旅の恥はかきすてです

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そんな旅行を書いていきます。

2024年2月 長崎と博多と門司港

2024-02-14 | 国内旅行


2024年の2月10日土曜から13日月曜まで、3泊4日で長崎と博多に行ってきました。
博多では電車で2時間ぐらいの門司港にも行きました。
なんで長崎と博多というと、推しの公演が博多であること。かつANAの特別料金で予約フライトが取れたことによる。
しかし3連休だし、行く気がそれほどなかったのでスタートダッシュに遅れて、3連休での博多往復はもう安い席がなく、だったら長崎に行って観光して、博多につなげて、1日有休で13日に博多から帰る便が残ってので、それをGet!
往復で16250円でした。安い!!
でも流石に2月10日の連休初日の土曜は早い便はなく、夕方の便。
その上、やけに長崎のホテルが満室かバカ高い料金しかなく。APAホテルでも優に2万を超えていました。その他のホテルも2月10日は3万とか、ともかく通常の2倍か3倍の値段。以泊ったカプセルホテルでも7千円台でした。
ようやく見つけたのが稲佐山観光ホテルの9800円。ここに泊るしかなかったのです。
中心街から少し離れているが仕方なし。
後で知ったのですが、この時期は長崎ランタン祭りが開催されていて、3連休とお祭りで料金が跳ね上がっていたようです。

崎空港には17時ごろ到着して、バスで市内に向かいます。
この日の目的は、前回食べてそのおいしさに感激した思案橋ラーメンの爆弾ちゃんぽんを食べることと、せっかくなので近くの中華街のランタン祭りを覗くこと。
ということで、バスで長崎新地で降りて、思案橋ラーメンに直行。
やっぱりというか、結構並んでいました。でも回転も速く、30分も待たずに入ってカウンター席に着く。
狭い店内には有名人のサインが壁いっぱいにあります。ちょうど端っこで福山雅治さんのサインや年賀状が固まって数枚ありました。
ファンだったらたまらないでしょうね。
しかし、長崎が生んだビックスター,福山 雅治さんは今も思案橋ラーメンに来るのだろうか?もしふらっと来てたら、お客さんびっくりして固まると思う。もう来てないでしょうね。
ニンニク(爆弾)がたっぷりのったちゃんぽんは1000円。おいしかったです。
市内には赤いちょうちんがいたるところに飾られいて、長崎市内が一体になってランタン祭りを盛り上げているのがわかります。
長崎の中国のパレードと踊りなどのイベントもあるようでした。
オランダ坂を観光しているときに、ちょうど学校の校庭からパレードの一行が出発するところに遭遇しました。
ギャラリーのみなさんは、ランタン祭りのパンフレットを手に持って巡っているようでした。

稲佐山観光ホテルには、観光ホテルというバス停に止まるバスに乗るとホテルの前で止まります。
稲佐山は夜景で有名なところです。前に来たときは、ロープウェイで展望台に上がって、そこから夜景を見ました。ホテルからも夜景が見れます。
しかし世界三大夜景とのことですが、私的にはそこまでは。。。といった感じです。
大浴場があるので、お湯につかってまったりして就寝。

翌日は9時前にホテルから市内へ。
長崎駅で観光案内所を見つけたので、博多へのバス乗り場とロッカーの場所と大浦天主堂への行き方を聞く。
高速バスは駅の前にあって、そこのロッカーに荷物をあずけて路面電車で大浦天主堂へ。
長崎では路面電車に乗るのも観光の一部かな。
大浦天主堂と隣のグラバー園を見学。
ここはたぶん3回目ですね。前回来た時も、前々回来た時も訪れたと思います。
大浦天主堂のコウモリ天井が大好きでなのです。この天井は日本の教会、特に長崎でよく見ますが、日本独自の様式のように見え、本当に大好きです。
グラバー園はそこから見る海の風景がきれい。夕日の時間がお勧め。前回は夕日の時間で、ピンク色の空が海に迫っていて、とても美しかった。

そのあとはオランダ坂へ。
前に東山手甲十三番館に来た時、建物の一部になっているカフェがとても素敵だったので、入ってお茶したいと思っていました。
今回は、アイスカステラとコーヒーのセットを頼みました。550円。安い!!
カステラもコーヒーもとっても美味しかった。それほど手が入っていなそうな洋館の一室でいただくので、もっとおいしく感じます。
カフェではおじさんとおばさんが対応していて、その方たちも感じもよくて、ほっこりします。
ここは、あまりお客さんもおらず、穴場で超おすすめです。
オランダ坂には洋館が二件と数件固まったところがあって、大きく手が入っていないようなレトロ感で素朴な風情で、私的には好きです。
神戸の洋館なんて、手が入り過ぎてがっかりしました。

次は長崎県立美術館へ。隈研吾の設計の素晴らしい建物。
ここにも赤いちょうちんが飾られていました。
スペイン絵画の素晴らしいコレクションがあります。さくらももこの企画展も開催していて、時間があるので見ることにしました。
さくらももこの展示はそのうち東京に来るのでしょうか?
原画が多く飾られていて、その内容が面白くて、展示を見ながら思わず吹いてしまいました。カラーのイラストもきれいでした。
常設展のスペイン絵画も無名な画家が多いながら、素晴らしい作品が並んでいました。でも前回来た時と同様でガラガラ。もったいないです。

次は出島に。
ここは出島時代の複数の建築物を復元しています。内部は出島の博物館になっています。
美しい壁紙で色取が美しい部屋などもありました。
ここでは、レトロなカフェがあって、入場料かかりますが、ここに入ってミルクセーキを食べることが目的でした。
ここのミルクセーキ、と~てもおいしかったです。加えて、500円で安いです。
ミルク味のアイスで小さな氷が入ってかき氷のシャリシャリ感もあって、ソフトクリームでもないしかき氷でもない触感とミルクの濃い味。この値段でレトロな洋館のなかでカフェできるのはうれしいです。
ここも超おすすめだけど、混んでいる時間があるかも。

この後は、バスで博多へ。約3時間でしょうか。
博多駅から歩いて行かれる「東洋ホテル」に2泊です。安いホテル探してたら、ここに行きつきました。というか、ここしかなくてそんなに安くもない。
普通のビジネスホテルでした。値段からしたら、いまいちかな。
しかし、博多はホテル乱立してるのに、ホテル代が高かった。需要と供給の関係で、今はインバウンドの需要が大きいので、その影響でもある。博多で外国からの旅行者を多く見ました。これからもこの傾向は続きどうです。
朝食はついていないので、1200円というので1回食べましたが、噂通りおいしくなかった。パンとコーヒーもあるけど、和食のバイキング。数種類の調理したおかずが並んでいます。東洋ホテルでは朝食は食べない方がいいです。
博多ではもつ鍋を食べようと思って、一人OKのところはチェックしてました。「楽天地」さん。
歩いてすぐのAPAホテル下のもつ鍋屋に行ったけど、予約でいっぱいと言われ、同チェーンのビックカメラの下にある所に行って、食べれました。
結構、お一人様も多かったです。
普通のもつ鍋と豆腐と麺と炭酸水頼んで、2600円ぐらい。〆の麵がボリュームあるので、ちょうどいいぐらいでした。
おいしかったです。
満足してホテルに帰って、就寝。

2月12日は1日推しのショーだったので観光してません。
夕食は宿のやや近くの「博多一双」という博多ラーメン屋さん。人気店らしいです。並んでたけど、回転早かった。外国人も沢山いました。
普通のラーメンと卵と半ギョーザを頼む。
人気店だけあって、麺もスープもおいしかった。
しかし博多名物はもつ鍋といい、濃い味のものが多くて、健康に悪そうです。スープは3分の1残しました。

13日は20:55のフライトです。まるまる1日空きで、何をしようかと考えていました。
博多は観光はあんまりないところ。近郊の太宰府天満宮は前回来た時に行きました。
ガイドを買ってみて、2時間ぐらいでいけるところが数か所あって、悩んだけどレトロタウン門司港に行くことにしました。
博多から電車で1本で行けます。1500円。
レトロタウン門司港は観光地に力を入れているようで、なかなか面白かったです。博多で1日空いたら、お勧めしたい場所です。
なぜなら、ガイドに載ってなくて観光案内所で地図もらって知ったのですが、対岸の下関にある唐戸港にも渡しのフェリーで7分ぐらいで行けます。
下関側にもレトロな建物や、唐戸市場という鮮魚市場があって、そこでお寿司やお刺身などの海産物が食べれるようです。
しかし連休の明日、洋館も市場もクローズしていました。大きな市場は店舗のケースが所せましと並んでいるけど、海鮮も人もおらずがら~んとしてました。
下関といえば、フグなどが有名ですよね。
洋館は古いままの外見のすごい好みのものがあって、入りたかった。ここもそうだけど、あと何か所かレトロ建築がありますが、休館で入れませんでした。残念。
竜宮城のような、おもしろい形の神社もありました。
門司港と下関で1日観光がいいと思う。

門司港はレトロな建物や、海沿いに食べ物やお土産などのお店が並んでいて、買い食いや買い物も楽しいと思う。
九州の鉄道発祥の地なのかな?鉄道博物館があります。
少々鉄子(鉄おば?)な私、結構楽しめました。
外には蒸気機関車や寝台列車などの昔の列車が飾っあって、中に入ることができるものもあります。私の子供の頃の列車なので、懐かしかった。
赤レンガの建物の中には、明治時代の列車,プラレールや昔の列車関係の写真や映像があって、子供用の場所もあります。
しかし、小さな子はこういう列車全く知らないと思うのですが、楽しめるのですね。ちょっと不思議な感じもします。

前には三井倶楽部が。アインシュタインが訪れた時、宿泊された部屋がありました。「放浪記」を描いた小説家の林芙美子さんの展示もありました。
赤レンガの旧大阪商船では「わたせせいぞう」さんと門司港をコラボしたイラストの展示も見れます。そのほかにも多くのイラストが展示されていました。
入場無料ですが、わたせせいぞうさんの一角が有料で150円。わたせせいぞうさんのイラスト、好きなので見学しました。
ハガキやカレンダーなどのグッズも売ってます。
門司港は焼きカレーで町おこしをしてるらしく、どこのカフェやレストランでも、お寿司屋さんでも焼きカレーを提供しているようです。
お昼時、カレーのよい香りが漂う街の中で、食べないという選択は絶対できません!
そのうちの1件に入りましたが、スパイスがきいていて、上にトロトロのチーズ,中に半熟卵が入っていて、とてもおいしかった。(こればっかりだけど)1000円ぐらい。賞をもらったところだそうです。

門司港は駅舎も昔の駅舎を復刻しており、駅のホームなどは昔ながらの鉄骨組のレトロ駅舎。
その中にスターバックスがあるのだけど、ここもレトロな駅舎の一角で、とてもよい雰囲気。絶対入りたいぞ、と思って帰りの電車の時間まで空きを作って、わざわざ入ってお茶をしました。
朝も博多駅のスターバックスでコーヒーとソーセージエッグマフィンのTakeOutだったので、めったに入らないスターバックスに1日2回入りました。

帰りも門司港から博多へ。
ホテルで荷物をピックアップして、地下鉄の空港線で福岡空港へ。
空港までは2駅です。福岡空港は中心地から近くて便利。
空港のフードコートで夕飯食べて、明太子買って帰りました。行きも帰りの便もほぼ満席でした。
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