旅の恥はかきすてです

旅行が好きです。
いままで行った国は41、都市は160以上。
世界遺産は140以上!
そんな旅行を書いていきます。

5月4日 最終日・リラの僧院

2016-05-11 | 2016年5月 ルーマニア・ブルガリア


朝食は、ビュッフェ形式でした。
コーヒー,紅茶飲み放題。
パンとワッフル、ジャムなんかぐらいだったかな?
あんまし種類と量はありません。
あの値段で夕食・朝食付きだもの。贅沢は言えません。

リラの僧院は、ホスタル・モスタルのツアーでいきました。
レセプションのところに用紙が張ってあって、ツアーに行きたい人は記入する、というホスタルのツアーでは良くあるスタイル。
しかし、これヨルダンのアンマンでは、ぺトラへのツアーでは人が集まらず、というか私だけで、結局ツアーにならず,半額にもならず、個人ツアーとなり高くつきました。
2014年のGWだった。
日本人に人気の安ホテルだから、この時期だから日本人いると思ったのに。。。
あれはショックだったな。
でもリラの僧院は沢山いた。
前日に名前を記入したんだけど、当日レセプションに行ったら新しい紙になってて、昨日記入したよな~、と思ってみたら私の名前がない!?
慌てて、最後の一枠に名前を書きました。
参加人数は満席の8人。
大型のバンで行きます。

日本人は私と男性2人で3人、中国人の女性2人組み、カップルと一人の欧米人3人だった。
ツアーが遂行されてよかった。
あんまし心配はしていなかったけど。
ツアー内容は、こんなもん
・9時半に出発(遅れて10時ぐらいだった)
・途中のガソリンスタンドでトイレ休憩
・11時ぐらいに到着
・2時間フリータイム
・13時ぐらいにバンに乗って少し移動

その後、なぜか山登りが始まる
山登りするなんて、知らなかった。
前触れなし、突然山登り。
年寄りにはきついんですけど。こんなきつい登りだと言ってくれれば、上らないで待ってたのに。
外国のツアーって、こういう事よくあるわよね。
日本のツアーはありえない。
まず、「こういうところに行きますよ」「どうしますか」「まっててもいいですよ」みたいな説明があると思う。
こんな風に海外で旅行していると、日本って親切すぎる気がします。
なにからなにまでお膳立てしてくれるというか、お客様は神様すぎるというか。。。

登ったところに、小屋みたいな家があった。
特になにがあるというわけでわない。
教会のような建物もあったが、運転手兼ガイドさんは「クローズド」と。
閉まっていたようです。
そこの隣に洞窟のようなところがあって、人が一人通れるか通れないかという穴から上に出ます。
きつかった。。。
いったいここ、何なんでしょうねえ。
たぶん、リラの僧院の創始者が住んでいた所じゃないですかねぇ。
わからないけど。
そして、ホスタルに戻ったのは16時半過ぎぐらいでした。

このツアー、お昼を取る時間はありませんでした。
ランチどころによってくれるかと思ったけど、結局どこも寄らず。
たぶん、リラの僧院見学の2時間で「ランチを食べる人は食べなさい」、だったみたい。
レストランは1件だけあったそうで、逆に言うならそれ以外食べ物屋はまったくなかった、そこで食事ができたみたいでした。
見てなので、値段とかはわからないけど。


リラの僧院は、中も外も天井もカラフルな宗教絵で埋め尽くされていました。
ルーマニア・ブルガリアの教会はこういう中も外も描かれているものが多いです。
4つの修道院のツアーの時、Gigiさんが「この時期を境に、こういう教会が建てられなくなったんだよ。」と言っていました。
今まで見てきたルーマニアの修道院や、前日に見たボヤナ教会とは趣の違う絵です。

リラの僧院はルーマニア・ブルガリアで今まできた教会からしたら大きいのですが、といっても2時間リラの僧院だけでは時間が余ります。(ほんとはランチの時間も含んでいたみたいだけど)
同じツアーの日本人と話したりしてました。
2人の男性は友だち同士ではなく、社会人のGW一人旅行だそうです。
どちらもかなりの旅行好きで、海外旅行も沢山行っているようでした。

時間があるので、写真を撮りまくる。
僧院の中は写真禁止なので、写真ないです。
中も絵で壁から屋根まで埋め尽くされていました。

自撮りなんかもしてしまう。
どうしたら、自撮りでうまく撮れるかも試してしまう。
もちろん、そんなもんで時間はつぶれない。

敷地内にある歴史博物館に入る。8Lv。
現代に作られた地下にあります。
まあ、はいっても入らなくてもいいかな、という博物館ですね。
そうは思ってたけど。
男性2人は入りませんでした。
目玉は「地球の歩き方」にも書いてあった、層ラファエロが作ったという十字架です。
ラファエロと書いてあったから、ルネッサンスの代表的な画家のラファエロ!?なんでブルガリアにと思ったけど、まったく違うラファエロでした。
これは見ごたえありましたよ。
本当に細かい彫刻で、1つの十字架の中にいくつ物の場面が彫刻されています。
個々の場面には群集も描かれています。
気の遠くなりそうな細かさ!!

敷地にはお土産やさんも3箇所ぐらいにありました。
売っているのは宗教関係のものだけですが。
マリア様が立体になったマグネットを購入。たぶん3Lv。
今、マリア様はヨルダンやスペイン、トルコで買ったマグネットとともに、家の冷蔵庫にいます。

何回もリラの僧院の絵を見てるうちに、2時間過ぎる。
そして、再びバンに乗って先に書いた山登りをしてホスタルに戻りました。
ちょっと男性2人と話して、預けていたキャリーバックを受け取って、ホテルを出ました。
ランチ食べてないので、腹ペコ。
既に5時過ぎ。
昨日"セントラル・ハリ"というショッピングセンターにブルガリア料理のお惣菜のお店があるのをチェックしていた。
この"セントラル・ハリ"、ブルガリアの首都ソフィアにあるショッピングセンターにしては簡素です。
ソフィアのほかにありショッピングセンターは、もっと華やかなのでしょうか?
ソフィアの旧市街やバスから見た外の風景と比べると、東京は"ビック,ビックビック,ビックシティ"です。
ブルガリアって、なにが主要産業なんだろうか?
身たるところが限定されてて、もっと華やかな場所もあるのかも知れないけど、全体的に寂れた都市という印象です。
「ブルガリア経済は、大丈夫なんだろうか?」と思ってしまった。
ここのブルガリア料理のお惣菜、美味しかった!!
そして安い!!
あまり美味しいと感じた食べ物がなかったこの旅行、その中でも美味しいと感じた食べ所の一つです。
お勧め。
3品+ペットボトルのアイリャン(薄いヨーグルトドリンク)で4.5Lv。約330円。
白チーズがかかったサラダ,リゾットのようなお米料理、豆のスープを100gづつ頼みました。
プラスチックの入れのに入ったものを、近くにあるテーブで食べます。
昨日もここにすればよかったと思ったぐらい。

そしてそのお店の近くにお土産やさんがあったので、ローズウォータとローズリップを買う。
両方で8Lv。約550円ぐらい。
ブルガリアと言えばバラ。ローズウォータが欲しくなったのだ。
そして、84番のバスに乗って空港に行って、特に問題もななく、日本に到着しました。




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5月3日 ソフィア観光

2016-05-03 | 2016年5月 ルーマニア・ブルガリア
朝3時に起きる。
昨日は着いたのがたぶん21時過ぎていて、24時ごろ寝たので、仮眠ですね。
しかし、ここで起きられないとブルガリアのソフィア行きの飛行機に乗り遅れます。
そうするとリラの僧院が見れないだけではなく、ソフィアOutの日本行飛行機に乗れないかもしれないのだ。
恐ろしすぎる。。。
スマホと目覚ましの2重体制。
でも、特に問題なく起きられました。

「The Map Hostel」という宿。
この宿はひどかった。
一応、個室で共同バス。16ユーロ。20Ron。ブカレストからしたら破格の安さかと思う。
部屋の広さはまずます。清潔さは普通。
そこまではいいんだけど、天井から水がポタポタ落ちてきていました。
たぶん上の階のそこがバスルームなんだな。
でも、ちょうどベットには水がかからないところだったから、レセプションの人には言わないでそのまま寝た。
どうせ仮眠取るだけしか期待してない安ホテルだし。
それに若者がうるさかった。
部屋にいる時間が少ないから、できるだけ安く、かつ空港に行くバスの出るバス停まで歩いていかれるというので選んだからいいんだけどね。
でも、その点ではどんぴしゃでした。
空港行バスのバス停までは10分ぐらい。

4時にペンションを出た。
この時間にドアが空いていることも昨日レセプションの人に確認済み。
24時間出入りできるみたい。(あぶないかも?)
宿代も支払い済み。
空港行きバスのバス停には、ちょっと悩んだだけで着きました。
まだ真っ暗だけど、すぐ大通りに出て明るいので、それほど怖くはなかった。
恐れていたブラショフの時みたいに、来るはずのバスがこないという事はなく(前日のブログに書いた)、問題なく空港に着きました。
Ronも今回は変換する事なく、宿代を払って、バス代を払って、空港でクロワッサンとカフェの朝食を食べて、あまったRonで自動販売機でお菓子を買って、おわり。

そしてタロム空港でソフィアへ。
ブカレストから1時間ちょっとのフライトです。
お隣の国。近いです。

ソフィアへは予定どおり9時半ぐらいに着きました。
ソフィア空港は日本円からの両替のレートは悪くないとの情報があった。
それで、両替したけど、2つ両替屋があって日本円のレートがでていなかったけど、ユーロのレートがいいほうで1万円を両替した。
ここでまたまた失敗。
レート悪かったみたい。。。
結構こいう事ってショック。
ちゃんとレート確認してから変換しましょう!
こうして、何回旅行して失敗しても学ばず、再び失敗してしまう私。。。。
私の人生、学んで蓄積することがないんだな。。。。
1泊2日なんで、宿代払っても1万円で足りました。

ブルガリアはソフィアだけで1泊2日になってしまいました。
到着した次の日の夜には日本へ帰ります。
本当はもっとほかのところにもいきたかったけど、時間が取れなかったのだ。
だから、どうしてもいきたかったリラの僧院だけでもという事で予定を組みました。

まず最初、今日のお宿「ホステル・モステル」に行く。
なんでここにしたかと言うと、安い!そしてリラの僧院へのツアーがあって、安くいけるから。
ここは日本語のサイトがあります。
ホステルまでのアクセスもかいてあるけど、バスの番号が違ってる。。。
エアポートバスがソフィア大学まで走ってるけど、84番。
このホステルのアクセスだと、82番かな?そういう誤った番号が書いてあるのだ。
84番が来たけど、82番まとうかと一瞬思ったけど乗ってしまった。

終点のソフィア大学からは、ホステルのアクセス方法でだいたいいけました。
ここからはちょっと歩きます。
バスの終点には、スターバックコーヒーがありました。
ソフィアにもスタバがあるのね。。。
もちろん方向音痴な私は、地元の方に聞きながら着きました。

「ホステル・モステル」はいわゆる安宿です。
30Lv(2200円ぐらい)で朝食も夕食付きます(内容はたたが知れていますが)。
そして個室です!この値段でドミトリーではありません!
部屋は超広々、2段ベットとシングルベット。要するに、3~4人でも十分な広さ。
一人で使うには広すぎるぐらい。
バスは共同です。
でも、個室が4個ぐらいかな?それでシャワールームが2つあるから、十分です。
ただ、洗面台がちゃんとしたのがなかったな。
ここはビルの3階のスペースが「ホステル・モステル」の個室部屋になってて、レセプションがある建物は食事場所とドミトリー。
個室はそこから5分以上かかります。
レセプションからアルバイトの大学生の女の子につれてってもらったんだけど、夕食をとりに本館(?)に一人で行ったら、迷う迷う。
行きは女の子となんだか話していて、英語だから英語に集中していて、道を気にとなすするどころではなかったという事もあるけど。
方向音痴なんで。
またまた地元の人に聞きながら着きました。
危うく夕食時間過ぎて、食べ損ねるところだった。

夕食は何種類かの料理がキッチンの上に置いてあって、好きなものを一皿取って、パンをもらいます。
私はシチューのようなお皿を取りました。
隣の日本人女性はスパゲティみたいなお皿だったけど、美味しくなかったと言っていた。
私はまーまー。
食べれればそれでいいって感じの料理です。
でも、ソフィアはあまり外食できそうなところがないので、夕食を出してくれると、お腹も懐にも助かる。

レセプション兼食事所は、こういう宿にありがちなちょっと退廃した雰囲気ですが、そんなに悪くはなかたです。
食事場所には、この時期なんで日本人も何人かいました。


午前中にホステルにチェックインして、荷物だけを預かってもらう。
そしてソフィア観光に出る。
しかし、ソフィア、もっと見所あるかと思ってた。
ソフィアは最後だし、リラの僧院のついで観光みたいに思ってから、あんまりガイドも見てなかったけど。
近い範囲に見所が固まっていて、そのうち入場料とるのはソフィア・シナゴーグだけ。
ソフィア・シナゴーグも、「う~ん、どうだろーなー」という感じ。
あっという間に見終わる。

そして、地球の歩き方に載ってる"フォークアート&クラフトセンター"に行ってお土産も購入。
今回、ここまであんましお土産も買わなかった。
イースターエッグしか買ってない。
というか、買いたいものがなかったのだ。
どこの国に行っても、その国ならでのものでひかれるものが1つや2つあり、買ってしまう私。
ルーマニア,ブルガリアはそういうものがすくなかったな。
ここでは、マーブル模様が独特の陶器とバラの石鹸を買いました。

まだ2時ぐらいだったのかな?
これからどうしようかと。
そして"地球の歩き方"を見ると、世界遺産のボヤナ教会がトローリーバスに乗っていけばいけるらしい。
そうだ!ここ行こうと。

まず、お腹を見たねば、という事で、ガイドにある店の中で一番近い"スカラバー"というお肉料理のお店に入る。
サラダとハンバーグに似てる料理とアイリャンという飲み物を頼む。
アイリャンはさすがブルガリア,ヨーグルトドリンクなんだけど甘みがまったくなく、プレーンヨーグルトに水を入れて薄めた感じ。
あたしは、これ、さっぱりしててよい!
サラダは野菜食べてなかったから頼んだんだけど、ブルガリア版ハンバーグのお皿に刻んだキャベツついてたからいらなかった。
ブルガリア版ハンバーグは、ジューシーでないハンバーグ。
ハンバーグをおでんのネタにした感じ。
美味しかったすよ。
全部で16Lv。サラダが4Lvだった。


腹ごしらえがすんで、2番のとローリーバスで終点まで行く。
しかし、ここからが大変だったのだ!
終点から国立歴史博物館があって、そこからボヤナ教会は離れているらしい。
ガイドの地図にはバスの番号があって、64番と107番に乗れば着くらしいのだ。
しかし、終点からはこのバスはつながっていない。
111番のバスがここから出ていて、地図では64or107番と交差しているので乗り継ぎができるだろうと、111番のバスに乗ってしまったのだ。
そしたら、乗り継ぎしそうなところのずっと先まで行ってしまった。。。
「ええ~~~~!!」という感じ。
バスでの戻り方もわからないから、仕方なく歩いて戻った。。。
結構な距離歩きました。

仕方ないんで、歩いていこうかと。
静かな町で、あまり歩いていない地元の人がいると、”このチャンスを逃がすな”状態でボヤナ教会への道を聞きまくる。
結構遠いんです。
閉館時間は迫ってきます。
ホント、こんな苦労して見れなかったら、ブルガリア嫌いになってしまうところだった。
久しぶりにはまりました。
昔は、こういう迷い方たまにやったなぁ。
行くつもりだったらネットで行方調べてたんだけど、時間がないから無理だろうと、まったくノーマークだったのだ。
ソフィア市内はもっと観光に時間がかかると思っていた。

最後の人は、教会の前まで連れて行ってくれました。
またまた感謝です!!
閉館時間に、やっとやっと間に合いました。
ボヤナ教会に行こうと思っている方、地球の歩き方だけでは着けません!
2番のとトローリーバスで終点に行っても、そこから歩いても行けるのかもしれないけど、かな~り距離があります。
あたしは歩いて行ったけど。。。。
事前に調べていくことをお勧めします。

ボヤナ教会は、ひっそりと隠れて建っていました。(写真)
一人でこの辺に来てもここがそうだとわからなかったでしょう。
連れてきてもらったから、入ることができた。
本当に、小さな教会です。
外側は絵が描いてあるという事もなく、茶色の壁の何のへんてつもない、ごく普通の小さな教会。

敷地に入ると、まず受付のようなものがあって、そこで入場料を払います。
10Lv。約700円。規模のわりに、結構な値段です。
ちなみにずっと大規模なリラの僧院は入場無料。
そこから中に入ると、小さな入り口があり(写真の黒いドア)、教会の中に入ります。
中では英語ガイドさんが勧誘してきますが、要らないので断る。
写真はだめ、大きなバックは入り口でおいてく、バックは手で持つ(肩から掛けない)。
見るのは10分間だけ。
いろいろ制約あります。
だから写真なし。

でも、教会の中に書かれた絵は、それはそれはすばらしいものでした。
10cmぐらい先にはすばらしい世界遺産の絵があるんですよ。
がん見です。
教会の内部ももちろん小さいけど、すみからすみまで,天井まで絵がかれています。
お客さんはとっても少なくて、私の前にはおらず,後でも1~2組でした。
後から来たお客さんは、ちょっと見て、すぐ去っていきました。
私は「なんてもったいないことするんだ」と。
私は、時間をいっぱい見ていました。
言われるまで見てた。

あまりにも良かったので、写真禁止だったので、普段は買わなガイド本を10Lvで購入しました。
これも高い。
日本語版がありました。という事は日本人はツアーでここ来るんだろうな。
こんな小さいとこ、ツアーで押し寄せて大丈夫なんだろうか?

帰りは地元の人に再び帰り方を聞いたところ「バスに乗ったほうがいい。2駅で降りて歩きなさい。」と言われたので、そうしました。
迷ったけど、無事に2番のトローリーバスのバス停について、乗って帰りました。
しかし、トローリーバス、頻繁に来るはずだがなかなか来ない。
ブラショフのデジャブか!?と思ったけど、来た。

そして、ホスタルに戻りました。
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5月2日 ブラショフ観光とブカレストへ

2016-05-02 | 2016年5月 ルーマニア・ブルガリア


この日の朝はゆっくり。
今回の旅行は朝が超早いことが多々あったけど、この日は夕方ブカレストに向かえばいいのだ。
そして、次の日もソフィア行きの朝の飛行機に乗るために、恐ろしく早くチェックアウトする必要があるのだ。


朝食は料金に含まれていて、8時からとの事。
ヨーロッパのホテルは朝食の時間が8時からが良くあるけど、これって遅いよね。
7時からにしてほしい。。。
時間があったので、ホテルの前の広場を散歩。
戻って朝食を取りました。
まあまあ種類も豊富で、朝食を楽しみました。

チェックアウトして、ドラキュラ城に行く。
ドラキュラ城までのバスが出ているアウトガラ・ドイまではタクシーで行くことにしました。
歩いてもいかれるらしいけど、どうせ迷う。
私はメモを取っていて、メモによると6.5レイでした。

実はブラショフでもツアーを頼もうかと思っていた。
カサ・サムライという、日本人の方(だんなさんが日本人なのかな?)経営するペンション兼旅行会社があって、そこにメールで聞いてました。
ブラン城とルシュノフ要塞と世界遺産のブレジュメル要塞教会、この3つを回ってほしかったけど、ブレジュメル要塞教会は月曜がお休みだそうです。
あいにくブラショフ観光かできるのは月曜日。
メールで聞いて、ブラン城とルシュノフ要塞だけで40ユーロって言ってたかな?
ブレジュメル要塞教会にいけないのならあんまし意味ないかと思い、バスで行くことのしました。

アウトガラ・ドイに着いて、バスが出るのを待つ。
観光客らしい人たちもちらほらいました。
中国系の男1人女2人のグループがいて、私も含めてタクシー運ちゃんから勧誘があった。
そんなに高くはなかったと思った。
私はタクシーで行きたかったのだが、そういうわけにも行かず、確か10時半出発かな?バスがでるまで30分ぐらいまった。
とりあえず、行きは始発なんで、バスは予定通りでた。
このときは帰りのことは想像だにせず。。。

ブラン城はブラショフ市近郊の観光スポットみたいだった。
子供連れも多かった。
これまで見てきたルーマニアの修道院や木造教会とは、かなり赴きが違う。
修道院や木造教会には観光客が数人しかいなくて、周りにお店もなかった。
ブラン城回りは人が沢山いて、マーケットのように多くの屋台のお店があった。
食べ物屋あり、チーズ売りの屋台も何件もあり、こちらの地方独特のブラウスやドラキュラ伯爵の絵のマグネットを売っているお店あり、いろんなものが屋台で売られていました。
あんまりたいしたものはなかったけどね。
名物なのか、スモークチーズのお店が何件かあり、味見して美味しかったので購入しました。
10cmの円系のチース半分で、15レイでした。約450円ぐらいかな?
お店はいっぱいあったけど、ほかは買うものなかったな。

プラン城のチケットは35レイ。高いです!
特にガイドとかが付くわけではなくてもこのお値段。
中は昔の家具や、このお城に住んでいた有力者の紹介などがありました。
高いけど、まあ、せっかくだしね。

ここで、1つ大失敗。
バス停に帰りのバスが来ているのが見えた。
このまま急いでバスに乗ってしまおうかと思ったが、30分に1本あるという事なので、このバスを見送ってしまったのだ。
そのバスに乗ればルシュノフ要塞に行く時間は十分にあった。
しかし、その後のバスはなかなか来なかった。
失敗といっても、次がすぐ来るかなんてわからないけど。
30分待ってもこない... まだルシュノフ要塞に行く時間あるな。
45分まってもこない... 急げばルシュノフ要塞に行く時間あるな。
1時間待っても..... もう危ないかも
1時15間待っても... あきらめたほうがいいかも
こんな感じになってしまい、あきらめざるを得なかった。
普段は30分間隔でくるはずのバス。
ブラショフとブラン城の途中で降りれば、ルシュノフ要塞に行けます。
普通に着ていれば問題なく行けたはずのルシュノフ要塞。
何ゆえこんなにバスが来ないの?
私が最初にそのバス停にならんだんだけど、その後集まってきた人たちも、なかなかバスが来ないんでいらいらしているようだった。
結局1時間半ぐらい待ったのかな?
地球の歩き方には、世界遺産になるのでは!?というような書き方だったので、さぞかしすごいところに違いない、という妄想ばかりふくらんで。。。
残念ですが、そのままブラショフに戻りました。
悲しい。。。。
それなら昨日食べ損なったサルマレを食べよう!と、あきらめていたルーマニア名物料理を食べることにした。
昨日「クローズです」と言われて入れなかったレストランに入る。
メニューも見ずに、サルマレを頼む。
ママリガ添えのサルマレがきました。
ママリガというのは、とうもろこしから作ったペースト状の食べもの。
マッシュポテトのとうもろこし版かな?
とうもろこしの味とういうか風味があって、なかなか。
ママリガはロールキャベツよりすっと小ぶりですが、おいしかったです。
満足!
これでルーマニア名物には悔いなし、かな。。。
もっとルーマニア名物、食べたかった。

またまたタクシーで駅に向かう。
タクシー乗り場から乗って、10レイ。
ブラショフでは4回タクシーに乗ったけど、たしかそのうち2人の運ちゃんに「東京から来た」というと、「あの、ビックシティかい!?ビック、ビックシティだね。」みたいな、ルーマニアとは比べ物にならない巨大な都市だという事を言われました。

東京に戻って、昨日は電気製品買いに有楽町に行って、銀座にもいった。
ビルなんかの建物をみてると、「ああ、やっぱりルーマニアの運ちゃんが言ったとおり、ルーマニアの町と比べるとビック、ビックシティ」にちがいない、なんとなくと思いました。
ルーマニアの人口が東京の人口と匹敵すると言ってたかな?
人の多さも高いビルの多さも、その近代的な町も、ブラショフとは違います。

ブラショフの駅で、チケットを買う。
ここでまた失敗追加。
チケットを買うとき、列車の種類を確認していなかった。
たぶん、ローカルな電車とIRという早い列車があって、時間のかかり方が違う。
ちゃんと「一番早くブカレストに着く列車のチケットをください。」と言えばよかったものの、そんなことは頭になく、すぐに出る列車の切符を買ってしまったのだ。
切符をみたら、IRだとたぶん2時間半ぐらいなのに4時間もかかるのだ。
ブカレストには明るい時間に着きたかった。
だって、北駅が危ないという評判はかなり読んでた。
とある旅行記では、北駅のATMでお金おろしていたら背後でナイフつきつけられた、とか書いてあったし。
女一人、怖いです。
そう思ったから、念入りにルーマニア・ブルガリアの旅行計画を建てた。
しかし、これでは北駅に暗くなってから着くことになるので、おじゃんに。。。
その上切符の窓口は混んでおり、出発時間も近づいている。
私がそんな感じでうろうろしていると、親切な青年が声をかけてきてくれて、インフォメーションでこれより早く着く列車があるか確認してくれた。
やる気がなさそうなインフォメーションの女性は、ないとの事だったそうだ(ほんとか!?)。
ありがとう、青年!!
なんだかこの日は、この青年からルーマニアの人々に何回も助けてもらうことになるのだ。
感謝の一日になるのだ。

そして、自分のあほさ加減に落ち込みながら、4時間かっかってブカレスト北駅に到着。
もちろん、既に真っ暗。
でも、鉄道駅と地下鉄駅は通路でつながっていました。
そのまま地下鉄に行く。
思ったほど、危険性を感じなかった。
たぶん、外に出ると怖い人がいっぱいいて怖いんだろうが、出なければそれほどでもなさそう。

今日の宿は統一広場駅から歩いて10分ぐらいらしい「The Map Hostel」という宿です。
安宿で、空港に行くバスのバス停まで歩いていかれるのでこの宿にしました。

統一広場駅に着いて、どこの通路から出ればいいか悩んでいると、またまた感じのよさそうな青年に「May I help you?」と。
ホテルの住所を見せると「こっちだ」と出口まで出てくれて、宿に行く道も「こっちだよ」と教えてくれ、そのまま去っていきました。
私のために、自分が行く方向でないところまで案内してくれたようでした。
なっ、なんて親切な!!
もちろん100%信用するわけには行かないので半分身構えてはいましたが、それも申し訳ないぐらいいい青年でした。

そして、道を歩いているとまた迷う。
大通りで明るいので、それほど危険性を感じなかったけど、それでも夜遅いから怖い。
地図を見てると、スナックを食べながらあるいている2人組みの女の子が声をかけてくれて、住所を見て宿まで案内してくれました。
この女の子たちも私を宿まで案内してくれて、そのまま去っていきました。
ブカレストの皆さん、ほんというにありがとう!!
いい人に出会えてよかった。
感謝感激なのでした。
こうして無事、暗い中を宿までつけました。

ルーマニア、特にブカレストって治安が悪くて怖いというイメージがある。
だから、前述のように計画も慎重に立てた。
それも私のボンミスで計画崩れになってしまいましたが。。。
こんな治安の悪いと聞いている東欧の国を旅行して大丈夫なんだろうか?怖い人に絡まれたりすることはないんだろうか?と思ってたけど、悪い人はほんの一部で、庶民はラテン系で困っている外国人には、とっても,とって~~~も優しい!!
いい国でした。
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5月1日 バイア・マーレからシギショアラでブラショフ

2016-05-01 | 2016年5月 ルーマニア・ブルガリア

バイア・マーレ5:24発シギシショアラ13:57着の列車に乗るために、宿を4時15分にチェックアウト。
起きられるか心配だっけど、スマホと目覚ましの2個がまえで3時ごろにスタンバイ!
でも、1個目で問題なく起きました。
シギショアラ行は1日1本、この時間にしかでません。
厳しい列車事情。。。
だから早め起きて、早めに宿を出ます。

「Pensiunea Casa Rusu」のオーナらしきおやじはいい人だった。
着いたとき、なぜかハイタッチ。
明るいおやじだった。
夜7時頃着いて、翌日4時過ぎのチェックアウトだから、そんなに顔を合わせる機会もなかったし、なにより英語がしゃべれない人だった。
でも、なんとか「明日、5:24発の列車に乗るから(列車のチケットを購入済みだったのでそれを見せる)、4:15にチェックアウトしたい。」と言うと(というか、ゼスチャーとレセプションにいた英語を話せるお友達がいたので、どうににか通じた。)、「わかった。その時間にはレセプションをあけておくから問題ない。タクシーを呼んでやる。」みたいな返事だった。
朝が早いと、出入り口に鍵がかかっていて、出られない危険があるのだ。
そうなったら、列車に乗れない~~~
計画がおじゃんになってしまう。

この日は、シギショアラで少し観光してブラショフに向かおうと思っていた。
シギショアラは世界遺産の町です。
シギショアラで宿をとろうか、ブラショフで宿を取ろうか悩んで、ブカレストに近いブラショフに宿を取ることにした。
経路上は、シギショアラ->ブラショフ->ブカレストで、シギショアラからブカレストまでは5時間ぐらいかかる。
ブラショフからなら、2~3時間らしい。
5月3日はソフィアへ朝の飛行機で飛ぶから、ブカレストまでの距離があると心配。
そして、ルーマニアの旅行記を見ると、シギショアラは2~3時間あれば回れるらしい。
という事はあんまし見所がない。

朝3時過ぎに頃起きて、4時15分前にレセプションに行って前に立っていると、ドアが開いた。
そしてタクシーも呼んでもらい、無事に駅に到着。
バイアマーレの駅は、社会主義の残り香のする駅だった。
待合室があったが、あまりきれいではないコンクリートの箱。
地下通路には落書きがいっぱいあった。
ルーマニアの鉄道、レールの脇には草が生えてました。
売店があって、開いていたので、スナックとお水を買っておきました。

列車は20分ぐらい遅れた。
特に問題もなく、ちょっとした今回の旅の難関を抜けてほっとする。
私のようなあんまりしっかりしてない人が個人で海外旅行をすると、旅の完了までいくつも難関を突破しなければならないのだが、突破したときのほっとした感とか、それが旅の醍醐味だったりもする。
まあ、特にどってことがない移動なんだけどね。

バイアマーレからシギショアラまでは、8時間以上あります。
2等で80RON。
こんな長い間昼間の列車に乗ったことあったかしら?、という長時間。夜行はあるけどね。
列車はのんびりと進みます。
日本の列車と比べて、遅い遅い。
それがいいようにも思うけど、時間のない旅人にはつらい。
でも、この先ルーマニアが日本のように早い列車になってしまうと、それはそれで情緒がなくなったとガッカリするかも。
わがままなもんですね。

アジアのように列車で食べ物を売りにくることもなく、空は曇っているせいか、それほど風光明媚な景色もなく、というか窓も汚れていたけど、この8時間以上時間をもてあまし、退屈しました。
いつもなら、こういう移動の時間はスマホで音楽を聴いたりしてるけど、今回はおばかな私はUSBをつなぐソケットを忘れてきてしまい、充電ができなくなっていました。
だから、こんなところで音楽を聴いて、スマホの電池を減らすことはできません!!
電池もほとんどない状態だったけど。
本を1冊持ってきていたので、それを呼んだりしてました。
1回だけ、物売りが来たな。
おもむろにコンパートメントを空けて、ノートなどの文具を何個かおいていきました。
そしてしばらしてから戻ってきた。
どうやら、この文具を売っているようです。
彼は口がきけないようでした。
私のコンパートメントにいたご婦人は、ノートを1つ購入していました。

そして、30分ぐらい遅れてシギショアラに到着。
シギショアラには荷物預かりがあるという事をネットで見ていた。
ほんとうに駅に荷物預かりありました!!
やった!
 
駅から旧市街には歩いていかれます。
シギショアラは、ルーマニアの旅行記で読んだとおり、観光にそれほど時間はかかりませんでした。
小さな町です。
特にお城などの入場する建物はなく、ヨーロッパのかわいい町並みをぶらぶらするという感じ。
私はすでにこういう町並みはほかの国でも見ているので、特にどうという感じは持ちませんでした。
ハンガリーのチェスキー・クルムロフの感じに似てるかな?
観光資源としたら、チェスキーのほうがいいかも。
「地球の歩き方」には、”かわいいグッズ探し"とか書いてあったけど、これっていうようなものを売ってるお店は見つけられなかったな。。

とっくにお昼時間過ぎてましたが、お腹すいたのでどこかに入ろうと。
ドラキュラの家というレストランがあるというので探す。
シギショアラは小さい範囲だからすぐ探せた。
チャールズ皇太子が食べたグラーシュ(パプリカの利いたスープみたいなもの)があるという"カサ・ク・チェルブ"も近くにあった。
最初はドラキュラのレストランに入ったけど、席に案内してくれなかったので、グラージュのほうにした。
グラーシュとミネラルウオーターを頼む。
ルーマニアのレストランでは、パンは頼まないと着かないのね。
もう遅い時間で、夕食もすぐの時間だったので、グラーシュだけ食べてでました。
31RONでした。

その後もぷらぷらするが、これといった見所はなし。
観光時間は2~3時間でしょうか?プラス駅からの往復の時間。
ランチをしても、それで十分かと思います。
で、駅に戻る。
予定どおり18:09発の列車に乗ってブラショフにいきます。
といっても、列車の到着は20分ぐらい遅れたかな?
18時台はブラショフ行きの列車は2本でていて、18:43発もあります。
「地球の歩き方」ではシギショアラ-ブラショフ間は1日12本あると書いてあったけど、調べた限りとシギショアラ駅での情報だと、そんなにないみたい。

ブラショフに着いて、タクシーで旧市街にあるホテルへ。
今回の泊まったなかで、一番の高級ホテルです。
ほかはペンシオーネだった。
この運ちゃん、「どこから来たの?」とか「僕は小さい頃柔道やってたんだよ」とか、話しかけてきました。
でも、「地球の歩き方」には駅から市内まで3レイとありましたが、ホテルまでメーターで20レイだった。。。
やられた!のかしら??
でも、帰りもちゃんとしたタクシー乗り場からタクシーで駅に行ったけど、10レイ超えてたな。
3レイじゃ少ないと思う。地球の歩き方さん。

いつも旅行で土地のものを食べるのを楽しみにしている私。
今回はまだあんまり食べていないので、ぜひここで"サルマレ"というルーマニアのロールキャベツみたいなものを食べてみたいと思っていた。
宿はブラショフのメイン広場のスファトゥルイのまん前。
広場にはいくつものレストランが外にテーブルを出ています。
ガイドに載っていた"シィレナ・グスタリ"だと思える席に座ろうとしましたが、時刻は9時を回っていて「申し訳ないですが、もうクローズです」といわれてしまった。
仕方なく、ホテルのレストランでたぶん郷土料理でなさそうなお肉の料理を食べる。
美味して、お給仕さんのサービスもよかったけど、ちょっとガッカリ。。。

この日の宿はこの旅初めてのホテル。ペンシオーネではありません。
「ベラ・ムジカ」という、結構ブラショフではいいホテルなのかな?
朝食付き50ユーロ。
ブラショフのメインの広場から道を隔てたところにあります。
そのロケーションと、朝食付きってことで、1回ぐらいのんびりホテルで朝食が取りたかった。
そして、古い建物ということで選びました。
ホテルは今回の旅行で一番高いにもかかわらず、バスタブもないしアニメティもなかった。
普通このぐらいのホテルだったら、少しはアニメティあってもいいかと。。。
がっかり。。。
この半分で泊まれるペンションとどちらにしようか散々悩んだのに。
もしかしたらバスタブあるかと思ったんだけど。
このホテルを選んでよかったのは、朝食もまあまあ良かったけど、LGの液晶TVが部屋にあって、USBの口があって、これでスマートフォンの充電ができたこと、かな。(最初に書いたけど、USBは持ってきたんだけど、USBをつなげるソケットを忘れてきてしまったのだ。USBだけあってもソケットにつなげられないので充電できません。)
なんか充電できるものないかと探したら、TVにUSBが!!
電池は0に近かったので、これでなんとか助かりました。


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4月30日 マラムシュの木造教会

2016-04-30 | 2016年5月 ルーマニア・ブルガリア
この日は昨日より1時間早くて8時にお迎えが来ます。
Gigiさんとは違う人です。
Gigiさんによると、マラムシュに住んでいて、昨日6時間かけてスチャバに来て、一泊して今日だそうです。
マラムシュからスチャバまで、車でも6時間かかるのね。
結構距離あります。
ツアー代が高いのもちょっと納得。でも高いけど。
Ggigiさんは本当に明るい性格で、人と話していないと死んでしまうタイプの人という感じ。
私にもよく話しかけてたし、村人や施設の人ともともしきりに会話していました。
マラムシュツアーの人は、その逆のタイプ。
少しはかっこいいあんちゃんだけど、寡黙でもなんだかやさしさがある感じの人でした。

朝食は昨日買ったパンを食べだ。
Rapsodia Pensionでも追加料金で朝食が取れるみたいで1日目に「明日の朝食はどうしますか?」と聞かれましたが、飛行機でもらったサンドイッチがあったし、口コミで”朝食の料金でもめた”というコメントがあった事もあり、また2日目の朝食を頼む機会もなく、結局ここの朝食は食べずじまいでした。
私は宿で朝食を取るのがすきなのです。

ペンションをチェックアウト。
そして車に乗り込み、延々と走ります。
会話はありませんでした。
まあ、どうせあたしの英語力じゃ、たいした会話はできないんだけどね。

8時からかれこれ3時間ぐらい走っただろうか?
最初に車から降りたのは、かわいいお菓子の家みたいなデコレーションがしてある家が並んだところでした。
ここはどこなんだろう?
インフォメーションセンターみたいな施設があるから、観光地なのかな?
確かにお菓子の家みたいでかわいいことはかわいい。
天気が良かったら、青い空とピンク色のかわいいお家できれいだっらかも。
この日はうす曇のち雨または晴れ間、というよくわからない残念な天気でした。

その後はちょっとしたモニュメントのあるところに止まる。
なんでも、第2次世界大戦のときルーマニア人はハンガリー人に抵抗した記念碑との事だった。
30人で窓から応戦したらしいが、2人かな?しか生き残らなかった。
そんな説明だったと思う。
私の英語力でから、間違ってるかも。
しかし、まったく興味なく。
遠くから眺めていて、近くにもいけるので「近くまで行く?」と聞かれたけど、行かなかったです。

その次は、昔からのこの地方の家らしい建物に入る。教会ではない。
小さい家の中に、お祝いのパンとか、暮らしぶりが展示されていました。
その地方のベストを着て写真が撮れるというので、私も着てとってもらった。
まあ、そんあもん。
ここは入場料とったかな?
2レウぐらいだったと思う。
この家の前には、裸木の枝に料理につかうおなべが沢山かかっていました。
おなべが咲いている木は、車からも何本か目にしました。
赤おなべ、青いおなべ、緑のおなべ。
「なんであーしているの?」と聞くと、なべをああして干しているそうです。
この地方独特の習慣なのかな?

その次は、水車の前で止まる。
昔のこの地方でやっていた、水車での水圧を利用して洗濯をする自動洗濯機。
川にあるたるの中の洗濯物が、ぐるぐる回ってます。
ぐるぐる回してきれいにする、今の洗濯機と同じ原理ですね。

こんなあんなで、前半は細かいところで見学をしました。
まあまあ、ってとこかな。


そしてお待ちかね、最初の木造教会に着きます。
中に入ると、天井にも壁にも素朴な絵が描かれていました。
入り口の天井には、かわいいエンジェルの顔が描かれています。
そのかわいさに、しばしエンジェルを見つめてしまう。
まるで絵本の中に迷い込んだようです。
そういう優しい絵。
壁一面と奥の礼拝堂の天井にも、素朴で絵本の絵のようなかわいらしい宗教画などがありました。
たぶん村人が書いたと思われる絵、村人の無垢な信仰心が伝わってきます。
この木造教会、最初世界遺産のイエウドという教会かと思ったのですが、ガイドさんに聞いたら違うとのこと。
木造協会、どれも形が似てるから、ガイドのあったイエウドかと。
名前聞いたけど忘れました。
「地球の歩き方」も見てもらったけど、その中にはない教会なようです。
ドラゴミレシュティからすぐのところです。
たぶん、世界遺産じゃないんですね。
世界遺産ではない木造教会もこの辺には沢山あるのかもしれませんね。
ツアーに参加しなかったら行かないような教会。いいものを見せてもらいました。

次はサプンツァヘ。
あの有名な(?)「陽気な墓」があります。
ここもなにかで見て、行ってみたかったところです。
生前の職業を墓標にしています。
ユニークなものもあり、色とりどりの絵がきれいというより、かわいいかな。
このままファンシーグッズの絵にしても売れそうな感じです。墓標なのにね。
なんで墓標が青の色なのかというと、青が空の色だから。
亡くなったら青い空に昇っていくから、とガイドさんに教えてもらいました。

「陽気な墓」は、陽気でした。というか、木造教会ではあまり人を見かけませんでしたが、ここは観光客が多かった。お墓は観光客でいっぱいです!
お墓なのに。
入り口にはファストフードのお店もあって、食べながら見てる人もいました。
ルーマニア人の間でも観光スポットなんですね。
有名なお墓にはNoが振られていました。
ガイドさんに説明してもらう。

お酒とタバコ吸っている男性の墓標。
もちろん、飲みすぎと吸いすぎでお亡くなりになった方なのでしょう。
あとは、この「陽気な墓」の創始者の墓。
あとはなにがあったかな~
写真見て思い出したら、書こう。
ともかく、主婦の姿とかドクターとか戦争で戦った姿とか、いろいろありました。


途中でランチ。ペンションのレストランというか一室で取りました。
このツアーではランチはただでした。
お金払おうとしましたが、要求されなかったのでそのまま。
スープとパンとお菓子。
こちらの平均的な昼食はスープとパンなんでしょうかね。
最初にブランデーを出してくれました。
木の棒が入っているビンから、小さいコップにそそいでくれました。
一口二口なめた。美味しかったけど、強い!
お酒があんまし飲めない私にはムリ!
こちらの名物なんでしょうかね。


次はmanastirea barsanaというところ。
木造建築の家の野外博物館のようなところでした。広い敷地にいくつもの木造建物がありました。
でっかい木造建築のほかに、いくつ物木造建築がありました。
移築したという建物ではなく、新しいらしいです。
ここを見たとき、1993年に建てられた新たしい木造建築という事だったので、単なる博物館かと思ってんました。
小さなパンフレットをもらっていて、今ネットで調べてわかったんだけど、「地球の歩き方」に載っているブルサナというところの木造建築群だそうです。
残念なことに、単なる木造建築ミュージアムと思っていたので、いい写真とらなかった。
次は、世界遺産の木造教会2つ。
ブデシュティとスルデシュディ。(写真はスルデシュディ)
どの木造教会も木の使い方が素晴らしかったです。
屋根はこまかい木がたくさん使われているように見えます。
まるで魚の鱗の様。
そして、それが柔らかい屋根のフォームを形つくってる。
特に名の知れた建築家がいたわけではなく、この地方の伝統的建築の方式から村の人たちによって作られた教会とのこと。

スルデシュディはバイア・マーレに近い木造教会です。
この教会が最後でした。
その前がたぶんブデシュティだと思います。
ここはガイドさんによると、内部の絵がすばらしいそういです。
「地球の歩き方」にもそう書いてあった。
でもでも、鍵がかかってて中に入れませんでした。。。
残念!!
なんかで読んだことあるけど、マラムシュの木造建築群は閉まっていることも多く、そういう場合は管理人さんを呼んであけてもらうそうです。
ブデシュティもガイドさんが管理人さんに電話したけど、つかまらなかったとの事。
みたかったな~
でも、スチャバの「4つの修道院」でも散々壁や天井に書かれた絵を見たから、よしとするか。
でも、場所によって絵も違うし、感動も違うから、やっぱし見たかったな。
やっぱり、がっかり。
外側だけ見て、去る。
ちなみに、ここで雨がザーザ降りでした。
最後のスルデシュディ。
ここも開いてなかったけど、ガイドさんが管理人さんに電話かけて開けてもらいました。
スルデシュディは高い塔が特徴です。
立派な塔。
中もまたまたかわいい系の絵が描いてありました。


そして、バイア・マーレのホテルまで送ってもらいました。
宿は「Pensiunea Casa Rusu」というところ。
寝るだけだから、なるべく安いくて朝早いから24時間レセプションがオープンしている所というのを基準に選んだ。
列車の時間が早いので、朝4時頃チェックアウトしなければなりません。
そして、タクシーが拾えないと歩いて駅まで行かなければならないので、駅まで歩いて行かれるところ。
実際には歩いていかれる距離ではなかったようですが。。。。
こんなこと考えるから、いつも宿選びは悩みます。

「Pensiunea Casa Rusu」は面白い宿でした。
内装がピンク!まるで怪しいホテルのよう。
部屋もさらにバスルームも広々。一人ではもったいないような広さでした。
そして、うれしかったのは湯沸かしの紅茶,コーヒーなどが用意されていたこと。
こういう安ホテルだと、普通おいてないです。
これで25ユーロでした。
お得かと思います。

バイア・マーレも少しだけ町を見ました。
宿に着いたのが6時半ぐらいかな?
ご飯を食べに、自由広場へ。宿からは近いです。
県立美術館を通って、シュティファン塔を見て、自由広場。
ヨーロッパにはよくある広場ですね。
広々した敷地に、オープンカフェがある。
こういう場所って、日本にはないよね。
似たような雰囲気を出そうとしている、そういうのが売りのカフェはあるけど、ヨーロッツパのこういう広場のカフェとは違います。
広場には数件カフェがあったけど、どこもお茶やビールといった雰囲気。
食事ができそうなお店の広場の椅子に座り、鶏肉料理とパンとジュースを頼む。
郷土料理じゃないけど、まっいいか。
旅行に行ったらその土地の味が食べたい人。
30レウぐらいでした。

宿に戻り、広いバスルームでシャワーを浴び(シャワーブースは普通だけど)、湯沸かしで沸かしたお湯でコーヒーを飲み、明日の予定を考えて就寝。
明日は難関のバイアマーレ―シギショアラ―ブラショフ の移動です。

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4月28日 4つの修道院巡りツアー

2016-04-29 | 2016年5月 ルーマニア・ブルガリア

朝は、昨日飛行機で配っていたフランスパンサンドイッチを食べました。
普通のサンドイッチでした。

この日は4つの修道院巡りツアーです。
「地球の歩き方」に乗ってるAxa Travelにお願いしてました。
ここのHP、結構いけます。音楽とか流れてきます。
http://www.axatravel.ro/
ガイドでは”5つの修道院”と紹介されています。
Axa TravelのGigiさんも知ってるらしく、「5つの修道院って言われるけど、今日巡るのは4つの修道院ね。」と。
フモル、ヴォロネツ、モルドヴィツア、スチェヴィツァの4つの修道院を巡ります。
アルボレ修道院は、また別のツアーコースになるとの事。

この旅行会社とは何回もメールでやり取りしました。
ここ、メールの返事が早い!
普通メール出すと1日以上たってから返事が来るけど、ここはあっという間に返事が来た。まあ、1日以上かかったこともありますが。
スマホで受けて返事してるみたい。
ツアー中も日本人からメールがあった。
私と同じように、移動の足がないので「ここからここまでツアーで行って欲しい」というようなお願いだったようです。
その場で返事出してたようです。

世界遺産の5つの修道院とマラムシュ周辺の木造教会を見たかったので、その旨伝えました。
でも、5つの修道院はスチャバ日帰りだけど、木造教会はシィゲトゥ・マルマツィエイから日帰りだそうです。
スチャバ往復はないそうです。
「この日はこういうツアーがあるよ(要するに、予約した人がいて、2人以上参加になるから安くなる)」というのも紹介してもらいましたが、日にちが合わなかったんですね。
この時期だから日本人の参加があって、安くなるかなと思ったけどダメでした。
前にヨルダンに行ったときも日本人御用達の宿でぺトラまで移動するツアーが目的でその宿に泊まったけど、結局一人しかいなくて個人ツアーになってお金かかりました。
意外と合わないんだな。

4つの修道院巡りツアーは80ユーロです。
木造教会のツアーもシィゲトゥ・マルマツィエイから日帰だと80ユーロ。
でも前に書いたように、スチャバからシィゲトゥ・マルマツィエイに直接行くうまい方法はありません。
いろいろ列車とか調べて、シィゲトゥ・マルマツィエイ近くのバイア・マーレからはシギショアラ行きの列車が朝の5時半頃出るようなので、スチャバからシィゲトゥ・マルマツィエイまで行ってもらえるか聞いたら、いいとの事。
そこからタクシーを拾えるか聞いたら、その日はイースターなので難しいので、バイア・マーレまで行ってくれる事。
シィゲトゥ・マルマツィエイまでなら、150ユーロ。
バイア・マーレまでなら、170ユーロとの事でした。
たっ、高い!!
木造教会でなく、スチャバでアルボレ修道院などのほかの教会を見るツアーもあるので、そちらにしようかなとも思って悩んだ。
4つの修道院ツアーも、30日だったらほかにも参加する人がいて安くなった。
お金を取るか、観光をとるか。。。。
結局観光を取りました。何時もこうなってしまうんだけどね。
だって、ルーマニアなんて一生に一度の訪問かもしれないし、見れるときに見といたほうがいい!!と思ったで。
2つのツアーで、250ユーロでした。
今回、宿代はそんなにかからなかったので、このツアーが一番お金かかったな。
宿代のトータルよりぜんぜん高し。

でも私としては、木造教会を見てよかった。
人々の素朴な信仰によって、名もない村人たちが作り上げた木造建築は、本当にすばらしかった。

Axa Travelはかなり小規模なツアー会社で、Gigiという社長さんとマラムシュにいる相棒(?)がメインらしいです。
4つの修道院巡りは、そのGigiさんが案内してくれました。
朝9時から16時すぎぐらいまでかな。

4つの教会はどれも似たような感じではありました。
Gigiさんいわく、個々の教会ではメインとなる色があるようです。
そして、同じ絵がある教会もあります。

同じ絵を見たときはびっくり。移動したけど、同じ協会に来たのだろうか!?と。
同じ人が書いたかどうか聞こうと思ってて忘れました。
たぶん、同じ人が書いたんじゃないかな。

以下4つの修道院。
でも、もしかしたら写真と修道院があっていないかもしれないです。
行った順序忘れてしまった( ^^) _U~~

フモル修道院

ちょっと保存状態がよくなくて、絵が剥げているところが多かった。
でも、形がかわいい修道院です。


ヴォロネツ修道院

ここは青いカラーの絵が印象的でした。
きれいな絵です。



モルドヴィツア修道院

ここは外側の壁に赤い色をメインとしてで絵が描かれています。
どの修道院も同じテーマの絵なのですが、ここにはイスラムとの戦争の絵があります。
結構有名な絵らしいです。


スチェヴィツァ修道院
ここが最後。最初の写真もスチェヴィツァ修道院です。
ほかの修道院は、4つの方向の壁のどこかの壁画の色がなくなっています。
長い年月の間に雨風にあったって落ちてしまったんだけど、ここは壁があったので4面の壁画が残っています。
この修道院以降、こういう形式の修道院は作られなくなったそうです。

どの修道院も絵がよかったですよ。
ルーマニア、この地方以外ではお目にかかれない絵と建物ですね。
有名画家ではないけど、かわいらしい人物が鮮やかな色で修道院の外にも一面にかかれています。


お昼はきれいなホテルのレストランで食べました。
山小屋風の作りで、マラムシュにしてはかなりきれいなホテルです。
プールもあるとの事。
このホテル、入り口にイギリスのチャールズ皇太子の写真があります。
チャールズ皇太子がオーナと言ってました。
「高いんでしょ?」と聞くと、「高くないよ。1泊朝食付きで40ユーロだよ。」との事。
まあ、安い時期の値段だと思うけど、ぞれなら高くないね。
でも、車がないとここまで行けないかな。
レストランは団体客が入れそうな広さで、フルコースが出そうな感じもしなくもない感じ。
Gigiさんはお勧めの、マッシュルームのスープとルーマニアの定番デザートのバナナシを頼む。
バナナシというのは、ドーナッツにクリームが乗ったようなお菓子です。
スープもバナナシも美味しかった!
約21レウ。650円ぐらい。
Gigiさんはバナナシはなし。
この日はイースターの前日かな?信者は卵となんとか(忘れた)は食べたらいけないそうです。
そして教会では夜どおしで、お祈りをするそうです。


途中でお土産屋さんによる。
ろくろを回して陶器を作っていました。
土から陶器の形を作るところまでは「いい陶器ができそう!お土産にいいかも!」と思ってみてましたが、売り場に並んだ出来上がりを見て、がっかり。。。
絵付けというか、色付けが全くダメでした。
小学生の工作みたい。写真ないけど。
ルーマニアの陶器って、有名なんでしょうか??
イースターエッグも売ってて、一つ6レウでした。
イースターエッグは卵の殻に手書きで細かい絵を描いたもの。
なかなか手が込んでいます。
これを自分とお土産用に4つ購入。
あの日本のスーパーで卵が入ってるプラスチックの入れ物に入れてくれました。
でも卵だから、押されるとペチャっとつぶれてしまうかも。
でも、無事にトランクの洋服の中に詰めて、つぶれずに日本に持ち帰ることができました。

スチャバに戻って、野外村落博物館でおろしてもらいました。
野外村落博物館の横の階段状の道の右側をずっと行くと、私の泊まっているPapsodia Pensionに着くとのこと。
私は超方向音痴で不安性なので、そう聞いてもやっぱり不安す。
その道は人通りも少ないし、木がうっそうと生えてるところもあった。
ビビリな私は、途中であった親子連れにペンシオーネの住所見せたりして確認もした。
こっちでいいみたいです。
ずんずんいくと、本当にペンシオーネの横にでました。
よかった~。
このPension、知ってて予約したわけではないですが、本当にいいところにありました。

野外村落博物館はルーマニアの伝統的な家を展示しています。
まあ、それなりに良かったかな、という程度。江戸東京たてもの園のような感じです。
入場料は15Ron。
近くに大要塞もあります。
お城の跡というところでしょうか。
ここも、それなりにというぐらい。
入場料は15Ron。


スチャバには市内にもう一つ世界遺産があります。
聖ゲオルゲ教会。
最後にここを見ました。
教会にはイースターのお祈りで多くの人たちが集まっていました。
海外に行くと、なんちゃって仏教の日本人の私からしたら、深い信仰を感じることがあります。
ルーマニアもその一つです。
中も見たかったけど、あきらめました。

聖ゲオルゲ教会からも宿は近くて、10分内で着きます。
この宿、ロケーションはパーフェクトでした。


宿からのは大きな道を通りますが、スチャバには外食できそうなところが見当たりません。
パン屋さんがあったので、惣菜パンと明日の朝食パンを買って帰りました。
ロール上になった惣菜パンで、おいしかったです。
惣菜パンは5Ronぐらいかな?
あとはもう一個のパンと朝食用のパンなんかも購入しました。

その日は、この後のきついスケジュールが待っているので、早めに就寝。
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4月28日 ブカレスト到着で観光とスチャバ移動

2016-04-28 | 2016年5月 ルーマニア・ブルガリア
4月27日の会社終わった後に成田空港に行って、トルコ航空に乗りました。
21時台の便です。成田は騒音対策の時間規制があるので、最終に近い時間なのかな?
この時間の成田発のトルコ航空、何回か使ってます。
なぜっかって言うと、トルコ航空は料金が安いというのが一番だけど、21時台の成田発なら会社終わってから乗れて、目的地に翌日の午前に到着する。
現地での滞在時間が長くとれるのだ。
そんな目的で、この便を選びます。
確かスイスに行ったときもこの便だった。
ヨルダンもそうだったかな?あとでブログ見てみよう。
休みが長く取れない社会人はつらいよ。

しかし、この日に限って仕事があって、定時に終わりそうにもなかったのであせりました。
成田行きのバスが18時半に出るんだけど、それを逃すともしかしたら飛行機乗り過ごす!?
余裕がないと、あせってしまうダメな人。
仕事は上の空でしたが何とか終えて、成田行きのバスに乗れました。
このバスも前に到着が20分以上遅れたことがあって、ひやひやもの。
ともかく問題なく飛行機に乗って、もう何回も来ているであろうアタチュルク空港でトランジット時間を過ごす。
お土産やさんもあるけど、もう見飽きたぐらいトランジットで来てます。
チャイの元や、トルコの甘いお菓子とか、陶器とか、いろいろ売ってます。

乗り継ぎでブカレストに到着。
イスタンブールからはすぐです。
ここで早くも元社会主義国の洗礼を受ける。
キャリーバックがなかなか出てこなかった。。。。
昔は預けたバックがなかなか出てこないという事はあったけど、最近はどこでもすぐ出てくる。
単なる偶然かもしれないですが。
やっと私のキャリーが出てきて、ピックアップ。
機内持ち込み最大サイズです。

ここで問題発生。
またこの空港に戻って夜のスチャバ行きの国内線に乗るから、荷物は空港で預かってもらおうと思っていた。
ブカレストにはコインロッカーとかの荷物を預けるところは無いとは知ってはいたが、
空港にはあるかと思ってたし、そんなようなこともどこかで読んだ。
しかし、インフォメーションで聞いても荷物を預かってもらえるところはないようでした。
空港に荷物預かってくれるところがないなんて。。。
メインの駅である北駅まで行って荷物を預けようかとも思ったけど、あるか確信なかったし時間もないのでやめました。
キャリーバックを持ったまま観光する事にしました。
機内持ち込みサイズなら、可能です。
でも、北駅には荷物預かりがあるみたいですよ。
実際には見てないけど、北駅に着いた時に”こっちにコインロッカーがあるよ”の図矢印看板がありました。

情報によると、ブカレストの空港での両替のレートはかなり悪いそうで、まずバス代で10ユーロあればいいとありました。
銀行より街中の両替屋がレートがいいそうです。
やっぱり現地通貨をある程度持ってないと不安ですが、とりあえず10ユーロだけ変換。
でも、それでよかった。
空港だと 1ユーロ=4.05RON
市内の両替屋だと 1ユーロ=4.45RON ぐらい。
これって、結構な差だと。
両替屋は旧市街エリアにはいくつもありました。


市内までのバスで行く。8.5RON。240円ぐらい。
そして、キャリーバックをガラガラしながら、たぶんブカレストで最大の見所である、国民の館へ。
「地球の歩き方」では入場料が25RONとあって、両替しなくても足りると思ってそのまま行ったけど、35RONだって。1100円ぐらい。高い!
とりあえず見てから両替すればいいかと思ってたんですが、10ユーロしか両替していなかったので、足りませんでした。
せっかく国民の館まで行ったのにキャリーをガラガラしながら戻り、適当な両替屋で150ユーロを両替しました。
私はルーマニアには約4日いたけど、これでだいたい足りたかな。
最後に20ユーロ両替したか。
国民の館は、チャウセスク元大統領夫妻が建設させた超豪華などでかい宮殿です。
ツアーで巡ります。
ツアーはいくつかコースはありますが、1時間のスタンダードコースのツアーにしました。
ほかにバルコニーとか地下室がつくコースもあります。
大理石を多用した、超豪華な超巨大な宮殿でした。
1時間のツアーでも全体の4%しか見ていないそうです。
チャウセスク婦人が集めたという民族衣装や絵が展示された大きな部屋とか、大きな豪華な部屋が続きます。
しかし、それほどの歴史が無いせいか、豪華で巨大なだけで、威厳とか品格はないかな、というのが建物に感しての観想。




あとブカレストで見たのは、「地球の歩き方」にある旧市街のエリア。
食事どころや教会などの見所があります。
ランチは「カルク・ベレ」でいただきました。
「地球の歩き方」に載っている老舗のレストランだそうです。
ランチコースを頼みましたが、安くて美味しかった。
ここはお勧めです!!
スープ,サラダ,メイン,デザートのランチコースで、飲み物(ミネラルウオーター)を頼んで30RONしなかった。日本円で1000円しません。
老舗の豪華そうなレストランで、こんなに豪勢なランチがこんなに安く食べれるとは。
スープ、サラダ、メイン、デザートは数種類からそれぞれ選べます。
肉団子のスープ、キャベツのサラダ(写真なし)、ライス添えチキン、アップルケーキを選びました。
どれも美味しかった。
ルーマニアって、パンは別料金なのかな?
「パンいる?」と聞かれたけど、ご飯添えだったので頼みませんでした。
アップルケーキは日本人からしても程よい甘さで、大きかったですが、ペロッと食べてしまいました。
私はテラス席に座りました。
内部も見たくなって、トイレに行くついでに見学。
内部は老舗らしく、重厚感のある濃い茶色の木とステンドグラスの装飾が素敵でした。
中で食べたかったけど、一人だとちょっと気がひけます。


このレストランの斜め前にスタヴロボレオス教会があって、見学。小さな教会です。大きな建物の横にあります。
看板がなかったら、そんな有名な教会ということはわからないでしょう。
内部の壁には、絵がかいてありました。
きれいだったと思うけど、この後行くスチャバに比べると、小物です。
あとは旧王宮跡などを見ました。

統一広場に空港行きのバス停があり、そこの近くに大主教教会があり、そこも見学。
大主教教会はそんなに期待してなかたったけど、広い敷地に教会の建物が数件建っており、市民がお祈りに来る観光客はあまり来ない、落ち着いたただずまいでした。
ブカレスト市内見学はだいたい5時間ぐらいかな?
このぐらいしか見るところありません。
そして、少し早いけどバスで空港に戻る。

空港で待ってる時間に、セルフサービス式カフェでサンドイッチとコーヒーを食べました。
39RONもした。空港、かなり高いです!
昼食べた豪勢なランチよりただのサンドイッチとコーヒーのほうが高いとは。。。
なんだか納得がいかないけど、サンドイッチをほうばる私なのであった。

ブカレストからスチャバへのフライトはスカイスキャナーで検索して、知らない外国の旅行会社のサイトで予約しました。
飛行機はルーマニアのナショナルフラッグのタロム航空です。
予約書には手に持つ1個と書いてあって、格安航空に慣れてしまった私はサイズとか重さとか、預け入れの場合の追加料金がかかかるかとかが気になってました。
それにちゃんと予約が取れているのかとか、いろいろ不安でしたが、なにも問題はありませんでした。
サイズ的に持ち込みはできないといわれて預け入れになったけど、追加料金はかかりませんでした。
よかった。
飛行機はプロペラ機でした。海外で飛行機使うと、プロペラ機はよくあります。

スチャバに着いて、タクシーでPapsodia Pensionに向かいます。
スチャバの空港から市内に出るのは、タクシーしか手段がないようです。
バスはなさそうでした。45RON。
23時近かったかな?
チェックイン時間を過ぎていたけど、事前に連絡していたので、問題なくチェックインできました。

Papsodia Pensionはシャワー付きシングル一泊30ユーロです。
ホテルではなく、日本のペンションみたいな宿です。
部屋はきれいで、広さもまあまあ。
私の部屋には小さなバルコニーもありました。
このペンシオーネがいいのはそのロケーション!!
それは次のブログで。

この日は、選択して,シャワー浴びて、就寝。
長時間飛行機乗って,降りて、そのまま観光して、そしてまた飛行機。
あ~疲れた~~~~です。
選択もしたくなかったけど、この日しかちゃんと選択できる日がなさそうなので、しかたなし。
疲れたからだに鞭打って洗濯しました。
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ルーマニアとブルガリアに行ってきました

2016-04-25 | 2016年5月 ルーマニア・ブルガリア

2016年のGWに東欧のルーマニアとブルガリアに行ってきました。
なんでルーマニアとブルガリアにしたかと言うと、東欧には行った事なくて行ってみたかったから。
昔の社会主義の国です。
なにかの写真で見たブルガリアの「リラの僧院」が見たかった。
そして、これは何かのTVで見たルーマニアの「5つの修道院」と「木造の教会群」が見たかった。
この3つとも世界遺産です。

修道院には、ミケランジェロとかラファエルとか、そんな有名な画家の作品なんかはないけど、素朴な絵が教会の内外に書かれています。
木の教会も素朴な感じで、華やかでゴージャスなバロックやロココなどの他の国の世界遺産の教会ともまったく違います。

ルーマニア・ブルガリアのはスケジュール取りは、とってもとってもとっても難しかったです。
仕事の都合上、8日間しか休めない。
どうしたらこの3つの世界遺産が見れて、なおかつ他の観光地にも行けるか?
そして、「地球の歩き方」のルーマニア・ブルガリア編を見ると、他にも行きたいところいっぱい!!
ネットでルーマニアのバスと電車のスケジュールを調査して、ブカレスト‐ソフィア間の移動方法を考えて。
その他、どのぐらいの時間があれば観光が可能か、どこの観光地がいいかなどなど、旅行記の情報なんかも参考にさせていただき考えました。

しかし、”さすが元社会主義国”とでもいうのでしょうか...
列車の便は悪いし、1日1本とかはざらだし、距離の割りに時間かかるし。
行きたいところの「5つの修道院」のあるスチャバと「木造の教会群」のあるマラムシュは両方ともルーマニアの北側にあるにも関わらず、バスでも電車でもつながってないみたい。。。
こういう交通網にはほとほと悩みました。

アジアから中東までいろんな国を旅行しましたが、旅行しにくい国の一つなのかもね。
以下、一生懸命考えたスケジュール。
航空券は年はじめぐらいに取っていて、せっか東欧に行くのだからルーマニアとブルガリア両方見たいと思い、ブカレストIN,ソフィアOUTで取りました。
ブルガリアでは、ソフィアしかいきませんでした。
というかいけなかった。時間がなくて。
ルーマニアとブルガリアどちらかをメインにするしかなくて、ルーマニアのほうが見所が多そうなので、ルーマニアを多く日にちを取って、結局このスケジュールに。
ルーマニアの列車やバスの時間については、ルーマニア国鉄のサイトやバスの時刻検索サイトで調べました。
世界遺産群を巡るには足がないので、現地のツアーを前もって予約していました。
これらは「地球の歩き方」にURLが載ってます。

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2016/04/27(水)
  会社終わって成田に直行 トルコ航空
  21:25 東京 / 成田国際空港(千葉県) 発
2016/04/28(木)
  08:30 ブカレスト(ルーマニア) / アンリ・コアンダ国際空港 着
   そのままブカレスト観光
  21:20 ブカレスト―22:30 サルチバ・スチャバ(飛行機)
                    スチャバ泊
2016/04/29(金)
  4つの修道院ツアー      スチャバ泊
2016/04/30(土)
  木造の教会群ツアー(スチャバ-マラムシュ-バイア・マーレ)
                   バイア・マーレ泊
2016/05/01(日)
  05:24 バイア・マーレ ― 13:57 シギショアラ(列車)
   シギショアラ観光
  18:09 シギショアラ ― 20:36 ブラショフ(列車)
                   ブラショフ泊
2016/05/02(月)
  ブラショフ観光
  16:50 ブラショフ ― 19:30 ブカレスト(列車) 
                   ブカレスト泊
2016/05/03(火)
  8:05 ブカレスト― 9:20 ソフィア(飛行機)  
   ソフィア観光         ソフィア泊
2016/05/04(水)
  リラの僧院ツアー
  21:40 ソフィア空港 発
2016/05/05(木)
  19:30 成田着
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こんなスケジュールでした。
電車の遅れなんかはしょっちゅうですが、大きく遅れる事はなかったかな。
だいたいこんな感じでいけました。

宿は「booking.com」で全て予約済み。
宿の予約サイトっていろいろあるけど、最近はほとんど「booking.com」。
ローカルな場所での宿のそろいや、ペンション系の宿(要するに安い)のそろいは、ここが一番量も質も(?)あるみたいな感じがします。
あんまりドミトリーが好きでない私には、重宝します。
キャンセルや日程の変更もしやすい。

今回の旅行での私の一番の失敗は、スマホの充電のためにUSBは持ってきたけど、USBうをつなぐソケットを忘れたこと。
もう旅先でスマホがないと、旅ができません!!いろんな意味で。
Wi-Fiしか使わないけど、道のチェックやネットでの日本の情勢チェックとか、暇なときにネットがりがり見ちゃうとか、移動中に音楽聴いたり。

そのほか、こんな高い宿にしなければよかったとか、時間がなくて見たかった所が見れなかったとか、いろいろありますがそれはこの先で。

今回のお金(途中)
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飛行機 
トルコ航空  105570円
ブカレスト―サルチバ・スチアナ 8762円
ブカレスト->ソフィア 16014円
     130346円

宿代 6泊  22000円

ツアー代 
4つの修道院 80ユーロ
マラムシュの木造教会 170ユーロ
(スチャバからバイアマーレまでの送迎含む) 
リラの僧院 20ユーロ
      約34000円

食事  
 
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だいたいトータルで 220000円ぐらいだと思う。
食事とそのほかの交通とか観光では、そんなに使いませんでした。
お土産物もそんなに買わなかった。なかったし。 
コメント (1)
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