スペインは明るくなるのが遅いです。8時になってもまだ暗い。
何年か前にこの時期に来たけど、その時はびっくりした。
今回は知ってた。
朝起きたのが6時ぐらい?
昨日寝たのが2時ぐらいだから、4時間ぐらいしか寝てません。
今回の旅行は、なぜか毎日睡眠時間4時間ぐらいでした。
本当だったら昨日着いてから食べに行こうと思ってた、チョコラーテを朝食代わりに食べに行く。
飛行機が遅れたので、昨日は行けなかった。
今回の旅行の小さな目的の一つは、「チョコラテリア・サン・ビネス」という老舗のお店でチョコラーテ&チュロスを食べることだったのだ。
私の宿はSolという市内中心にあるホステルで、このお店に近い。
食べることが好きな人は、Solに宿をとる事をお勧めします。
ここら辺には、有名なおいしいBalが沢山あります。
安めのホスタルも沢山ある。
ちなみに、ホスタルとはペンションみたいなもの。
ビルの1フロアにいくつか部屋を作って、そこを宿にしているという所です。
だから同じ建物に複数のホスタルが入っているという事も少なくはない。
「チョコラテリア・サン・ビネス」は24時間オープンしているそうです。
それほど大きなお店ではなく、ちょっとしたカフェぐらい。
最初にお金払って、適当な席に座って、運ばれてくるのを待ちます。
スペインの人は朝食にチョコラーテ&チュロスを食べる事があるみたい。
このお店はNHKの「TVでスペイン語」で紹介された。
それで知ったのだ。
前回といい、今回といい、私の旅行はなんだか「TVでスペイン語」の影響が強い。
コーヒーカップに入ったどろどろのチョコレートにチュロスをつけて食べるんです。
少し苦味のあるチョコレートで、それほど甘くもない。
これが本当においしい!4€。
日本にもチョコラーテ&チュロスがあったらいいのに。。。
でも、台湾でマンゴーかき氷食べた時、「日本にもあればいいのに」と思ったら少ししたら日本でも本当にできた。
チョコラーテ&チュロスは日本でもお店ができるかもしれません。
そしたらいくらだろう?
4€、520円ぐらいだけど、1000円以上するんだろうな。
1200円ならきっと食べに行くな。1500円以上なら考える。
この日は、スペイン人にナンパされました。
お店で「オラ!」と言われたので「オラ!」と返したら、「踊りに行こうよ」「1人なの」とか。
めんどくさいから「友達がいる」「ノ!」と。
こんなとこで一緒に行くのは怖いです。まあ、そんなことしないけど。
マドリッドで丸1日あるのはこの日だけ。
マドリッド観光は最終日の半日とちょっとで十分だと思うので、この日はどこか近郊に観光しに行こうと思ってました。
マドリッドは結構来てて、前に飛行機の時間も入れて7日間でスペイン来たことあって、その時にマドリッド近郊は既に回ってます。
トレドはもちろん、アビラ、セゴビア、チンチョン、アランフェス、アルカラ・デ・エナーレス。
近郊で日帰りできるところで行ったことがない所は少なくなった。
チンチョン以外は世界遺産。
どこに行こうか、行った所にまた行こうか、と悩んだ。
クエンカかシグエンサには行ったことがないので、どっちかにしようと思って、世界遺産だからクエンカにした。
しかし、クエンカまでは列車(AVA)だと1時間ぐらいだけど片道35€ぐらいするらしい。
バスもあるので、バスで行きました。
バスなら片道13€ぐらい。
時間は2時間以上かかるけど。
ちなみに、マドリッド近郊で私のお気に入りはチンチョンとアビラかな。
チンチョンに行くなら、ぜひパラドールに一泊をお勧め。
ここのパラドールはよかった記憶があります。
バスで一時間以内に着きますが、マドリッドの普通のバス停から出てるので、わかりにくいです。
アビラにもパラドールがあります。
クエンカはどうだったかというと、う~ん、一回行けばいいかなという感じ。
次にマドリッドに来て、時間があってもここには来ないかも。
べつに悪いといいことではないけど。
マドリッドの南バスターミナルからバスが出ています。
南バスターミナルはメトロのメンデス・アルバロ駅からつながっていて、迷う事はないと思います。
切符売り場ではバス会社によって窓口が違います。
「地球の歩き方」に載ってた、Auto-Res社の看板はなかった。
周りの人に聞いて、チケット購入。
たぶん、朝9時前のバスに乗ったのかな?
到着して、新市街の駅前から旧市街に行くバスに乗ります。
このバスがなかなか来なかった。。。
後から地球の歩き方よく見たら、歩いても行けるのね。。。
歩いていけばよかった。
バスは大聖堂の前のPl.Mayorで停まります。
最初は大聖堂に入る。3.8€。
美術館との共通券があると書いてあったけど、普通に買ったらその値段だった。
地球の歩き方に書いてある美術館ってどこだったんだらろう?
ヨーロッパの町によくあるゴシック様式の教会です。
その後は、ふらふら旧市街を歩く。
クエンカは崖の上にある町で、眺めがいいです。
有名な宙吊の家もみた。
この家は有名らしいけど、たしかに崖の上にそり建ってるけど、まあそれだけ。
中には入りませんでした。
入ればよかったな。なんかそのまま去ってしった。
ランチもクエンカのバルでいただきました。
本当はパラドールで食べたかったな。
クエンカにはパラドールがあって、パラドールにも入りました。(写真)
ランチで30€ぐらいかな?
高いことは高いけど、それより1人だとちょっと気恥ずかしいかなと思いやめて、適当なバルに入る。
次のバスとその次のバスまで1時間半ぐらい時間が開くので、早めに食べて歩いて駅に行って帰ろうと思ったのでした。
Munuがあって、16€だった。
サラダとスープとサーモンだった。
デザートもつくみたいだったけど、バスの時間があるのでパスして出てしまいました。
もったいなかったな。
その後、急いで駅まで歩く。
旧市街からは下り坂なので、まあまあ楽。
でも思ったより遠く、バスに間に合わないかもと。
もし間に合わなかったら次が1時間半だから、その時間はどうやって過ごしたらいいんだ。。。
旧市街に戻るには時間足りないし、新市街にいてもなぁ、と。
こんなことなら、もっといいレストランでのんびりランチすればよかったと後悔。
結局、いろんな人に「バスターミナルどこ?」と聞きながら歩き、ぎりっぎりバスの時間に間に合いました。
バスターミナルに着いたら、今まさにマドリッド行きのバスが発車するところだった。
バスを叩き、運転手さんに「チケット持っているか?」と聞かれ、「持っていない」といったら(ゼスチャー)したら、すぐそこのチケット売り場まで連れて行ってくれてチケットを買って、ぎりぎりセーーーーフ。
マドリッドに戻って、まだ時間があったのでプラド美術館に行くかと。
そして着いたら、行列ができていた。
よくわからないけど並ぶ。待ってる間に撮った、プラド美術館周辺。木が茶色く色ずいていました。
並んでいるときはなんで並んでいるのか知らなかったけど、18時からただで入れる日だったようだ。
結構待った。
やっと列が動く。
窓口でチケットもらって中に入る。
ラッキーだったのか、時間がもったいなかったのか、なんとも言えない気分でした。
今「地球の歩き方」みたら14€だそうだ。
そりゃ、得したな。
プラド美術館に行く事は予定していなかった。(というか、マドリッドでの予定は考えてなかった)
でも、やっぱりプラド美術館はいい。
超有名絵画がそこらじゅうにある。
とりあえず、「地球の歩き方」にある絵画はチェック。
有名なベラスケスの「ラス・メニーナス」やゴヤの両「ハマ」、ムリーリョやあんまし好きではないけどエル・グレコ、ルーベンスやブリューゲルも。
大きな絵画も沢山あります。
ただし、この時はもう疲れてました。
昨日夜中に飛行機着いて、クエンカ行って、そして並んでプラド。
まあまあ、みたかなっというところ。
プラド美術館、何回目だろう?
3回はかならず来てる。
その後は宿に戻って、外に出る。
この後、なにが起こるかもしらずに。。。
スペインに来たなら、ぜひフラメンコを見たかった。
2015年のGWにグラナダで見たフラメンコがよかったので、また見たかった。
今回は予約などはしておらず(この予定自体出発の3日前に決めたのだから)、「地球の歩き方」を見て、宿から近いSol駅から5分のビリャ・ロサというタブラオに行くものの、20:30からの回は満席だとのこと。
22:45分からの回を予約して、夕食を食べに行く。
またまた「地球の歩き方」を見て、「メゾン・デル・チャンビニョン」に行く。
ここも「TVでスペイン語」で見たことあったな。
マッシュルームの上にチョリソを乗せてオリーブオイルで焼いたタパスが有名とのこと。
それとサングリアを頼む。
このマッシュルームはたぶん汁がこぼれないように、刺さってる2つのつま楊枝を両手で持って口まで持ち上げて食べる。
おいしかったですよ。(毎回これですみません)
サングリアはグラナダで飲んだものに比べて、アルコール度は低めだった。
両方で7.8€。
2件目は一つ飛んだところにある「メゾン・デル・ラ・トルティーリャ」へ。
ここはスペインオムレツのお店です。
ここは2人で来るのがいいかもね。けっこうボリュームあり。
飲み物込で10€でした。
両方で18€。
飲み物を頼むとタパスが付いてくるグラナダやセビージャと比べると、マドリッドは高いです。
お腹膨れて時間になったのでビリャ・ロサへ。
私の席は、舞台の真横でした。
それでこんな写真。男性のフラメンコダンサーの背なかから下のアップ。
グラナダのロス・タントスでフラメンコを見て、スペイン行くならフラメンコを見たいと思うようになった。
それほど良かったのだ。それは”2015年09月 パリ・アンダルシア”編で書いた。
そう、3か月前にもスペインを旅行しました。
アンダルシアのほうだけどね。
3か月でまた来る私。。。給料 ―> ほぼ旅行 -> 旅行バカ。。
ロス・タントスは6人踊って30€だった。飲み物は着いていた。
ビリャ・ロサは飲み物付きで35€。
今回も6人(3人出てきて3人踊り、入れ替わりでまた3人出できて3人踊る)かと思ってた。
3人出きて、舞台を降りて、次あるかな?と思ったらそれで終わりでした。
ちょっと短く、物足りない感じもしました。
でも、最後に踊った男性がものすごい迫力!すごい情熱的!
フラメンコというと女性のあのスタイルを思い浮かべるけど、男性の踊りのほうが迫力があっていいです。
このとりの男性、もしかしたら結構名前が知れた踊り手なのでは?と思うぐらいうまかった。
まあ、フラメンコ,まったくどのような踊り手さんがいるのかとか、うまい下手もわかりませんが。。。。
よかったです。
フラメンコ見て、感動して、いい気分で宿に帰ろうとしたら、ここで事件が。。。
店に出たのはいいけど、プエルタ・デル・ソルに出る道がバリケードはられてて、警察もいて、抜けられません。
宿と距離が近いんだけど、土地勘のない方向い音痴の私にはたどり着けない。
どうやら、プレ大みそかで人が殺到しているので、人を入れないようにしたんじゃないかと思います。
最初わけわからす、「パレードでも通るから、それを待っているのかしら?」と思って並んでいる人を押しのけて行こうとしたけど、「だめだ」と止められる。
1人だし、人はたくさんいるけどもう夜中だし、なんでこんなことになってるのかわからないし、しばらくすると通してくれるのかもわからないし、ホント不安になりました。
どうにもならなくて、どうにかしたくて、ホテルの地図見せて教えてもらおうとしたり、突破しようとしたり、でも時間が過ぎる。
私の宿はプエルタ・デル・ソルのグラン・ビア方面の逆側で、バルもそっち側。
だから、今何いる所もそう。
道わからないので、一度プエルタ・デル・ソルに出てから通りに入りなおさないと、宿までの行き方がわからないのです。
とりあえず歩いたら、宿のあるストリートが出てきて、無事帰れました。
でも、もうその時にはバリケードもちらほら解除されてきてました。
なんだかひどい目にあった。
う~ん、今回飛行機と言い今回といい。。。
まあ、あたしの旅行ってこんなもんでしょ。