旅の恥はかきすてです

旅行が好きです。
いままで行った国は41、都市は160以上。
世界遺産は140以上!
そんな旅行を書いていきます。

2023年2月26日 倉敷と吉備津神社

2023-03-09 | 国内旅行


 倉敷は3回ぐらい来ていると思う。1回目はすごい昔。2回目は3年ぐらい前か。「2020年1月 豊島・直島 倉敷」で書いてますね。3年前でした。この時はアイビースクエアに泊まって、倉敷から島巡りをして、月曜に美観地区を観光たら月曜が休業日なのでどこも空いておらず、お目当ての大原美術館には入れませんでした。今回はそのリベンジでもあった。
 今回は倉敷国際ホテル。ここも歴史あるホテルで、泊まってみたかった。アイビーはちょっと高かかったのでこっちにしました。ロビーには棟方志功の大きな版画が飾ってあります。館内の壁には、アート作品がかかっていました。古い観光ホテルなので、部屋も広かったです。
 朝食はついていなかったので、ホテルで朝食をとろうとも思いましたが、バイキングで2000円ぐらいだそうで、かなり豪勢なようですが、食べ過ぎるしおなかの調子もいまいちだったので、バイキングはいいかな、という事でやめました。で、道後温泉から持ち歩いていたオレンジフランスパンをここでいただく。美味しかったので捨てられず、かといってパンなのでつぶしたりできないので、けっこうかさばってしまいました。3日目だけど、フランスパンなので傷んではいないです。ちょっと味は落ちてたけど、美味しくいただきました。その後、コーヒーを飲みたくなって美観地区の朝早くから空いているカフェに行ってコーヒーだけいただく。
「Boulangerie mugi」というカフェが7:30からオープンしていて、モーニングもやっています。たぶん美観地区では一番早くオープンするのでは?日本家屋をモダンにリノベーションした美観地区らいしカフェです。モーニングはスープとパンと飲み物で800円代かな?コーヒーが600円ぐらいなのでお得です。ついモーニング食べようかとも思いましたが、ガマンして(体重が...)コーヒーだけにしました。コーヒーの味はあまり好みではなかったです。でもベーカリーが隣の店舗にあって、丸い固めのパンを買ってうちで食べましたが、パンはかなり美味しかった。
 倉敷国際ホテルでは大原美術館の割引チケットを扱っていて200円引きの1300円、休日前なので1000円の観光支援のクーポンを使って購入。荷物を預けてホテル隣の大原美術館から観光開始。9時からオープンで少し前に到着しましたが、すでに数十人集まっていました。
 倉敷と言えばクラボウなどの繊維関係の会社が有名ですが、大原美術館は実業家で文化に造詣が深かった大原孫三郎氏が創設した美術館です。展示してある名品の数々は、児島虎次郎という洋画家に依頼して収集したものが基本となっています。モネやゴーギャンなど、近代の珠玉の名作がたくさん展示されています。大原美術館は国や県などの公共の施設ではなく、私設の美術館です。私設の美術館で大原美術館以上に知られている美術館を私は知りません。(というか思いつかない)。コロナで開館できない期間が長かったのですが、私設なので補助金がでず、クラウドファンディングをしていました。少しだけですが、私もクラウドファンディングに参加させていただき、お礼のはがきをいただいています。
 オープンして中に入ると、素晴らしい絵画の数々。大原美術館と言えば絵画が有名ですが、別館には陶器など日本の民芸も多く展示されています。あと、エジプトなどのオリエントからの資料も収集していたそうで、数点展示されていました。オリエントの美術品は、美観地区のクラシックな銀行の建物をリノベーションして、そちらに展示するそうです。今は絶賛改築工事中らしい。ここが出来上がったら、また訪れてみたいです。
 その後は倉敷川を挟んで斜め前にある大原家住宅に。倉敷の特徴である漆喰で網模様になった外装の倉など、敷地内には数棟が連ねている立派な邸宅でした。大原孫三郎さんについての展示もあった気がしますが、その次の代の方の図書を展示した部屋もあり、カフェにもなっています。広いスペースが一面本棚になっていて、その中に本がぎっしり。あるののが全部ではないそうです。手に取れる本もあります。すごい読書家で、これらの本をどんどん読んで知識を増やしていったのですね。さすができる人は違う!と思いました。
 その後は、11時半ぐらいですがランチをしに「旅館くらしき」へ。ガイドを見て目を付けていました。早く行かないと混んでしまうので、この時間に。思った通り、並ばなずに入れました。ここのランチは2段のきり箱に小さな器に多くの種類の料理が盛られています。見た目もきれい。これで2000円です。一流旅館のレストランなので、着物を来たお給仕さんで、接客もていねいです。この旅一番満足した旅行らしい昼食でした。おすすめ。
 その後は美観地区をぶらぶら。休日なので観光客も多く出ています。美観地区は観光客向けの日本文化的ショッピングセンターのようです。ここも伝統的建造物群保存地区なのですが、先に訪れた鞆の浦とはだいぶ様相が異なります。見ていると、あれもほしい、これもほしいとなり、大変なことに。でも、くらしき桃子でもものソフトクリームとお土産にフルーツゼリーを買って、「ままかり」という倉敷の名物の魚の酢漬けを買って、橘香堂という和菓子屋さんで和菓子を買ったぐらい。前回はくらしき桃子でパフェ食べましたが、コストパフォーマンス的にいまいちなので、今回はパスして、もものソフトクリームを食べました。かなあ~り美味しかった。さすがフルーツが売りのカフェ。また食べたい。
 岡山と言ったらジーンズ。美観地区にはデニムストリートがありますが、若者でにぎわっていました。ちょっとかかなりお高めのジーンズ。よくわからないジーンズのブルーの食べ物とかも売ってました。前回は「倉敷屋」というジーンズ小物を取り扱っているお店でジーンズを買いました。約1万で、美観地区で見た中では安かった。ジーンズストリートではないとこにあるお店。男女兼用なんだけど、休日や旅行なんかではこればっかりはいてます。
 あまり細かく計画を立てていなかったのですが、そのぐらいでここでの観光を切り上げ、前から行きたいと思っていた吉備津神社に行くことにしました。あまりメジャーでないのか、詳しく紹介されることはないので、行ってもしかしたらがっかりするかなとも思っていました。
 倉敷からは山陽本線で岡山まで出て、そこから吉備津線(桃太郎線とも書いてあったが)というローカル線で吉備津駅まで行きます。そういえば、今回山陽本線何回かのってますね。観光地に繋がっているので便利です。


 駅から神社までは10分ぐらいかな。今回は移動があるのでバックパックできました。行きは軽かったのですが、いつのまにか重くなっていた。岡山駅で空港バスにのるので、コインロッカーに入れていけばよかったのですが、気付かすそのまま来てしまった。神社と言えばすごい段数の階段が。。。さあ、どうする!?と思ったら、コインロッカーありますの張り紙発見。駐車場にコインロッカーがありました!良かった。
 身軽になり、階段を登って神社に。本殿を見た途端、あまりの素晴らしさに「来てよかった~」と、心から思いました。本当に素晴らしい神社です。吉備津神社の特徴は、檜皮葺で2つ合わさった屋根。その屋根の姿と合わさって、素晴らしくバランスのとれた本殿の建築がまた素晴らしい!来てパンフレットを見るまで知らなかったのですが、この本殿は国宝だそうです。そうですよね、これだけ素晴らしい建物なので。
 HP見たら『吉備津造り』という、特徴的な造りだそうです。神社の作りにも様々な造りや格式があって、難しいです。あまり観光的には広まっていませんが、岡山・倉敷観光に来たら神社仏閣好きなら吉備津神社に行くことをお勧めします。
 長い回廊があることもこの神社の特徴です。ふつうは回廊を渡る場合、入場料とりますよね。でも、吉備津神社は入場料がかかることは一切ないです。お金が必要なのは、御朱印代の300円だけで、長い長い回廊を渡るのも無料です。最近はどの神社仏閣でも御朱印はありますが、御朱印帳に挟む印刷もしくは手書きの用紙を配ったり、高かったりするところもあります。でも、ここの御朱印は手書きで、料金も良心的でした。
 回廊を渡って写真を撮っていると、市元の方から声をかけらっれ、少し上がったベストビューを教えてもらい、今日のこの時間は回路の屋根が日の光で光っており、きれいに写りますよと。うまく写ってないのは、私の写真の腕です。長い回廊のところどころには重要文化財の御竈殿などの見どころもあります。
 岡山から吉備津駅の間の駅にも有名な神社があるようですが(電車から見えたし、観光客らしき人が降りた。)、時間的に中途半端になってしまい、そのまま岡山駅に戻りました。岡山駅で駅ビルの1Fで農協のレストランがあって、そこでパフェを食べて空港バスに。(ここ、主食とパフェなどのスイーツのセットで2000円ぐらいでお得。セットにすればよかったと後悔。忘れてしまうので書いた。)空港では、お土産を見たり(結局何も買わなかったけど)岡山名物という事を知らなかったエビチャーハンを食べて、20時のフライトで東京に戻りました。
 
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2023年2月25日 尾道

2023-03-08 | 国内旅行
 

尾道はたぶん3回目の訪問だと思います。映画の町、尾道。映画監督の大林宣彦氏の映画で尾道を知りました。こんなところがあるのかと思って訪れました。もう20年前かも。たぶん駅前はきれいになったけど、坂の上のほうはあまり変わってないと思う。2回目はしまなみ海道をサイクリングしたかったので、尾道の坂道も観光したっかたけど時間がなくて訪れません。でもサイクリングは曇天で、いまいちだった記憶がある。
 朝はホテルで朝食です。グリーンヒルホテルでは、尾道水道が見れるレストランで朝食が取れるというので、朝食込で予約しました。バイキングで和洋食がそろってます。まあまあでした。窓側の席があいたので、窓側で尾道水道を見ながら朝食をいただきました。いつものようにバイキングだとあれもこれもという感じで、取りすぎて食べ過ぎてしまう。おなかパンパンです。
 この後はホテルに荷物を預けて散策へ。朝食を食べながら窓から外を見て、このホテルの隣に向島行きの渡し船の葉発着所があることを認識。乗り場には中学生と思われる男の子と女の子たちが並んでおり、直ぐきそうでした。渡し船に乗ってみたいと思っていた私、時間もあったので、最初に向島に渡ってみようと私も並ぶことにしました。渡し船は、結構頻繫に往来しているようです。
 渡し船の料金は100円。乗ってから徴収に来ます。これって、インドとかネパールとかであった、バスに乗ると少年が徴収にくる制度。ネパールでは、混んでる車内でも払ってない人をちゃんと見分けてくるからすごいなあと思った。視野が広くて、頭が良くないと務まらないですね。そういやぁ、タイでも水上バスがこの制度でした。ここでは混んでなかったし、徴収係がおじさんだった。
 降りると自転車に乗ってる観光客らしき人が多く出てきました。しまなみ海道をサイクリングする人が多いようです。私は渡し船で島に降り立った気分を満喫して、少し向島を歩いてみました。近くに神社があって、そこをのぞいたぐらい。

 この後は尾道を散策。尾道は坂の町です。夏の暑いときに来て、坂を上るのにきつくて汗だらだになった思い出がある。今回はもう年なので、ロープウエイで一番上の千光寺に行こうと思ってたけど、乗り場がすぐにはわからなくて結局登っていきました。相変わらずの方向音痴で道に迷うのですが、迷った所の坂道や家々の風景がまたよくて、この日は午前中は晴天にも恵まれ、上から見下ろす尾道水道の風景はきれいで、ほんと素晴らしかった!
 やっとこさ頂上について、最初は尾道市民美術館に行きました。安藤忠雄氏の設計で、すごく行きたかった美術館です。今回は松山の雲の上ミュージアムに続き、これも安藤建築です。尾道市民美術館の設計が安藤忠雄というのもありますが、私はTwitterで尾道市民美術館をフォローしていて、美術館に入りたいネコちゃんとやさしく防ごうとする警備員さんのほのぼのとした攻防の様子が流れてきて、行ってみたかったという事もあります。やっぱりTwitterの威力ってすごい。大塚国際美術館もTwitterで流れてきて、行きたくなって去年の今頃に訪れています。ネコちゃんと警備員さんにお会いすることはできませんでしたが、ミュージアムショップでは警備員さんとネコちゃんの絵ハガキも売ってました。スターでも何でもない警備員のおじさんと美術館に来るネコの絵ハガキなんですごい。思わす買おうかと思ってしまった。
 ちなみに、2022年の10月に大阪に行きましたが、その時は兵庫県立美術館というやっぱり安藤忠雄設計の素晴らしい美術館にも行きました。尾道市民美術館も、コンクリート打ちっぱなしのザ・安藤忠雄!!という美術館ですが、兵庫県立美術館に比べると小規模な美術館です。
 美術館えは尾道を描いた一般公募の絵画を展示してあり、皆さんすばらしい作品ばかりで驚きました。皆さん、プロなんでしょうか。一等賞の作品も、優秀で表彰された作品群もいいですが、その他の絵画も全てレベルが高いのです。一般公募でなく、プロ作品の公募なのでしょうか?館内には、有名デザイナーの多くの椅子も展示されていました。

 その後は千光寺に。尾道市民美術館の近くにあります。千光寺は面白いお寺です。お寺の敷地ではありませんが叩くとポンポンという大きな岩、ポンポン岩というものがあったり、鎖で上に上がれる大きな岩があったり、見下ろせば尾道水道や橋の風景が広がっていて、テンションがあがるお寺でした。鎖で上がる岩は、直角の斜面に足が通せる大きさの鎖がぶら下がっていて、そこを登るという、大変スリルがあるアトラクションといった類です。若い女性がチャレンジしていましたが、若くないとできないです。
 その後は展望台のようなところにいって、瀬戸内海といえばレモンとミカンのソフトクリームを売っていたので、レモンのソフトクリームを食べました。ミカンはオレンジだけど、レモンは白なので、ミルクと区分けが付かなくて出てきたとき「!?」となりました。レモンとミルクのミックスもあるけど、白白でどっちがレモンかわからないミックスソフトクリーム。

 この後、まだ12時ぐらいで朝たくさん食べなのでお腹空いていなかったけど、千光寺近くにかわいいレストランがあるのを見ていたので、ちょっとのぞいたらお店の人に見つかったこともあって入る事に。眼下の景色がキレイに見えるお庭があり、内装は古民家をリノベーションした、フランスの田舎にあるようなかわいらしいレストランでした。もっと混んでいるかと思いましたが、それほどでもなくすんなり入店。
 Le Jardin Charmeという名前のレストランです。ランチは前菜が野菜のポトフで、メインはガレットやキッシュなどから選べます。コーヒー,紅茶などのドリンク付きで1900円でした。デザートも付けることができますが、それほどお腹空いてなかったので付けませんでした。私はガレットをチョイス。ポトフは優しい味がしました。ガレットも美味しかったです。雰囲気のよいレストランでした。
 時間がなくて旅程をあまり詳細に決めて居なくて、4年前のガイドに書いてあるコースで回ろうと思ってましたが、時間もある事だし、お寺コースがあるというのに気がつき、そっちの方も回ることにしました。尾道のお寺巡りは初めてです。
 尾道はお寺が多いのですね。現地ではじめて知りました。天寧寺と浄土寺,西国寺は巡りました。適当に回ったので覚えてないです。それ以外にも、看板や地図を見ながらふらふら。全部巡れていないので、次回来た時は全部巡ってみたいです。
 しかし、午前中はあんなに晴れていたのに午後はどんどん曇って行き、お寺巡りの最後では雨が降ってきました。折り畳みの傘は持ち歩いていましたが、あまりの天気のよさに荷物をホテルに預けるときに、少しでもかさばるものは持ち歩きしたくないのでおいてきてしまったのです。これって、結構ショック。このまま雨がひどくなったらどうしようか、と思いつつ、どうにかぽつぽつぐらいで終わりました。
 あと尾道で寄って見たかったのが尾道帆布のお店。旅番組で斉藤由貴さんが紹介してました。HPで探してましたが、尾道で帆布のお店を探すと2件あって、実物を見ないと買えないので見てみたいなと。TVで出てたのが「工房尾道帆布」で「尾道帆布鞄 彩工房」もある。この2件は商店街の中で近くにあって、どちらも中に工房があって作成過程を見せています。「工房尾道帆布」ではポーチだけ購入して、次の倉敷も帆布が有名なので見比べましたが、生地の質や造りの良さは「工房尾道帆布」のものが好みでした。HPから購入しようと思ってます。

 ホテルに戻って荷物を受け取り、電車で最後の宿泊地、倉敷へ。電車1本で行けます。1時間ぐらいだったかな?倉敷では倉敷国際ホテルに宿泊。すぐ隣が美観地区。美観地区では灯りの催し物をしていました。ライトを照らした日本傘が水路に沿って並んで、美観地区の日本家屋の窓には、プロジェクションマッピングが映っていました。ライトで飾られた美観地区は幻想的です。
 お腹が空いて、食べるところ探していましたが、美観地区はランチが主で、夜になるとなかなか空いているお店を見つける事ができなかった。(後から、1本それた道で探せばいい事に気が付いたけど)地元の人が集まるスナックのようなお店があって、軽食を提供していたので、うどんと焼売を食べました。尾道もそうだけど、あんまり旅行ぽい食べ物ではないけど、おなかは満たせた。
 
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2023年2月24日 鞆の浦

2023-03-05 | 国内旅行


この日はホテルで朝食を食べようとしたが、前日までの予約制だと知り、がっかり。「ホテル パティオドウゴ」の1Fにはお寿司屋さんが入っており、そこで850円ぐらいででおいしそうな和定食がいただけるそうです。予約していれば!
 朝食はあきらめて、道後温泉本館で温泉に入りました。なんたってホテルの斜め前。予約のチケットもらって、ホテル戻って、TVみながらグダグダして、時間になって温泉に入りに行きました。朝ぶろは気持ちいいです。
 この日は、予約済みの松山市駅から福山行きのバスに乗って移動です。路面電車の駅に行く間においしそうなパン屋さんがあったので、ハムエッグパンと愛媛らしいミカンの果汁が入ったミカンフランスパンを購入。2個買ったのは選べなかったからです。朝食には1個でちょうどいい大きさ。これが後々この旅で尾を引くことに!?(大げさ)
 市電の乗り場に着いたらちょうど市電が来て「松山」の文字が見えたので乗ってしまったが、なんだか変な気がして隣の方に「松山市駅に行きますか?」と聞くと行かないとの事。なんでも「松山市駅」と「松山駅」は違うんだそうです。松山市駅からバスが出るのですが、この市電は松山駅に行ってしまうそうです。まぎらわしいです。でもその親切な方に、乗り換えポイントを教えてもらい、若い運転手さんに「松山市駅に行きたい」と意うと運賃なしで降ろしてくれました。運賃なしで降ろしてくれるって、そういう制度なの?それとも運転手さんの親切?どちらにしても東京じゃありえません!絶対お金取られます。人がよいところです。
 次に来た松山市駅行きに乗って、到着。到着したはいいが、駅がどこかわからない。バス停が離れてるかもしれないし、初めて来た人にはわからなくて、いつも焦ってしまう私。降りて人が歩く方に進みましたが駅はなく、戻ったら市電の前だった。(^^;)でもバス停は駅から離れてるかもしれません。長距離のバス停を駅員さんに聞くと、本当に駅の前だった。。。さすが、視野が狭い私。
 待合室で買ったパンをぱくついて、時間になってバスに。オレンジパンはかじった時に、ミカンの香りと味がして、他にはない味で本当に美味しかった。雑誌を作る人だったら、「ほんとうに美味しいご当地パン」で紹介した~い。でも、食べきれずに持ち歩きです。
 3時間バスに揺られて福山に。途中風光明媚なしまなみ海道を通過します。バスから見る海の風景はきれいで、海の水も見えると透き通っています。でもその時は今にも雨が降りそうな曇りでした。晴れてらた青い空が海に映えて、きれいなんだろうな。ちょっと残念。福山からはローカルバスに乗り換え。約30分で鞆の浦に到着。
 鞆の浦は想像以上に風光明媚な所でした。昔ながらのな港町の風景で、「崖の上のポニョ」の舞台と呼ばれているのがわかります。古くからの家々も連なり、漁村の船着き場のような小さな埠頭もあり。古い日本の風景。伝統的建築物群保存地区になっているそうです。移動の時間が長くてもったいないかな、とも思いましたが、来てよかったです。天気も晴れたし。
 着いたのが2時近くでおなかぺこぺこでした。4年ぐらい前のガイドによると、埠頭のところにロケーションのよい昔からの家屋を使ったおしゃれなカフェがあるというので、そこを目指す。というか、バス停から6分ぐらいのところにそのレストランがありました。ランチは2000円以上でちと高いですが、ほかに食事ができるようなところはなさそうだし、おなかぺこぺこなので、入りました。パスタランチです。この日は金曜で平日でなので待たずに入れましたが、座席数がすくなくて食事するところも少ないので、休日は混むのでしょうね。生パスタというのを頼みました。まあまあで、おいしかった。
鞆の浦はふらふら散歩するのが楽しい。小さな範囲なので、2~3時間あれば十分まわれると思います。崖の上のポニョの男の子がお家のような階段と、階段の先に見える海の風景があります。ゆっくりと時間がながれている所。
 鞆の浦の見どころの一つは、太田家住宅という保命酒という鞆の浦の名産を商いして栄えた商家の邸宅があって、見学ができます。ちょうどお雛様の時期で、お雛様をかざるもようししをしていました。どこのお店にもお雛様が飾ってあります。太田家のお雛様はこれでもか!というぐらい、すごい数のお雛様が飾られていました。歴史的価値がありそうなものから、現代のもの、民芸系、アート系、キャラクター系、ガラスとか、ありとあらゆるタイプのお雛様が部屋の中はもとより、廊下や棚の隙間やお庭の石の上に飾られていて、圧巻でした。屋根の梁や柱なども見れ、庭には大きな蔵があり、当時の繁栄ぶりを感じます。そこにもお雛様が飾られていました。隣にも日本家屋を使った坂本龍馬関連の資料館のようなものがありましたが、なぜか受付の人がおらず、入れませんでした。無賃で入ってしまおうかとおも思ったけど、そんな悪いことはせず、あきらめました。(あまり面白くなさそうだったし)
 もう一つの見どころは福禅寺というお寺。とくに何があるというお寺ではないですが、海側の高台になるので、部屋から窓を額縁にした美しい海の風景が見れます。
 鞆の浦は、あまり観光地化されていない、人々が普通に暮らしている所です。たぶん、崖の上のポニョによって、観光客が増えたのでしょうね。まだ少ないですが、観光客目当てのカフェもちらほら。細い道路には「車が通るので並んで歩かない」の張り紙があったり、会館のようなところには環境客との共存を考えなくてはならない、といったようなビデオが流れていました。観光客が来ると、狭い道で並んで歩いたりして地元の人の車が通れなかったり、大きな話し声などで問題も多いのかと思います。観光地と地元の人の生活、ここらのバランスのとり方、大変難しそうです。今はまだ大々的に観光地化されてはいませんが、いつまでもこの姿を残してほしいとい、旅人は勝手に思いました。
 宝銘酒は今でも鞆の浦の名産で、お店が固まっている一角があります。もしかしたら同じ会社のお店がいくつもあるのかもしれないですが。試飲させていただいたら美味しかったので、一番小さな300mlの物を購入しました。重くなるので、このサイズが限界です。甘いお酒で、ミルクティーに入れると美味しいですよ、とお店の人は言ってました。そんな味のお酒です。
 この後、バスで福山に戻り、電車で乗り換えなしに尾道へ行けます。尾道では駅前のグリーンヒルホテルに泊まりました。本当は近くのさくらホテルがよかったけど、取れなかったのよね。旅行支援があって朝食有で1万ちょっと。私にしては高め、そして部屋の割には高めです。尾道はホテル少ないから、相場より高いのでしょう。仕方ないかな。
 この日は駅近くにあった尾道ラーメンとおでんのお店で夕食。尾道ラーメンはまあまあだったかな。せっかくだからもっと美味しいところで食べたかったけど、札幌でラーメン食べるのに2時間以上並んで、もうラーメンで並ぶには凝りました。
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2023年2月23日 松山と道後温泉

2023-03-05 | 国内旅行


 朝7時10分のフライトのため、始発で羽田へ。飛行機乗る場合は1時間以上前に空港に着くようにしています。でも、今回は始発でも1時間前には着きません。大丈夫かなあ、と思いつつ予約しました。国内線なので50分前ぐらいでも問題ないのですが、早い時間にもかかわらず、この日は空港検査の混み方がすごかった。よくTVでGWの空港の混雑を映している映像がニュースで流れるけど、あれよりすごい。私自身はGWの旅行でもあんなにすごい混み方に遭遇したことはないのですが、それよりすごい混み方でした。前に並んでいた方と少し話しましたが、この日2月23日の木曜が祝日ですが金曜日も休みにする企業が多いからなのでは、と言っていました。そうなのかな?それと旅行支援とANAのセールが重なったからかな?出発時間が迫っているフライトのお客様には、検査のレーンを特別に開放していました。
 無事に飛行機に乗れて松山空港到着、そこからバスで市内に出て松山市内観光。観光は特にガイドを買うという事はなく、以下の松山観光コンベンション協会のサイトを参考にしました。松山市の見どころはコンパクトな地域の中にかたまっていて、道後温泉も市電で行けます。観光しやすいです。
 建築探訪コース
  https://www.mcvb.jp/kankou/model/plan_kenchiku.html
 松山城周辺コース
  https://www.mcvb.jp/kankou/model/plan_matuyamajo.html

 建物好きの私としては、安藤忠雄建築の「坂の上ミュージアム」と「萬翠荘」は絶対に外せないところです。坂の上ミュージアムは司馬遼太郎の松山を舞台した(と思う)「坂の上の雲」という小説を題材としたミュージアムです。Wikiによると、「明治維新を成功させて近代国家として歩み出し、日露戦争勝利に至るまでの勃興期の明治日本を描く。」「松山出身の秋山好古、その実弟で海軍における海戦戦術の創案者である秋山真之、真之の親友で明治の文学史に大きな足跡を残した俳人正岡子規の3人を主人公に、彼らの人生を辿りながら物語が進行する。」という実在の人物を描いた小説です。
 ミュージアムには秋山氏や正岡子規の資料や写真、小説などのたくさんの展示、人物や時代背景を紹介する写真や映像などがありました。こじんまりしたミュージアムですが、やはり安藤忠雄!というコンクリートとガラスの建築でした。この建築物は三角形になっているのですね。建築模型があって、わかりました。展示室も三角になっています。
 この秋山兄弟や正岡子規の人物に興味がわき、「坂の上の雲」を読んでみたいと思いました。

 近くにヨーロッパのお城のような萬翠荘があり、ミュージアムからもぞの全景を見ることができます。近くでみてもホントにお城のようでした。内装もヨーロッパのお城のようです。華やかでした。
 愛媛県庁の本館は平日なら入れるのかな?内部を見るツアーがあるのかな?外側しかみられませんでした。愛知県民文化会館も行きました。ここは丹下健三氏の設計です。建築家を知らなければ見に行かったかもしれませんが、知ったら俄然と見たくなった。

 ランチは郷土料理屋の「かどや」へ。松山城に行くリフト乗り場の近くにあります。かどやは松山には何店舗かあるみたいです。道後温泉でも2件見た。人気店らしく、列ができていました。30分ぐらい待って中へ。鯛茶漬けが有名らしいので、もう一つのものと悩んだけど、鯛茶漬けを頼みました。2200円でした。 鯛茶漬けは鯛の切れをごはんに載せて、お茶をかけて食べるのですが、さらさらっと入っていきます。飲み物みたいで、あっという間に平らげた。美味しかったですが、鯛がもうちょっと多ければな。。。少ないです。
 松山名物の鯛茶漬けは道後温泉では、これでもか!というぐらいにお店がありました。

 この後ケーブルカーに乗って松山城へ。松山城は美しいお城でした。あまり日本のお城には興味がない私ですが、今まで見たことが無いようなきれいなお城だと思いました。松山観光はここがメインなのですね。中に入るとミュージアムになっています。かなりの広さで、お城や歴史好きでじっくり見たい人は時間がかかると思います。市内を見下ろす高台にあって、鉄砲や矢を出す窓などが至るところにありあました。こういう建物ではありがちな細くて急な階段もあって、上に行くと素晴らしいビューが広がる見晴台にでます。眼下にはお城の屋根も目に入る市内の素晴らしいビューが広がります。お城を出るとカフェがあり、愛媛といったらミカンでしょのミカンソフトクリームを売ってて、食べました。
 この後、路面電車で道後温泉に。ほとんどの路面電車が道後温泉が終点みたいで、わかりやすいです。
 道後温泉はまったくしなびた感じがする温泉地でははく、華やかな温泉地と言った感じです。若いカップルも多かった。屋根付き商店街が広がっていて、これでもか!というぐらいお土産屋さんと食べ物やが連なっています。初日でまったく買い物をする気はなかったのですが、まるでパラダイス!で、結構買ってしまった。

 愛媛名物、蛇口からくむオレンジジュースにもトライしました。3種類選ぶのにトライしましたが、なるほどちょっと味がちがいました。。
 新しい今風のお土産屋さんと古くからあるような土産屋で買い物をしました。新しいお店ではお菓子がこれでもか!(2回目)ていうぐらいあって、松山名物の一六タルトの桜風味と老舗と書いてあったや山田屋まんじゅう。古い店では、味付き塩と道後ビールなんか。この味付き塩は種類がたくさんあって悩みました。鯛とかあごだしとかウニとか、たくさん。お店の人に聞いたら、鯛が一番売れてるとのことで、鯛にしました。1個600円そこらですが、使いきれないので1個だけ。
 この日の商店街は、多くのお客さんで混み合っていました。お土産を買っていく人も次から次へ。たぶんコロナで来る日も来る日も閑古鳥のような商店街の日々が続いたことが想像でき、やっぱお土産屋さんの人もうれしそうです。古い店の女将さんのような店員さん、私のような少額のお客でも本当に嬉しそうに対応していただきました。
 道後温泉では道後温泉本館のすぐ近くの「ホテル パティオドウゴ」に泊まりました。宿を探していた時に、2000円とあって、「!!?」となったのですが、旅行支援で7000円のホテル代で5000円割引とのこと。それも道後温泉本館のすぐ近くで立地がよい。いつも宿は悩むのですが、これは1っ発ポチでした。温泉地ですが温泉がないホテルです。いわゆるビジネスホテルみたいな感じ。でも、道後温泉本館がすぐ近くで入りに行けばいいので、全く問題なし。
 道後温泉本館はコロナの影響もあり、予約制になっています。当日入口まで行くと、空いている時間の予約カードをもらって、その時間に入るようになっています。この日は男性風呂のほうはすべて予約が埋まっていました。カードを配ってる人に聞くと、女性より男性の風呂のほうが小さいので、もともと入れる人が少ないそうです。今は女性風呂のほうが大きいのですね。
 道後温泉本館は古い建物です。今は修繕をしているようで、正面以外が工事用の柵で囲まれています。天皇がお入りになったお風呂もあるそうですが、予約しないと見れないそうで、行った時日は本日中の予約は売り切れていました。残念!内部も古いままで、今時の温泉施設のように施行を凝らした風呂がたくさんあるという施設ではなく、男女1つずつ。脱衣所も当時のままの姿だと思われます。それがまた趣があって、よい。お風呂は、広い洗い場の真ん中に丸い風呂があって、中央の彫刻からお湯が流れています。お湯は無色透明。あまり温泉という感じのお湯ではないのすが、入ると気持ちよい。道後温泉本館は、レトロ感満載のよいお風呂場でした。
 道後温泉には本館以外に立ち寄り湯が隣り合って2つあります。椿の湯と道後温泉別館飛鳥の湯。ここも予約が必要。飛鳥の湯に入りましたが、電話番号を教えて時間になったら電話が苦しく見。本館もこちらも入浴料は430円で、タオルなども有料で借りることができます。道後温泉本館にはシャンプーとかも置いてないです。
 お風呂の後は、夕食を探しにぶらぶら。鯛茶漬けのお店が多く、ランチをしたかどやもあったけど、昼間食べたのでパスです。古い旧家のような日本家屋を利用した高級料理店のような和食さんを見つけて、鯛釜飯が1500円ぐらいと看板にあったのと、風情がある建物のわりに安い食事処だったので。美味しかったです。中は畳で、古い邸宅にお邪魔したような感じ。鯛釜飯を頼みましたが、美味しかったです。
 その後はホテルに戻り、インスタグラム上げたり、TV見たり、翌日の予定考えたりして、就寝しました。
 
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2023年2月 松山・尾道・倉敷に行ってきました

2023-03-05 | 国内旅行


 久々の投稿です。
 投稿が2022年5月の長崎で止まってましたが、2022年はその後に大阪,札幌,大阪と旅をしました。忙しくて書く時間がなかった。(と言っても、忘却の彼方になる前に記録する、自己満足の旅行記ですが。)
 11月下旬の札幌はフィギュアスケートのNHK杯を見に、12月下旬の大阪はフュギュアスケートの全日本を見に行ったついでに観光したといった感じでしょうかね。
 11月上旬の大阪は、「名建築で昼食を」のドラマの中で大阪の古い名建築を紹介していて、あまりにも私にドンピシャの名建築だったので、見に行きたい!名建築でランチも食べたい!!となって、旅行支援があるので行く事にして、ドラマに出た建物と朝食,ランチを、数件ですが見て食べてきました。
 12月の大阪は東急INに3泊。1泊6000円ぐらいなんですが、40%割引でかつ合計7000円のクーポンで、宿代は1泊1000円台ぐらいになりました。札幌も飛行機との旅行支援で3泊。お得に旅してきました。
 今回はANAの7000円セールでチケット取って、松山IN,岡山OUTで旅行してきました。本当は沖縄にしようかとも思ったのですが、沖縄は競争率高くて難しいと思ったので、今回は松山空港と岡山空港と東京間のチケットをとりました。セールありきで旅行先を考えたのですが、北はこの時期まだ寒いからいやで、南とすると長崎はこの前いったので、そうなるとリベンジ旅も含めてこのコース。
 日にち忘れてしまいましたが、0時からセールが始まると言うので、ぞの時間にネットでトライ。ANAのサイト、かなり重かったです。しかし思惑通り、7000円で予約する事ができました。(ちなみに本日2023.3.9、ほぼおなじ条件でJALのセールがありましたが、サーバが落ちて復旧のめどが立たないので、セール自体が消滅したようです。ANAに比べてJALのサーバ環境は脆弱ですね。JALの社会的信用はがた落ちです。)
 往復のエアチケットで燃油料含めて16000円ぐらい、旅行支援で合計4000円のクーポンと宿代の割引などで、今回もけっこうお得に旅行ができました。

今回のコースです。

2月23日(木)
7:10 羽田空港発
8:45 松山空港着
    空港バスで松山市庁舎へ
    松山市内観光
      道後温泉に宿泊
2月24日(金)
9:30 松山市駅前からバス
12:30 福山着
     鞆の浦へ(バスで30分ぐらい)
     鞆の浦観光
     福山に戻って電車で尾道へ
      尾道に宿泊
2月25日(土)
  尾道観光
  倉敷に移動
      倉敷に宿泊
2月26日(日)
  倉敷観光
  吉備津市駅に移動
  吉備津神社観光
20:00 岡山空港発
21:15 羽田空港着

出発が朝早い時間で、帰りが遅い時間のフライトです。こうすると、4日まるまる観光できます。
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