ラオスの民族衣装は”シン”というまきスカート。
昔たぶんベトナムに行った帰りに、シンを着ている日本女性を見た。
きっとラオスで作ったんだろう。
生地も光沢があり、体にフィットしていて、すっごく素敵だった。
着ている女性も長身の美女だったような気もするが。。。
前に買った地球の歩き方にシンのオーダーの仕方みたいな記事があって、ラオスに行ったらぜひシンを作ってみたいと思ってた。
新しいラオスの地球の歩き方を見ると、シンのショップとかが何件か書いてあった。
数年前に行く当てもないのに買ったのがあったんで、今回それでいいかなと思ってたけど、新版を立ち読みしたらあまりにも情報量に違いがあるんで結局購入した。
前のなんて、ダラートサオの情報があるぐらいで、おしゃれそうなお店の紹介なんて載ってなかったな。
けっこう前の版だたけど。
それだけラオスは発展して、観光業が盛んになったという事なのかな?
ちなみにあたしは気がつかなかったけど、初個人旅行で地球の歩き方を購入しようとした友人がいう事によると、厚くても薄くても値段が同じで買うのがもったいないと思ったそうだ。
そういえばそうかも。
ラオスの女性はたいていシンをはいていた。
巻きスカートだが、日本のように一枚布になるつくりではなく、筒状の布を折
って腰でとめてはく。
これが意外と機能的な事に気がついた。
一枚布だと、なにかの時にマキスカートの端っこが開いてしまう危険性があり。
一時流行って、あたしもはいた事があるが、動きにくかった。
スカートによっては、大股で歩いたりすると開いてしまってあぶないものもあった。
シンは筒状なんでそんなことないし、折込の部分があるんで大またで歩いてもスカート幅が狭くてつっかかったりするような事はない。
そのうち日本でもこういう巻きスカートが流行るかも(?)。
シン作ってくれるお店なんてしんないから、もちろん地球を頼って行った。
ヴィエンチャンに到着した日に、ホテルの近くにあるお店に行ってみた。
シン作りたいといったら、奥の部屋に通してくれてみたけど、高かった。。。
思ったより高い。みんな100$以上の生地で、100$台だとたいした生地がない。
こりゃだめだと思って、愛知博覧会に出展したと書いてあったタイケオというお店に行ってみようと思ってその店を出た。
地図を見ると、タイケオに行くためにはツクツクに乗らないとたどり着けない距離だ。
近くにとまってるツクツクにお店の記事を見せた。運転手は若いお兄ちゃんだった。
運ちゃんもわからないらしく、携帯で記事に乗ってた電話番号にかけて場所確認して、連れてってくれた。
往復で5$だった。帰りはホテルまで連れてってもらったけど。
最近はどこの国でも携帯あるんだあ。。。
チェニジアでもラクダ使いの兄ちゃんが砂漠で携帯掛けてたし、ラオスでもある。
確かに便利だ。
タイケオは普通の住宅街にある、一見お店とわからないような作りだった。
靴を脱いで上がった。危うく靴のままで上がりそうになったけど。
こちらの国の普通のお宅は、靴を脱いであがるのかな?
お店の女主人は英語を話す、ニコニコしたやさしそうな人だ。
こちらの娘さんは、超美人!!
ラオスの民族衣装を着ている姿の写真と、それが載ってる雑誌が飾られていた。
なんとオーストラリアの大学を卒業して、今は日本の京都にある銀行にお勤めだそうだ。美人な上に才女!!
女主人にそういったら、うれしそうだった。
この店の生地も前の店よりは安かったけど、いいものになると予算オーバーになりそうなぐらいのお値段。
いくつか生地を見て、すすめてくれたインディコブルーで下に刺繍があるものに決めた。
160$のものを120$にまけてくれた。
自分で作る?と聞かれたが、そんなの絶対無理なんでお願いして翌日取りに来る事にした。
裁縫料金は7$。安いんで初めは17$とかの聞きまちがえかと思ってしまった。
生地のほうがぜんぜん高いのね。
予算はオーバーしました。。。
翌日は午前中に観光終えて、2時ごろホテルに戻って前日約束してた運ちゃんにまたお店につれてってもらった。
出来上がったシンを試着すると、予想以上によい。かわいさに感激。
丈もちょうどいいし、下の刺繍がすごく映えている。
これなら日本でもはける。
きちんと裏地もつけてくれて、縫製はとてもきれい。
ウエストのホックの位置がきつくて、一度直してもたらった。まだ合わなかったけど、巻きスカートなんで、ホックぐらいは自分でも治せるからいいか。。。
もうちょっとあったかくなったら着よう。
でも普段に着るには豪華すぎるかな?
また来てくださいと言われてお店をでたが、また来る機会はあるんだろうか?
また来たいなとは思っている私なのであった。