旅の恥はかきすてです

旅行が好きです。
いままで行った国は41、都市は160以上。
世界遺産は140以上!
そんな旅行を書いていきます。

上海に行ってきました

2009-01-12 | 2009年01月 上海旅行
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10年以上ぶり2回目のインドで思ったこと

2009-01-08 | 2009年12月 インド旅行
インドは楽しかったなあ。
日本とぜんぜんちがう文化の国を旅するんで、いろんな葛藤やトラブルがあったりする。でも、ぜんぜん違うからこそ楽しいのである。
どこの国も日本とは文化はちがうけど、ほかの国と比べる事は難しいけど、インドはやっぱり日本と大きく文化が違っていて、違うからこそ楽しい。

大きく違うようなことを書いたけど、想像したより日本に近いところもあったかな。
矛盾するけど。
私が10年以上前にツアーで北インドに行った時は、道に腕に包帯を巻いて,それも血が混じっているルンペンを見たことがあった。
乞食はいっぱいいて、目の前に手のひらを出してくるルンペンはいっぱいいた。
ジャイプルの風の宮殿の前には、赤ちゃんをを抱えて手のひらを出している女性も複数いた。
どこでも子供の物売りがいて、バナーラスでは川に流す花を売っている小さな女の子の花売り集団は、年長の子がおどおどしてるちいさな女の子を押しのけて、無理やり花を私たちに売りつけてきた。
きっと、子供に売らせているボスからは、稼ぎで待遇が違うんだろう。
ホコリまみれの道には、ポンコツの車が走ってる横で牛が寝そべってたりのんびり歩いていたり(インドでは牛は神様です),その道に象がノッシノッシと歩いていたりした。
人,車,牛,象がいっしょくたにある,混沌とした道の風景をバスからみた。
まだ数回目の海外旅行だったし、若くて知らない事も今よりいっぱいあったんで、そういう事がかなりの衝撃だった。。
「インドに行くと人生観が変わる」という事もよく聞いたが、残念なことに、ツアーだったからか,私個人の資質なのか、そういうものを見ても人生観はかわらなかった。
もちろん、今回のインドでも人生観が変わった事はない。

南インドの都会の都市と、世界遺産があって整備された都市を回ったからかもしれないが、今回は昔ツアーで行った時に覚えた衝撃はなかった。
なんせ町はきれいだし、道路は整備されて日本よりきれい。
牛も象もいない。道ににるのは車だけ。
少し田舎に行けば(ツアーバスだったけど)そういう風景があるのかとも思ってた。
たしかに、田舎にでると多少はなそういう雰囲気はあったけど。
車もポンコツではなく、小型で奇麗。
はじめは日本車かと思った。トヨタのマークっぽくも見えた。
しかしよく見ると、インドの”タタ”自動車らしい。
値段も安くて性能もいいらしい。
駐車場をみた限りでは、日本車は約2割ぐらいかな?
南インドの都会しか行かなかったからか、それともこの十数年の間に奇跡的な発展を遂げたからか、思った以上に街はきれいだった。
たぶん、この十数年の間に奇跡的な発展を遂げたんだろう。
私が接したインドの人々は、みなそれなりに裕福そうだった。
北インドに行っても、きっと昔のような風景はないんだろうな。
それは、教育や福祉なんかのインドの政策がよいからなんだろう。
インドは物価が安いから、沈没している日本人はいっぱいいるらしいけど、そのうち物価が上がって、沈没できなくなるんじゃないかな、っと思ったりする。
まあ、都会でなければまだまだ日本よりずーと物価は安いのかな。

でも、ムンバイで一度だけ路上生活をしているらしい親子,母と小さい男の子と赤ちゃんと接した。
道に迷ってうろうろしてると男の子が声をかけてきた。
わからないままちょっと対応してると、母親が男の子に連れられてきた。
男の子に飴でもあげるべきかどうするべきか、ちょっと悩んだけど、無視して立ち去った。
なんんだかここで物を渡すのが怖い気がしたのだ。

インドもベトナムもすごい勢いで発展しているし、人々はパワフルだ。
日本人はこんな風に発展を遂げてる国の人々と比べると、パワフルさが落ちるんだな。
海外を旅行してると、そんな風に感じる事がある。
これは、私だけが感じる事なのかもしれないけど。
日本も戦後の高度成長期なんかはこうだったのかもしれない。
でも、いまや日本は凋落の一途。
選挙も適当な私がこんなこと言う柄じゃないんだけど、日本の政治はひどくて、これっという政策が打ち出せないでいる。
国債を出しまくるしかなくて、借金まみれ。
このまま出しまくってたら破たんするのに、なんで出すんだろう。
このまま何にもしないでいると、日本は新興国にあっという間に抜かれていくような気がする。
何年か前にゆとり教育とかで、中学の教科書の円周率を3としたのには驚いた。
3.14として小数点を付けて計算するからこそ、頭使って脳が発達するんじゃないの?
インドなんて、もっと小数点は普通に長くして計算してるらしい。
こういうところからして、国の甘さがあるように思う。
日本の教科書の円周率は、今も3なんだろうか。。。

文がそれた?
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インドからの帰り

2009-01-04 | 2009年12月 インド旅行
チェンナイの空港からキャセイパシフィック航空で香港経由で日本へ。
キャセイは行きは同日ムンバイ着,帰りはチェンナイAM3:00発の飛行機で、翌日の午後に日本着。
このスケジュールは、かなり勝手がよかった。
出発便は朝が早いんで大変だったけど同日着だし、帰りも午前3時でちょっとびっくりする時間だけど、飛行機の時間で焦ることはないし,空港で待てば宿代が一泊浮く。
帰りはどうせ12時に空港に着いてなきゃならないから、宿をとらなかった。

行きの成田発は9時だったかな?2時間前の7時に成田に到着するとなると、その2時間前の5時前に家をでなければならない。
しかし電車がない。。。
秋葉原経由の1本だけその時間に間に合う電車があったんで、電車賃3000円でスカイライナーより高かったけど、仕方がなくそれにした。

帰りはツアーが終わって、もちろんツアーが終了した時刻は予定より大幅に過ぎてたけど(前のブログ参照)、なんせ朝の3時発なんで時間を気にする事はなかった。
チェンナイのツアーが終了した時間は、8時過ぎてた。
ホテルに戻って荷物を取り、ホテルのレストランで夕食を食べた。
あのおいしかったカレー屋でもう一度食べたかったが、どうしてもインドでタンドリーチキンを食べたかったのだ。
おいしかったカレー屋はベジタブルレストランらしいので、チキンは置いてない。

画像

レストランはすいていた。
私のほかには、泊り客と思われる白人4人づれ。
タンドリーチキンのハーフとカレーを頼んだ。
しかし、チキンは食べ切れないぐらい来た。
味は、「まあまあかな」という感想。
カレーも他で食べたカレーのほうがおいしかった。

インドの中級以上のレストランでの会計はほかの海外と同じく、席に明細書が来て席でお金を払って、おつりがあったら席まで持ってきてもらう。
やっぱりホテルのレストランは高かった。
お金を払っておつりを待っていると、なかなかおつりを持ってこない。
ようやくおつりを持ってきたが、100Rぐらい足りなかった。
それに明細もない。普通、レシートとして明細も持ってくる、
足りないんで、抗議した。
そしたら、ボーイさんはバツが悪そうににやにやしていて、どうしようという態度だった。
どうやら、おつりのお札がなかったらしいのだ。
たぶん時間がかかったのは、おつり分のお金を探していたんだろう。
それでもなくて、困って足りないままおつりを出したにちがいない。
ちょろまかそうとしたわけではなさそうな感じがした。
そのうち立派なスーツを着た男性が入ってきて、ポケットマネーからお札を出して、そのお金が私のところに。
さすがインド。日本では許されない。

その後、ロビーのトイレで荷物を広げて、歯磨きと洗顔をしてTシャツを着替えた。
よくやるパターンです。
帰りも電車で空港まで移動。

インドの空港はどこもセキュリティが厳しい。
空港の中に入るにも、パスポートとチケットがないと入れない。
荷物検査も徹底的にやる。
なんせ、原爆を持ってる国だし、お隣のパキスタンとも仲が悪いんで仕方がない。
空港に入ってまだチェックインまで時間があるだろうと思ってボーとしてたら、あっという間にキャセイのチェックインカウンターに長い行列ができていた。
後ろのほうになってしまって、通路側のリクエストを聞いてくれるかどうか心配だったけど、OKだった。

チェンナイの空港は意外と国際線が飛んでいるようだ。
フライト案内のボードには、こんな時間にも出発する国際線エアラインの表示がいくつかあった。
しかし、空港のキャパが小さいのと、荷物検査が厳しいのとで、チェックイン,パスポートコントロール,搭乗のどの段階でも長い列ができて長い時間待たないといけない。
列待つだけでへとへとになります。
この空港は、国際線をこれだけ飛ばすにしては、キャパが小さすぎです。

約7時間で香港に到着。
帰り乗継の時間がかなりあったんで、香港の空港でお買い物。
香港の空港は広くて、お店もいっぱいある。
化粧品とか、お土産用にお菓子とかを購入。
ブランド品とかもウインドウショッピング。
おいしそうな麺屋さんがあったんで、香港麺を食べた。

そうして香港から成田に向かったのであった。
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インド・チェンナイでお買い物

2009-01-02 | 2009年12月 インド旅行
写真はカンチープラムでの1月1日の光景です。詳細は次のブログで。
日本と同じく、めでたい日なようです。日本で言う、神輿がたくさん出ていました。

翌日は早朝の飛行機でアウランガバードから乗継でチェンナイに移動。
アウランガバードからムンバイへは往復夜行列車にする予定だった。
飛行機より安いし、宿代が浮く。
しかし、インドの列車はいまだによく遅れるらしい。
いまどきそんなに遅れないよなと思ってたけど、地球の歩き方掲示板で確認のため聞いたところ、やっぱり遅れるとの事。
遅れるとムンバイからチェンナイに移動する飛行機に乗り遅れる。
すると、チェンナイから日本に帰る飛行機に乗り遅れるかも。。。と思ったら不安になって、ネットで予約した帰りの夜行列車をキャンセルして、飛行機のチケットをGetした。
列車も飛行機も、予約のサイトはとっても使い勝手が良かった。
フランスのより使いやすい。さすがIT国家。
しかし、列車は遅れるのね。。。。
ソフトはすごいけど、ハード(列車)は駄目なのね。。。

ムンバイからチェンナイに移動する飛行機はJet Arewaysというインド国内線の空港会社のネットから申し込んでいた。
アウランガバードからムンバイの飛行機も予約。
ちょうど時間がつながる便があって、運が良かった。
合わせて、1万7千ぐらいした。これでも割引料金だ。
高くなってしまったが、しかたない。
しかし、昔は国内線は競争力がなくてもっと高かった。と、インド渡航歴8回以上の男性が言っていた。

暗いうちからホテルを出て、飛行場に。
アウランガバードの空港は、思ったより新しくて奇麗で近代的だった。
ムンバイまでは約45分。
しかし、ムンバイの空港は、もーっともーっと奇麗で広くて近代的。
国内線専用なのかな?
国内線の乗り継ぎなのに、セキュリティチェックが厳しくて時間がかかった。
朝から食べてなかったので、空港のカフェでサンドイッチとコーヒー。
ひさびさのカレ―系意外で美味しかったけど、高かった。。。
日本円で320円ぐらい。
列車の駅で食べたカレーとチャイの4倍以上する。。。。
でも、チェンナイ行きの飛行機の中で機内食がでた。
食べなければよかったな。

昼過ぎにチェンナイに到着して、列車で市内まで移動。
初めての昼間の列車なんで、キンチョー。
この時間は余裕あるけど、朝のラッシュ時にはすごいんだろうな。
なんでも、通勤ラッシュがひどくて、お弁当を持って行けないそうだ。
プロに会社までお弁当を配達してもらうらしいです。

エグモア駅の近くにある、ニュー・ヴィクトリアホテルを予約していた。
地球の歩き方にのってるホテルです。
私の持ってる地球だと、シングルは975RでTAX10%とある。だいたい2200円ぐらい。
でも4000円だった。
上がったのか。。。
期待してなかったが、これが結構キレイで快適なホテルだった。満足。

ホテルに着いたのが、午後2時過ぎかな?
チェンナイはこれと言って見どころがないようだし、いまから市外にでるには時間がなかったんで、買い物に行った。
スペンサー・プラザというショッピングセンターがあるらしいんで、出かけてみた。

地球に、古典舞踊の情報が行く途中のITDCという観光情報局にあると書いてあったで行ってみた。
聞いてみたが、返ってってきた答えが
「これこれこうい新聞に載ってるから、買ってそれを見てくれ。」
とういものだった。
こんなのあり?
がせか!?間違った所には入ってないと思うが。地球の迷い方か!?
1回ぐらいはインドの古典舞踊を見てみたかったんで、ちょっとがっかりした。

スペンサー・プラザは日本でいうと、イトーヨーカドーを少し大きくしたような、立派なショッピングセンターだった。
お土産物を売ってるお店も結構ある。
何件か入ってみたが、地球にのってる「チナール」というお店で、手刺繍のショールと普通のショールを購入。
何件か見たけど、手刺繍はここのが一番きれいだったのだ。
2割引いてくれて、手刺繍は1400R,普通のは400Rぐらいだったかな?
ここの店主に、「パシュミナはどうだ?」と勧められ、出して見せてくれた。
「日本人はパシュミナ好きね。」と、首にも巻いてくれた。
店主の机には日本人の名刺が多数飾られてあり、「日本人と取引がある。」とか言ってた。
パシュミナと言われている(?)、ショールは薄くて手触りもよく、ほかのショールとは感じが違った。
本物なのかも。
でも偽物といわれても、そうかと思ってしまうよ。
値段は、なっなんと10,000Rだった。。。50,000Rもあったよ。
日本円にすると2万とか10万とか。
インドでさえこの値段。
こんなものに2万とか10万だすインド人いるのか?普通のショールとの差がよくわからんものに、その値段の20倍以上か。。
買うとしたら外国人か、たいそうなセレブにちがいない。

あとは、インドPOPの2009年度ヒット曲集みたいなCDを購入。
CDはもっとほしかったけど、パッケージ見てもよくわからなかったんで、結局これだけ。でも、なかなかのヒット!!でした。
やっぱ、日本やアメリカ系の音楽とは違うのよね。
踊るマハラジャ(古いか。。)系、明るいダンスミュージック。
聞いてると、楽しくなるような音楽です。
結局、ここだけで夜になってしまった。
タンドリーチキンがおいしいというお店の情報がっあったんで、そこまで行って食べようかと思ったけど、歩いても歩いても着かないんで、やめてホテルにもどった。
そして、ホテル近くの大衆食堂でカレーを食べた。
前のブログで書いたおいしくて安いカレー屋さん。

そうして、チェンナイの夜はふけたのであった
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インド・チェンナイ1dayツアー

2009-01-01 | 2009年12月 インド旅行
チェンナイではカンチープラムとマハーバリプラムに行く1dayツアーをTTDC(チェンナイの観光局)のサイトでネットから申し込んでいた。
このツアーも世界遺産を回ります。
6:30から19:00までの1Dayツアー。約13時間のツアーです。
ツアー代金650Rで、なんと朝と昼の2食つき。日本円だと1300円ぐらい。
安!!
このツアーはかなりお得感あり。
ベトナムのバックパッカー御用達のシンカフェのyツアーもかなりお得と思ったけど、こっちのほうが得かも。
5年ぐらい前はメコンデルタ1泊2で18+5$(5$は一人部屋代)だった。
今はいくらなんだろう?上がったにちがいない。
しかし、朝が早い。。。

TTDCの事務所に集合して、6:30になってバスに乗り込み。
外国人はあたし一人だった。
予想外!!
地球にも載っているツアーでこの時期なんで、日本人がいると思ってた。
少なくても外国人がいると思っていたが、いなかった。
まあ、こういうシチュエーション慣れてるし、べつにいいか。

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途中で朝食をいただきました。
バイキングではなく、一人一皿に2種類のカレーと白いパン。
ポテトサラダのようなねりもの、甘いコーヒー付。
ちゃんとした朝食だった。


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この日は1月1日。インドもNew Year Holidayなのだそうです。
カンチープラムでは、日本の山車(ダシ)のような少し派手な手押し車がたくさん走っていました。
こういうのを見れたのはよかったけど、この日は日本と同じようにお参りしようとするインド人が有名寺院にどっと押し寄せるようです。
まるで、正月の鎌倉の鶴が丘八幡宮のごとく混んでいました。
カンチープラムでは4箇所ぐらいお寺を回る予定らしかったんだけど、2個目の寺院で時間がかかりすぎてしまいすっとばされた。
それも2個目の寺院では、ガイドさんが一人外人の私には「バスに戻ってなさい」との事。
ひどい。。。
異教徒の私からすれば、ガイドさんの言うことを聞くしかなく、すごすごとバスに戻りました。
再開するまで、約2時間またされた。。。

その間暇なんで、出店を見たり写真を撮ったりしてすごしました。
でも、このふらふらした時間が結構楽しかったりした。
出店では奇抜なシヴァ神の絵とかが売ってたり、きらきらしたアクセサリーに女性が群がっていたり。
日本の神社にでる出店とおんなじ感じです。

画像

お祭り調子な男たちは私のカメラに気がつくと、うつせうつせとポーズをとる。
それも何組も。
撮った写真を液晶で見せると、男たちは「おおー」と満足した様子でした。
あとで振り返ってみると、こういうのが楽しかったな~

「マダム、マダム」という声に振り向くと、そこには路上インドサンダルの店が。
なかなかかわいい。
値段を聞くと10$との事。交渉して4$になったんで買うことにした。
4$払うと急に隣の男がサンダルに留め金を打ち始めた。強度を増すためとの事だそうだ。そして1個の留め金がいくらって言ったかな?2足で6箇所ぐらいで、いくらって言ったかな?
私がお財布から4$出すときに20$札が出てしまって、それを男が覗いたようである。
さすがインド、油断も好きもあったもんじゃない。
もちろん私は怒る。
でももう4$払ってしまっているのだ。いまさらキャンセルもできない。
怒って1$置いていこうかと思ったが、あいにく1$札がなかったんで100Rおいて、サンダルをもぎ取るようにしてとった。 結局、外国人なんで入れなかった,正月超混み寺院のここで時間を食ってしまった。
そのため、1番の目的だったマハーバリプラムの海岸寺院はすっ飛ばされてしまい、見ることがかないませんでした。。。。
その時は、かなーりショックでした。
はるばる世界遺産を見にチェンナイまで来たのにーーー。
こんなことなら、ツアーじゃなくてマハーバリプラムだけをバスで来て、ゆっくり見学すればよかったとその時は後悔した。

このツアーでは、1か所だけお土産屋さんによった。
カーンチープラムはサリーのシルクの布の生産で有名らしい。
女性陣は熱心に売り手と交渉していた。
サリーの布を何枚も何枚も出して、値段交渉をします。
トルコやモロッコなんかの絨毯と同じ売り方ですな。
どうせ買っても着る機会がないんで、ぜんぜん買う気なく、売り買いする様子をしばし見学。
しかし、みてるとほしくなる。
値段を聞いてみると、けっこうよさげなものが2200Rぐらいとのこと。
ローカル価格でお得だし,このぐらいなら買えるよな。日本で買ったら、10倍はするかな?と思ったけど、思いとどまり。
こういうもの大好きな私としては、あぶないです。
でも首に巻くスカーフをすすめられて、1200Rの値札から500Rになったんで買ってしまいました。
緑の下地に金色の糸で細かい柄が織り込まれたスカーフです。
春になったら、首に巻こうと思ってます。楽しみ。

海岸寺院は見れなかったけど、マハーバリプラムにはそのほかにアルシュナの苦行,バターボールなどの見所がある。
バターボールは、丸い大きな石のサキッポが傾斜した地面にちょこんと乗っている不思議な石。
ここにいくために、バスを降りて1K以上歩いて移動。
たぶん、ここもいつもはバスでつけるらしい。
ガイドと運転手のやり取りを見て、なんとなく想像。
ここでも時間のロスだったのだ。。。。

バスに戻る時、3人組のおば様たちグループの一人が行方不明になった。
お昼はカレ―のバイキングだったんだけど、一人外国人の私を気にかけてくれてすこしお話もした、なかなかよい感じの方々だった。
バスになかなか戻ってこないんで、バスの中は騒然とした。
バスを降りて歩き始める時、「10分待つが、それ以上は待たない!!」といっていたガイドは出発したがっている。
しかし、3人組の残りの2人が「かわいそうだから待っててよ!!」みたいな感じで、ガイドとやりやっている。
そのうち、別の女性も「かわいそうだから」ということで、おば様たちに助っ人。
ガイドの言うことには、
「インド人なんだから、どうにかなるだろう。」と。
あたしの事を見て
「あの女性をみろ。一人異国でもああやって旅行してるじゃないか!!」といっているようだった。
ひええー、そんなことで注目を浴びてるなんてーーーー

携帯を持っているらしく、そのうちつながって、ガイドさんが居場所を教えてオートリキシャでおばさま到着。
おば様は、ぐったりで半泣き状態でした。
しかしガイドさんは、「泣くんじゃない。ここにいるみながやさしいから、待っていたんだ。泣いてもはじまらないぞ!!」
みたいな事を言っていたようである。(想像)
バスの中で大騒ぎがあって、一体感もあって、おもしろかった出来事でした。
しかし、ここでも時間のロス。。。

ツアーの一番最後は、なぜかディズニーランドのようなテーマパークに寄ったんだけど、興味ないのと集合時間がよくわかっていなかった事もあってすぐバスに戻ってしまった。ローカルな人々は、子供連れもいたんで大喜びで園内に散って行きました。
40分ぐらいはいられたのかな?
バスにはガイドと運転手しかいなくて、私がすぐ戻ったことにびっくりしたみたいだった。
「興味ないから戻った。」「海岸寺院に行きたかった。」と言うと、「ローカルを対象としているのでしょうがないよ。」みたいな事を言ってたな。
ガイドさんは、2番目のお寺で一人外国人のあたしを待たせた(それも2時間ぐらい)事も謝っていた。
チェンナイに戻る途中でガイドさんが途中で降りるということで、一人外人の私に握手を求めてきた。
ガイドさんはちょっと怖い感じではっきり物を言うけど、おば様たちへの態度とか、この握手とか、結構いい人なのかもしれなかった。
インド人は物事はストレートに言うけど、人情には厚いのかもしれない。
ガイドさんと、その握手の感触は、よい思い出です。

今になってみれば、世界遺産が見れなかったのは悲しかったが、それ以上に楽しい,思い出になったツアーでした。

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