旅の恥はかきすてです

旅行が好きです。
いままで行った国は41、都市は160以上。
世界遺産は140以上!
そんな旅行を書いていきます。

2024年3月25日 飛鳥と奈良

2024-03-30 | 国内旅行
朝、7時に朝食を用意していただきました。前日に時間を聞いてくれました。何時でもよいとのこと。
食事は別の部屋に用意されます。雪見障子のガラスから見えるお庭に、趣があります。
和食と洋食が選べるのかな。和食選んだかな?記憶ないけど、和食でした。
またこれがシンプルだけどすばらしい純和食!
木のおひつに入ったごはん。一人なのに4杯以上分ぐらいあります。卵と納豆と海苔とお漬物。ちょっとした練りもの。お味噌汁。
また、醤油も吉野の木の木樽で熟成させたものだそうです。購入もできます。醤油で料理が違うという持論がある私。おいしかったので、300mlの醤油を買って帰りました。最終日でしたが、荷物持ち歩きで観光になってしまったので、けっこう重かったです。。。
4杯はさずがに食べれず、1杯目は卵ごはん、2杯目は納豆と海苔で食べました。
.しびれる純和食朝食でした。


ご主人とはメールでやり取りしていて、飛鳥を観光したいと伝えていました。
朝8時半出発で、ざっと飛鳥を案内してくれるとのこと。その日は業者さんが来るとのことで、そうでなけれなもう少し長く回っていただけたようです。自転車で回ろうかと思っていたのですが、この日も雨。お言葉にあまえて、案内してもらうことにしました。
車の中では飛鳥の巨石と古墳の話で盛り上がり。昨日、益田岩船と新沢千塚古墳群に行ったと話すと、地元のご主人も益田岩船には神秘を感じるとのこと。
古墳については、高松塚古墳とキトラ古墳に寄ってもらい(中は見てないけど)ました。高松塚古墳は、壁画が見つかった時はものずごいフィーバーだったけど、カビが生えて博物館を整備して非常にお金がかかったので、それ以来政府は発掘をやめたそうです。しかし見渡すとあそこもここにも古墳っぽい小山がそこかしこに。。。発掘すればなにかが見つかって、歴史の解明に役立つのでは、と話したら、宗教の問題や政府の許可と費用と科学的なことで、なかなか難しいようです。
これは私が前から疑問に思ってたのです。たぶん日本で一番大きな仁徳天皇陵古墳も皇室の許可がなく、発掘できないと聞いたことがあって、発掘すれば歴史の解明が進むのでは、とすっと歯がゆい気持ちがあった。私は無神論者なんで、そう聞いてもどんどん発掘してほしいです。
ガイドにあった亀石にもよってもらいました。
でも益田岩船に比べたら5分の1以下の大きさだし、整備されて背景には住宅もあり、先に巨石を見てるのでいまいちですかね。


石舞台古墳でご主人とはお別れ。ありがとうございました。
そのまま石舞台に入場します。
組まれた巨石があり、その下にも巨石で大きな洞窟が組まれています。洞窟にも入れます。お墓かなんかだっだのでしょうかね。神秘的です。


その後は車で通り過ぎた橘寺に戻ります。聖徳太子が生まれたお寺とのことで説明を頂いたのですが、まだオープンしておらず、入れなかったのだ。
こちらには二面石という両面に人の顔が掘られた石がありました。
その後はまた石舞台の方に戻り、飛鳥寺方面へ。
歩いてると、なにやら見所をさす看板が。
覗いてみると、亀形石造物と酒船石という古代の石があるそうです。
おお~、面白そうである。
亀形石造物は入場料がかかるけど、受付に誰もおらす。無銭する気はなかったのですが、入ってしまう。
あとから受付の方が来て、説明していただきました。
見つかったのは意外と新しく、昭和何年と言ってたかな。
亀形石は足などがあって、本当に亀の形に作っているのがわかります。角が取れた四角い石と周囲の石は、見つかった時のままだそうです。
これもまた神秘的な石です。
ここから上に5分上がれば酒船石。どーんとこの石だけがあります。この石も大きいい石で、上に水を流すような溝が掘られています。その溝の形が面白い。
この石も神秘的。
歩いて、飛鳥寺へ。飛鳥にある飛鳥寺なので、もっと大きなお寺と思っていましたが、大きなお寺ではないです。
こちらでは、ご神体の仏像の写真をとってもいいそうです。珍しいです。ほとんどのお寺は、仏像の写真を撮ることはできません。

ここで13時ぐらいかな。これまた中途半端な時間。京都駅から20時の新幹線に乗ります。
他の観光を何も考えていなかった私。
バスで橿原神宮前へ。ここから、京都に行っても奈良に行っても、時間的に変わりません。電車乗るまで決めかねていたけど、今回は奈良に行って興福寺に行こうかと。
でも列車に乗ってたら、途中で薬師寺と唐招提寺の駅の西ノ京駅がすぐということに気が付く。
そこで降りて薬師寺に。駅からすぐです。
入場料は1000円で高いですが、薬師寺は国宝の東院堂と聖観世音菩薩立像、金堂の薬師寺三尊像、国宝の東塔、西塔があります。そのほかの建造物もあり、境内は広く見ごたえがあります。
東院堂ではおすもうさん部屋がお祓いをしてもらっていました。
薬師寺三尊像は素晴らしく、じっくり鑑賞。前に来たときは時間なくてじっくり見てませんでしたが、今回はあんまし時間気にせず、じっくりじっくり。


次は唐招提寺へ。
唐招提寺も境内は広く、前来たことがあるけどこんなに広かったか?と。もしかしたら、前は急いでみたからかも。ここも入場料は1000円。
入口では、天狗なのか野武士さんなんなのか、宗教儀式を行っているようで、矢を射るところを見ました。この後お焚き上げを行ったようですが(煙が充満してたから)そこまでは見ませんでした。
唐招提寺の金堂は国宝で、屋根の端が少し上に上がってる形が好きなのです。金堂には大きな仏像が三体あります。千手観音菩薩立像と廬舎那仏坐像と薬師如来立像。どれも素晴らしい仏像です。
千手観音は本当に953本の腕があるそうです。廬舎那仏坐像は光背にも無数の仏像があります。調べたら862体だそうです。薬師如来立像の光背は見たことのない円周の光背です。
こちらの仏像もじっくり見ます。


これで16時半ぐらいかな。またまた中途半端な時間。
興福寺みれればいいな、と思ってましたが、17時に閉まるので無理になりました。
興福寺のバス停に行ったら、バスは奈良駅の先の春日大社まで行ってくれるみたいです。春日大社は17時半までオープンしているらしいので、そうだ最後に春日大社に行こうと。
そうしてつながったのですが、バスを降りるところで大失敗。Google先生によると県庁東というバス停で降りて徒歩4分とありましたが、春日大社前まで行けばよかったんですよね。Google先生を信じてしまって県庁東で降りたら、本殿までが遠いです。間に合わない―と思って早歩き。その上、すこし登り道です。
本殿までの道は、飛鳥と違ってすごい人と今風のお店が並んでいます。京都と奈良はこんなに観光地で混み方が違うのか、と思ってたけど、それは飛鳥だったからなのね。
ようやく到着。本殿い入るのは17時までだったのでしょうか、入場列に並ぶと巫女さんに「入られますか?」と「はい」と答えると「この方まで」とのことだったので、私が最後でギリギリセーフだったようです。
本殿は赤い柱と白い壁が続く廊下を歩きます。外国からの観光客を多く見かけました。桜が少し咲いているところもありました。

そうして春日大社も見学できて、春日大社からの最終のバスで近鉄奈良駅に行き、京都に移動。
京都では時間があるので、夕食を食べてお土産も買い、福寿園の抹茶パフェを買って新幹線に。
抹茶パフェ、おいしかったです。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2024年3月24日 橿原神宮と益田岩船と今井町

2024-03-27 | 国内旅行


着くまでしらなかったのですが、富田林は築100年以上の日本家屋が連なった地区で、歴史的建造物保護地区に指定されています。
朝、朝食前に散歩に出ました。夜にご主人からこの地域の地図ももらってました。
本日も雨ザーザーザーザー――――――です。傘を持っての観光。地図は濡れてぐちゃぐちゃになり、使い物にならなくなったぐらいの雨でした。(>_<)
これだけ大きくて古い建造物があるのに対して、あまり観光地化はされていない感じでした。
時間が早いせいもあると思いますが、観光客には出会いませんでした。
ほとんどの建築物には、今も普通に住民が暮らしているそうです。大きなお屋敷もあり、維持するの大変だと思います。
カフェなどがちらほらあるぐらいでしょうか。そういうところのもよいです。
泊屋のご主人によると、2か所だけ内部に入れる古民家があるそうです。でも、朝10時からオープンで、夕方早くにクローズになるのでスケジュール的に難しく、中を見ることはできませんでした。
こういう古民家好きの方には、ここらを散歩すると感激すると思います。よく1件や2件、とびとびで古い古民家がある所はありますが、これだけたくさん連なっていると壮観です。地域のほとんど、周囲全部古民家です。

7時前にに出て7時半から朝食だったのですが、楽しくて8時までお散歩してました(^^ゞ
戻ってきてすみなせん、といった感じ。
朝食は和食と洋食が選べますが、和食にしました。
お味噌汁と焼き魚、なすのおひたし、卵焼き。ヨーグルトとキウイフルーツもつきます。満足する朝食でした。
美味しかったです。ごちそうさま。

9時前にチェックアウト。
この日は奈良の飛鳥に行こうと思っていましたが、雨がひどく、飛鳥では自転車で移動しようと思っていたので、橿原神宮に向かうことにしました。
橿原神宮、知らなかったのですが大きな神社でした。境内の前には大きな池があり、境内もひろびろ。
この2日後ぐらいにTVで愛子様がお参りされていた画像を見ました。格式が高い神社なんですね。
赤い鳥居が並んでいるところもあり、なかなかのシャッタースポットかもしれません。

飛鳥・橿原のガイドがネットであって、そこにコースがいくつかあって、そのコースに沿って歩こうかと思っていました。
橿原市観光情報サイト
 https://kashihara-kanko.or.jp/pamphlet/
PDFがダウンロードできて、古墳と巨石を見るコースがあったので。
今回あまり旅の予定を立てる時間もなく、よく見なかったんだけど、2時間と書いてあって、2時間で回れるコースなのね、と思ってたけど、2時間というのは移動する時間が2時間であって、2時間ではありませんでした。
歩き始めてようやく気が付く。(-_-メ)
今井町という、ここも伝統的建造物群保存地区にも行きたかったし、今回の旅の目的であった宿にも早く着きたかったので、どうしようかな、と。
このコース、古墳や巨石を巡るコースで歩く距離も長いし、着いてから広い敷地を散策廃り、山に登ったりならかんだで結構なきつさ。だから、カットカットで行きました。


次は樫原神宮の近くにある久米寺へ。
久米寺は小さなお寺ですが、境内に彫刻などがあって、かわいらしいお寺でした。観光客は私入れて2人ぐらいしかいなかった。
有料ですが、お堂の中にも入れます。300円だったかな?興味あって入ったけど、狭いので入らなくてもいいかな、ってなところでです。



次は歩いて15分で益田池跡。単なる跡でした。何もなかった。
歩いて10分、新沢千塚古墳群。
ここは公園になっていました。つまり広い。ぼこぼこした無数の小山が、広い敷地のそこらかしこにあります。これが全部古墳だそうです。
いくつかの古墳は発掘したのか、それとも発掘して遺品がでてきた古墳だけなのか、古墳の前に発掘したお宝の写真が掲げてあります。
このぼこぼこした無数にある小山が全部古墳かと思うと、なかなか壮観です。
でもどこまで行ってもぼこぼこした小山がある風景で、時間もないので、端まで行かずスキップ。



次は博物館だけど、ここもパス。宣化天皇陵へ。ここは沼の中に山がある、おなじみにの古墳です。外周を回るだけ。
次はいくつか飛ばして益田岩船へ。
飛鳥で大きな巨石があるということをTVで見ていて、それが益田岩船だと思ったので、ここは見ようと。移動する道は平たんな道路ですが、雨が降ってるし、距離があるし。30分ぐらいあるいたかな。
着いたことは着いた。
しかし、目指す巨石はこの感じだとかなり上の山の上にありそうで、マイナーな観光地らしく、舗装などはまったくされておらず、道はなかった.....その上雨降ってるから片手で傘持ってるし、スカートだったし、大変な道のりでした。でも見たかったので、土で雨が降ってぐちゃぐちゃになった細い急なのぼり道を上がっていく。
しかしだれもおらん。あたし一人。結構怖かった。でも、人がいた方がもっと怖い。こんなところで襲われたら逃げられない。いなくてよかった。
やっと巨石が見えた。その巨石は見たことがない雰囲気の巨石でした。ペルーとか、外国で巨石文化での巨石を見ていますが、初めての感覚。
周囲には竹が伸びており、雨が降ってるからか、薄暗い中で竹の緑は映えて、岩も黒々と光っています。
それはそれは神秘的な光景でした。
戸籍は船という名前だけあって、船のような長い石で、3mぐらいありそうです。
その巨石が小山のてっぺんにぽつんと一つ。
色は黒ですが、表と裏で表面がちがいます。つるつるとざらざら。線のような模様も一部にあります。不思議な石でした。
翌日も飛鳥地域で巨石をいくつか巡りましたが、益田岩船が一番神秘的でした。
この日泊まる宿のご主人によれば、ここは奈良のローカルな観光スポットだそうです。しかし、もっと見に来る人多くてもよい、というかお勧めしたい奈良の観光スポットです。


橿原神宮前に歩いていき、そこから今井町へ。近鉄橿原線で八木西口駅へ。
ここから歩いて10分ぐらいで、今井町という、これまた築100年以上の日本家屋が連なった地区に到着します。
今井町は奈良県のガイドブックで知りました。富田林より大きな範囲に築年数が古い日本家屋が
展開しています。ぽつんぽつんとあるのではなく、360度どこに行っても築100年以上の日本家屋が建っている解いた感じです。ここも歴史的建造物保護地区です。
公開している家屋や古民家カフェがちらほらありますが、こちらもたいていの家屋は普通に住民が生活しています。
雨のせいか、こういう古民家に興味ある人がすくないのか、日曜というのに観光客はまばらでした。
お昼を食べたていなかったので、古民家のカフェに入ったら鎌倉にもある「うのまち珈琲店」でした。こんなところにもあるのね。カフェ好きの方が写したクリームソーダのきれいな写真みて、行きたいと思ってたことは思った。
甘いトーストとさくらのクリームソーダ―を頼みました。クリームソーダはアイスが載っていますが、落とさないようにアイス入れる小さなボールが付いてます。ちなみに、クリームソーダは6種類ぐらいああって、色がきれい。写真映えします。というか、それを狙ってる商品なんですね。
公開している家屋は数件あり、入りました。たいていが無料で入れて、梁が通った屋根や、台所、居間などが見れます。けっこうTVのロケも来るようで、「伊右衛門の最初のCMで使われた縁側はここです、るろうに剣心で剣を交えた場所はここです」と説明していただきました。確かに、よい撮影場所かも。
公開していると書いてあった今西家という家屋は戸が閉まってて入れず。交流センターも凄い日本家屋らしいけど、気が付かなかった。(今ガイドみて知った(-_-メ))
天気のいい時にまた来て、明るく青い空の下でこの家屋の写真撮りたいです。


本日のお宿は「古民家の宿 勝右衛門」です。
民泊の宿で、夕食はありません。お取り寄せはあるみたいですよ。
市尾駅という駅で降りますが、橿原神宮前で乗り換えです。橿原神宮前で柿の葉寿司が売っていたので、宿で食べるように購入しました。
ご主人とはBooking.comのチャットで連絡していて、駅に迎えに来てくれるとのことで、お言葉に甘えて電車に乗る前に連絡していました。歩いても11分ぐらいなのかな。
電車から降りると、甚平を着た男性がいて、その方がご主人でした。車でコンビニに寄ってもらい、いろいろ買い込んで宿に。
御所市というところに宿がありますが、これまた築100年以上の日本家屋が連なっています。ご主人いわく、ここは薬の商売で財を成した方のお家が多いとのこと。
しかし、昔からの商売所・大阪が近いからか、こんな立派な歴史的建造物が連なる場所がこんなにもあるなんて感激!
古民家好きなら、ここらへんで古民家巡りをしてもよいかも。

「古民家の宿 勝右衛門」は、思ったとうり素敵な宿でした。本当の本物の古民家です。木枠のある入口を入ると、灯篭や獅子落としがある小さいけれどよく手入れされた日本庭園があります。雨に濡れた緑の苔が、キラキラと輝いていました。
私が雨を嘆くと、「古民家の宿 勝右衛門」の庭は雨の方がきれいとみなさんおしゃいます、と。
苔がご自慢なんでしね。たしかに、苔がきれい。
1日1組だけで、部屋は畳の2間です。1部屋にはお布団が敷かれていました。書院とちがい棚、障子がある、本格的な昔の豪邸の造りです。これが、私だけの空間に。
冷蔵庫やレンジ、食器などの設備もありました。高級ホテルまでとはいきませんが、至りれつくされです。
そしてお風呂は薪きで炊いたお湯だそうです。薪きで炊いたお湯は、お肌すべすべになるとのこと。
このお風呂、ほんとーにいいお湯でした。すっごく気持ちよくて、長風呂に。温泉でないのになんでだろうと、不思議なくらい。これって薪でたいただけ効果なんでしょうか?薪マジック??

部屋に戻り、買ってきた笹の葉寿司とスイーツなんかを食べて、TV見たりスマホ見たりしてまったりしました。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2024年3月 京都奈良 

2024-03-26 | 国内旅行


2024年3月は、キュンパスと今回の京都往復で、合計5回も新幹線に乗りました。
しゅごい。。。
今まではケチって夜行バスでした。
安いLCCとかも使ってたけど。
でもキュンパスは3回のって1万円だったし、今回は28日前予約だとお得な11600円。もう年なんで最近夜行バスも3列独立じゃないと嫌になって、そうするとあんまし値段かわらなかったのです。
結局、安い旅なのであった。

今回の旅行は、宿が目的でした。
奈良の飛鳥地域にある「古民家の宿 勝右衛門」といいう宿を、とある写真と旅好きの方がSNSで紹介していたのです。お庭も素敵で、書院のある本当に日本の昔ながらのお家なのです。
こういう宿は相応にしてお値段が高いのですが、1万円以下で泊まれるらしい。
古民家には弱い私。何の気なしにGoogle探してみたら、予約サイトが見つかり、ちょっと悩んだけど、ポチしてしまいました。
その後で新幹線にの予約をしました。
そして、予約してからこの宿は奈良の飛鳥に近いということを知り、それなら飛鳥地域を観光しようと、観光はあとからついてきました。

2泊3日の予定です。

3月23日(土)
 6:25 品川発 京都着
   京都観光
   大阪府富田林市 ご婦人の宿 泊
3月24日(日) 
 橿原方面の観光
   古民家の宿 勝右衛門 泊
3月25日(月)
 午前 飛鳥地域観光
 午後 その他奈良のお寺と神社
 20:09 京都発 品川着

こんな感じです。


この時期、平年なら桜が咲いていて、それが目当てでもありました。
しかし、ここんとこの寒の戻りでま~~~~~~ったく咲いていませんでした。
3日目にちょっとお目にかかったぐらいでどこも固いつぼみ。桜祭りの看板もあって桜弁当なんかも出してるお店もあったけど、雨だからか人は少なく、お店屋さんも悲しそうに見えました。
さくらは難しいね。紅葉は期間が長いけど、桜は短いのです。
それに、この3日間、ず~~~~~とず~~~~~とず~~~~と雨でした。
普通は1日雨降ったら翌日は晴れるとか悪くてもくもりとかだと思うんだけど、ず~~~~~と雨でした。それも絶えることなく、1日目と2日目はざーざぶり。3日目はやや小ぶり。でも3日間ともほとんど傘をさすので片手がふさがってしまいました。
旅行はガイドや地図なんかの紙見ながら歩くし、そうすると紙は雨でぬれて破けそうになる。スマホも雨でぬれる。カメラも雨でぬれるし、傘で片手ふさがってるから写真撮りずらい。何より、暗いのでいい写真が全くとれない!!
なんだかとほほで、あったまくるぐらい気候に恵まれていない旅でした。
最近まで自分のことやや晴れ女だと思ってました。でも、去年の熊野古道といい、ざーざーざーーーーという1日中雨で翌日も雨の日に当たってしまい、雨女の認識に変更しました。(-_-メ)

1日目ですが、せっかく京都着なので京都を観光しようと。
事前に歩くコースで探していたら、桜がきれいだという醍醐寺周辺のコースがありました。
たしかここらは行ったことがないはず。もう嵯峨野とかテーマパーク化して、若い人達用の食べ物屋さんばっかりになって、混んでて、ちょっと辟易しているところがあったので、あんまり知られていないところがよかった。ここらなら、それほどでもなさそう。
石田駅⇒法界寺⇒醍醐寺⇒隋心院⇒勸修寺 と回りました。

ますは京都駅から出た地下街で「OGAWA COFFEE 」を見つけたので入る。ここはネットで見ていたところで、もしかしたら出会うかもと思ったらあった。
モーニングの厚切りトーストとゆで卵、サラダとコーヒーのトーストセット、780円。
コーヒーは大きなマグカップになみなみとそそがれています。通常の2杯分ぐらいあるのでは?
パンは断面は小ぶりだけど、超厚切りで中ふわふわでしっとりしていて、添えてあるバター付けて食べるとおいしいです。
京都はモーニングでおいしいところたくさんありますね。


地下鉄で石田駅に行き、そこから法界寺へ。
法界寺に入ると、私のほかに観光客はいませんでした。静かです。小さなどこにでもあるようなお寺ですが、阿弥陀堂と仏像が国宝だそうです。だからか、入場料が400円かかります。お坊さんに説明もしていただけます。


醍醐寺は枝垂桜がたくさんありました。目の前までたくさんのしだれた枝が降りていました。しかし、上に書いたようにまだまだまだ固いつぼみです。。。残念。
このしだれた枝に桜が咲いたらどんなにきれいなんだろう、と思うと悲しくなりました。
醍醐寺の入場料は、三方院庭園と伽藍と霊宝館の3か所入場可能で1500円です。高いですね~。その上三宝院に上がるのには別途500円かかるので2000円です。高いですね~
でも伽藍は時期値が広く、五重塔やお寺の建物も所々にあり、醍醐寺見るだけでも結構な時間がかかります。
三方院では襖で区切られた書院造りの大きな部屋が続きます。柱と襖で区切られた真四角に襖絵が美しいです。書院も凛として美しく、飾り棚も特徴がありました。
襖絵は金色に輝いており、部屋によって異なります。素晴らしい日本画です。
伽藍には五重塔やお寺の建築物がいくつもありました。


そこからは、富田林駅に向かって今日のお宿「ご婦人の宿 泊屋」へ。
富田林は大阪府なんで、京都からはだいたい1時間半ぐらいかかります。
泊屋は築100年以上の古民家を利用しています。リビングとベットルーム(布団だけど)のドミトリー形式で、その日は私のほかに3人組が来るとのことでしたが、彼女たちは夜遅くついてました。
たぶん、この地区で宿泊できるのはここしかないのではないでしょうか。

この日は京都駅で買ってきたお弁当とコンビニで買ったデザートを食べ、ご主人と世間話をしました。
こちらのご主人は女性で、この古民家は借りているのだそうです。前は京都で仲居さんをしていて、商売したくて探して、ここに行きついたそうです。
朝早かったので10時ぐらいには眠くなってしまい、早く床につきました。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キュンパスで1日青森往復

2024-03-14 | 国内旅行


JR東日本全線1日乗り放題キュンパスで東京・盛岡・新青森・東京と1日で巡りました。
このパス1万円ですが、普通の新幹線代を計算したら全部で37500円でした。
約4分の1で往復!!すごいですね~~
目的は青森の美術館です。
青森は行ってみたい美術館が3館あって、2館を巡ろうと思って計画も立てたのですが、買った後で青森までの列車は指定席しかないのに気づく。
東北の新幹線乗ったことなくて、京都とかだと自由席があるので、そのつもりでした。キュンパスのサイトにも指定席選択があって、行きは早い時間は満席で、帰りは最終便があったのえそれを予約。行きは始発なんで自由席でいいかな、と思ってた。
だから自由席がないということを知って、衝撃~~ってな感じでした。
でもあぶなかった。知らなかったら新幹線に乗れなくて、1万円がおじゃんになるところでした。
色々調べて、盛岡までは自由席のある新幹線のやまびこが走ってるので、それで行くことにして、盛岡からは指定席がなくても新幹線にのれるとの記載を見つけて、それで行くことに。
本当かどうかわからなかったので盛岡着くまではひやひやでしたが、着いたらボードに「盛岡から新青森までは指定席がなくても乗車可能です」とあって、ほっと一安心しました。ボードに書いてあったということは、私と同じような人がたくさんいたにちがいない。

そんなんで、2館巡るのは時間的に難しく、青森県立美術館1館となりました。
でも、短い時間ですが1日でも結構観光できますよ。盛岡も青森も駅周辺に見所があります。
スケジュールはこんなな感じ。

06:04 東京発 やまびこ51号
09:17 盛岡 着
   盛岡観光
11:47 盛岡発
12:34 新青森
  タクシーで青森県立美術館
  青森に移動
  青森観光
19:44 新青森発
23:04 東京 着

始発と終電です。

行きの自由席は平日なのにホームには沢山の人が並んでました。
私はぎりぎり座れた感じ。立っている人もいました。
行きも帰りも指定券はないとのアナウンスがありました。
みんなキュンパスなんでしょう。😅
青森のお土産屋さんも凄くこんでました。東北さんの狙いどうりかと。
ちなみに、3月14日で終わりだったようです。桜で観光客が増える、閑散期に開催したようですね。


盛岡では、盛岡八幡宮-> 岩手銀行赤レンガ館->もりおか啄木・賢治青春館
と回りました。
だいたい2時間ちょっとの観光時間でしたが、盛岡冷麵食べなければ問題ない感じです。
岩手銀行赤レンガ館-がシンボル的な建築物で、東京駅を設計した辰野金吾さんの設計です。
丸い屋根など、似てますね。内装も木材がふんだんに使われていて、ゴージャスな内装です。


新青森から青森県立美術館へはシャトルバスもありますが、本数が少なくてタクシーになりました。ネットでは1500円ぐらいと書いてあったけど、1800円ぐらいでした。
新青森と青森では違う駅で、電車に乗らないと着けません。新青森は新幹線用の駅みたい。
青森のほうが栄えています。青森からのほうがバスの本数が多い。だから新青森から青森に行って、そこからバスのほうが安くなるかも。
帰りのシャトルバスの時間を青森県立美術館で聞くと、スケジュールが記載されたプリントをくれました。
でも、タクシーの運転手さんがよい人で、お話ししました。
今年は暖冬で雪が少ないそうです。そういえば、雪はなく、よけて積まれた雪が少しあるぐらい。温度も東京に比べると寒いけど、覚悟してきたほどではない。
あと、青森に来たならねぶたをみるべきで、青森駅に施設があるとお勧めしてくれました。ねぶたの家ワラッセについては青森観光を調べてチェックはしていましたが、美術館2館巡る予定だったので忘れていて、青森県立美術館のほかはノープランだったので、観光コースがつながったのでした。


青森県立美術館は個性的な展示で、とてもよかったです。少し前までは奈良美智さんの企画展を開催していましたが、残念ながらもう終わってました。
今は常設展のみです。300円(年寄り大学生だけど大学生料金で)
地下2階の常設展の部屋に入ると、シャガールの物凄く大きな絵(タペストリー?)がお出迎え。舞台の背景であったようです。だから大きいい。
常設展の初めの部屋はとても天井が高く20mぐらいありそうです。その部屋の1壁1枚で4枚、ものすごい大きさの絵だけど天井も高いので、その迫力はものすごい。おおーという感じです。


その部屋を抜けると奈良美智さんの部屋になります。
奈良美智さんのアートはカワイイ!!ほんとーにカワイイ!!超かわいい!
1畳ぐらいの山小屋風の建築物が奈良美智さんアートになっていたり、3人の子どもが花の中に寝転んでいるアートがあったり、ともかくカワイイ。
ティーカップの中に奈良美智キャラが重なっている噴水のようなアートがあって、それがかわいかった。
外にあるシンボル的な大きな犬も見えます。あおもりけんというのだっけな?白いツルツルのでっかい犬と両側の壁と上に抜ける空。絶妙のバランスです。


地下1階の1~2室は、棟方志功さん中心の展示。棟方志功さんはねぶたの絵もかいていたらしい。そういえば青森の人で、ねぶたの絵に似てます。
あとは、よくわからない展示が続いていました。
〇ンコを観察した写真とか。排泄して、虫がついて、やがては肥やしになって植物が生えてくる様子を写していった写真とか。そんなよくわからない展示がいくつか。
美術館肥大化計画かな?今どきの美術館の企画ですね。
私は嫌いじゃないけど、頭の固い人は怒ってでていくか、なんだこれ、と思って見ないで出口に行くかどっちか。
棟方志功を見に来るような人では、す道りでしょうか。ちょっと展示の対比に無理があるような気もします。
一番よかったのが大きな部屋に写真が角隅っこに8枚ぐらいしかかかっていない展示。展示している全写真合わせた横サイズでさえも部屋の30分の1も使っていないのでは?このスペースのあまり具合は意図したものなのか、それとも写真がなくてこうなったのか?まあ、どう考えても(美術館なので)前者でしょう。このスペースのあまり具合も、アートの一部なのでしょう。
六ケ所村の普通の住民のお昼ご飯時に「ゆたかさとは」「まずしさとは」を聞いたインタビューの答えをプリントした持ち帰ってもよいペーパーと、そのお昼の献立を写した写真の展示。素朴な答えです。まっとうな国民の意見。でも人によってまったくちがうのです。
そういうものを含めて、興味深かった。
カフェがあって、青森といったらリンゴでしょうということで、アップルパイセットを食べて一休みしました。

バスで青森駅へ。
青森では「ねぶたの家 ワラッセ」に。駅からすぐです。
赤いリボンで囲ったような建物で、だれが設計したのかな?有名建築家に違いないといった建築物。
ねぶたの紹介の映像と、ねぶた名人の紹介と去年のねぶたの優秀賞だったねぶた数台が展示されています。
さすが運転手さんおいしお店に連れって行ってください、じゃないけどさすが地元の方だけあっていいところを紹介していただきました。ねぶたはものすごく大きくて9m×4mかな?のサイズです。
優秀賞の作品が一番良かったかな。さすが優秀賞。

あとはお土産屋さんによって、いろいろ買った。
お土産のレジには、長蛇の列ができていました。それだけ売れているといたっところ。

新青森にはおもに食品のお土産を売ってる一角もありますが、京都などに比べると小さいです。そしてお弁当を売ってるところも少なくて、私が見た時にはほとんど売り切れ。コーナーがすっからかんでした。
海鮮丼をテイクアウトできるお店があったので、そこで購入して列車の中で食べました。買えてよかった。

青森には素晴らしい美術館がいくつかあって、2館以上巡りたかったのですが、無理でした。
でも、東京から1日でこれだけ観光できる!
次回あれば他の美術館にも行こと思います。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする