最後の日は博多観光。
なんで博多をコースに入れたかというと、九州最大の都市ということだし、何より国立博物館があったから。日本には同じ組織の国立博物館は4つあって、東京国立博物館、京都国立博物館、奈良国立博物館、そして九州国立博物館。一番新しいのがここらしい。国立博物館がら太宰府天満宮は近い、といいうよりほぼ同じエリアにあるので太宰府天満宮も観光できます。
朝はホテルでバイキングの朝食。博多ラーメンもありました。小分けにされた麺を網に入れ、お湯にくぐらせでお椀にあけて、その上から豚骨のおつゆを掛け、薄い小さいチャーシューとネギを入れる。意外と本格的な味。美味しかった。そのほかにもいろいろあって、いろいろ食べた。
朝は重くなった荷物はホテルに預けて身軽になって、観光。
前日、ホテルのソファみたいな椅子に座って、観光についてスマホで調べてたら、櫛田神社という博多民に親しまれて神社がここから近い事に気がついた。
最初に櫛田神社に。敷地は広くないけど、立派な神社でした。この日は七五三らしく、着飾ったちびっこと、おめかしした大人がちらほら。ここらは博多の歴史地区らしく、近くには古民家やお土産屋さんの一角もありました。朝はまだオープンしていなかったので最後に寄ったけど、古民家では女性が機織りの実演をしていました。小さな展示もあります。無料で見れました。
太宰府天満宮に行くには、意外と時間がかりました。西鉄太宰府線で太宰府天満宮駅で降ります。まるで、お参りように作られたような線。(ほんとにそうなのかもしれないけど)
駅には太宰府天満宮のシンボルの梅の布(?)が駅いっぱいに飾られています。
今日は日曜日、そして緊急事態宣言明けという事で、たくさんの人が参道を歩いていました。参道には食べ物屋さんなどが並んでいます。
最初は国立博物館に。赤い太鼓橋を渡って、右に各物館に繋がってるエレベーターがあります。
九州国立博物館は、新しい建物。雲を切ったみたいな形をしたガラスのカーテンウオールの建物です。そのガラスが鏡になり、近くの木々が映り込み、建物の模様のようになっています。
東京の国立博物館はよく行くのですが、広い敷地内に時代のランドマークになるような古い建物が4つ建っていて、1日では時間が足りないぐらいの展示があります。でも、九州国立博物館は1つです。東京国立博物館のような博物館を想像していたのですが、ちょっと期待外れでした。
正直いって、あまり魅力を感じなかったです。一昔前の東京国立博物館のような感じ。
特別展ともう一つ展示があって、どちらもあまりにも普通の展示。建物は、天井は高いけど、特に特徴もないし、といったとこ。ロビーの空間が広すぎて、むだづかい。展示も工夫がなく、普通。あと、従業員の方にお辞儀をしていただくんですが、多すぎていらないのではと思いました。なんだか、申し訳ない気になってしまう。
今回、長崎県立美術館と九州国立博物館に行きましたが、長崎県立美術館は、絶対また行きたいと思っているけど、九州国立博物館はもう1回でいいかなと思いました。これからよくなっていくかもしれないけどね。
太宰府天満宮に行くと、ここは多くの七五三仕様のちびっこがいました。
お賽銭を入れて、お祈りをする。たくさん願い事をお願いしたのであった。
時間があるので、宝物館にも入る。ここには親子の人形師の作品が展示されていました。2Fがあるかと思いましたが、1Fだけでした。展示スペースはそれほど広くありません。
その後は参道をうろうろ。梅餅というのが名物らしく、何件かありました。境内入り口の近くのある所で、梅餅を食べました。立ち食ができるけど、和風カフェでも食べられる。立ち食べは何となくコロナで怖いし、足が疲れていたのでカフェでいただく。梅餅と煎茶のセット、550円を頼みました。小さな梅干し2個付き。(ちなみに、立ち食べだと1個130円でした。)あんこが入った柔らかいおもち。出来立てきあったくて、おいしかった。
ここでやめておけばいいのに、明太子ごはんの専門店を見つけてしまった。明太子は福岡名物だし、こりゃいただかなくたは、という事で並ぶ。ちょっと時間はかかりましたが、中に入ってオーダー。ここの名物は、明太子アフタヌーンティーみたいな、2段のお皿に明太子の料理がのっているものらしい。隣の人が頼んでた。私は普通の明太子ごはんを頼みました。お盆に明太子が2つのったごはん、小さな器にはいったとろろ、あとは急須にはいったお茶がのってます。
最初は明太子だけ、次はとろろを掛けて、最後はお茶を掛けて、3回違う味を楽しめるってやつです。でも、明太子2切で、3回美味しいをするには明太子の量が足りないです。明太子は少ないかな。美味しかったけど、1回食べればいいかな。
参道には、有名な(?)歩けば当たる隈健吾が設計したスターバックスコーヒーがあります。この木組みはほとんど釘を使っていない、日本古来の組み方だそうですよ。でも、ここにあっても猫に小判のようなものかな、と思いました。写真だけとらせていただいて、退散。
ホテルに戻って、荷物を持って空港に。
帰りはLCCのジェットスター。成田は遠いから嫌だったけど、ANAもJALも高かったので仕方なし。
そして、機内持ち込み7K制限が。このLCCの重量制限には悩まされる。お土産があまり買えないのです。行きは,軽いビニールバッグとリュック。あと一番重さを食うのは一眼レフカメラ。これで5.5Kぐらいに抑えてました。しかし、ガラスのコップとかお皿とか買ってしまったり、パンフレット類が山で、かなり重くなっていました。7K超えてそうですね。こういう時は、ユニクロのポケットダウンを広げて着て(本当は、温度的にダウンはいらないんだけど)、中のポケットにガイドやパンフレットなど詰めれるものは詰めてしまうのだ。ジーンズのポケットにはスマホや充電器とかをねじ込む。
搭乗口に入るまでは重量の検査はありません。客室乗務員さんがゲート前でおもむろに体重計のような重量計を出して、「計測済みでないお客様は、計測してください」とのアナウンス。
空港の重量計で計ってたけど、7キロ無かった。6キロ後半でした。でも、ポケットに入れてなかったらオーバーしてたかもね。
こうして私の九州旅行は終わりを告げました。
九州、いいですね。どっちかというと、北方向より沖縄なんかの南の土地の方が好きです。特に長崎が良かった。長崎の市内観光は詰め込んでしまったので、今度はゆっくりしたいです。長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産では、大浦天主堂、黒島天主堂、出津教会の3つを見ましたが、五島列島の教会も含むまれていて、そちらも見に行きたいです。
また、武雄温泉のチームラボのプロジェクションマッピングは全部見てないし、有田焼で今回買わないで公開している食器も解体。
来年も絶対ここには来ようと思った私なのであった。