旅の恥はかきすてです

旅行が好きです。
いままで行った国は41、都市は160以上。
世界遺産は140以上!
そんな旅行を書いていきます。

2016年12月31日 コインブラ-アヴェイロ-ポルト

2016-12-31 | 2016年12月 スペイン・ポルトガル

旅行3日目。途中観光しながら、リスボンからポルトに向かいます。
07:30 リスボン出発(列車)-10:14 コインブラ着  
13:43 コインブラ出発(列車)-14:42 アヴェイロ着
18:19 アヴェイロ出発(列車)-19:25 ポルト・サンベント着

この日はほとんど寝ていません。
うとうとしたぐらい。
だって、目覚ましないんだも~~~ん。
スマホなくしちゃったんだも~~~ん。
この日は朝早く宿をでて、途中観光しながらポルトに向かいます。

ここでまたまた問題が。
まだこの宿2泊した分の料金払ってません。
ああ、あの夜のチェックインというか宿の人に会ったときに払っておけばよかった。
若いかっこいいお兄ちゃんだったな。
スマホないから連絡のつけようがないのだ。
そしてもう一つ問題が。。。
宿泊料金いくらだっけ?
運の悪いことに、ここの宿だけ地図はプロントアウトしたものの、値段の記載されている情報はプリントしていなかった。
booking.comのアプリがスマホにはいっているから、スマホあれば問題ないのですが。。。
もう仕方がないので、多めだろうと思われる金額を部屋に置いて、その旨のメモも書いて、鍵は元あった暗証番号がいる鍵を入れるBOXの中に入れてでました。
多く払いすぎてましたね。

でもここでもまた問題を作ってしまうんですね。
こういう宿はレセプションがあるわけではないので、鍵を持ち出さないと中には入れません。
だから一度鍵を置いて外に出ると、2度と中にはいれないんです。
私はユニクロのたためるダウンジャケットを中においたまま外にでてしまったんですね。
ばかですねーーー
リスボンはあまり寒くなかったのです。フリーズを着ていたのですが、このぐらいで問題ない温度だったのです。
気が付いた時にはおそし。まっさお。
もうどうしようもない。しかたなし。
泣く泣くあきらめて、そのままその場を去りました。
ユニクロのダウンジャケットなんて5千円ぐらいんでいいんですが、この先なくて大丈夫なんだろうか。。。

それが大丈夫じゃなかったんですね。
ここから先はリスボンより北よりです。
極寒でした。。。
アヴェロイで5ユーロのストールを買って、ホカロンも持ってきたので、それでどうにか後の日程をやる過ごしました。
ヨーロッパには、ホカロンのようなインスタントカイロは売ってないので、この寒いヨーロッパ、売れば売れるのにと思いました。
私の旅はいつもこんなもんですが、今回はとっておきでしたね。
本当に毎回毎回なにかトラブルを起こします。
懲りないというか、学ばないというか。本質的なバカなんでしょうね。
それにスマホないこと気づいて、あわてて探したのでベレンに行く市電の中でこけてしまい、胸をしたたかに打ってしまいました。
ちょっと痛いなとは思っていましたが、日本に帰ってきて医者に行ったら肋骨にひびが入っていました。
これは運がいいのか悪いのか?
ここで大怪我しても、前に書いたように海外保険の連絡先をスマホだけにしかなかたったので、持っていなかったのです。
ここで痛くなって医者に行かなくてはならないようになっていたら、大変なことになっていたでしょう。

朝暗いうちから出て、カイス・ド・ソドレからバスでサンタ・アボローニア駅に行こうと思っていた。
ポルト方向の列車はサンタ・アボローニア駅からです。
バス停よくわからなくて、どうせ近いし,めんどくさくなってタクシーにした。
5ユーロで行けました。
サンタ・アボローニア駅はそれほど大きな駅ではありません。
切符買うために窓口に行ったけど、6時半ぐらいだとまだ閉まってました。
こういう駅の窓口は混んでいるのが怖い。
そのうち開いたので、7:30発10:14着のコインブラ行き切符購入。19.20ユーロでした。
列車が出るまでに時間があるので、たぶん構内では3件ぐらいしかないと思われるカフェのうち1件が空いていたので、惣菜パンとコーヒーで朝食。2.75ユーロ。
列車に乗ってコインブラへ。
コインブラまで意外と時間かかってます。
コインブラには駅が2つあって、旧市街(?)にのほうの駅に行くには乗り換えが必要です。
その乗り換えの列車がくるまで時間が空いてしまったので、時間がかかったようになりました。


コインブラにはコインロッカーがありませんでした。
駅の窓口で聞いてみるが、インフォメーンションセンターが外にあるからそっちに聞くようにと。
インフォメーションセンターに行くも、今日は1時に閉まるからあずかれないと。
結局、駅そばの広場にあるカフェでパンを買って聞いてみたら預かってくれるとの事で、お願いしました。
この後、すっごい階段上ることになるので、キャリー引きずっていたら上がれませんでした。

コインブラの見どころは、世界遺産の大学になります。
町自体もポルトガルらしいカラフルなかわいい建物がたくさんあります。
この日は大晦日(海外はそういう風にいわないと思うけど)。大学近くのインフォメーションセンターは閉まってました。
そして、街自体人がすくなく,がらんとしていました。
だから、旧大学は開いているんだろうか?と半信半疑ながら、向かいます。
この大学に入るのに、さっき書いたすっごい階段を上がります。
何がすごいって?段数がすごい。上がっても上がっても、てっぺんが見えない。
永遠に続くように感じる階段でした。
学生たちは毎日この階段あがるのかしら。鍛えられるわね。
大学の敷地に入り、歩いていくと、どうやらオープンしているようでした。
うれしかたったです。でも、この日は2時でクローズしてしまうとの事でした。
午後来たらクローズしてましたね。よかった。
入場料は10ユーロです。
図書館は時間が指定されていて、その時間に入ります。教会や学位授与の儀式に使われた帽子の間もあり、チケットにはその入場も含まれています。
図書館は豪華な図書館でした。撮影禁止なので、写真はありません。
大きな大きな部屋に下から上まで、びっしりと昔の背表紙付きの本で埋められています。
でも、今は学生でもその中にある本は読めなそうです。
副本はあるのかな?
せっかくの本、なんだか読まれないのはもったいない気もした。
構内にある新カテドラルにも入りました。
ここは別に1ユーロかかります。
受付がおばあさんでしたが、本当におばあさんで、1ユーロ持つ手も、金庫に入れるときもてが震えていてなかなか入らず、大丈夫なんだろうか。。。と。
5月8日広場にあるサンタ・クルス教会にも行きました。
この教会は入り口は建物に挟まれていて、地味でどこにでもある教会のようなので、ここがサンタ・クルス教会とは一瞬見ただけだとわかりません。
ここは回廊が見れるようです。しかしミサをしていて、入場できるかどうかわからず、結局入場せずじまいでした。
残念!


コインブラを出発して、アヴェイロに向かう。
アヴェイロは観光としては、あんまり期待してはいませんでした。
リスボンからポルトに行く途中によるには、ここが途中にあるのでいいかなあと。
コインブラもそうですが。
本当は、もうちょっと都会ではなくて田舎の村とかに行ってみたくていろいろコース取りをしてみたのですが、12月31日,1月1日,1月2日は交通の便があんまりよくないところも多く、あきらめました。
でも、まあまあ良かったかな。
到着して駅を出ると、アズレージョがきれいな旧駅舎があります。
アヴェイロには”オヴォシュ・モーレシュ”という名物お菓子があるというので、ぜひ食べてみようと思ってました。
駅の前にきれいなお菓子屋さんがあって、のぞくとそれらしきものが売ってた。
で、2個買ってみる。
2個で1.5ユーロでした。
地球の歩き方の写真だと、お魚なや貝の形をしてるけど、ここのはただの樽型でした。
食べると「あら、なんておいしい!」でした。
日本でいうと最中のような感じです。外側に皮があって中があん。洋風最中です。
あんは茶色や黒ではなく、真っ黄色です。
このあん、ゆで卵のきみに砂糖を入れてような味でした。
卵きみの風味が強く、お上品なあんこという感じです。
美味しかった。日本でこの味があれば、きっと売れるでしょう。


中央運河まで行く。
駅から中央運河までの道は、地方都市のにぎやかな通りというか、そういう通りを歩きます。
中央運河近くで、8ユーロで船に乗らないか声かけられる。45分間だそうです。
アジアだったら値引き交渉ですが、ヨーロッパではちゃんとした企業の定額料金ですよね。
乗ってみることにしました。それ以外は観光というものはなさそうです。
後からほかの人と合流したけど、私以外の乗船客はカップル3組でした。さびし~~
アヴェイロにはロッカーはありませんでした。
でも、階段も坂もないので、キャリー転がしながらでも特に問はありませんでした。
キャリーごと船に乗りました。
船は昔ながらの形をしていて、説明する女性とこぐ男性がいました。
男性は小さなトンネルをくぐったりとか、見事な舵さばきを見せます。
そして運河から見える家々はポルトガル伝統の、タイル張りのかわいい家が多く、それだけでも満足できました。

ガイドには、カテドラルの写真があって、そこも町の人に教えてもらって行きました。
ガイドを見せた男性はそこまで連れてくれまいしたが「知ってるけど、これとは違う」と言っていて、何のことかと思っていたら、確かに写真とは違う。。。
写真の通りなんだけど、どこにもある教会というか、わざわざ道に迷っても行く価値はどうかという教会でした。
男性はこの事を言っていたんですね。
このどうでもいいカテドラルを見つけるのに時間かかってしまい、ポルトへの出発が遅くなってしまいました。

ポルトでは地球の歩き方に載っている、”パリス”というホテルを予約していました。
この旅で一番高いホテル。
サン・ベント駅にも近くて、観光に便利な立地です。
「ポルトで一番古いホテル」とあって、こういう古いホテル好きなので、立地とこの文句につられてしまい、予約しました。
この日は12月31日,年末です。どこのホテルも値段が高くなっていて、GH以外では,その中ではまあまあ安いほうだったのです。
でもリスボンのGHでトラブルにあった私には、レセプションのあるホテルは、あ~んしんです。
モーニングコールもお願いできるしね。よかった~~
しかし、このパリスというホテル、外観が地味で他の建物と混ざってしまっているのでなかなか見つけられませんでした。
周辺うろうろして、人に聞きまくって見つけてチェックインしました。

私が案内された部屋は道路沿いの部屋でした。
この日はカウントダウンショーが前の広場であるらしく、すっごいにぎやかでした。
人が叫んでるし、音楽はじゃんじゃん聞こえるし。
でも、スマホをなくしたショックと、探した疲れと、昨日寝れなかったことが重なって「もう外のランチキ騒ぎなんてどうでもいい。うるさいのもどうでもいい。ちょっと見たい気もするけど外は極寒だからいい。」という風になってしまい、カウントダウンまでは起きていようと時計を見た時は15分前ぐらいだったけど、カウントダウン聞いてないです。
要するに、カウントダウン前に寝入ってました。15分まてませんでした。

ちなみに、この日の夕食はサイテーでした。
年末のこの日はクローズしているレストランが多く、入れそうな値段でオープンしていたところを1件しかみつけられませんでした。
20ユーロの定食しかないというのでそれを頼みました。
でも運がいいことに私が最後で、後からきたお客さんは満席で断っていました。
なんでサイテーかというと、お給仕の人が一人しかおらず、要領悪いのなんの。
そして値段が料理に見合わない。高い!
お給仕の若い女性は人柄はよさそうでしたが、ちょっとふっくらしており、体にぴったりて後ろがぱっくり開いたドレスを着ていてで、背中からはブラ紐丸見えでした。
別に服装はいいんだけどいね。要領よければ。
お客さんの人数的に一人では足りないし、そのうえ要領悪いのでは、なかなか料理は来ません。
後から来た隣に出した前菜は私には来ませんでした。
でもスープとポルト名物の豆料理でお腹が膨れたので、もう疲れてしいたので、デザート食べたら、20ユーロ渡してサッサと出ました。
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2016年12月30日 リスボン観光

2016-12-30 | 2016年12月 スペイン・ポルトガル

リスボンでは”アレクリム スタジオ&ルームズ バイ ボーホー(Alecrim Studio & Rooms by BoHo”という、長い名前のゲストハウスに泊まりました。
場所は、カイス・ド・ソドレーというリスボンの大きな駅の近くで、とても便利な場所にあります。
ちかくに飲食店のお店も多いです。
カイス・ド・ソドレーからはベレン地区に行く15番の市電が出ています。

部屋は4つぐらいあるのかな?広くて清潔でシンプルな部屋。
共同バスですが、シャワー&トイレは2,3個あります。
大きなキッチンもあって、ヨーロッパらしい窓際のテーブルもあります。
大きな冷蔵庫や洗濯機もあります。
他の住人は、このキッチンで料理を作ってました。
そして、値段も一泊32ユーロで安い!
口コミ評価も非常に高いし、とってとってもいい宿なんですけどね。
どうも私とは相性が悪かったらしい。。。
というか、時間に余裕のある人じゃないと、こういうフロントがない宿は不向きなのかも。
今までこういう宿にも何回か泊まりましたが、そんなに問題はなかったんですけどね。
チェックインに関しては前述のとおり。
後の事は、後で書く。

リスボンではだいたいこういう風に観光しようと計画立てていました。
まず見たかったベレン地区から攻める。
待望のジェロニモス大聖堂を午前中に見ます。

8時ごろ宿を出て、カイス・ド・ソドレーの地下鉄で1日券を買う。
6.5ユーロです。
リスボを1日観光するなら、1日券を買ったほうが断然楽で安い。
いちいちいちケーブルカー乗るのにチケット買うのもめんどくさいし。
そして1回2ユーロぐらいなのかな?
3回ぐらい乗れば元とれるぐらいの値段だと思います。
そして15番のケーブルカーで、ベレンに行く。
最初はポルトガル名物ナタ(エッグタルト)を食べに、パステル・デ・ナタに。
朝食の代わり。
15番の市電の降車ポイントでベレンの次がジェロニモスだと思うんだけど(あたしはベレンで降りてしまった)その間のジェロニモスよりにあるのかな?
有名店なのですぐわかる。
ここのナタ、最高です!評判は本物。(と言っても、ここ以外では食べてない。ポルトの空港でお土産で6個入りを買って日本で食べたけど。時間たってるから、当然回りもしっとりだった。)
回りはぱりぱり、中はしっとり。
かなり店舗は広くテーブルも奥にたくさんある。混んで来たら、奥のほうのテーブルを開放していました。
私はナタ2個とカフェオレを頼みました。
3.3ユーロでした。
1個1ユーロちょっとかな?

ジェロニモス修道院のオープン時間の10時まではまだ時間があったので、発見のモニュメントを見に行く。
この日も快晴でした。
この旅行中、ポルトの2日目以外は天気に恵まれました。
晴天の青い空の下で見る発見のモニュメントは壮大です。
はる~か前にリスボンに来た時、ジェロニモス修道院はクローズで見れなかったけど、発見のモニュメントは外にあるので、見ました。
その時は雨だった。
どんよりした灰色の空で見るのと、青い空の下でみるのとでは、ぜんぜん違ってるのでは?
前はあんまり感動した覚えはないけど、今回は感動しました。
青い空の下に白い大きなモニュメントがど~んと。
今にも動きそうな人物たち。性的なモニュメントではなく、動的なものを感じました。
「地球の歩き方」に、”この人物がここ”と説明があるので、そう見ると「う~ん、そうか」(?)という感じ。


そして10時ぐらいにジェロニモス修道院に行くと、すでに長蛇の列が。。。
ちょっと失敗したか?もう少し早く並んでおけばよかったかな?
ここではセット券が売ってて、ベレンの塔とのセット券を購入。12ユーロでした。
ジェロニモス修道院は素晴らしかったですよ。
石なんですが、レースみたいな細工です。
こういう細工はポルトガル独特のものだと思います。
その美しい姿に、写真を撮りまくる。
回廊にレースのような柱の陰が落ちています。影も美しかったです。
次はベレンの塔。
ここもチケット購入のための長蛇の列でした。
私はチケット持ってるので、横をすり抜けて入場。ちょっと快感(^^ゞ
ベレンの塔の中は、とくにどってことはないかな。
あんまり細工はないです。上に行って、窓から海とかを見るぐらい。
ここは螺旋階段が1つあるだけです。
だから、係りの人が上がる時間と下がる時間を分けて、交通整理をしていました。
そうなるよね~~~

ベレン地区を見終わって、15番の市電でカイス・ド・ソドレーに戻ります。
ちょうどお昼過ぎ。
戻った目の前に「地球の歩き方」に載ってるリベイラ市場があったのでそこでお昼にすることにする。
市場のスペースとフードコートのスペースがわかれて合って、フードコートのスペースには周りを囲むようににいくつもの店がぐるっとあります。
私はここで食事をすることはお勧めしません!
だって「高い!!」だけだから。
シーフードが食べたくて「モンデマール」というお店でタコのリゾットを頼みました。
リゾットが14ユーロ、水が2ユーロで16ユーロだったんだけど、量は少ないし、男性なら絶対足りない。
ポルトガルって量が多くて、リゾットでも多すぎて1人前食べきれない、とどこかに書いてあったけど、前菜レベルの量。
私でもまったくたらなかった。GHに戻ってなんか食べたな。カロリーメイトだ。
味もそんなにおいしという感じはなかった。
それに混んでて、大きなスペースに大量の椅子があるけど席探すのが大変だった。。。
16ユーロがもったいなく感じました。
でもすごい人多いんだな。ほかにいいお店あるんだろうか?
どこもそこそこの値段だったし、モンデマールは結構有名店みたい。お客さんも多かったし。
観光客が多いのかかな?。

がっかりしたお昼のあとは、地球の歩き方にある28番の市電に乗るためにシアード美術館のほうに行く。
ロシオ広場に行こうとしたが、結局わからず。
でも行く途中にあった展望台で、リスボンの街並みを眺めました。
ロシオ広場行きたかったな。。。
28番に乗ってエストレーラ教会に行くも、しまってて中に入れませんでした。
次はカテドラルに行く。カテドラルはポルトガル語で1文字”せ(Se')”だそうです。覚えやすいというか、"セ"でいいのか"セ"で、という感じです。
カテドラルから737番のバスが出ていて、サン・ジョルジェ城に行きます。
ここで面白い光景に出会いました。
リスボンは道が狭い。だから車がすれ違ったり、ぬかしたりできない事もあります。
737番のバスが止まった。そして動かない。
はじめ信号かな?と思ってましたが、先を見るとゴミ収集車が止まってゴミを収集しているのです!
何人かの人が手作業でゴミを運んで、車に詰めていました。
「もっと効率よくできんかい!」という感じで、手で持てるだけを運んでいるのです。
後ろの車は”ぶっぷー”(早くしろ)と。
なかなかリスボンらしい光景なのかどうかわかりませんが、面白いなと。

サン・ジョルジェ城は結構見応えがありました。
敷地が広いです。
高台にあるで、リスボンの赤い屋根屋根の風景を見下ろせます。
到着したのが(この季節での)夕方で、夕焼けが迫っていました。
たぶん夕焼けを見に来ているカップルも多いようで、2人で城壁のベンチでワインを飲んでいたりしていました。
お酒も売ってました。
展望台のような場所もありますが、散策していく城壁もあります。
結構歩きでのある城壁でした。

この後、なぜか交通の便が悪くなる。
カテドラルに戻ろうと737番バスを待つが、なかなか来ない。
歩いてカテドラルまで帰ろうかと思ったけど、帰り方わかりません。。。
ようやく来て、カテドラルに戻る。
もう少し奥まで市電に乗っていきたかったので、カテドラルの前で28番をまつ。
しかし28番のなかなか来ない。
やっと来て、28番に乗りました。
市電は細い道の間を抜いて走ります。しかし、日は暮れて真っ暗。
明るかったらよかったのになー


そのあと、28番でシアードまで戻り、夕食を食べにGHから歩いていかれる繁華街をふらふら。
お店はたくさんあって、悩んだ。
お店の名前よくわからなかったけど、「魚のスープ」とメニューの出ているお店に入りました。
魚のスープと白身の魚料理を頼みます。
美味しかった。ボリュームもあった。17ユーロ。
やっぱり、リベイラ市場は割高だなと思った。

宿の近くでクラシックなバーバー(床屋)があって、みな写真撮ってました。
いいのかな、とおもいつつ私も撮ってしまいました。

リスボンではファドが聞きたいと思ってた。
でも、地球の歩き方に載っていたお店を見つけるのは難儀そうだな、と状況を見て感じる。
そのあとGHに一度もどり、スマートフォンを見ようとしたが、
「なななんと、スマートフォンがない~~~~」
のであった。
バックの中を隅々ま探し、部屋に置いていかなかったかと思い、部屋も隅々探し。
でもなかったのです。。。
私はスマホはWi-Fiでしか使わない。
リスボンはWi-Fiがつながるところがなかったので、その日は朝目覚ましで使って、バックの中に入れてそれっきりです。
パスポートとお財布はバックのチャックの中に入れたけど、スマホは中側のポケットに入れていた。
今から思えば、満員の市電の中ですられたんだろう。
もしかしたら、今日入ったレストラン パステル・デ・ナタ,リベイラ市場,夕飯を取ったレストランのどこかで落としたかもと思い、3件とも夜なのに行って聞いてみるが、「ない」との事だった。
リベイラ市場については、誰に来ていいかわからないじょうたい。
疲れ果てる私。

こんなあんなでスマートフォンなしとなってしまった私なのであった。
海外旅行でなくしてはいけないもの
1.絶対のパスポート
 海外でこれがないとどうにもならん!!
2.お財布
 カードも入ってるし、これがないと大変です!
3.スマートフォンかも。。。
 今回は目覚ましようの時計持ってきてませんでした。
 スマホを目覚ましにしていた。
 そして、海外保険の証書なんかもプリントしていなかった。
 目覚ましと、何かあった時の連絡先がないよー
 私は今までに1回海外で保険のお世話になっています。
 ぐわい悪くなって、証書にあった連絡先に電話かけて、日本語で対応していただきました。
 海外保険の連絡先がないと怖いです。

2日目にしてスマホなくす。
大大大、だ~~~いショックの2日目なのでした。

その日はもちろん、ファド聞かず。そんなどころではない。
目覚ましないので、寝られず。
うとうとしたぐらいでした。

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2016年12月29日 バルセロナとリスボンに移動

2016-12-29 | 2016年12月 スペイン・ポルトガル

朝起きて「今日はどうしよう?」と。
カルドナからバルセロナに戻る直通のバスは、以下の時間しかありません。(たぶん)
それも平日。土日祝日は2本ぐらいしかないみたいだ。
 06:35、08:14、14:55、17:14

08:14だと早すぎるなー、でも次は14:55です。
14:55だとグエル公園いけません。
9時台とか10時台がないのです。せめてこの間にもう一台走ってくれれば。。。
バス+列車だと3時間以上かかる。
タクシーは高いからいやだ。

究極の選択。朝食食べないからいいや、他に見ると来ないし、という事で08:14のバスで戻るとにしました。
スペインのこの時期は日の入りが早く、日の出が遅いです。
チェックアウトして外に出たころはまだ暗く、坂を下っていく間に明るくなっていきました。
カルドナの朝はかなり寒かった。。。
吐く息が白くなります。
朝とお日様の日差しが強い昼とでは、かなりの温度差があります。
バルセロナに戻るバス停もわからなかったので、ここでも地元の人に聞きまくる。
お城の山を下りた道をはさんで反対側をすこし下がったところに、屋根付きのバス停がありました。

さすがに早くでたのでバルセロナには10時ぐらいに到着。
18時頃空港に向かえばいいので、約8時間ぐらい観光する時間があります。
昨日のコインロッカーに荷物を預けます。
グエル公園は16:30からのチケットをネットで購入していました。
グエル公園は7ユーロです。
ここも前は無料でした。最近有料になったようですね。
まあ、しかたないかな。観光客殺到するから時間で区切らないとやっていけないのかもしれない。

時間があったらカサ・バトリョの隣にあるカサ・アマトリェーを見たいと思っていたので、そこに行きました。
”チョコレート製造を生業とし、後にチョコレート王と呼ばれたアントニ・アマトリェールの邸宅です。モデルニスモ建築の1人、カダファルクによって改装されました。”
との事です。
カダファルクはあまり知りませんが、この時代ってガウディを筆頭に、モンタネール、カダファルクと、素晴らしい建築家を何人も輩出した時代なんですね。
前カサ・バトリョを見た時、隣の建物もかわいいなあと思っていた。
ここは最近内装が見学できるようになったそうです。どこかでそれを見て、見てみたかった。
自由に見学できるのではなく、時間を区切ってツアー形式で見学します。
ガウディの建物に入るにはかなり並ぶことを知っていたので並ぶと思っていたんですが、隣のカサ・バトリョは長蛇の列なのに対して、こっちは列はまったくありませんでした。
すぐツアーに参加できました。
人気無いのかな?やっぱりみんなガウディのほうに行ってしまうんですね。
ここ、結構穴場です。
13ユーロでした。ガウディに比べたら、入場料も安いです。

入るのに床を汚さないように靴カバーをします。
ガイドはスペイン語と英語で説明してくれました。
私以外はすべてスペイン語で私だけ英語。ガイドのお姉さんは私のために英語で説明してくれたけど、わからなかったな。。。
ステンドグラスやシャンデリアがモデニスモという雰囲気。
同じモデニスモ建築なのでガウディと似ているような感じもしますが、もっとクラシックかな。
うまく説明できないけど。
ステンドグラスの装飾を多用しています。
中世の教会の宗教的なステンドグラスや中世のお城の豪華なシャンデリアとはデザインが違いますね。当然だけど。
壁にはスペインスタイルのタイルが敷き詰められていて、天井の装飾も凝っていてきれいです。
作ったチョコを下に送る仕掛けもありました
ツアーが終わって、1Fのカフェ&ショップに出ます。
ショップにはチョコレートが売っています。
このチョコレートショップは、昔からあるのでしょうか?パッケージにはアマトリェールと書いてあります。
リノベーションされていて、カフェのショップも古い感じはしなかったです。
今風のスターバックスのような雰囲気のカフェとショップ。
カフェは野菜系などの新しいメニューがメイン。
なんだかこんな古い素敵な建物で、その建物の古い素敵さをなくしてしまっているので、もったいない、と思いました。
チョコラテもあったので、興味があってカフェでチョコラテを飲みました。
クッキーがついていて、3.5ユーロでした。
クッキーはチョコをつけて食べます。
マドリッドだと、クッキーじゃなくてチョコラテにチュロスをつけて食べるのが普通。同じスペインで同じチョコラテでも、地域によって食べ方違うんだね。
チョコのパッケージがきれいだったので、つい4枚板チョコセットとチョコラテ用板チョコを購入してしまいました。


この後、まだ時間があたったので、カサ・ミラに行く。
カサ・ミラはチケット買うのに長蛇の列でした。
あまりに並んでいるので、時間が決まっている旅人は悩む。
でも並んでしまい、入場を待ちます。
どのぐらい待ったかわからないけど、とりあえずチケット買って入場です。
おもったより列は早くはけたかな?
入場料は、20.5ユーロです。たっか~~~い!!!
こういう1個の施設の入場料では最高額なのではないでしょうか?
約2500円です。

カサ・ミラは2011年5月の旅行でも来てます。その時の旅行記もここにあげてあります。あの旅行ではガウディの建物をたくさん見ましたが、グエル邸とグエル公園は見てなかった。あの時から5年後の再訪です。
ここは、一番上の階がガウディ博物館になっています。最初は一番上の階から見学して、下に降りて、一般住宅のモデルルーム(?)を見ます。
そしてそこから屋上に上がって、あのザ・ガウディの煙突が見れます。
その下の階からは、一般の住宅になっているようです。
詰めすぎで時間がなかったので、高い入場料払ったのにガウディ博物館のほうはあまりじっくり見ることができませんでした。
住居の部屋や廊下など、一部見学可能です。
廊下には白い六角形のタイルが敷き詰められています。ガウディのデザインなんでしょうね。
このタイルのデザインは、バルセロナのランブラス通りなどの敷石に使われていました。
通りを歩いていて下を見たら、「ん、この六角形のタイルのデザインはもしや!」って感じです。
カサ・ミラの一般住居は「TVでスペイン語」で紹介されたことがあります。
とっても素敵な御宅でした。
生活しやすい空間になっています。
公開されている部屋も、きれいで住みやすそうでした。
写真などで見るガウディの設計した建物というと、奇抜な建物や装飾というイメージです。
私は実際にカサ・ミラの部屋を見るまで、生活しにくいと思ってました。
でも、実際に見ると確かに奇抜だけど、それほど装飾は過多というほどではないです。
全体的にその発想がすごいというか、住むことにその装飾が交わるというか、台所や空間など、逆に住みやすい空間に思います。
家賃もそんなびっくりするほど高くはないそうですよ。TVでは家賃は出てなかったけど、家賃を据え置くかな?そういう約束があるようです。
ああっ、私もカサ・ミラに住んでみたい。
住居が世界遺産、ガウディの建物。。。 夢だわァ。。。。


そのあと、グエル公園に。
グエル公園の行き方も最初に紹介したバルセロナウオーカーに載ってます。
バスで行くと公園の前に止まるので、便利でした。
メトロだと10分以上歩くようです。
少し早めに着きました。
グエル公園は敷地が広いのですが、チケットで入るのはあの有名なベンチやタイルで作られたトカゲだっけ?がある地域です。
少し早く入れてくれるかと思いましたが、時間ごとに入場が区切られていました。
有料で入れるグエル公園の邸宅があったので、そこに入ります。5.5ユーロ。
ガウディの椅子やドアの取っ手などが展示されていました。
ガウディの椅子は人間工学に沿っているというか、人間の形に沿っていてとても座り心地がいいそうです。
ここでもそのようなビデオが流れていました。
取っ手も人間の手を考慮して、とても握りやすい形に作ってあるそうです。
ああっ、あたしもガウディの椅子を家において座りたい。。。
前、六本木ヒルズでガウディ展をやっていて、ガウディの椅子のレプリカを売ってました。
あまりできがよくないにも関わらず、高かった記憶が。。。
まあ、カサ・ミラに住むより可能性はあるかな。。。。。

時間になって公園に入ります。
前にここ来たことありますが、はる~かはる~かはる~か昔です。
まだツアーで海外旅行していた頃だな。
タイルがカラフルでかわいいです。
グエル公園にある家は、まるでお菓子の家みないです。
壁がクッキーだったり、砂糖をまぶしたような屋根だったり、カワイイい色を付けた砂糖菓子の壁だったり。
有名なベンチに座って、写真を撮ったりして過ごしました。
ベンチから望むグエル公園の風景は、ちょうど夕暮れ時間で空がうっすら赤くなってきて、きれいでした。
タイル張りで口からみずちょろちょろでるトカゲはかわいかったです。
みんな自分の隣にして、写真とってました。


この後、バスでカタルーニャ広場までもどり、ciudad condalというシーフードのバルに入る。
ここは昼もきましたが、混んでてはいれませんでした。
夕方のこの時間はカウンターに座ることができました。
時間がない(こればっかだけど)ので、カウンターにならんでいるポテトサラダとエビとホタテの串を頼む。
飲み物はコーラ。
串は調理してから出てきます。
またこのホタテとエビの串が美味しかった!
バーベキューのような焼き方ではなく、上品な焼き方でほんのり味もついている。
時間がなかったし、ポテトサラダでお腹が膨れたので、他は頼みませんでした。
でも、もう一個ぐらいシーフード頼めばよかった。。。


この後キャリーバックを引き取り、バスで空港に向かいます。
この後、リスボンへのフライトです。
このリスボンが鬼門でした。
リスボンの宿は、レジデンスです。
ようするに、人の家を借りるというもの。24時間レセプションがある宿ではありません。
Booking.comで「チェックイン時間を過ぎてからの到着になるけど、いい?」と問い合わせたら、「入り口のキーの暗証番号を2日前にメールで送るよ。」と返事が来た。
Booking.comにはPCのアドレスしか登録してなくて、旅先からはPCのメールは見れません。
だからMicrosoftのメールアドレスを伝えるメールを出したけど、返事もないし、暗証番号通知のメールも来なかった。。。。
きっとそのメール、届かなかったんだな。。。

リスボンの空港からはタクシーで宿に向かいました。
タクシーでも市内までは10ユーロぐらいで行けます。
夜遅いのでタクシーを使いました。
その住所のところで下してもらいましたが、こういう宿って看板だしてるわけではないので、どのビルかわからないのです。
近くにいる人に聞いて(聞きまくって)、宿の電話番号にかけてもらって、ようやく入口の暗証番号を開けてもらいました。
でも建物に入ったがいいが、今度は廊下から部屋に入らなければならない。
電話して、部屋にはいる鍵のあるBOXの暗証番号を教えてもらいましたが、うまく開かない。
結局宿の人に来てもらう羽目になってしまいました。
その上、この時に宿代払っておけばよかったのに、払わなかった。
彼も言わなかったし、私も部屋に入る事だけに集中してたから気が付かなかった。
これが後になって後悔する羽目になるのであった。。。

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2016年12月28日 バルセロナとカルドナのパラドール

2016-12-28 | 2016年12月 スペイン・ポルトガル

トルコ航空で成田からイスタンブールにフライト。
イスタンブールでは4時間ぐらいのトランジットの時間があります。
この空港でトランジットするの何回目だろう?
たぶん、かる~く10回は越えているかと。。。
こっちにこういうお土産屋さんがあって、こっちにフードコートがあって、と覚えてしまっている。
しかし、Wi-Fi環境はあんましよくないです。
スターバックスコーヒーがあって、そこにある機械に航空券のバーコード読み込ませてIDがでて、そのIDをそのサイトから入力するとWi-Fiが使えるようになりました。

バルセロナにはだいたい時間通り11時前ぐらいに到着しました。
今回はバック受け取りをする時間がもったいないぐらい時間がなかったので、荷物を機内持ち込みにしました。
ちなみにトルコ航空は機内持ち込み荷物には重量制限があるようです。
8Kg以下、サイズは H55*W40*D23 だそうです。(今、荷物に貼ってあったステッカー見た。)
担当の方が私の荷物をもって「これならいいです。」と。
行きは軽いんです。たぶん、7K以下ぐらいしかないと思う。
大きさはチェックしなかったな。幅がオーバーしてましたね。スルーでした。

バルセロナの空港からはバスで終点のカタルーニャ広場に向かいます。
荷物をコインロッカーに預けて(コインロッカー屋さんは前のブログに書いた)、身軽になる。
そしてチケットを購入済みのグエル邸へ。
チケットには入場時間の指定があって、到着の時間と15に時カルドナ行きのバズに乗るにもぎりぎりだろうと思われる13時のものを購入していました。
カタルーニャ広場から伸びているランブラス通りを歩きます。
グエル邸はランブラス通りの道から入った所にあります。
途中、サン・ジュセッフ市場も見学。
サン・ジュセッフ市場には、色とりどりのフルーツやお肉屋さんなんかのたくさんの店舗が入っています。
海外のこういう市場って好きでのぞきますが、本当に色鮮やか。
野菜や果物売り場にしても、日本と色がちがうんですね~~
バルもあり、観光客でにぎわっていました。
ハモンも買いたかったけど、旅のしょっぱなで買っても腐るの確実なので、"IERICO"とあったサラミを購入してしまいました。
サラミは結構常温でもだいしょうぶで賞味期限も長い。
でも賞味期限大丈夫かなあ。。と思いつつ。
スペインと言ったらイベリコ豚。わたしゃこのイベリコという言葉に弱いのだ。
しかし、これまた結構重かった....
フルーツジュース屋もいくつかあり、1ユーロでジュースを買いました。

今回、気合入れて「テレビでスペイン語」のテキストから使いそうなスペイン語のフレーズをノート書いてきました。
でも、「賞味期限はいつまでですか?」というスペイン語を確認してくればよかったと思いました。
これ、結構大事なフレーズです!!
次回は忘れずに調べておこう。
ちなみに、気合入れたスペイン語、結局「ドンデ エスタ エスト?(ガイドを指す)(ここはどこですか?)」「ケ エス エスト?(これはななに?)」「クアント クエスト?(いくらですか?」「ラクエンタ ポルファボール(お勘定お願いします)」ぐらいしか使わなかったなぁ。。。

はるかはるーか昔、私が就職して何年目かでバルセロナに来た時、グエル邸の入場は無料でした。
カサ・バトリョは入場料払って見学できたかな?
カサ・ミラは一般の入居者の方が住んでいるので、入れませんでした。
今もそうだけど、一部だけ観光用に公開してます。
この前バルセロナに来た時(「2011年05月 パリとバルセロナ旅行」に書いた)グエル邸には工事中で入れませんでした。
今回は12ユーロで入場できました。
グエル邸はそんなに混んではなかったかな。
グエル邸は天井がきれい。
屋上にも入れます。
屋上にはあのガウディのぐるぐるの煙突がありました。
煙突は何本もあって、タイルで装飾されています。全部デザインがちがいます。
お気に入りの一本を見つけるのもいいかも。
偶然一本の煙突にカモメがとまっていました。フォトジェニックなカモメです。


そのあと、バルに行く。
スペインと言ったらバルよね。バルでタパスやピンチョスを食べるのもスペイン旅行の楽しみなのです。
時間のない旅行者にとっては、さっと食べれてぱっと観光に戻れるから便利。(ただし店に行くのを迷わなければ。。。)
これも調べておいたバル。グエル邸から歩いていかれる”イラティ”というバスクスタイルのバルです。
ここは薄く切ったパンの上に惣菜をのせたピンチョスのお店です。
カウンターの上の大皿がいくつかあって、お皿ごとに種類の違うピンチョスが並んでいます。
この光景、豪快です!
奥にはイスとテーブル席があるようですが、私はカウンターでそのままいただきます。
「地球の歩き方」にも載ってるので、日本人のカップルがいました。
お店はすいてましたね。
ヴィノティント(赤ワイン)。ハモン,トルティーヤ,チーズのピンチョスの3個食べました。
お皿にあるつまようじでお勘定します。約10ユーロでした。
1つ2ユーロちょっとなのかな?。


そのあとは荷物を引き取り、本日の宿があるカルドナに向かうためにカタルーニャ広場から歩いていかれる北バスターミナルに行向かいました。
11時に空港着で15時出発のバスに乗るので、入国審査と移動時間含んで4時間あまり。これぐらいの観光がいっぱいいっぱい。
カルドナ行きのバスには、日本人が私も含めて3組いました。
ご夫婦カップルと父母娘の親子づれ。
うらやましいですね。
私はおひとり様でパラドール。。。。
さびし~~~。でもおひとり様の旅も楽しいですよ。
バスは満席を恐れてネットでチケット買ってたけど(前のブログ参照)、バルセロナが始発なんでそんなに混んではなかったです。
ネットで買わなくても大丈夫だったかな。
でも油断は禁物!前もって購入しておくことができないスケジュールなので。
バスはカルドナに到着。お城(パラドール)の下に止まります。
お城の下に止まるんだけど、お城は山のような上にあり、たどり着くには坂をだいぶ上がっていく必要があります。
バス停のそばというか、山のふもとにはツーリストインフォメーションがあって、パンフレットや地図などをもらえます。
カルドナはパラドールのあるお城があるぐらいで、他にも昔のなんかの施設とかがあるみたいだけど、たいしたものじゃないのでは?
町を歩かなかったので、よくわかりません。

バスに乗っていた日本人に足が少し悪い方がいて、近くのBarの人にタクシーを頼んでいました。
というか、困っていた日本人を町の人が助けてくれました。
私とご家族ずれの娘さんとそのお母さまは、風景を見るために上ってパラドールまでに行くことにしたけど、「その道はこっちだよ」と地元の方が親切に教えていただきました。
カルドナの人、本当に親切でした。
今回もいろんなところで、地元の人々に親切にしていただき、本当にありがたかったです。
私も日本で恩返しがしたい!とは思いますが、まったく恩返しできていません。
土のままの緩い階段だったり、コンクリートの緩い階段があったりして、キャリーバックありで上がるとちょっと辛いかな?
でも、あたしはこういう事なれてるから、ぜんぜん平気です。
上がっていくにつれて変わっていく、上から見る風景を楽しみながら上がっていきました。
私はパラドールが好きで、機会があればパラドールに泊まっています。
パラドールが好きというか、古い建物を使った宿泊施設が好きなのです。
それがボロイ宿でも(限度はあるけど)そういう宿が好きです。
パラドールは国営なので、値段が抑えられていて、私でも泊まれる値段です。
時期とか食事つきなしとか施設にもよると思いますが、だいたい100ユーロ以下です。
今回も食事なしで90ユーロでした。
今まで泊まったパラドールは
・カルモナ
・アルコス・デ・ラ・フロンテーラ
・アビラ
・チンチョン
・ハエン
かな?
どこもよかったけど、カルドナのパラドールはよかった!!
まずお城がステキです。
お城の一部をパラドールにしてるので、外に出ればお城が見れます。
カルモナとかチンチョン,ハエンもプールがあって夏は入れますが、カルドナのパラドールにはないです。
そんなことで評価が落ちないほどお城が素敵。
部屋の中は最新の設備になっていて、快適です。
ベットは天蓋付きの、お城なんかでよく見る王様とか女王様が寝るようなベットがあります(そこまで豪華ではないですが)。
バスルームも広くて、この旅唯一のバスタブ付きでした。
共用の部分は、ややほかのパラドールに比べると古いノスタルジックさがないかな、とも思いますが、とって足らないかな。
高台にあるので、カルドナを見渡せて、その茶色い屋根を見渡す風景もよい。
だんだん暗くなっていく風景を、ボーと見ていました。



パラドールでは夕食か朝食のどちらかを取ろうかと思っていました。
両方食べると金額的にきつい。
だからカップヌードル持ってきたけど、結局ここも前に泊まったハエンにつづいて湯沸かし器がなかった。。。
チェックインの時、夕食の値段を聞いたらMUNUが30ユーロとの事なので、夕食をとることにしました。たぶん、朝食もブッフェで高い。
パラドールの中にあるレストランは、古い施設をうまくリノベーションしていて豪華です。
それだけでも、ここで食事をしてよかったと思えます。
メニューは前菜・主菜・デザートで、いくつかある料理の中から選びます。
またどれも美味しそうなので、選ぶのが大変!!
カルドナの郷土料理のコーナーがあって、そこから選びました。
前菜は2分の1のメニューがあって、2つ選ぶことができるものがありました。
郷土料理を2個選択。
スープのようなものと、コロッケ。
主菜はなんとかポーク。またこのポークが美味しかった!
写真みてもわかると思うけど、ピンク色しています。
ナイフも軽く入る柔らかさで、絶品でした。
デザートはクリームブリュレです。
飲み物は赤ワインとお水も頼みました。
これでだいたい35ユーロかな。
値段的にも内容的にも、この旅一番の豪華な夕食でした。

一点残念なことが。
私の斜め前に小中学生の娘さんがいる日本人のご家族連れのテーブルがあったのですが、その娘さんがずっとマスクをしていたこと。
食べてるときはさずがに外していたとも思うけど。
かぜひいていたのでしょうか?
豪華なレストランの中でマスクをかけた女の子。
なんだか、すごい違和感を感じました。

この日はバスタブに入って、天蓋付きのベットでお休みしました。
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2016年年始年末 スペインとポルトガル旅行

2016-12-26 | 2016年12月 スペイン・ポルトガル


2016年12月27日(火)から2017年01月04日(水)の、一応9日間でスペインとポルトガルを旅行しました。
2015年の年末年始旅行はマドリッド着発で、中がモロッコだった。
イスラムの国に行って、イスラム建築を見たかったから。
今年の年末年始はどこに行こうかなぁ。。。と考えて
「そうだ、ポルトガルに行ってアズレージョが見たい!そして、リスボンでジェロニモス大聖堂をリベンジしたい!」
で、ポルトガルに狙いを定める。
2016年はバルセロナ着でマドリッド発、中はポルトガルにしました。

むかーしむかーし、ポルトガルに行ったことがあります。
若かったので今よりもっと欲張った行程にしてしまい、リスボンにも来ましたが、ジェロニモス大聖堂に着いた時にはもうクローズ時間になっていて、あと一歩のところで見ることができなかったのです。
ショックでした。リスボンは時間がなくて観光できなくて、単なる通過地点となってしまいました。
そのリベンジ。
その頃は、こんなに海外旅行ができるようになるとは思ってなくって、きっとポルトガルに来るのは一生に一回なんだろうな、結婚して子供ができて海外旅行もできなくなるよな、と思ってました。
しかし、結婚せずに会社員して今に至る。。。

そして、ポルトガルは直行がないからスペイン経由だろうと。
タパスもチョコラテも食べたいしね。( ^^) _U~~
そしてマドリッド着・発だと去年と同じだから、ガウディも見たいからどちらかをバルセロナにしようと。
という事で計画しました。

飛行機も同じトルコ航空。
8月末にスカイスキャナーで検索していたら、この期間で7万円代のチケットが出てきたのだ。
安い!!超安い!!
それもいつも使っているenaトラベルでも7万台だった。
なぜゆえトルコ航空こんなに安い?そういえば、前に空港でテロがあった。だからかな?
でもいいや。
キャンセル代が戻って来ないチケットだけど、ちょっとこの時期から予約となると賭けになってしまいますが、年末年始の1日ずつ(2016/12/28,2017/1/4)休みが取れることを信じて購入してしまいました。
enaトラベルで購入して、ちょっと値段上がりましたが、行きはバルセロナ着,帰りはマドリッド発にしてもらいました。

私はトルコ航空よく使います。
なぜかというと、22時台のフライトがあるので、会社終わってからのフライトができるから。
短い休みしか取れないので(今回も正月休み入れて8日間)、こうやって現地滞在時間を稼ぐしかないのだ。
そして、イスタンブールからのつなぎのフライトの待ち時間がまずまず少ない。
どこの国でも、だいたい18時間以内で到着できます。
でもはっきり言って、会社終わってからのフライトで帰国が夜の到着、翌日普通に出勤はもうきつい。
会社に行っても、頭が飛行機の中でした。

そして、スペイン-ポルトガルの飛行機もスカイスキャナーで検索したら、安いチケットが出てきたので、購入しました。
"tripsta"という外国の旅行会社でした。
外国の会社ってちょっと心配もあります。でも、大丈夫でした。
バルセロナ-リスボン,ポルト-マドリッド、両方ポルトガル航空です。
4094円と6568円でした。これも安い!
時間が遅いフライトになってしまいましたが、安かったのでその時間のチケットを選びました。
ポルトガル航空はLccと違って荷物を預けても追加料金がかからないとどこかのサイトにありましたが、でもさすがLccより安いこの値段、かかるんですね。
チェックインでちょっと事件があって、知りました。それは後述。
私は機内持ち込みサイズのキャリーなのですが、というかこのサイズまでじゃないと一人旅では身動きとれなくなるので、機内持ち込みもできます。
ただ、Lccによって機内持ち込みができるサイズが違うので、そこはチェックしたほうがよさそう。
私のは幅が25cmあって、通常のLccだと引っかかります。
事前に申告しておけばもっと安いかと思いますが、チェックインカウンターで追加することになると37ユーロだそうです。
高いですね~~ チケット代とほぼ同じ値段に。。。
結局機内持ち込みにしましたが。

今回の旅行のスケジュールは以下です。
--------------------------------------------------
2016/12/27(火)
  22:25 成田発(飛行機)
2016/12/28(水)
  10:40 バルセロナ着
    バルセロナ観光
  15:00 バルセロナからカルドナに出発(バス)(約2時間)
         カルドナ泊
2016/12/29(木) 
  08:40 カルドナからバルセロナに出発(バス)(約2時間)
    バルセロナ観光
  21:05 バルセロナ発(ポルトガル航空)
  22:00 リスボン着
         リスボン泊
2016/12/30(金) 
    リスボン観光
         リスボン泊
2016/12/31(土) 
  07:30 コインブラ出発(列車)
  10:14 コインブラ到着  
    コインブラ観光
  13:43 コインブラ出発(列車)
  14:42 アヴェイロ到着
    アヴェイロ観光
  18:19 アヴェロイ出発(列車)
  19:25 ポルト・サンベント駅到着
          ポルト泊
2017/01/01(日) 
    ポルト観光
          ポルト泊
2017/01/02(月)
  08:20 ポルト・サンベント駅出発(列車)
  09:36 ギマランイス着
    ギマランイス観光
  13:48 ギマランイス出発(列車)
  15:05 ポルト・サンベント駅到着
    ポルトをちょっと観光
  20:15 ポルト発(ポルトガル航空)
  22:25 マドリッド着
          マドリッド泊    
2017/01/03(火) 
    マドリッド観光
  17:45 マドリッド発(トルコ航空)
2017/01/04(水) 19:55 成田着
------------------------------------------------------

いつもだいたいの列車やバスの時間は日本で調べていきます。
その通りになる事もあるし、迷って時間がかかったり、列車が遅れるとか、その通りに行かないことも多いですが、だいたいその通りに行けるように計画します。
なんせ休みが短いから、計画立てて効率よく回らないと見れない。

グエル邸とグエル公園のチケットは、ネットでチケットを購入してました。
そうしないとチケット購入や入場に並んで、時間がかかります。
施設によっては当日券が売り切れってこともよくあります。
グラナダのアルハンブラ宮殿に行った時は、当日券が売り切れでした。私はネットで購入していたので見学できましたが。
今回もマドリッドで時間があったのでデスカルサス・レアレス修道院を見ようとしたけど、当日券は売り切れていました。
バルセロナの観光はバルセロナウォーカーというサイトがあって、バルセロナのいろんな情報が載っていて、旅行者には便利。
チケットの取り方もこのサイトを参考にしました。
 http://kamimura.com/?p=19360
あとは、バルセロナで荷物をどうするかだけど、それもこのサイトにコインロッカーの事が書いてありました。
 http://kamimura.com/?p=14410
空港からのバスがカタルーニャ広場が終点で、カタルーニャ広場にあるコインロッカーです。
実際私も使ってみましたが、カタルーニャ広場のすぐ近くだし、かなりの数のロッカーがあるので空きがないこともないだろうし、かなり便利で助かりました。
おかげでキャリーバックをガラガラ引きずらないで観光ができました。
普通サイズのロッカーで4ユーロです。

今回悩んだのは、年末年始の12月31日と1月1日は祝日でクローズしている施設も多く、交通の便も悪くなる。
ポルトは「地球の歩き方」を見ると1月1日が休みとある施設がなかったので、ほんとがどうかちょっと疑わしかったけど1月1日はポルトを観光するように計画しました。
そして、リスボンとポルトの近郊に行こうと思ってたけど、どこも行きたくてなかなか選べなかったことかな。
あとは、バルセロナでカルドナのパラドールを予約しちゃったから、この短いバルセロナの滞在でカルドナまでどうやって行くかという事。
カルドナのパラドールについては、このサイトに交通の事が載っています。
 http://www.ibero-japan.co.jp/app/parador/detail/cardona
今はgooglemapで簡単に経路が詳しく検索できる便利な時代になりました。
直通バスだと2時間ぐらいで着きますが、本数が少なくて適当な時間のものがない。
電車+バスだと3時間以上、電車+タクシーだと早いけどタクシー代が40ユーロ以上かかるらしい(*_*;
一人で40ユーロ以上はきつい!
とりあえず行きは15:00発の北駅から出発するバスで行って、帰りはその時で考えようと。
バスのチケットも満席で乗れないという事があると嫌なので、ネットで購入しておきました。ALSAというスペインの大手バス会社。
   https://www.alsa.es/en

こんなあんなで出発しましたが、直前に家庭の事情でいろいろあって、なんだか今回はぬけぬけが多々あり、最大の不幸な出来事があった(というのは大げさかもしれないけど)旅行になってしまいました。
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