夜の22時30頃、バスが来ると思われる道で待つ。
バス亭があるのかと思った。
アジアのようなバス会社が並んでいるようんバス停じゃないのね。
単なる道です。
日本でも安い夜行バスなんかは、こんなふうに単なる道の前で停車するよな。
それよりわかりずらい、表札も係り員もなにもない。
オンラインでチケット購入しといてよかった。
地球の歩き方で、オンラインでの購入方法を尋ねたところ、「この時期は余り混まないんじゃない?」との回答があり、購入しとかなくても現地で購入できるかと思ってた。
しかし、この状態じゃどこでバスのチケットを購入してよいかわからない。
旅行に出発する数日前にオンラインで席の空き具合を見たら、結構埋まってたので、やばいかなと思い、オンラインで購入しておいた。
最初は早かったこともあり、その道で一人で待っていた。
だれもいないと、ほんとにここにバスが来るのか不安です。
でも、観光局でも聞いたし、お土産屋さんの日本女性にも聞いてみたし、間違えはないだろうと。
待ってる間に地球の歩き方に書いてある駅前のホテルを確認して、もしここにバスが来なかったらあのビジネスホテルみたいな所に泊まろうと、下準備もした。
そのうちに人が2人来たので、人のよさそうなおじさんに聞いた。
ここでいいとのこと。
夜23時頃にバスが来て乗りこむ。
満席だ。
これだから年末の旅行は予約が肝心なのだ。
数年前の年末のインドでも、予約してなかったからホテルがなかなか見つからなくて苦労した。
なぜだか、さっきのおじさんが車掌さんみたいな人と喧嘩している??
で、降りて、たくさんトランクに入れた荷物を出して戻って行った。
バスの窓から見たおじさんは、さっきと違って背中が怒ってた。
予約してなくて席ないとか、途中のバーリまでの人はだめとか、なんかあったんだろう。
気の毒に。。。
そして2時間ぐらいうとうとしたかな?
降りるらしい。降りると見覚えのあるピンクの建物。
バーリで、ローマ行きのバスに乗り換えで、後はローマへGo!
しかし、イタリアの夜行バス、明らかに日本と違います。
さすがに車の国、イタリア、バスは2階建てでトイレもついてる。
それはいいんだけど、日本なら「他のお客様の迷惑になるので、静かにお願いします。」と車掌が言うと、後は消灯して静かになる。
しかし、何時までもしゃべってる人がいる。
わたしはウォークマンをして、聞こえないようにして、けっこう寝ることができた。
旅にでると、ウォークマンは重宝する。
いまやウォークマンなしの道中は考えられません。
7時前にはローマに着くので、約4時間ぐらいうとうとかな。
ローマについて、まずは地下鉄で2駅先にある本日の宿に向かう。
チェックインできなくても、荷物だけは預かってもらおうと。
ちょっと迷って、ピア門近くのターナーホテルに到着。
ダメ元でチェックインできるか聞いたら、なんとできた!
ラッキー!!
ホテルに入って、歯磨きや顔あらったりして、8時過ぎぐらいにいざ観光へ!!
実はローマは初めてではない。
見どころが超多いローマだが、バチカン市国やコロッセオとかの超見どころは行ったことがあるので、今回は行ったことのない見どころに行こうと考えていた。
ローマは1日しかない。行ったことのない見どころも星のごとく。
いくつ観光できるでしょうかー 観光できるとこまで観光しように挑戦!
1日で以下を回りました。
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09:00 サン・ジョバンニ・イン・ラテラーノ大聖堂(入場)
大聖堂向かって右のバス停から218のバスでアッピア街道へ
10:20 ドミネ・クォ・ヴァディス教会(開いてなかった。通っただけ)
10:20 アッピア街道(歩き)
11:00 サン・カッリストのカタコンベ(入場)
11:50 サン・セバスティーノ教会(教会ちら見)
12:00 マクセンティウス帝の競技場(入場)
12:30 チェチーリア・メッテラの墓(入場)
ここまで、アッピア街道地域
バスで大聖堂まで戻って、地下鉄でスペイン広場へ移動
14:20 平和の祭壇・アラ・パチス(入場)
15:00 コンティド道り(歩き)
16:00 スペイン階段
一度ホテルへ戻る へろへろ~
18:00 サンタ・マリア・デッリ・アンジェリ教会
(目の前で鍵かけられては入れなかった。)
18:20 サンタ・マリア・マッジョ―レ大聖堂(入場)
19:00 ローマ国立博物館マッシモ宮(閉館30分前の入場。ぎりぎりです。)
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ってとこです。
ギネスにはのらないけど、結構見れました。
「ローマ人の物語」を愛読している私としては、アッピア街道は歩いてみたかった。
普通はアッピア街道で1日だと思う。
駆け足でした。もっとのんびり観光したかったなー。
やっぱりアッピア街道を歩いたのが一番印象深いかな。
両側に緑がある道を歩いて、街道沿いにある遺跡を廻ります。
天気がよかったので、道を歩くのが気持ちよかった~
途中で、アスファルトから石が敷き詰められた道になります。
もしかしたら、これが建築に長けていたローマ人が作った街道の原型なかしら?古代ローマ人がひいた石畳で、古代ローマ人もこの道を歩いたのかと思うと、感慨ひとしお。
マクセンティウス帝の競技場も、ガイドには地図に載ってるだけだったけど、かなりよいです。
最初は外から眺めるだけかと思ったが中に入れるらしんで、入ってみた。
大きな敷地に廃墟と化した遺跡がポツリポツリ。
チェチーリア・メッテラの墓は、今さっきまでロムロスの廟かと思ってた。
時間がないからスキップ、と思ってたチェチーリア・メッテラの墓があの大きな円筒の古代遺跡だったのね。
と言う事は、ロムロスの廟はどこにあったんだろう。。。
地球の歩き方には、アッピア街道は人道りが少なくて、女性一人は避けたほうがよい旨の記載があって、見どころを循環する観光バスを使おうかとも思ってた。
でも、バスが来る間隔が空くので、普通のバスで入口までいって、そこからは歩き。
昼間だったかもしれないけど、観光客はいっぱいいて、ぜんぜんだいじょうぶでした。
アラ・パチスは9€だったけど、他に比べてすごい高い!!という印象です。
アウグストゥスに関連する彫刻の大きな箱みたいなものですが、これだけで9€。
近代的な建物の中にポツンとあります。
この展示の仕方、不評だそうです。
これじゃどうでもいい外見にお金がかかってるから高いとしか言いようがなくて、私も大不評。
アラ・パチスからスペイン階段に行くのに、コンティド通りを通る。
なぜか、若い日本人男性がチラシを日本人に配ってた。
中国人が多いようにも感じたな~
Gucciでは、通学用にバックを選んでた女の子がいた。通学用にGucciか。。。ママには1000€までの予算と言われているらしい。
いやー、世の中にはこういう人もいるんだなー
人のこと言えないけど。
スペイン階段はやっぱり混んでました。
人がいっぱい。
やっぱりローマの休日ということで、ジェラード食べながら座りたかったけど、適当なジェラード屋さんがなかったので、あきらめた。
2個の大聖堂は、どちらもゴージャスでした。
サンタ・マリア・マッジョ―レ大聖堂は外観に金色のモザイクが施されていて、夜見たのでライトアップされてよけいゴージャスに見えました。
夜見たほうがいいのかも。
中もモザイクが豪華。
テルミニ駅近くにあって、最初裏側にでてしまい、閉まってる風で時間も時間だったのでクローズしちゃったかな?と思って、帰ろうかと思った。
旅の恥はかき捨てなんで、地元の人に聞くと「開いてて、入口はあっち」とのことで、周りをまわってみたら入口が。
あきらめなくてよかったです。
ほんとはサンタ・マリア・デッリ・アンジェリ教会が一番見たかった。
古代遺跡を利用した教会で、前に見た時から気になっていたのだ。ミケランジェロも設計に絡んでいるらしい。
ガイドには18:30までと書いてあったけど、18:00までだったらしいのだ。
冬は18時までなのかな?
到着したら入口に鍵をかけてる所でした。あと、ほんの少しだけ早く来てればもれたのに。。。残念です。
ローマ国立博物館マッシモ宮は、チケット売り場の人に「遅い入場ですね」と言われてしまいました。
19:00入場。ここは19:30までやっていました。
ややガイドどおり。ガイドは45分までとあったので、最後にしました。
多分、ぎりぎり入場なのかな?
ここは、有名は古代彫刻とフレスコ画が展示されてあります。
ここは彫像はアートのように並んでいました。
有名なアウグストゥスの彫像や、教科書でみた円盤投げの彫像、いまにも動きそうな筋肉のトルソなど。
アウグストゥスの彫像、これも「ローマ人の物語」を読んでいる私としては、感慨もひとしお。
これが本物なのか~と。
円盤投げの彫像の後ろ姿。
筋肉の肉感が本物の人間みたい。モデルでもこんなに美しい肉体美の人間いないわ~。
写真も撮りまくり。素晴らしい!!
とりあえず、みどころと思われるものをみて、閉館の放送が流れてきたので撤収しました。
かけ足です。
あ~疲れた。
昨日車中で、ほとんど寝てない私。
やー、頭使う事以外は体力あるんだな。
翌日飛行機のエンジントラブルで何時間もロスしたんですが、その時間があったらサンタ・マリア・デッリ・アンジェリ教会が見れたのに。
朝7時から開いてると書いてあったし。
すごーく、悔しいんですが。
そういやあ、地下鉄でスリに会いそうになりました。
満員電車で、鞄を肩から下げて腕に挟んでガードしていました。ある瞬間にその鞄を前に持ってくると、チャックが少し開いてお財布が見えてた。
閉まってたはず。これは!!と思い、ドキドキしました。
幸い、なにも取られなかったようです。
ぎりぎりセーフ!!
運がよかったとしか言いようがありません。
これからは、満員電車では鞄は前で抱えようと思います。