旅行3日目。途中観光しながら、リスボンからポルトに向かいます。
07:30 リスボン出発(列車)-10:14 コインブラ着
13:43 コインブラ出発(列車)-14:42 アヴェイロ着
18:19 アヴェイロ出発(列車)-19:25 ポルト・サンベント着
この日はほとんど寝ていません。
うとうとしたぐらい。
だって、目覚ましないんだも~~~ん。
スマホなくしちゃったんだも~~~ん。
この日は朝早く宿をでて、途中観光しながらポルトに向かいます。
ここでまたまた問題が。
まだこの宿2泊した分の料金払ってません。
ああ、あの夜のチェックインというか宿の人に会ったときに払っておけばよかった。
若いかっこいいお兄ちゃんだったな。
スマホないから連絡のつけようがないのだ。
そしてもう一つ問題が。。。
宿泊料金いくらだっけ?
運の悪いことに、ここの宿だけ地図はプロントアウトしたものの、値段の記載されている情報はプリントしていなかった。
booking.comのアプリがスマホにはいっているから、スマホあれば問題ないのですが。。。
もう仕方がないので、多めだろうと思われる金額を部屋に置いて、その旨のメモも書いて、鍵は元あった暗証番号がいる鍵を入れるBOXの中に入れてでました。
多く払いすぎてましたね。
でもここでもまた問題を作ってしまうんですね。
こういう宿はレセプションがあるわけではないので、鍵を持ち出さないと中には入れません。
だから一度鍵を置いて外に出ると、2度と中にはいれないんです。
私はユニクロのたためるダウンジャケットを中においたまま外にでてしまったんですね。
ばかですねーーー
リスボンはあまり寒くなかったのです。フリーズを着ていたのですが、このぐらいで問題ない温度だったのです。
気が付いた時にはおそし。まっさお。
もうどうしようもない。しかたなし。
泣く泣くあきらめて、そのままその場を去りました。
ユニクロのダウンジャケットなんて5千円ぐらいんでいいんですが、この先なくて大丈夫なんだろうか。。。
それが大丈夫じゃなかったんですね。
ここから先はリスボンより北よりです。
極寒でした。。。
アヴェロイで5ユーロのストールを買って、ホカロンも持ってきたので、それでどうにか後の日程をやる過ごしました。
ヨーロッパには、ホカロンのようなインスタントカイロは売ってないので、この寒いヨーロッパ、売れば売れるのにと思いました。
私の旅はいつもこんなもんですが、今回はとっておきでしたね。
本当に毎回毎回なにかトラブルを起こします。
懲りないというか、学ばないというか。本質的なバカなんでしょうね。
それにスマホないこと気づいて、あわてて探したのでベレンに行く市電の中でこけてしまい、胸をしたたかに打ってしまいました。
ちょっと痛いなとは思っていましたが、日本に帰ってきて医者に行ったら肋骨にひびが入っていました。
これは運がいいのか悪いのか?
ここで大怪我しても、前に書いたように海外保険の連絡先をスマホだけにしかなかたったので、持っていなかったのです。
ここで痛くなって医者に行かなくてはならないようになっていたら、大変なことになっていたでしょう。
朝暗いうちから出て、カイス・ド・ソドレからバスでサンタ・アボローニア駅に行こうと思っていた。
ポルト方向の列車はサンタ・アボローニア駅からです。
バス停よくわからなくて、どうせ近いし,めんどくさくなってタクシーにした。
5ユーロで行けました。
サンタ・アボローニア駅はそれほど大きな駅ではありません。
切符買うために窓口に行ったけど、6時半ぐらいだとまだ閉まってました。
こういう駅の窓口は混んでいるのが怖い。
そのうち開いたので、7:30発10:14着のコインブラ行き切符購入。19.20ユーロでした。
列車が出るまでに時間があるので、たぶん構内では3件ぐらいしかないと思われるカフェのうち1件が空いていたので、惣菜パンとコーヒーで朝食。2.75ユーロ。
列車に乗ってコインブラへ。
コインブラまで意外と時間かかってます。
コインブラには駅が2つあって、旧市街(?)にのほうの駅に行くには乗り換えが必要です。
その乗り換えの列車がくるまで時間が空いてしまったので、時間がかかったようになりました。
コインブラにはコインロッカーがありませんでした。
駅の窓口で聞いてみるが、インフォメーンションセンターが外にあるからそっちに聞くようにと。
インフォメーションセンターに行くも、今日は1時に閉まるからあずかれないと。
結局、駅そばの広場にあるカフェでパンを買って聞いてみたら預かってくれるとの事で、お願いしました。
この後、すっごい階段上ることになるので、キャリー引きずっていたら上がれませんでした。
コインブラの見どころは、世界遺産の大学になります。
町自体もポルトガルらしいカラフルなかわいい建物がたくさんあります。
この日は大晦日(海外はそういう風にいわないと思うけど)。大学近くのインフォメーションセンターは閉まってました。
そして、街自体人がすくなく,がらんとしていました。
だから、旧大学は開いているんだろうか?と半信半疑ながら、向かいます。
この大学に入るのに、さっき書いたすっごい階段を上がります。
何がすごいって?段数がすごい。上がっても上がっても、てっぺんが見えない。
永遠に続くように感じる階段でした。
学生たちは毎日この階段あがるのかしら。鍛えられるわね。
大学の敷地に入り、歩いていくと、どうやらオープンしているようでした。
うれしかたったです。でも、この日は2時でクローズしてしまうとの事でした。
午後来たらクローズしてましたね。よかった。
入場料は10ユーロです。
図書館は時間が指定されていて、その時間に入ります。教会や学位授与の儀式に使われた帽子の間もあり、チケットにはその入場も含まれています。
図書館は豪華な図書館でした。撮影禁止なので、写真はありません。
大きな大きな部屋に下から上まで、びっしりと昔の背表紙付きの本で埋められています。
でも、今は学生でもその中にある本は読めなそうです。
副本はあるのかな?
せっかくの本、なんだか読まれないのはもったいない気もした。
構内にある新カテドラルにも入りました。
ここは別に1ユーロかかります。
受付がおばあさんでしたが、本当におばあさんで、1ユーロ持つ手も、金庫に入れるときもてが震えていてなかなか入らず、大丈夫なんだろうか。。。と。
5月8日広場にあるサンタ・クルス教会にも行きました。
この教会は入り口は建物に挟まれていて、地味でどこにでもある教会のようなので、ここがサンタ・クルス教会とは一瞬見ただけだとわかりません。
ここは回廊が見れるようです。しかしミサをしていて、入場できるかどうかわからず、結局入場せずじまいでした。
残念!
コインブラを出発して、アヴェイロに向かう。
アヴェイロは観光としては、あんまり期待してはいませんでした。
リスボンからポルトに行く途中によるには、ここが途中にあるのでいいかなあと。
コインブラもそうですが。
本当は、もうちょっと都会ではなくて田舎の村とかに行ってみたくていろいろコース取りをしてみたのですが、12月31日,1月1日,1月2日は交通の便があんまりよくないところも多く、あきらめました。
でも、まあまあ良かったかな。
到着して駅を出ると、アズレージョがきれいな旧駅舎があります。
アヴェイロには”オヴォシュ・モーレシュ”という名物お菓子があるというので、ぜひ食べてみようと思ってました。
駅の前にきれいなお菓子屋さんがあって、のぞくとそれらしきものが売ってた。
で、2個買ってみる。
2個で1.5ユーロでした。
地球の歩き方の写真だと、お魚なや貝の形をしてるけど、ここのはただの樽型でした。
食べると「あら、なんておいしい!」でした。
日本でいうと最中のような感じです。外側に皮があって中があん。洋風最中です。
あんは茶色や黒ではなく、真っ黄色です。
このあん、ゆで卵のきみに砂糖を入れてような味でした。
卵きみの風味が強く、お上品なあんこという感じです。
美味しかった。日本でこの味があれば、きっと売れるでしょう。
中央運河まで行く。
駅から中央運河までの道は、地方都市のにぎやかな通りというか、そういう通りを歩きます。
中央運河近くで、8ユーロで船に乗らないか声かけられる。45分間だそうです。
アジアだったら値引き交渉ですが、ヨーロッパではちゃんとした企業の定額料金ですよね。
乗ってみることにしました。それ以外は観光というものはなさそうです。
後からほかの人と合流したけど、私以外の乗船客はカップル3組でした。さびし~~
アヴェイロにはロッカーはありませんでした。
でも、階段も坂もないので、キャリー転がしながらでも特に問はありませんでした。
キャリーごと船に乗りました。
船は昔ながらの形をしていて、説明する女性とこぐ男性がいました。
男性は小さなトンネルをくぐったりとか、見事な舵さばきを見せます。
そして運河から見える家々はポルトガル伝統の、タイル張りのかわいい家が多く、それだけでも満足できました。
ガイドには、カテドラルの写真があって、そこも町の人に教えてもらって行きました。
ガイドを見せた男性はそこまで連れてくれまいしたが「知ってるけど、これとは違う」と言っていて、何のことかと思っていたら、確かに写真とは違う。。。
写真の通りなんだけど、どこにもある教会というか、わざわざ道に迷っても行く価値はどうかという教会でした。
男性はこの事を言っていたんですね。
このどうでもいいカテドラルを見つけるのに時間かかってしまい、ポルトへの出発が遅くなってしまいました。
ポルトでは地球の歩き方に載っている、”パリス”というホテルを予約していました。
この旅で一番高いホテル。
サン・ベント駅にも近くて、観光に便利な立地です。
「ポルトで一番古いホテル」とあって、こういう古いホテル好きなので、立地とこの文句につられてしまい、予約しました。
この日は12月31日,年末です。どこのホテルも値段が高くなっていて、GH以外では,その中ではまあまあ安いほうだったのです。
でもリスボンのGHでトラブルにあった私には、レセプションのあるホテルは、あ~んしんです。
モーニングコールもお願いできるしね。よかった~~
しかし、このパリスというホテル、外観が地味で他の建物と混ざってしまっているのでなかなか見つけられませんでした。
周辺うろうろして、人に聞きまくって見つけてチェックインしました。
私が案内された部屋は道路沿いの部屋でした。
この日はカウントダウンショーが前の広場であるらしく、すっごいにぎやかでした。
人が叫んでるし、音楽はじゃんじゃん聞こえるし。
でも、スマホをなくしたショックと、探した疲れと、昨日寝れなかったことが重なって「もう外のランチキ騒ぎなんてどうでもいい。うるさいのもどうでもいい。ちょっと見たい気もするけど外は極寒だからいい。」という風になってしまい、カウントダウンまでは起きていようと時計を見た時は15分前ぐらいだったけど、カウントダウン聞いてないです。
要するに、カウントダウン前に寝入ってました。15分まてませんでした。
ちなみに、この日の夕食はサイテーでした。
年末のこの日はクローズしているレストランが多く、入れそうな値段でオープンしていたところを1件しかみつけられませんでした。
20ユーロの定食しかないというのでそれを頼みました。
でも運がいいことに私が最後で、後からきたお客さんは満席で断っていました。
なんでサイテーかというと、お給仕の人が一人しかおらず、要領悪いのなんの。
そして値段が料理に見合わない。高い!
お給仕の若い女性は人柄はよさそうでしたが、ちょっとふっくらしており、体にぴったりて後ろがぱっくり開いたドレスを着ていてで、背中からはブラ紐丸見えでした。
別に服装はいいんだけどいね。要領よければ。
お客さんの人数的に一人では足りないし、そのうえ要領悪いのでは、なかなか料理は来ません。
後から来た隣に出した前菜は私には来ませんでした。
でもスープとポルト名物の豆料理でお腹が膨れたので、もう疲れてしいたので、デザート食べたら、20ユーロ渡してサッサと出ました。