するには便利。男性が料理していました。

朝の観光客がいない時間に宿を出る。
昨日夜暗い中到着したからわからなかったけど、タリンはかわいい町でした。
カラフルな家が並んだ旧市街は、中世の面影そのものです。
まるで中世を題材としたというか本物だけど、テーマパークのようです。

まず、朝ごはんを食べるところを探します。
PEPPERSACKというお店に出ているメニューに朝食のセットがあったので、ここに入ることにした。
タリンには中世の雰囲気の内装とウエイターがコスプレしたレストランがいくつかあります。ここもその一つ。
朝なのに中世のドレスを着た女性とシャツとズボンの男性。
朝食のセットは数種類あって、卵とかベーコンとか書いあったのでそれを頼む。安いなと思ったら、コーヒーは含まれてなかった。
コーヒー含めて10ユーロ。朝食にしては高い。
しかし、なかなかヘビーなお肉のセットが来たぞ。結構がっつりな肉。美味しかった。

タリンの旧市街は城塞に囲まれていて、3ユーロで城塞に上がって歩くことができます。
色んな所に城塞の入口があって、200mぐらいづつ歩けるみたい。
城塞の壁際には、露店のお土産屋さんも出ています。
北欧らしく、手編みのミトンや靴下なんかを売ってました。15ユーロぐらい。
ムーミンの靴下があって、買おうかどうしようか悩んでるうちに、欲しい柄がなくなってしまったので買わず。
あとは聖霊教会に入ったり、聖オレフ教会の塔に上がったり。
階段が狭くて上がるの大変ですが、聖オレフ教会の上からはタリンの旧市街が一望できます。、
教会のとんがった塔と赤茶色い屋根が続いています。
ヨーロッパの旧市街の風景かな。
建物の間に潜り抜けるような道があって、そういう道を通ったりしてうろうろするのが楽しい町です。

この後、ラトヴァのリガに移動するので、お昼食べないとお腹空いてしまうので、ランチするところを探します。
地球の歩きにあるクルドゥセ・ノッツ・クルツかヴァナエマ・ユーレスに入りたかったのですが、Fullとのこと。
空くまで待っててもよかったんだけど、ヨーロッパのレストランは席が空くまで待つという習慣がないんでしょうね。
他のお店のメニューを見ると高かったので、バカみたいにランチで悩んでしまったが、結局朝に行ったお店に入った。

でもここのお店、良かったな。コスプレしてるけど、対応してくれたウエーターさんが朝と昼,どちらも誠実な印象でしした。
料理も美味しかったし。
鶏肉を焼いたものとライスの付け合わせ。このライスは主食ではなく付け合わせなんだろうか??日本人からしたらちょっと不思議な感じ。
ミネラルウォーター混みで18ユーロ。
エストニアの物価はわからないけど、タリンの旧市街のレストランは観光地だけあって、どこも高めな感じがしました。

この後、旧市街の外にあるバス停からバスでタリンのバスターミナルへ。
今回長距離移動でタリンからリガの間のバスチケットだけは予約してなかった。
タリンの観光がどのぐらい時間かかるかわからなかったし、頻発しているらしかった。
バスターミナルに着くと、LUXExpressのチケットを売っている個室みたいなところ合って、そこでチケットを購入。
17時発ぐらいだったと思う。
「ノーマルとラグジュアリー(のような感じ)とどちらがいいか?」と聞かれる。LUXExpressはビジネスクラスみたいな高い席もあるようですよ。
ノーマルで22ユーロ。
LUXExpressは噂通り、乗り心地最高でした。
座席は広めできれい。
トイレは付いてる。コーヒーや紅茶も飲み放題。Wi-Fiはばっちり使える。Cプラグでの充電OK。パーソナルTV付きで映画も放映しています。英語が出るのかでないのか、現地の言語だったので言葉はわからなかったけど。
翌日はリガからサンクトペテルブルクまでECOLINESの夜行バスだったけど、LUXExpressのほうが乗り心地よかったな。
LUXExpressのほうがおすすめ。
まあ、値段や行き先によってバスのクオリティが違うのかもしれないけどね。

タリンからリガへはだいたい4時間ぐらいかな?
着いた時は9時半ぐらい。
遅いし、タリンの宿では着くまで苦労したので、リガではタクシーに行こうかと思ったけど、リガではぼられたりするらしい。今まで何回もタクシーでぼられた経験があるので、そう知るとタクシーには乗りたくない。
だからバスの中で行き方を必死でチェック。
バスターミナルの外に出て、映画館の前からバスに乗って2つ目で降りて、歩いて3分。
しかし、方向音痴な私。バス停もバスから降りても逆方向に歩いてしまっていた。
地元の人に何回か教えてもらい(言葉通じないからホテルの紙見せたりして)、今回もスムーズには付かなかったけど、ホテルに到着。
繁華街からはちょっと外れた所にあるので、あんまりわかりやすい所ではない。
「アートホテル・ライネ」というホテル。地球の歩き方に載ってます。
朝食込で約7500円。
ここは朝食が豪華で、部屋もきれいで、バスタブもあり、値段からしたらお得なホテルでした。
だだ、初日のレセプションの人が、ティーンエイジャーの男の子だったのが何とも。
あと、バスタブにお湯ためようと思ったけど、なかなかあったかいお湯が出なかった。
10分以上出してやっと温かいお湯がでて,いまいちの温度ではあったけど、バスタブにつかる事でできました。

リガの旧市街は、タリンのような観光地に特化した町造りになっていないようです。
昔ながらの教会などの建物も沢山ありますが、見どころも限られていて、観光地としてはいまいち感がありました。
タリンとリガ、どちらかしか行けないのだったらタリンのほうがおすすめかな。
ヘルシンキに滞在するのだったら、タリンも日帰りでいいような気がする。

翌朝、ホテルの朝食。
バイキング形式で、種類も多い。ハム、チーズ、野菜、ゆで卵やスクランブルエッグなど。
ジュース,コーヒー,ヨーグルト。パンも数種類。
北欧とロシアは黒パンを通常食べているのかな。この旅行で、すっかり黒パン大好きになりました。
黒パンおいいし。でも日本にはないですね。

観光はリガ大聖堂に行きましたが、入れなかったかな。写真がない。
ブラックベッドの会館。この会館の写真を見て、リガに行ってみたくなったのだ。
ガイドには修復中と書いてあったけど、修復は終わって中に入ることができました。
以外と高くて9ユーロだったかな?
中は博物館になっています。会館の歴史のビデオや,昔の装飾のままの美しい部屋などが展示されていました。


次は、ユーゲントシュティール建築巡りでアルベルタ通りに。
地球の歩き方によると「初期ユーゲントシュティールの旗手ミハイル・エイゼンシュテインの独創的な建築群」だそうです。
ユーゲントシュティールというのは聞いたことなかったんですが、観に独特の装飾がある建物の事をいうのかな?
見た感じ、ちょっとおどろおどろしいグロテスクな装飾もありました。ロココだけどゴシックな感じもする装飾。
青や赤のタイルがポイントで埋め込まれているものもありました。
アルベルタ通りは細い横道ですが、その通りにはそのような建築物が数件固まっています。
観光客も結構います。
普通の住居などに使われているようで内部は見れないのですが、横道の最後に博物館があり、そこだけは入ることができます。
入口の装飾されたきれいならせん階段だけは無料で見れます。入場料は9ユーロだったと思った。メモってなかった。
中に入ると、ミハイル・エイゼンシュテインさんの歴史やユーゲントシュティールと思われる家のビデオが流れていました。
ここで面白かったのが、パソコンでユーゲントシュティールの家やブックカバーのような図を自分好みにカスタマイズできる装置。
何か所かの色や柄を選んで枠にのせて、自分の名前を入れて、プリントしたA4サイズの紙を持ち帰ることができます。
これ面白かった。

最後にリガのマーケットに行きました。
観光客にも人気だそうです。
ドーム型の屋根の建物がいくつかあって、売っている種類で区分けされています。
ここでは観光客相手なのか、飲食できるブースもあります。
私のお目当ては、「Silkites un Dillites」という魚料理のお店。
着いたのが4時半ぐらいですが、5時ぐらいにはほとんどのお店は閉まってしまいます。
来た時は市場がどんな風になってるのかわからなかったので、どこにこのお店があるのかわからなくて、5時に閉まってしまうのであきらめようかと思ったら、あったあった。
飲食のブースや魚市場の中でなはく、魚ドームをつなぐ通路の所。
ファーストフードみたいに、魚料理のセットメニューがカウンター上に表示されています。
5種類ぐらい。
そのうちの1つを頼む。いわゆる2種類の魚のムニエルと野菜、上げたポテト。約16ユーロ。
ボリュームありそうですが、魚は軽く、ペロッと食べれます。

腹ごしらえも済んで、予約している20:20発の夜行バスでサンクトペテルブルグに向かいました。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2019年5月3日 アルヴァ・アアルト

2019-05-03 | 2019年5月 ロシア・バルト・ヘルシンキ
ヘルシンキは約1日なんで、ガイド買わないでネットで調べて観光しようかと思ってたけど、行く数日前に結局買った。地球の歩き方のarucoというシリーズのフィンランド編。
かわいい旅行好きな感じのガイド。
ヘルシンキにはよさげなカフェが多くあるみたい。
「ファッツェル・カフェ・グルーヴィカツ3」という有名チョコレイト社のカフェで、朝食バイキングがあるらしい。それも15ユーロで(ガイドより値段上がってました)、サーモンからケーキまであって飲み物も飲み放題のバイキングがなかなかよいという評判。
宿では朝食が出ないので、OLD Marketという市場の見学がたらに朝食を食べようと思ってたけど、ガイド見てここに行くことにしました。
7:30からでしたが、少し早く着きました。
高級そうなカフェ。こんなカフェで本当に食べ放題のバイキングをするのだろうか、看板も出てないし。
オープンして中に入ると、本当にバイキングやってました!
お店の真ん中に、ぐるっと沢山のお皿に、様々な料理が乗っています。
オープン同時に、何組かのお客さんがレジに並ぶ。ほとんど皆さんバイキングでした。
日本人も何組かいました。
ここのバイクキング、評判通りすごい豪華!
サーモンもありました。スクランブルエッグ,ゆで卵,ハムやベーコン,サラダ,チーズも数種類。
高級そうなブルーチーズもあった。コーヒ,紅茶,フルーツジュース,ヨーグルト,何種類かのパン。
おいしそうなクロワッサンをチョイス。(太るパンだけど)
それにカウンターには数種類のホールケーキがある~~~!!
もちろんサーモンも食べたし、他のものもほとんどとって食べました。
最後はケーキも数種類をカットして取りました。
ふだん朝はこんなに食べないですが、食べなきゃソンソン。
朝からお腹いっぱいです。幸せ。(写真のお皿の他に、お代わりしました。(^^ゞ)
でも、太ります。。。。心配。。。

建物好きな私。今日はフィンランドが生んだ世界的な名建築家のアルヴァ・アアルトの建物を中心に回ります。
まず、フィランディアホールへ。白亜の建物。機能的ないわゆる市民ホールです。
中に入れるみたいなので、入ってみた。
廊下とかを歩いただけです。

次はテンペリアウキオ教会。
ここもヨーロッパにある歴史ある教会ではなく、近年に建てられたデザイン的なモダンな教会です。
ガイドには「北欧デザインが生かされた岩と木と光の教会」とあって、その通りの教会。
岩をくりぬいてできています。
結構大きな教会で、1階と2階があり、2階からは教会の全体が見渡せます。
1階の祭壇では、ピアノの生演奏をしていました。若い男性が気持ちよさそうにピアノを弾いていました。
その音色は美しく、うっとり。このピアニスト、かなりの腕かと。
いつも生演奏をしているのか、偶然なのかはわからないけど、ちょっと得した気分になります。
ここもヘルシンキの観光名所です。
この教会の近くには数件お土産屋さんがあって、さすがフィンランドだかあってムーミングッズが多く置いてあります。
実は私はムーミンに一時凝ってて、ネットでグッズを沢山買ってた時代があった。
旅行に行く前週ぐらいに森美術館でムーミン展を見て、そこでも出口に沢山のムーミングッズが置いてあり、ヘルシンキに行くんだからこんなところで買わなくてもいいのに、誘惑に負けてムーミングッズを沢山買っていました。
ムーミンのガラススコープがあって、ついつい買ってしまった。(^^ゞ
13ユーロだから、決して安いわけではないのにね。


次はアルヴァ・アアルトハウスへ。12時から予約しています。
アルヴァ・アアルトハウスは普通の御宅のようでした。見学というより、知人のお家にお邪魔するような。
まあ、アアルトさんの自宅だったお家なんですがね。
いつもながら早めに到着。20分以上前かな?中に入って時間まで待てるかなと思ったけど、ドア開かず。
ヘルシンキは極寒。東京の真冬より冷えます。外で待つには寒すぎる!
しばらく待ってると女性は来て、スタッフのようで、ドアのかぎを開けてました。
しかし、「庭があるので、見学しててね。」との事。
時間まで中には入れないのね。。。
アアルトハウスには小さなお庭があって(日本の一般的なお庭からしたら大きいですが)、入って外観を見学。でも寒い。
時間になってドアの中に入ります。
定員20名で、予約でいっぱいだったようです。予約しておいてよかった。
ここもまた日本人率高し。
半年前にはメキシコでルイスバラガンの家を見学しました。
バラガンとアアルトはたぶん同時代の人だと思う。
現代建築で人が住む家ですが、バラガンの少しの奇抜さがあるデザインに比べて、アアルトの家は普通で優しいという表現がぴったり。
北欧建築、北欧家具。こんな家に住めたらいいなあ、こんな内装にしたいと思える家。
ステキでした。
見学時間は1時間です。説明があって、写真は撮り放題です。
ここがルイスバラガンと違う。バラガンなんて、見学料も高いしカメラは別料金で、カメラ代払うとバラカン邸だけで5000円ぐらいの見学料になったと思った。
後でメキシコの時のブログ、見返そう。
アアルトはスタジオと合わせてそのぐらい。バラガンに比べて良心的です。というか、バラガンが高すぎ!
最後はショップがあって、ファイルや関連本が売ってます。
ittalaのグラス2個で13ユーロだったかな?買おうかどうしようか迷ってやめた。ガラスだから持ち運びが少し大変だから。日本でも高いけど買えるし。
でも買って帰ればよかった。今回の旅行の後悔。


次は、アアルトスタジオに。歩いて10分ぐらい。13:30からの見学を予約しています。
アアルトスタジオは、ご自宅で仕事をしていたが、手ゼわになってこちらを建ててようです。
それほど大きなスタジオではありません。広さからしたら、社員十数人ってとこかな。
ここであの名建築、名家具が生まれたんですね。
2階建てで、1階には食堂と壁一面で緩くカーブしたガラス張りの大きな窓の作業スペース。
窓からは緑の芝生のお庭が見れます。グリーンが映えて、それもデザインの一つに。
アアルトがデザインした丸椅子が並んでいます。
この椅子は現在でも売られてますね。この前、丸ビルかな?キッテにあった気がする。
食堂ではアアルトが料理をして、社員さんにふるまったそうです。
このスタジオ、2階に大きなスペースがあって、今でもアアルト財団の方が仕事で使っています。
見学中もデスクでお仕事をしていました。
食堂も使ってるようですよ。社員の方がお茶してました。

アアルトの家とスタジオ見学後、ホテルがある大聖堂近くに戻り、アカデミア書店に行きます。
アカデミア書店はアアルトが設計した書店で、カフェもあります。観光名所にもなっています。
入るとアアルト好きの観光客も沢山いて(と見えた)、アアルト関係の本も沢山ありました。
買いたかったけど、本は重いのでやめました。
2フロアあって、真ん中が抜けているので、開放感があります。
天井にはガラスが埋め込まれたデザインされた窓があります。窓からの光が書店内に落ちてきます。
やっぱりアアルト、おしゃれ。
この日は朝食しか食べてないので、ここのカフェでお茶することにしました。
2Fにあります。カジュアルな感じで、やっぱりオシャレ感。
ヘルシンキはシナモンロールが名物らしいので、シナモンロールとコーヒー。
このシナモンロール、大きくて,その上ザラメのお砂糖が大量にのってる。
美味しかったけど、これも太りそう。。。

この日は19時にフェリーでエストニアのタリンに移動しますが、まだ時間があったのでどうしようかと考える。
Old Marketに行くか、デザイン博物館とやらに行くか。
Old Marketは食で、もうお腹は満ち足りていたので、デザイン博物館に行くことにしました。
トラムで移動して探すと、すぐに古い宮殿のような建物があって、そこじゃないだろうと他を探しましたが、結局そこでした。
まったく予定していなかったので、どんなものが展示されているか知らなかった。
しかしここ、すごいよかった!
一言で言えは「フィンランドのデザインのプロットが凝縮されている」です。
思いもよらなかった出会いといった感じでした。
1Fにはittalaたmarimetkなどの製品や、フィンランドでデザインされたであろう製品が展示されていて、その展示の仕方もフィンランドらしい。
フィンランドのデザインの歴史なんでしょうか。
2Fには世界の工芸品がかわいらしく展示されているスペースがあって、その製品を作っている人達とレポータと楽し気なビデオが流れています。
日本の物もあった。
なんだかわからないけど、写真のようにデザインされた部屋もあった。
面白かった~~~
北欧デザインが好きな人にはお勧めです。

この近くに建築博物館というのもあるらしいのですが、見つかりませんでした。
見たかったけど時間もなかったのであきらめて、ホテルに戻って荷物をピックアップし、ホテルの前のトラムで港のフェリー乗り場へ。
予約していたペーパの2次元コードを機会にかざしてチェックインし、フェリーに乗船。
小型のフェリーかと思ってたけど、コンパートメントなどがある大型の豪華客船でした。
どこにいてもいいそうです。カフェの椅子とか、たぶんコンパートメントにいてもよかった?
適当に座って、2時間ぐらいでタリンに到着。
タリンの宿は旧市街の中にあります。
これが結構まよった。その上いくら日没が遅いといってもすでに9時を回って外も暗い。
人に聞き聞き、ようやく到着しました。ほっつ。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2019年5月2日 ヘルシンキ到着

2019-05-02 | 2019年5月 ロシア・バルト・ヘルシンキ
サンクトペテルブルグには、モスクワ駅にほぼ時間通りに到着。
サンクトペテルブルグなのにモスクワ駅なんです。
いろんな国で列車に乗っていますが、国によっては昔は大きく時間が遅れることがあると聞いている列車,大きく時間が遅れたことは今までありません。
今はどの国も定時に到着するのかな。それとも運がいいのだろうか?
ここからサンクトペテルブルグにあるフィンランド駅に移動します。
名前の通り、モスクワとフィンランドに出発する列車は駅が違います。
サンクトペテルブルクの地下鉄で移動します。ロシアの地下鉄は趣があります。

フィンランド駅に到着してほっとする。9時ぐらいには到着。11時発なんで、まだ時間はあります。
フィンランドへはアレグロという、日本でいえば新幹線の高速列車で移動します。
ここで発車の電子掲示板を見るも、該当列車の番号は表示されてません!
なぜ??
時間が早いかと思って、少し様子を見るも表示されない。
こういう時は聞かないとやばい。ぼやぼやしてると列車に乗り遅れます。
窓口で聞くと、駅出て右のような事を言っている。
駅を出るのはわかった。しかし、その後どう行ったらホームに着くのかわからず、途方に暮れる。。。
ここからどう歩いていくのか。。。
そうしたら私と同じような立場の旅行者のカップルがいて、「こっちだ。ついてこい。」みたいな。
ついていったら、駅の右隣り(方向によっては左隣)にアレグロ専用の駅がありました。
知らなかった。。。ボーとしてなくてよかった。
無事アレグロに乗って約3時間半、15時頃にヘルシンキ到着。列車の中で国境越えです。

ロシアからフィンランドに到着して、歩いてみて、真逆のある事に気が付いた。
それは車と人の関係。
モスクワでは前述の通り、車社会で、道路では人間より車優先で走ってた。
横断歩道や信号はなく、車は猛スピードで走っており、道路を渡れない。
地下通路で反対側に行かなければならない。その通路もあまりない。反対側に行こうとすると、その通路に行くまでにだいぶ歩く事になる。
しかしヘルシンキでは車より人が優先。
車はそれほど速度をだしておらず、人が歩いていると車は停まってくれる。
そして、トラムがわかりやすく走っており、メトロもある。
観光には、トラムとメトロを使って簡単に行くことができる。それほど歩いて移動することもない。
そして、何と言っても治安がよさそう。
ヘルシンキは人に優しく、観光客にも優しく、トラムなどでスマートに観光ができる都市でした。
でも、見どころからしたらモスクワとサンクトペテルブルクのほうが断然あります。
ヘルシンキはオャレなパリとは違う、北欧のヨーロッパを楽しむ所といったとこかな。

到着して、まずキオスクで交通カードを購入。2Dayと言ったら12ユーロとの事。48時間使えます。
でももしかしたら1Dayの値段だったかも。2日使っちゃったけど。(^^ゞ
今日の宿は、「コングレッシコッティ ホテル」。
この宿までの行き方は心配してませんでした。駅から出ている市電7番線で4つ先ぐらい行った停留所の目の前だそうです。
しかし、看板も出ておらず、普通の御宅が入ってる建物で、入口が小さなドアだったので少し悩んだけど、見つかりました。少し年季の入ったビルの中にあります。
このホテルというかホステルですが、良かったですよ~~
私の好き系。古い建物でノスタルジィを感じるフィンランドらしい白い部屋。
建物の一番上の階がホテルになっているようで、建物を見上げると複数の出窓があります。
私の部屋にも出窓がありました。すべての部屋に出窓があるのではないでしょうか?
エレベータがありますが、そのエレベータは入口がジャバラの古いタイプでカワイイ。こういう年季の入ったエレベータ、大好きです。
シャワートイレは共同ですが、洗面は部屋についていました。朝食は出ませんが、物価の高いヘルシンキで約8000円です。
そして大聖堂があるヘルシンキの中心地にあり、ロケーションも抜群!
私のような方向音痴さんでも迷わないし(^^ゞ
値段と建物と部屋の感じ,場所、全て満足できる宿でした。
が、一点マイナスがあった。
チェックアウトして荷物を預けると5ユーロ取られます。
翌日チェックアウトで鍵をBOXに入れましたが、宿の人がおらず、荷物はレセプションみたいな部屋に起きっぱなしにして外に出ました。戻ったらお金を要求されて、何のことかわからなかったけどステッカーを指して、それをみてわかりました。
チェックアウト後の荷物預けでお金を取られるのは、今まで経験がありません。
でもコインロッカーでもその値段だから、仕方ないかな。

ヘルシンキもこの時期は日没が遅いく、20時でも明るい。
夕方に宿に到着しましたが、トラムでカンピ礼拝堂に行きます。
この礼拝堂は2012年のもので、古くもないし,世界遺産でもないんだけど、木でできた樽のような形の教会で、観光名所になっています。
斬新なデザインで、一見して教会には見えないの教会。
なんでも公募で優勝した設計だそうです。
教会でなくても、こんな建物見た事がない。
中に入るのは無料で、観光客、とりわけこの時期か日本人がたくさんいました。
そう、ヘルシンキはGWというのもあるけど、日本人多かったな。日本人に人気みたい。
中に入ると、樽の中のような感じで、思った以上に大きいい内部でした。
ベンチに座っちると、やんわりする,ほっとする空間です。

次はそこからメトロに乗って1つか2つ先の駅で降りて、K-City Martに行きます。
なんでそこに行ったかと言うと、iittalaやmarimekkoの食器を安く売っているという事を書いてあったブログがあったから。
iittalaの食器はいいんだけど、値段も高くて、そこまで出して買うほどではないと思っていたが、安いのだったらぜひ買いたいと思っていた。ガラス製品がほしかった。
重いけど(^^ゞ ぞれもまだ旅のはじめです。
K-City Martの場所とかよくわかってなくて、たどり着けるか不安があったけど、地下鉄から上がって目の前にありました。
本当にあるのか半信半疑で入って探すと、あったことはあった。
50%Offの看板の下にiittalaの食器が数種類。ブログに書いてあったようなmarimekkoとの共同デザインのものや、ムーミンまぐは見つかりませんでした。
本当はもっと小ぶりのがほしかったのだが、あまりの安さに買う事にした。
ガラスのコーヒーの粉とかキャンディーとか入れたりできる入れ物と、お揃い柄のでっかいマグとボール。
しかしレジで払ってみると、1万円ぐらいだった。
あれっ??50%OFFだから5千円ぐらいじゃないかと思うんだけど??
お店に人に聞くと、スタンプカードを使うなら50%OFF?そのとこらへんがよくわからなかった。
でも、半額に打ち直してもらって、めでたく36ユーロになりました。
もうブログに写真があったほどiittalaやmarimekkoの食器を扱っていないのかもしれませんね。

次は、かもめ食堂に。
かもめ食堂は2002年ぐらいの小林聡美さん主演の、ヘルシンキの食堂を舞台にしたほのぼのとした映画です。
小林聡美さんは、お店の人。片桐はいりさんと、もたいまさこさんがひょんな事からその食堂に集まって、物語がまったり進んでいきます。
ガッチャマンの歌とか、映画の中で歌ってたな。
この映画、好きなんです。撮影した食堂はあるといので、ぜひ行ってみたいと思ってた。
撮影時はフィンランドの方のお店だったそうですが、今は日本人の方がオーナーのようです。
やっと見つけて中に入ります。ガラスと青い外観。
あまりお店のない所にあるので、ちょっと迷いました。
小さなお店ですが、日本人ばかりで満席だった。店員さん二人も日本人。
どうやらほとんどがツアーの団体さんだそうです。
団体さんが帰って、席に座ってメニューをもらう。
料理の種類は少ないく、数種類しかなかった。
ミートボールとコケモモのジュースを頼みました。
ミートボールには甘いジャムが乗ってて、ペースト状のポテトが添えてあります。フィンランドの伝統料理。
小さなパンも付いてます。
これが美味しかった!
コケモモのジュースはブルベリージュースのような赤い色ですが、味は少し違います。フィンランドらいし味というか味の感覚で、これもまた美味しかった。
両方で24ユーロだったかな?
高いけど、もともとヘルシンキは物価が高いので、すごい高いという値段ではないと思います。
隣にいた女性グループはシナモンロールを頼んでいましたが、日本人向けなのか、小ぶりだったかな。おいしそうだったな。
かもめ食堂のGoodsも売ってて、木のナイフとカッティングボードのセットを購入しました。6ユーロだったかな?8だったかな?
布トートなどもありましたが、高めでした。
店員の方と少しお話ししました。つい「日本人ばっかりなんですか?」と失礼な質問をしてしまいました。
ごめんなさい。
この時期は日本人が多いそうです。特に今日は団体さんだったから。ランチ時は地元の方も利用しているようですよ。

暗くなって、ホテルに戻って、共同バスでシャワー浴びて、就寝です。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2019年5月1日 モスクワ2日目

2019-05-01 | 2019年5月 ロシア・バルト・ヘルシンキ


モスクワ2日目。
「セブン ヒルズ ルビヤンカ」は朝食付きです。
ここの朝食はよかった。
ふくよかな女性がオムレツを焼いてくれます。太いソーセージ2本付き。
パンケーキも作ってくれる。
ヨーグルトやチーズ、シューズ、コーヒー、紅茶はバイキング形式、
黒パンもある。
美味しかった。

最初はクレムリンから。
クレムリンは、その敷地内に複数の教会などが建っています。
オープンするのは10時だけど、10時からの武器庫の入場チケットをネットで予約しています。
時間帯が区切られていて、事前予約していないと売り切れていることがあるとの事。

ホテルからクレムリンまでは近いし、昨日通った赤の広場を突っ切ればすぐ着くと思っていたけど、少し余裕をもって出た。
しかし、しかし、しかしですよ、ここで問題発生。
この日は5月1日のメーデーでした。
道路には学生のような若い人からお年を召した方まで、沢山の人がシュプレヒコールを上げながら歩いていました。平和なデモに見えます。
赤の広場には座席が作られていて祭典があるようで、交通規制してました。
そのせいで赤の広場に出る入口が鉄柵のガードでふさがれて、通ること事ができません!!
困った。。。通れるところがあるか、右往左往する私。
道を知らない旅人には、この状況はきつい。
警備の人に聞くと「今日はクレムリンはクローズしている。」と言われてしまう始末。
そんなバカな、そしたらなぜ今日の日付けのE-Ticketが予約できたのだ!?
人が流れるほうに行って、どうにか張られているバリケードを迂回して、こんなに近いのに結構時間かかってようやくクレムリンに到着。10時には間に合った。
そしたら、オープンしてました。
よかった。ほっつ。

チケット売り場にはE-Ticketをチケットに変えてくれる窓口が別にあって、そこでチケットを引き換え。並ばずにチケットをGetできました。
武器庫の入口は特殊な位置にあるのと小さい入口なのでわかりにくいのですが、人の波について行って見つけることができました。
クレムリンにはもう一つ予約が必要なダイヤモンド館というものがあるそうですが、ネットでの予約は武器庫と共通券しかなく、ダイヤモンド館は武器庫でチケットが購入できると、とあるロシア在住の方のブログにありました。
地球の歩き方には、チケット売り場で購入するしかないともあった。
よくわからんな~~~、と思ってました。
チケット売り場では時間もないし、並んでいるので、よく見なかったのでここで買えたかどうかは不明。
武器庫に入るとインフォメーションがあって、「ダイヤモンド」とだけ言うと、「クローズ。」と言われた、
うーん、どうなんでしょうかね。
結局ダイヤモンド館のチケットの購入方法はわからず。
でも、クローズしていたんじゃないかなと思う。それか、武器庫に超豪華宝飾品が展示されていたので、もしかしたら武器庫にダイヤモンド館の展示物が含まれてるのかな、と思ったりもした。

武器庫という名前から、昔使っていた甲冑や剣などの武器がたくさん展示してあって、あんまり興味ないんで飛ばしてもいいかなと思っていましたが、ところがどっこい、王冠や聖書の表紙の装飾,剣など、とても大きな宝石を使った装飾品が多数展示されていました。
素晴らしかったです。
こういう昔の宝飾品の数々を見ると、本当に宝石が大きい。サファイア、ルビー、エメラルド、ダイヤモンド。
これはトルコのトプかプ宮殿でもそうだったけど、その頃は大きな宝石が取れたんでしょうね。

武器庫を出て、共通券で聖堂を見学。
地球の歩き方には5つとあったど、4つしか入れませんでした。パトリア―シェ宮殿というのがわからなかった。
ここかと思う所はあったのですが、入口の標識が見当たらなかった。
クローズしていたのか、見落としていたのか、わからず。

その後、腹ごしらえ。
このきつい歩いて回る欲張り観光。時間もないけどお腹に物を入れないと持ちません。
昨日のレストランに行きたかったけど、ガードされてて行きつけなさそうであきらめて、エリセーエフスキーの隣にカフェがあったので、そちらに入る。
なんだかかわいいファミレスのようなカフェでした。
お皿も赤に白の水玉。
ポテトが入った餃子みたいなのとアボガドサラダ、ジュースの軽いランチ。
隣の席ではお年を召した女性3人組が、甘いもの頼んで食べながらとても楽しそうにお話しされていました。
テーブルの上には、お茶と甘いものが沢山乗ってた。
日本と同じように「うちの嫁が」「孫が」みたいな話なんでしょうね。ほほえましい。

この後赤の広場にも行ってみましたが、メーデーでポクロフスキー聖堂はクローズしていました。
がっかり。昨日見た時は、内部は今日来ようと思ってたのに。
仕方ないから、近くから見て写真撮った。
次にゴーリキーの家博物館に。地球の歩き方に写真が載ってて、アールヌーボーの傑作との事。
建物好きなんで、ぜひとも見てみたいと思って、迷いながらも到着。
しかし、しかし~~~   クローズしてました。
休みの曜日ではないですが、メーデーだからでしょうかね。
docomoの海外ネットは追加料金が約1000円で24時間使えるので、Google先生も使ったけど、結構苦労してたどり着いたのに。
がっかり。。。
まあ、海外旅行ではたまにある事。致し方なし。



その後は、まだ時間があったのでプーシキン美術館に。ここの閉館時間は20時と、モスクワの中でたぶん一番遅くまでオープンしている名所なのではないでしょうか?
この美術館、思いのほかよかった、というかすごいよかった!
本館が19世紀前の絵画など,新館は印象派などの絵画が展示されています。
ます、エルミタージュ美術館のように人混みはない。そして、日本の展示と違ってガードなどがなく、たいていの絵をまじかで見ることができます。
キャンパスに盛り上がった絵具や筆使いなどもみる事ができます。
そして素晴らしい名品の数々が展示されている。
とても感動しました!ここ来てよかった。

美術館をでて、ホテルにもどり荷物をピックアップしてレニングラード駅に。
夕食は駅で惣菜を指して選ぶ形式のカフェがあったがので、そこで炒めご飯とサラダ、スープ。450P。
この日は夜行列車のレッドアロー号という、ソ連時代から使われている夜行列車でサンクトペテルブルクに向かいます。
奮発して1等にしました。
本当はヘルシンキに行くので、ヘルシンキまでの夜行列車もあるので、そちらでもよかったんだけど、レッドアロー号に乗りたかったのでサンクトペテルブルグから乗り継いでヘルシンキに向かう事にしました。
別々料金と時間はかかりますが、大きく差があることはないようです。レッドアロー号はほぼ毎日23:55に発車して、サンクトペテルブルグに07:55に到着します。
レッドアロー号は、その名前かわわかるように赤い列車です。
入口にはコーチごとに担当の乗務員の方が立っているので、乘るコーチの担当乗務員にネット予約でプリントした紙を見せて乗車します。
その担当の方の制服もカワイイ。女性は紺色のコートと赤い帽子。
みな、その仕事に誇りを持っているように感じました。
コンパートメントにはお水とパン,カットフルーツ,レッドアロー号のパッケージの板チョコが用意されていました。


赤いカーテンと赤いソファ。素敵です。高貴さが漂います。
ソファをひっくり返すと、シーツと布団が出てきます。
約14000円。ホテル代を7000円で移動費が7000円と考えると、それほど高い料金ではないのでお勧めかな。
二人部屋のコンパートメントなんですが、私が入ると初老の男性がすでに座っていました。
一人の場合は男性と相部屋になるということは、どこかの旅行記で読んでいましたが、ちょっと嫌かな。
他の国では、こういう場合は必ず女性同士になるように考慮してくれることのほうが多いです。
それは仕方がないのですが、よく見るとその男性は全盲なようです。
このような場合、言葉がわからないとお手伝いもなにもできないのです。
困った。。。
しばらくすると女性の担当の方が来て、その男性を他のコンパートメントに移しました。
やはり言葉のわからない人だと、難しいと思ったのでしょう。
申し訳ないような、ほっとしたような。
そして、2人用のコンパートメントを一人占めです。

しばらくすると、朝食を聞いてきます。
4種類ぐらいあって、クレープとサーモンのサーモンに引かれて、これを選択。
オレンジジュースもその場で持ってきてくれます。
チーズもある。ヨーグルトまたはスイーツが選べるのかな?
コーヒーか紅茶の選択。
この時、100Pとストロベリーという言葉が聞こえて、苺が別途100Pで付くのかと思って「はい」と返事しました。
就寝して翌朝起きる。(あまり睡眠時間は取れませんが。。。)
担当の女性が朝食を持ってきてくれました。
見た目にも美しく、列車の中で食べる朝食は格別です。
サーモンが肉厚で美味しかった!やっぱり、ロシアはサーモン系がすごい!(後でまたサーモン系が出てきます)
しかし、苺がない。?
かたずけの時100P渡しましたが、どうやらコーヒーのグレードアップだったようです。
すごい満足した、想像した通りのレッドアロー号でした。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする