旅の恥はかきすてです

旅行が好きです。
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そんな旅行を書いていきます。

2024年3月25日 飛鳥と奈良

2024-03-30 | 国内旅行
朝、7時に朝食を用意していただきました。前日に時間を聞いてくれました。何時でもよいとのこと。
食事は別の部屋に用意されます。雪見障子のガラスから見えるお庭に、趣があります。
和食と洋食が選べるのかな。和食選んだかな?記憶ないけど、和食でした。
またこれがシンプルだけどすばらしい純和食!
木のおひつに入ったごはん。一人なのに4杯以上分ぐらいあります。卵と納豆と海苔とお漬物。ちょっとした練りもの。お味噌汁。
また、醤油も吉野の木の木樽で熟成させたものだそうです。購入もできます。醤油で料理が違うという持論がある私。おいしかったので、300mlの醤油を買って帰りました。最終日でしたが、荷物持ち歩きで観光になってしまったので、けっこう重かったです。。。
4杯はさずがに食べれず、1杯目は卵ごはん、2杯目は納豆と海苔で食べました。
.しびれる純和食朝食でした。


ご主人とはメールでやり取りしていて、飛鳥を観光したいと伝えていました。
朝8時半出発で、ざっと飛鳥を案内してくれるとのこと。その日は業者さんが来るとのことで、そうでなけれなもう少し長く回っていただけたようです。自転車で回ろうかと思っていたのですが、この日も雨。お言葉にあまえて、案内してもらうことにしました。
車の中では飛鳥の巨石と古墳の話で盛り上がり。昨日、益田岩船と新沢千塚古墳群に行ったと話すと、地元のご主人も益田岩船には神秘を感じるとのこと。
古墳については、高松塚古墳とキトラ古墳に寄ってもらい(中は見てないけど)ました。高松塚古墳は、壁画が見つかった時はものずごいフィーバーだったけど、カビが生えて博物館を整備して非常にお金がかかったので、それ以来政府は発掘をやめたそうです。しかし見渡すとあそこもここにも古墳っぽい小山がそこかしこに。。。発掘すればなにかが見つかって、歴史の解明に役立つのでは、と話したら、宗教の問題や政府の許可と費用と科学的なことで、なかなか難しいようです。
これは私が前から疑問に思ってたのです。たぶん日本で一番大きな仁徳天皇陵古墳も皇室の許可がなく、発掘できないと聞いたことがあって、発掘すれば歴史の解明が進むのでは、とすっと歯がゆい気持ちがあった。私は無神論者なんで、そう聞いてもどんどん発掘してほしいです。
ガイドにあった亀石にもよってもらいました。
でも益田岩船に比べたら5分の1以下の大きさだし、整備されて背景には住宅もあり、先に巨石を見てるのでいまいちですかね。


石舞台古墳でご主人とはお別れ。ありがとうございました。
そのまま石舞台に入場します。
組まれた巨石があり、その下にも巨石で大きな洞窟が組まれています。洞窟にも入れます。お墓かなんかだっだのでしょうかね。神秘的です。


その後は車で通り過ぎた橘寺に戻ります。聖徳太子が生まれたお寺とのことで説明を頂いたのですが、まだオープンしておらず、入れなかったのだ。
こちらには二面石という両面に人の顔が掘られた石がありました。
その後はまた石舞台の方に戻り、飛鳥寺方面へ。
歩いてると、なにやら見所をさす看板が。
覗いてみると、亀形石造物と酒船石という古代の石があるそうです。
おお~、面白そうである。
亀形石造物は入場料がかかるけど、受付に誰もおらす。無銭する気はなかったのですが、入ってしまう。
あとから受付の方が来て、説明していただきました。
見つかったのは意外と新しく、昭和何年と言ってたかな。
亀形石は足などがあって、本当に亀の形に作っているのがわかります。角が取れた四角い石と周囲の石は、見つかった時のままだそうです。
これもまた神秘的な石です。
ここから上に5分上がれば酒船石。どーんとこの石だけがあります。この石も大きいい石で、上に水を流すような溝が掘られています。その溝の形が面白い。
この石も神秘的。
歩いて、飛鳥寺へ。飛鳥にある飛鳥寺なので、もっと大きなお寺と思っていましたが、大きなお寺ではないです。
こちらでは、ご神体の仏像の写真をとってもいいそうです。珍しいです。ほとんどのお寺は、仏像の写真を撮ることはできません。

ここで13時ぐらいかな。これまた中途半端な時間。京都駅から20時の新幹線に乗ります。
他の観光を何も考えていなかった私。
バスで橿原神宮前へ。ここから、京都に行っても奈良に行っても、時間的に変わりません。電車乗るまで決めかねていたけど、今回は奈良に行って興福寺に行こうかと。
でも列車に乗ってたら、途中で薬師寺と唐招提寺の駅の西ノ京駅がすぐということに気が付く。
そこで降りて薬師寺に。駅からすぐです。
入場料は1000円で高いですが、薬師寺は国宝の東院堂と聖観世音菩薩立像、金堂の薬師寺三尊像、国宝の東塔、西塔があります。そのほかの建造物もあり、境内は広く見ごたえがあります。
東院堂ではおすもうさん部屋がお祓いをしてもらっていました。
薬師寺三尊像は素晴らしく、じっくり鑑賞。前に来たときは時間なくてじっくり見てませんでしたが、今回はあんまし時間気にせず、じっくりじっくり。


次は唐招提寺へ。
唐招提寺も境内は広く、前来たことがあるけどこんなに広かったか?と。もしかしたら、前は急いでみたからかも。ここも入場料は1000円。
入口では、天狗なのか野武士さんなんなのか、宗教儀式を行っているようで、矢を射るところを見ました。この後お焚き上げを行ったようですが(煙が充満してたから)そこまでは見ませんでした。
唐招提寺の金堂は国宝で、屋根の端が少し上に上がってる形が好きなのです。金堂には大きな仏像が三体あります。千手観音菩薩立像と廬舎那仏坐像と薬師如来立像。どれも素晴らしい仏像です。
千手観音は本当に953本の腕があるそうです。廬舎那仏坐像は光背にも無数の仏像があります。調べたら862体だそうです。薬師如来立像の光背は見たことのない円周の光背です。
こちらの仏像もじっくり見ます。


これで16時半ぐらいかな。またまた中途半端な時間。
興福寺みれればいいな、と思ってましたが、17時に閉まるので無理になりました。
興福寺のバス停に行ったら、バスは奈良駅の先の春日大社まで行ってくれるみたいです。春日大社は17時半までオープンしているらしいので、そうだ最後に春日大社に行こうと。
そうしてつながったのですが、バスを降りるところで大失敗。Google先生によると県庁東というバス停で降りて徒歩4分とありましたが、春日大社前まで行けばよかったんですよね。Google先生を信じてしまって県庁東で降りたら、本殿までが遠いです。間に合わない―と思って早歩き。その上、すこし登り道です。
本殿までの道は、飛鳥と違ってすごい人と今風のお店が並んでいます。京都と奈良はこんなに観光地で混み方が違うのか、と思ってたけど、それは飛鳥だったからなのね。
ようやく到着。本殿い入るのは17時までだったのでしょうか、入場列に並ぶと巫女さんに「入られますか?」と「はい」と答えると「この方まで」とのことだったので、私が最後でギリギリセーフだったようです。
本殿は赤い柱と白い壁が続く廊下を歩きます。外国からの観光客を多く見かけました。桜が少し咲いているところもありました。

そうして春日大社も見学できて、春日大社からの最終のバスで近鉄奈良駅に行き、京都に移動。
京都では時間があるので、夕食を食べてお土産も買い、福寿園の抹茶パフェを買って新幹線に。
抹茶パフェ、おいしかったです。


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