この旅行記の最初にも書いた通り、30日に内に2回ベトナムに入国する場合は、ビザが必要です。
Visa Centerはパスポートコントロールの前にあります。行きにチェックはしていました。
カウンターで書類を渡します。
この旅行記で最初に書いたベトナムアライバルビザセンター(https://vietnam-visa.jp/)で書類と書き方見本をもらったので、日本で書類は作っておきました。写真も貼ってます。
読ませていただいた旅行記で、「30日内2回に2回入国するのにビザが必要なのを知らなくて焦ったけど、ビザを取得して入国できた。」と書いてあるものもあって、招待状はいらないのかもと思い最初は出さなかったけど、なんだか要求されたようだったので書類のほかに招待状も提出しました。
前の椅子に座ってしばらく待ちます。カウンター上にはTVスクリーンがあって、審査が済むと写真が写しだされます。
たぶん、30分も待たないで私の写真が写し出され、ビザが貼られたパスポートを受け取ってパスポートコントロールに進みます。
今回の宿はミニバスが止まるベトナム空港オフィスと目と鼻の先なので、ミニバスに乗りましたが、バスには私だけしかいなかった。このバスは人数が集まらないと出発しないのだ。
そしたら、「20$ぐらいでホテルまで行くよ」と運転手。
そりゃ、高いでしょ。降りて、行きと同じく86番のバスに乗る。35000ドン。170円ぐらい?
今回はオペラハウスで降りました。
帰りの宿は「Tom's House in Hanoi」という宿。行きのトランジットの時と帰りが違う宿なのだ。
安いし、ホアンキム湖の周辺で立地がいいし、評価高いし、写真のベトナムらしいかわいらしい部屋にひかれてしまった。
しかし住所のある所に行くも、それらしい宿はない。
通り名と番地はここなんだけど!?
わからず、そこにいたおじさんに聞くと「この路地の先だよ」と細い路地。そこを行っても、看板も何もなく「どこーー!??」。
家のドアはいくつかあるけど、かたっぱしからピンポンするわけにもいかないし。
途方に暮れていると一軒の家のドアが少し開き、日本人らしき人が顔を出して、声をかけられた。
そこが今夜の宿だった。
オーナーかな?と一瞬思った彼女は、私の先客さんだった。
部屋に入る。ハノイはものすごい蒸し暑さで、クーラーのある部屋に入るとほっとします。「あ~、すずし~~~」
聞くと、昨日チェックインして今日の夜中の飛行機で戻るので、荷物を置かせてほしいとのこと。この部屋のオーナーさんにも伝えているとのことだった。
その部屋は広く全く問題もないので、いいですよ。と。
彼女はLCCのベトジェットの100円セールで飛行機をとって、1泊週末旅行でハノイに来たらしいです。
100円とは衝撃的に安い!オープニングセール?でも、燃油料はかかって往復で2万ちょっとと言っていたが。
もっと衝撃的だったのが、本当は友達と来るはずだったけど、その友達が古いパスポートを持ってきて、飛行機に乗れなくなってしまい、次の飛行機で来ると言う事。彼女を待っているそうです。
と言う事は、Lccで1日1往復で翌日の飛行機。と言う事は今日。そして週末旅行で今日の夜中戻るので、日帰りです。
3時ごろ着いて夜中の12時ぐらい?に帰国するそう。空港での出入国の時間をとるので、滞在時間はほんの数時間!!
かなり衝撃的です。でも、この料金ならどうにかこうにか、許容できる範囲かも。
12時にオーナーさんが来るというので、まだ時間があるので近所を散歩しようと外に出る。
時間がないかなと思いつつ、ドンスアン市場まで行ってみました。
時間がなくてよく見なかったけど、ホーチミンの市場に比べると、あまりお土産になるようなものは売っていないように思います。
私が見たのは入口で帽子売り場や靴の売り場ぐらい。
奥に行けば、なにかったのかな?
市場の外で籠を売っているところがあって、そこで細工がきれいな25㎝ぐらいボール型のかごを買いました。
いくらだったかな?メモしてない。
あと大好物のマンゴーも購入。
最初の買い物なので、あんまし値引きできなくて高かったと思う。
部屋に戻ると、オーナーさんが来ました。
オーナーは若いきれいな女性でした。先客さんによると、昨日はマダムと2人できたそうです。
娘さんなのかと思います。
このオーナー、とってもいい人でした!
Booking.com でこの宿のスタッフ評価が10点中満点なんだけど、それってわかる。私も満点付けました。
英語できめ話してくれて、私のような英語ダメ人間でも、わかるまで簡単な英語とジェスチャーで対応してくれます。
翌日朝早いので、空港までのタクシーも頼めました。だいたい行きと同じで15$。
そのうえ、Lineの登録もしてくれて、「何か問題があったら電話してね。」と。
翌日は「空港に着いたか?」とか「朝食は4Fに食べるところがあるよ」とか、いろいろ心配してくれる。
いいひとだ~~~
先客さんは結局レイトチェックアウトで6時までの所、私が同じ国の人で問題ないといったので、9時まで部屋を共同で使うことになりました。
レイトチェックアウトの場合、宿代の半額を支払って、先客さんも鍵を持てます。
この宿2000円ぐらいで、半額は1000円なんですよね。
部屋の鍵は、映画に出てくるような昔の牢屋の南京錠を開ける鍵です。
この宿はホアンキム湖の周辺にあり、部屋は一人では十分なぐらい広く、床はガラのあるタイル。
ダブルベッド,大型TVと冷蔵後,ソファとテーブル,シャワーと洗面台がある、ベトナムらしいかわいらしい部屋でした。
設備的には十分です。
これで約2000円は安いです。
オーナーさんは、彼女たちがチェックアウトする9時にまた来るとのことでした。
先客さんはまだランチしていないというので、お誘いしてパインミーを食べに行く。
パインミーもベトナムで食べたかった食べ物の一つ。最近では日本でもパインミーを売っているところもあります。しかし、高いです。
ガイドにあったハノイ大聖堂の前の「ペーパーマン」というお店が近かったので、そこに行くことに。
カウンターのあるお店でした。日本語のメニューがあった。
普通のパインミーを頼む。サイズが2種類あって、小さいほうを頼んだけど十分な大きさだった。からいたれをかけるか聞いてきたけど、かけませんでした。
25000ドンでした。
美味しかったけど、昔屋台で食べたパインミーのほうが美味しかった。
昔、パインミーをホーチミンの屋台で何回か食べた。昔はバックパッカーの聖地だったファングラーオ通とかでも食べた。今は亡きシン・トラベルの前でも。
ご本尊のシン・トラベルは、同じ名前の縁もゆかりもないシン・トラベルという旅行会社がベトナムで増殖してしまったので、名前を買えたらしい。
しかし、模倣したほうのシン・トラベルという旅行会社は今でもハノイにもある。
今回も、シン・トラベルを目にしたよ。
そのあとは彼女と別れて、タンロン遺跡とチャンクオック寺に行こうと。
ハノイはたぶん5回ぐらい来てるけど、記憶の中ではタンロン遺跡とチャンクオック寺にはいったことがない。(忘れてるだけかも...)
5回も来てるのに、なぜか最大の見どころと思われるハロン湾にも行ったことがなくて、この日に行けないかが策してみたけど、時間的に全く無理でした。ハロン湾へは3時間ぐらいかかるので、ツアーは8時出発です。
バイタクを探して、タンロン遺跡までの値段を交渉。
値段の交渉めんどくさいです。しかしタクシーのほうが高いし、もっと交渉めんどくさそう。
タンロン遺跡といっておろしてくれたところは、なにやら軍事博物館らしきところでした。
「ここなの!?」と思ったけど、運ちゃんは「ここだよ」と。
入場料を払って中に入る。入口では軍服をした人が、きちっとんと立っていて、腕を頭にあてて敬礼してくれました。
たぶんベトナム戦争時代に活躍していたと思われる飛行機があって、てっぺんにベトナムの旗がついたフラッグタワーにも上れます。
でもタンロン遺跡はここなんだろうか??
どうやら、このをまっすぐ行くとはいれるようです。行ってみたけど、入口が閉まっているようです。
クローズとのこと。。。最終入場は4時だそうで、4時超えていました。
ショック。入って、飛行機とかみないでまっすぐ来たら入れたかも!?
タンロン遺跡はどうやら世界遺産なようなんです。
あーあ、と思ったけど、タンロン遺跡はまた次の機会に。
またバイタクを探して、チャンクオック寺に行ってもらう。ここは、ベトナム紙幣にも絵が画れているお寺だそうです。
チャンクオック寺は、湖の前に黄色い壁と茶色の高い塔があります。赤い灯篭もあって、黄色の壁に映えます。
ここ、なかなかいいです。若い人なら、インスタ映えのスポットだと思います。
ちょうど夕日の時間で、塔から夕陽の光がこぼれて見えます。そして前の水面に影が落ちて、塔が写し鏡のように映っています。
その場所にはカメラを抱えた人がたくさんいて、私もそこに交じって写真を撮りました。
そのあとはバイタクでホアンキム湖に戻ります。
宿に戻ってまったりしてると、先客さんとそのお友達が戻ってきました。飛行機に乗り遅れたお友達とも会えたようです。両手にたくさんの荷物を抱えていました。よかったですね~
そのあと、お誘いして3人で夕食に出かけました。
ガイドにあるベトナム料理のお店で宿から行けるところで「クアン・アン・ゴン」というお店があったので、そこに行きました。
着いてみて気が付いたんだけど、私このお店前に来たことありました。おひとりさまでだけど。
今日は3人。あんまりおひとり様向きのお店ではないので、うれしいです。
着いてみると、大勢の人が席が空くのを待っていました。
「名前を書いておくんだよ」と教えてもらい、日本と同じように席待ちシートに名前を書いて待つ。
あまりにも混んでいるのでほかの店に行ったほうがいいかな?とも思いましたが、お店の人によると「15分ぐらいで空く」ということだったので、待つ。
フードコートのような大型レストランなので、回転は速いようです。だいたい15分ぐらいで席に着けました。
頼んだのは、ブンチャー,パインセオ,(たぶん)パパイヤの海鮮サラダ,生春巻き、あとはデザートにチェーです。
どれも美味しかった。とくにパインセオがその大きさと味に大満足!パインセオは、大きなお好み焼のような姿で、それを店員さんが6等分にはさみで切ってくれます。
それを米粉の皮に葉っぱと一緒に乗せて、甘辛いたれをつけてから巻いて食べます。(隣の客の食べ方を参考にしました)
飲み物込みで、一人700円ぐらいでした。安い!
みなさんも大満足で宿に戻ります。
私は途中でスーパーによって、フォーなどのインスタント麺を購入してから宿に戻ると、オーナーさんが来ていました。
宿代を払い、明日のタクシーの確認もしました。
彼女たちとは、9時過ぎでお別れ。空港に行きました。
しかし、先客さんのお友達、本当に短時間の日帰りでした。3時ぐらいに飛行機が到着するとのことで、9時に帰りの空港に向かったので、実質5時間も滞在できなかったのでは?
芸人の旅行のTV番組で海外日帰りというのがあるけど、これほど滞在時間が短いのは、新記録かと。。。
オーナーさんともお別れして、シャワー浴びたり、増えた荷物を整理して、すでに夜中の12時過ぎ。
5時に空港に向かいます。
寝過ごしたことはないけど、怖いのでベットに横にならないで座って、3時までうとうとしました。
5時前は外はまだ暗い。
タクシーは5時前に来て、私を乗せて空港へ。
空港に降りて、WifiつなげるとオーナーさんからLineが入っていました。
いろいろありがとう。
空港ではファーストフードのお店がいくつかあって、そのうちの1件でベトナムコーヒーとパインミーのセットの看板がでていたので、そこにした。
ベトナムのファーストフード店なのかな?ベトナムのフォーのお店も日本上陸してるし、そのうち日本にも入ってくるかも。
ベトナムコーヒーのアイスとパインミーと小さなカスタードパイがついて、440円ぐらいかな、たぶん。
ベトナムにしたら高い。日本だったらいくらなんだろうね。倍ぐらいかな?なんてね。
そうして、飛行機に乗って日本へ、
そうそう、搭乗口の椅子にすわってもう安心してて、そろそろ並ぶ時間になるかな、と思ってたら搭乗口が突然変わってみんな移動した。
これだから飛行機ってやつは、油断ならない。
次回から、今回のようなロシアからベトナムのフライトのように、危ない橋は絶対に渡ってはならないと思った私でした。