今回の旅も、毎日よく歩いた。
旅行に行くと、歩きすぎで足の裏が痛くなります。毎日、くたくた。
8日間のヨーロッパでは、時間がないのだ!!
実質5日です。
私の携帯には万歩計の機能があるんだけど、最高40Kぐらい歩いた。
どんなに歩いても、なかなか30Kはいかない。
今回、最高キロです。
でも、マラソンって42.195Kなのよね。それを2時間ぐらいで走るって、すごいです!!
と、万歩計みるようになって思った。
1日目は、朝早シャルルドゴール空港について、ホテルに向かう。
朝はやかったけどチェックインできるというので、チェックインした。
部屋に入って休む間もなく観光へ。
中世博物館とオランジェリー美術館へ行こうと思ってたのだ。
本当はもっと美術館に行きたかったけど、時間がない。
2個にしぼった。
今回の旅ガイドは、数年前に買ったフランスとスペインの地球の歩き方で行く都市だけ切ったものと、「ことりっぷ」とパリ編。
「ことりっぷ」は、パリの散歩コースがのってて、なかなかすぐれものでした。
パッサージュめぐりの散歩コースが載ったんで、購入した。
しかし、この「ことりっぷ」,インド編もあったと思います。
この本だけでインドを旅行したら、間違いなく痛い目にあうでしょう。
最初に中世博物館に行く。
ここは中世のお城を博物館にしたもの。
建物もちょとした博物館。
最大の見所は、赤いタペストリー群です。
赤い大きな地の中に、女性とユニコーンなどが織り込まれているものです。
4つぐらい図柄がある。
たぶん、フランスの重要文化財ぐらいのものでしょう。
フランスに重要文化財があるのかしらないけど。
さすがにきれいでした。
写真撮りまくりです。
日本だと美術館や博物館では写真は禁止だけど、海外だと大丈夫なところ多いです。
(実際にその後、このタペストリー群は日本にきて見に行きましたが、撮影はまったくできませんでした。)
次はオランジェリー美術館へ。
しかし、入口にはすでに入場待ちの行列が。。。
予想外。すぐ入れると思ってた。
列はなかなか進まない。
見たいとこいっぱいあるので、抜けようかとも思ったが、がまんして待つ。
いらいら!!
時間のない旅人にはつらい。
かれこれ30分ぐらい待っただろうか、やっと入る。
最初はモネの睡蓮の連作のの部屋。
丸い部屋が2部屋あって、モネの横長の睡蓮が1部屋に4作ずつ展示してあります。
モネは、好きな画家の1位にランクインしてもいいくらいの画家です。
でも、写真なんかでみて、睡蓮の連作はあまり期待してなかった。
しかし、実際に見ると、すごくて、感動!!
ものを見るのは感性だと思う。
その時みて、感じるもの。
たまに鳥肌がたつようにぞくぞくする物を見ることがある。
今回はそういう事じが多かった。
この水連の連作もそう。
まず、少し離れたところからみる。
そして、絵に近づいて、タッチを見る。
ポンポン違う色の絵の具をのっけているだけなように見える。
きれいだ。
そうして、また離れてみる。
ポンポン違う色の絵具を置いただけなんだけど、離れてみるとそのポンポンが1つのものになっている。
違う色が1つになって、もっときれいになる。
丸い部屋の真ん中にベンチがあって、半日ぐらい座ってぼーとするのもいいかな、とも思ったけど、なんせ時間がない欲張りな旅人。
地下の印象派の絵を見る。
ルノアールやモジリアー二、ルソー,ユトリロなどの名画のオンパレード。
オランジェリー美術館でも、睡蓮とかユトリロの写真を撮りまくった。
その日の午後は「サンリス」という、パリ近郊の町に行きたかったのだ。
「サンリス」は地球の歩き方には書いてないけど、パリ特集ということで買った古本の雑誌に載ってた町。
ゴジックの協会と、昔ながらの石畳の町並みが残っているらしい。
なんだかこのサンリスとう町にすごい行きたくなって、一生懸命電車とバスの時間を調べて予定を立てたんだけど、今日は時間的に難しい。。。
結局その日は時間がなくて、サンリス行きはあきらめた。
もう一日パリ観光に時間がとれる日があって、夜はバルセロナに飛ぶ5月1日にリスケする事にした。
飛行機の時間があるから、危険だけど。
そして、その日はぜひ歩きたいと思ってたパッサージュ巡り散歩にGo!!
パッサージュというのは、昔のアーケードのこと。
「ことりっぷ」の散歩コースにだいたい沿って歩く。
だいたいというのは、あたしが方向音痴で道それるから。
ジモティみたいな人に声をかけて、ガイドを指したりして、道を聞く。
けっこう、強引。
みなさん、ありがとうございます。
無事にパッサージュを巡る事ができました。
パッサージュは、それ自体がアンティークだった。
タイルの床、ガラスの屋根、お店の入り口にぶら下がっている、お店の看板。
昔のパリにタイムスリップした感じです。
おいしそうレストランもいっぱありました。
お店もレトロ。
古本屋や、画廊なんかのお店が多かった。
クラシックなパッサージュには、古本屋が似合ってる。
私が泊まりたかった「ショパン」というホテルもあった。
NHKの世界街歩きで見た時と同じ、かわいいホテルだった。
疲れたし、オランジェリー美術館の前でクレープしか食べてなかったんで、「ショパン」の近くにあった、入りやすそうなケーキ屋さんでお茶する。
パッサージュの中のカフェである。
カフェ・クレーム(カフェオレ)と言ったつもりが、紅茶が出てきた。
なんと、その紅茶は陶器のティーポットではなく南部鉄器で出てきた!
日本大好きカフェなのかと思ったけど、南部鉄器は海外でも普通に使われていると言う事を後で知りました。
南部鉄器で紅茶を入れる、日本人にはない使い方だわ。。。
日本人からするとお茶で、この使い方は斬新です。
あとショウウインドウからケーキを選ぶ。
ここのウエイターさんが、またかわいい男の子だった。
ケーキもお茶もなかなかおいしかったです。落ち着ける雰囲気も◎。
10ユーロでした。
やっぱり、パリは高い。
パッサージュは意外と近い範囲に数個あり、4つぐらい回ってもだいたい2時間ぐらいでした。
パッサージュごとに趣があって、どれもレトロで、すごいよかったです。
次はシャンゼリゼ道りに行く。
実は、ルイ・ヴィトンでスケジュールカバーを買おうと思っていたのだった。
ジーンズにTシャツ,パーカの粗末な身なり、かつ髪ボサボサ,疲れてへとへとの様相で店に入る。
1回目はすんなり入れた。
混んでて、なかなか対応してくれなかったけど。
しかし、対応してくれたらTaxFreeの手続きにはパスポートが必要といわれて、ホテルに置いてきてしまっていたので、わざわざホテルまで取りに行った。
ほんとはこの日に買い物するつもりではなかったのだ。、
2回目は、並んでた。。。
数人出てくると、数人入れるという感じ。
8時に閉まるらしいが、もう8時まで20分しかない。
しかし、今日しかここに来る時間的余裕なし。
なかなか人が出てこなくて、またまたイライラ。
せっかくなんで、買って帰りたい。
普通旅行行くとリラックスできるというけど、こんなんであたしの場合あんまりリラックスできません!!
ぎりぎり5分前ぐらいに入る。
まにあった~
きっと、後ろの人はアウトだ。
買うもの決まってるから、さっさと買う。
こんなみずぼらしい日本人でも、店員さんの態度は丁寧だった。。。
しかし、もうルイ・ヴィトンは買わないでしょう。
つい、パリというとルイ・ヴィトンなんで買ってしまったが、土屋鞄のほうがずっと造りがよいし、細かいところまで気を使っているという感じがする。。
ブランドってなんでしょうね。
嫌いじゃない、むしろ好きだけど。
そのあと、シャンゼリゼ道りにある「レオン」というムール貝専門のチェーン店のレストランで夕食を食べる。
一人でも入りやすい。
レストランに入る時には、あ~疲れた~~~という感じでした。
なんと、この店、ムール貝がバケツ一杯にでてくる。
ムニュ(定食)とビール!!といいたいところを我慢して、水を頼む。
バケツいっぱいムール貝を食べました。
飲み物とサービス料込で23ユーロ。
満足、満足。
このあと凱旋門を見て帰る。
凱旋門はこの時間(10時頃)でも登れます。
でも、さすがに疲れたのと,入場料がもったいないんで、登るのはやめました。
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