旅の恥はかきすてです

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2021年11月4日 外海の教会と長崎市内

2021-11-04 | 国内旅行


ホテルフォルツア長崎では朝食は付けない料金だったけど、時間もあったので朝食をホテルで食べました。1400円をフロントに払う。ちょっと高い。でもバイキングだから普通か。
バイキングだと、いろいろ食べないと気が済まない私。もりもり食べます。
この日は夜は佐世保に泊まるので、荷物を持っての移動です。荷物は帰りはジェットスターで機内持ち込みの7Kg制限がある事もあり、軽くしてるからそんなに重くはないけど、やっぱり荷物をもっての移動はちょっと辛いかな。リュックとビニール材質のボストンです。
この日は世界遺産の長崎教会群の一つ、外海地区にある出津教会に行きます。私、出津教会が読めなくて”でづ”だと思ってたけど、”しつ”なんですね。
しかし、この移動には大(私にしたらそうでもないけど)失敗したのであった。
ちゃんとGoogle先生でバスの時間を調べていて、以下のバスに乗ろうとしていました。
 8:23-9:13 中央橋-桜の里ターミナル
 9:20-9:43 桜の里ターミナルー出津文化村
桜の里はターミナルというぐらいだから、それなりの大きなバス停かと。中央橋のバス停でバスを待っていると、8 15 ぐらいに桜の里ターミナル行きが来て、どうせ終点だしと思って、それに乗ってしまいました。時間が違うからだいじょうぶかなとも思ったのですが。。。そしたらそのバス、鈍行というか、23分発より回り道するから時間がかかるバスだった。市街から出るバスは本数が少ないので、1本間違えると繋げない大惨事になります。終点が桜の里ターミナルだからと安心してたら、なかなか時間がたっても付きそうもない。だんだん焦ってきた。意を決して運転手さんに聞くと、不愛想な運転手さんで、「乗り継ぎがないってアナウンスしましたよ。聞いていなかったんですか?」とかなんとか。そう、そんなこと言ってた。しかし、ここは日本で日本語はわかるけど、土地勘のない人にはピンときません。23分発なら、当初予定したバスに乗り継ぎできたけど、このバスではどこかで降りて、ほかのバスに乗らないと時間通りに次のバスに乗れなかったらしいです。仕方ないので桜の里ターミナルでしばらくバス待ち。1日に2本しかでないという便もあるけど、ここは1時間に1本はある。その間に、ソケット口を見つけてスマホに充電。
そしてバスが来て、出津文化村に到着。出津文化村は、道路にポツンとある小さなバス停で、周りには人っ子一人いない場所でした。Google先生に頼って、7分ぐらい歩いて出津教会に到着。またこの地域、風景が素晴らしいところです。教会は高台にあるのですが、そこまでの道のりが趣があって、昔隠れキリシタンがいたことを思にをはせます。
外海地区というところになりますが、「かくれキリシタンの里としても知られており、遠藤文学の原点とされる小説『沈黙』の舞台となった場所です。」との事。(http://www.kanko-sotome.com/shitsu_kurosaki/)
私は「沈黙」は読んでいます。マーティン・スコセッシという有名監督のハリウッド映画にもなりました。窪塚洋介や日本の俳優さんも多くでてた映画で、飛行機の中で見た。暗い、残酷なキリシタンの迫害の映画でした。いい映画ですが、あまりヒットしなかったよう。
村民がお祈りをする神聖な場所という事もあり、教会を訪れるには時間指定で事前予約が必要です。チェックがあるかと思いましたが、何もありませんでした。でも、関係者らしき人が教会の前で世間話したてので、たぶんチェックもしているのでしょうね。私の他に、6人ぐらい観光客がいたでしょうか。
教会はベースが白で、窓枠などはグリーンになっています。中は大浦天主堂や翌日に訪れる黒島天主堂のリブ・ヴォールトの天井とは違い、平坦な天井です。中も白壁で、木の枠があります。シンプルですが、シンプルさの中に上品さとほっとするような緩やかさのある空間でした。
出津教会の周辺には、旧出津救助院とド・ロ神父記念館があります。4分ぐらい歩くと、外海歴史民俗資料館があります。
旧出津救助院は入場料を払うのですがだれもおらず、ベルを鳴らしてくれとあるので鳴らすと、シスターがやってきました。入場料をお支払いすると、説明もしていただけます。この施設は「ド・ロ神父が困窮を極める村人達を救うため、私財を投じて設立した明治初期の授産・福祉施設で、後に修道院へと発展しました。」だそうです。マカロニなどを作っていたとのこと。「あのマカロニですか?」と聞いてしまいました。この時代にこういうところでマカロニが作られていたんですね。そういえば、ここに来る間に「マカロニ発祥の地」と書いた石碑があったな。2階建ての木造で、2回にも上がれます。
ド・ロ神父記念館には、ド・ロ神父が使った物などを展示されいます。また、ここも受付のおばさんが朗らかで、こういう旅でのちょっとした交流が楽しい旅になります。
ド・ロ神父記念館と外海歴史民俗資料館は共通チケットです。外海歴史民俗資料館はコンクリートの箱で、よくあるタイプの博物館で、この地域の昔の生活を展示しています。
この地域には、出津教会の他にも黒崎教会や遠藤周作記念館などもありますが、バスを使わないといけない距離で、バスも少ないので、あきらめて長崎市に戻りました。
最初の予定では、11:47発のバスでもどるはずが、へまして到着が遅れてしまったので、以下のバスで戻りました。
 12:27-12:50 出津文化村-桜の里ターミナル
 13:00-13:50 桜の里ターミナルー出島表門橋
今度は間違えなかった。

市内に戻って腹ごしらえ。ここから予定していた「吉宗」というお店に行く。ここは老舗らいしけど、すぐ入れました。よかった。
角煮定食を頼みました。1800円。角煮とお店の名物茶碗蒸しがあります。角煮も茶碗蒸しも大きい!老舗にしては、値段も安いです。満足な昼食でした。
ここからは予定は立てていませんでした。昨日はゆっくりできる時間がなかったのでやめたグラバー園には行こうと思ってた。

その後、ここから眼鏡橋が近いそうなんで、眼鏡橋に行って写真をパチリ。長崎といったら眼鏡橋よね。やっぱ。私が小さいころ、眼鏡橋が台風の大雨で流さてしまい、それから復元したらしです。大切な資源ですもんね。
出島も近いので、せっかくなので出島にもよる。出島には当時の街並みが再現されていて、テーマパークになっています。町家風の木造住宅や、明治の洋風建物が建っており、多くは博物館になっています。レトロ洋風建築の中にあるレストランなどもあります。なかなか雰囲気がよさげなので、機会があれば入ってみたいです。

本当は、グラバー園をメインにしたかったこの日の長崎市内。これからグラバー園に直行しようと思ってたけど、途中で旧香港上海銀行長崎支店記念館を通る。ここは前日の軍艦島行きのフェリー乗り場の前にあって、レトロな外観で入ってみたいと思った建物。1Fが無料という看板をみて、ちょっとだけ入ってみようと。2,3階は310円ぐらいだったと思う。レトロで素敵だったので、時間ないのに2階にも行ってみたくなり、結局入場料を払って中に入る。2,3階は、レトロで素敵な空間で素敵だったので2階も行きたくなり、ついつい入場料を払って上に行ってしまう。そこは赤い階段と緑の壁と濃茶の木材で、素敵な色合いの室内装飾でした。時間がないので、写真だけとりました。展示はほとんど見てない。さっと入って、写真撮って、さっと出るといった感じ。そういえば、ここもあたし一人の空間だった。(だれもお客さんいなかった。)
これでグラバー園へ。結局、昨日はゆっくりみれないからと言って他に行った4時半以降の入場になってしまいました。


長崎最後の観光地のクラバー園。グラバー邸は残念なことに改修中で、外からみるだけでした。グラバー邸以外にも、素晴らしい複数の洋館があります。見下ろせば港が見えるので、レトロな洋館はホテルで、アジアのリゾート地に来たみたいな感覚に陥ります。
グラバー園は高台にあり、長崎の港を見下ろすことができます。この日は晴天でした。ちょうど夕日の時間で、これまたピンクに染まった空と港の夕日の風景が美しかった。素晴らしかった!この夕日に出会えて、すっごく得した気になりました。
どの日も旅行してると素晴らしい日なんですが、この日は外海の風景とグラバー園の夕日で、素晴らしい日として私の心に残りました。
記念にグラバー園のお土産屋さんで、目についたきれいなビードロを買いました。昔長崎に来たことがあって、その時もビードロ買ったな。800円でした。

このあとは、明日黒島に行くために佐世保に移動します。到着が8時近く。
佐世保では佐世保駅から歩いて12分ぐらいかな?「セントラル佐世保」に宿泊しました。
ちょっと年代ものの、普通のビジネスホテルです。昼食付けても4900円で、安かった。
佐世保といえば、海軍カレーとか佐世保バーガー。駅内に佐世保バーガーの小さい売り場があったけど、閉まってました。残念。
この日はセブンイレブンにご当地ものだからか佐世保バーガーが売ってて、それを買って部屋で食べました。
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