旅の恥はかきすてです

旅行が好きです。
いままで行った国は41、都市は160以上。
世界遺産は140以上!
そんな旅行を書いていきます。

キュンパスで1日青森往復

2024-03-14 | 国内旅行


JR東日本全線1日乗り放題キュンパスで東京・盛岡・新青森・東京と1日で巡りました。
このパス1万円ですが、普通の新幹線代を計算したら全部で37500円でした。
約4分の1で往復!!すごいですね~~
目的は青森の美術館です。
青森は行ってみたい美術館が3館あって、2館を巡ろうと思って計画も立てたのですが、買った後で青森までの列車は指定席しかないのに気づく。
東北の新幹線乗ったことなくて、京都とかだと自由席があるので、そのつもりでした。キュンパスのサイトにも指定席選択があって、行きは早い時間は満席で、帰りは最終便があったのえそれを予約。行きは始発なんで自由席でいいかな、と思ってた。
だから自由席がないということを知って、衝撃~~ってな感じでした。
でもあぶなかった。知らなかったら新幹線に乗れなくて、1万円がおじゃんになるところでした。
色々調べて、盛岡までは自由席のある新幹線のやまびこが走ってるので、それで行くことにして、盛岡からは指定席がなくても新幹線にのれるとの記載を見つけて、それで行くことに。
本当かどうかわからなかったので盛岡着くまではひやひやでしたが、着いたらボードに「盛岡から新青森までは指定席がなくても乗車可能です」とあって、ほっと一安心しました。ボードに書いてあったということは、私と同じような人がたくさんいたにちがいない。

そんなんで、2館巡るのは時間的に難しく、青森県立美術館1館となりました。
でも、短い時間ですが1日でも結構観光できますよ。盛岡も青森も駅周辺に見所があります。
スケジュールはこんなな感じ。

06:04 東京発 やまびこ51号
09:17 盛岡 着
   盛岡観光
11:47 盛岡発
12:34 新青森
  タクシーで青森県立美術館
  青森に移動
  青森観光
19:44 新青森発
23:04 東京 着

始発と終電です。

行きの自由席は平日なのにホームには沢山の人が並んでました。
私はぎりぎり座れた感じ。立っている人もいました。
行きも帰りも指定券はないとのアナウンスがありました。
みんなキュンパスなんでしょう。😅
青森のお土産屋さんも凄くこんでました。東北さんの狙いどうりかと。
ちなみに、3月14日で終わりだったようです。桜で観光客が増える、閑散期に開催したようですね。


盛岡では、盛岡八幡宮-> 岩手銀行赤レンガ館->もりおか啄木・賢治青春館
と回りました。
だいたい2時間ちょっとの観光時間でしたが、盛岡冷麵食べなければ問題ない感じです。
岩手銀行赤レンガ館-がシンボル的な建築物で、東京駅を設計した辰野金吾さんの設計です。
丸い屋根など、似てますね。内装も木材がふんだんに使われていて、ゴージャスな内装です。


新青森から青森県立美術館へはシャトルバスもありますが、本数が少なくてタクシーになりました。ネットでは1500円ぐらいと書いてあったけど、1800円ぐらいでした。
新青森と青森では違う駅で、電車に乗らないと着けません。新青森は新幹線用の駅みたい。
青森のほうが栄えています。青森からのほうがバスの本数が多い。だから新青森から青森に行って、そこからバスのほうが安くなるかも。
帰りのシャトルバスの時間を青森県立美術館で聞くと、スケジュールが記載されたプリントをくれました。
でも、タクシーの運転手さんがよい人で、お話ししました。
今年は暖冬で雪が少ないそうです。そういえば、雪はなく、よけて積まれた雪が少しあるぐらい。温度も東京に比べると寒いけど、覚悟してきたほどではない。
あと、青森に来たならねぶたをみるべきで、青森駅に施設があるとお勧めしてくれました。ねぶたの家ワラッセについては青森観光を調べてチェックはしていましたが、美術館2館巡る予定だったので忘れていて、青森県立美術館のほかはノープランだったので、観光コースがつながったのでした。


青森県立美術館は個性的な展示で、とてもよかったです。少し前までは奈良美智さんの企画展を開催していましたが、残念ながらもう終わってました。
今は常設展のみです。300円(年寄り大学生だけど大学生料金で)
地下2階の常設展の部屋に入ると、シャガールの物凄く大きな絵(タペストリー?)がお出迎え。舞台の背景であったようです。だから大きいい。
常設展の初めの部屋はとても天井が高く20mぐらいありそうです。その部屋の1壁1枚で4枚、ものすごい大きさの絵だけど天井も高いので、その迫力はものすごい。おおーという感じです。


その部屋を抜けると奈良美智さんの部屋になります。
奈良美智さんのアートはカワイイ!!ほんとーにカワイイ!!超かわいい!
1畳ぐらいの山小屋風の建築物が奈良美智さんアートになっていたり、3人の子どもが花の中に寝転んでいるアートがあったり、ともかくカワイイ。
ティーカップの中に奈良美智キャラが重なっている噴水のようなアートがあって、それがかわいかった。
外にあるシンボル的な大きな犬も見えます。あおもりけんというのだっけな?白いツルツルのでっかい犬と両側の壁と上に抜ける空。絶妙のバランスです。


地下1階の1~2室は、棟方志功さん中心の展示。棟方志功さんはねぶたの絵もかいていたらしい。そういえば青森の人で、ねぶたの絵に似てます。
あとは、よくわからない展示が続いていました。
〇ンコを観察した写真とか。排泄して、虫がついて、やがては肥やしになって植物が生えてくる様子を写していった写真とか。そんなよくわからない展示がいくつか。
美術館肥大化計画かな?今どきの美術館の企画ですね。
私は嫌いじゃないけど、頭の固い人は怒ってでていくか、なんだこれ、と思って見ないで出口に行くかどっちか。
棟方志功を見に来るような人では、す道りでしょうか。ちょっと展示の対比に無理があるような気もします。
一番よかったのが大きな部屋に写真が角隅っこに8枚ぐらいしかかかっていない展示。展示している全写真合わせた横サイズでさえも部屋の30分の1も使っていないのでは?このスペースのあまり具合は意図したものなのか、それとも写真がなくてこうなったのか?まあ、どう考えても(美術館なので)前者でしょう。このスペースのあまり具合も、アートの一部なのでしょう。
六ケ所村の普通の住民のお昼ご飯時に「ゆたかさとは」「まずしさとは」を聞いたインタビューの答えをプリントした持ち帰ってもよいペーパーと、そのお昼の献立を写した写真の展示。素朴な答えです。まっとうな国民の意見。でも人によってまったくちがうのです。
そういうものを含めて、興味深かった。
カフェがあって、青森といったらリンゴでしょうということで、アップルパイセットを食べて一休みしました。

バスで青森駅へ。
青森では「ねぶたの家 ワラッセ」に。駅からすぐです。
赤いリボンで囲ったような建物で、だれが設計したのかな?有名建築家に違いないといった建築物。
ねぶたの紹介の映像と、ねぶた名人の紹介と去年のねぶたの優秀賞だったねぶた数台が展示されています。
さすが運転手さんおいしお店に連れって行ってください、じゃないけどさすが地元の方だけあっていいところを紹介していただきました。ねぶたはものすごく大きくて9m×4mかな?のサイズです。
優秀賞の作品が一番良かったかな。さすが優秀賞。

あとはお土産屋さんによって、いろいろ買った。
お土産のレジには、長蛇の列ができていました。それだけ売れているといたっところ。

新青森にはおもに食品のお土産を売ってる一角もありますが、京都などに比べると小さいです。そしてお弁当を売ってるところも少なくて、私が見た時にはほとんど売り切れ。コーナーがすっからかんでした。
海鮮丼をテイクアウトできるお店があったので、そこで購入して列車の中で食べました。買えてよかった。

青森には素晴らしい美術館がいくつかあって、2館以上巡りたかったのですが、無理でした。
でも、東京から1日でこれだけ観光できる!
次回あれば他の美術館にも行こと思います。

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