旅の恥はかきすてです

旅行が好きです。
いままで行った国は41、都市は160以上。
世界遺産は140以上!
そんな旅行を書いていきます。

2023年10月 熊野古道2

2023-10-17 | 国内旅行
この日は発心門王子からのトレッキングです。
朝は川沿いの露天風呂に入って朝食を食べて、8時にホテルの車で送迎してもらいました。前日に予約です。(いっぱいとか、誰もいなかったら送迎してもらえないかも)
バンには外国からの女性1人と2人組の若い女性たちと私の4人でした。
外国女性は熊野本宮大社で降りて、残りは発心門王子。
この日もほぼ一日中雨。でも午前中はザーザーぐらい。午後はザザザザザーという雨だったので、ちょっとはよかった。
雨ですが、雨の風景も幻想的でした。木がうっそうと生えた中を歩きますが、雨で白くなった空気の中の濃い緑の木々の道は、違う世界に行く道のようにも感じます。
へばりながらも熊野本宮に到着。
2日間のトレッキングで足のモモががくがくに。
熊野本宮はかやぶきの立派な屋根のお寺で、どっしりしたお寺です。
次は楽しみにしていた大斎原へ。緑の畑(?)の中に大きな大きな鳥居があります。想像していたより大きかった。入った先は公園になっています。
大門坂からのトレッキングでは食事処が少なくて困りました。どこでもいいからと入ったカフェで、笹の葉寿司を食べたぐらいでした。熊野本宮の周りには、食事処はいろいろありました。
よさげな一件に入って、熊野牛とかなんとかいうここらで飼育している牛肉を挟んだサンドイッチと笹の葉寿司を頼む。炭水化物ばかりで、おなかパンパンに。
おいしかったです。
次は千畳敷に移動するのですが、バスの時間まで空いたので、カフェに入ってその日が最終日であったかき氷を食べる。



熊野本宮観光センターの前にバス停があって、センターの中は熊野古道のミュージアムになっていて、ちょっとみる。
時間になってバスに乗って2時間半ぐらいかな?白浜桟橋で降りて川久ミュージアムによる。
川久ミュージアムはブルータスのツイッターをフォローしていて、それで知りました。せっかく白浜行くのだから、寄りたいということで後から組み込んだ。
いやいや、ここすごいです。川久ミュージアムはホテルの中にあるいミュージアムなんだけど、ホテルもミュージアム。現代に建てたホテルでホテルがミュージアムになるという建物はあんまりないと思う。それぐらいゴージャスを追求した豪華絢爛なホテルです。泊ったらさぞかし高いんだろうなと。
門 を入ったら、こういう高級ホテルには合わない、トレッキングのためのジーンズでリュックしょった姿の私に対して、ボーイさんが「どのような御用ですか」と。ミュージアムに、というと無線機でミュージアムにお客様が来ましたみたいなことを知らせていました。それだけ高級ということよね。   
外観も塔があったり銅像があったりで、中世のお城のよう。
入ると広々とした天井が抜けてるエントランスで、天井は金箔、大理石のような太い緑の柱がどどどどーんと。床はタイルで装飾されています。浮彫タイルを施した天井からゴージャスなシャンデリアが下がっていたり、すごい!!
いや~、金かけてますな~といった感じ。
ミュージアムはエントランスを回遊する2階ですが、展示している絵画類もすごい!決して大きな絵ではないのですが、横山大観や平山郁夫、ダリなどの素描風の絵を何十点も展示しています。ホールの天井一面にアートの絵画のある部屋もありました。
いやいや、アドベンチャーワールドにパンダに見来たら、絶対に川久ミュージアムにも行くべし!!(だいぶ嗜好が異なるかもしれませんが)
ホテルは千畳口というバス停からすぐの「グランパスSea」です。川久ミュージアムからはすぐ。バスで数個先。
安かったので、風呂トイレはなく、共同のものを使います。お風呂は大浴場や露天風呂がある。
その日は、温泉に入って(露天風呂もあるけど、みどりやのほうが断然上)、隣にラーメン屋があるので和歌山ラーメン食べて(しょっぱかった)寝ました。

翌日は朝起きて時間があったので、和歌山の景勝地の千畳敷へ散歩。ホテルからすぐです。このホテルに泊まってよかったことの一つ。
波に削られた岩が畳が千畳ひかれているように見えるので千畳敷なんでしょうかね。
見るだけかと思ってましたが、入れて岩の上を歩いて登ったりできました。面白しろかったです。
グランパスSeaは朝食はついてます。バイキングです。まあまあ種類はありました。
普通の安宿だけけど、5千円以下で安かったしバス停は目の前だし景勝地の千畳敷はすぐだし温泉はあるし朝食もデフォルトでついているので、よかったです。


ホテル前のバス停からバスでアドベンチャーワールドに向かいます。南紀白浜空港に行くならアドベンチャーワールドに行かねば、というぐらい空港の近くにあります。アドベンチャーワールドから空港まで徒歩で30分ぐらいらしいです。
10時オープンなので、会場前で待ちます。結構待ってる人も多かった。平日なのに結構混んでました。
アドベンチャーワールドは入場料が5200円で、この旅行では一番お金払ったものでした。3千円ぐらいかと思いましたが、5200円。ホテルで調べるまで値段知らなかったので、高くてやめようかと思った。でも、パンダが見てみたくて、やっぱりこの機会を逃すと先はなさそうなので、入ることのに。
いや~、パンダはかわいいです。あのころんとした白黒のフォルムもかわいいですが、動いている姿がまた愛らしいのなんの。ずっと見ていたかった。
パンダは4頭います。良浜というパンダが子だくさんパンダらしいです。

アドベンチャーワールドではサファリをまわるトラム(25分)と、イルカのショーと(20分)、動物のショー(20分)を見ました。イルカのショーでは、ふだん感動あまりしない私ですが、人間とイルカの信頼関係が見えて、ちょっと涙がでそうなぐらいよかったです。私にはない純粋な部分だったからかな。水槽の背景が風光明媚な海というのもポイントです。
お土産も見て、パンダの小さなぬいぐるみと紀州梅を買って、13時。10時から3時間の滞在でした。
空港までのバスは3時11分発空港着3時18分。フライトタイムが3時45分。
こんなギリギリで大丈夫か歩こうかと思ったけど、1日3本の飛行場に行くバスだから、その飛行機に合わせた時間以外ないよな、と思ってこのバスで向かうことにしました。
JALからメールが来て、20分前(3時25分)までには検察所を通過したえください、とのことだったけど、検察所は混んでいました。少しオーバーしたけど、どうせ全員JALのこのフライトのお客さんだしだいしょうぶだよな、と思ってたけど大丈夫でした。

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2023年10月 熊野古道 1

2023-10-17 | 国内旅行


2023年10月7日(土)に夜行バス、3泊(車中1泊)3日で熊野古道に行ってきました。
予定は以下。
バスの本数が限られているので、予定は綿密に立てました。
結構な難しさでした。


10月8日(日)
 8:12 勝浦温泉到着      
 8:24 勝浦温泉 8:44 大門坂
   古道散策      
 11:44 那智の滝前 11:59 那智駅  
 12:08 那智駅 12:41 神倉神社前
   熊野速玉大社など観光      
 15:59 熊野速玉大社 16:53 川湯温泉  
      山水館 川湯まつや 泊      
         
10月9日(月)
 8:00 ホテルの送迎バスで発信門王子まで
   古道散策
 12:30 本宮大社      
   本宮大社など観光      
 14:37 本宮大社前 16:41 白浜桟橋  
   川久ミュージアム(徒歩8分)      
 18:32 白浜桟橋  18:43 千畳口  
    グランパスSea  泊  

10月10日(火)
 9:42   9:59 アドベンチャーワールド  
 13:09 アドベンチャーワールド 13:17 南紀白浜空港  
 13:45 南紀白浜空港  14:55 東京 羽田  

だいたいこんな感じ。

熊野古道は本当は6月に行く予定を立てていました。ほぼ同じコースです。前も今回もJALで特別割引の期間があって、約1万でフライトがとれたので計画したというのもある.。
ちなみに南紀和歌山空港にはJALさんしか飛んでないようです。1日3便。
しかし、和歌山で大雨になってしまい、ニュースでも熊野古道が水没したとのニュースが。
心配になり、午後一ぐらいでバス会社に電話すると「協議中です」との返答。そのうちバス運行中止のメールが来ました。
自然には勝てませんね。
ホテルなどもキャンセル。
1か月前にバリ島いったばっかりだけど、飛行機が安くなっていることと、年齢的なこともあり(熊野古道はだいぶきついらしいので、年寄りには厳しい)、このままずるずる行くのを決めかねてるといけなくなるかもしれないので、行くことに決めました。

今回も10月8日と9日はひどい雨でした。ぽつぽつという感じではなく、ザーザーでもなく、1日中止むことなくザザザザザーというひどい雨。けっこう晴れ女の私なのですが、和歌山には縁がないのか。。。      
古道のトレッキングは石畳なので、雨だと滑ります。だから気を付けて歩かないといけない。こんなところで転んだら、石の角にあたって大変な大けがになります。
しかし、無事に怪我無く雨の2日間、古道を歩くことができました。

10月8日(日)は9時前に大門坂のバス停に着いたのですが、ガイドさんの案内でのトレッキングを募集していて、雨なので参加することにしました。
参加費は1000円で、ネットでも予約できるし、当日でも大丈夫みたい。
ちなみに、この日は休日というのに私一人参加になってしまいました。申し訳ない。。。
この日は大門坂から那智の滝、次の日は発信門王子から熊野本宮までのトレッキングで、発信門王子からのほうが距離があるのできついかと思ったけど、大門坂からのほうがかなりきつかった!
ごつごつした石が固まった階段で、雨だから足の置く場所によってはよけいに滑るので気を付けなければならないし、蹴上もちびで足の短い私にしたら高い。この階段が永遠に続くのです。
マレーシアで260段の階段上が他tけど、それと比べてもだいぶきつい!260段は序の口で、上がっても上がっても階段。永遠に続く感じ。
でも周りの人もガイドさんもスイスイ歩いてました。自分の年齢も感じてしまいました。。。

ようやく頂上で熊野那智大社に到着。
ここは神仏習合の神社とのこと。朱色の神社とかやぶき屋根のお寺が隣り合わせにあります。
神仏習合は明治に禁止され、神社とお寺に分かれたので、このような形式は珍しいです。
写真でよく見る那智の滝もすこしいった先にあります。
滝の前には3重の塔はあって、その塔をバッにした滝が絵になります。でもこの党は新しいものです。300円で中に入れるのですが、鉄筋コンクリートですね。


ガイドさんとわかれて、那智の滝のバス停から上倉神社へ。
上倉神社もきつかった。ここは高台にある神社ですが、そこに行く階段が半端ないです!!ここも石の階段ですが、階段でないような石の斜面があって、大門坂に比べると短いけどでこぼこ雨でツルツルもあって、すごい大変だった。
日本の観光地、なめてました。
上がると、大きな岩を傘にしたような神社がありました。
降りて(降りるのも大変だけど)、歩いて熊野速玉退社へ。
ここは朱塗りの美しい神社です。

そのあとは、川湯温泉にバスで移動。
宿は川湯温泉バス定定から1分の、山水館 川湯まつや。
ここは2食込みで1万円という格安温泉宿。でもとなりのみどり屋という、温泉だと中級ぐらいの宿と食事(バイキング)と温泉は共同で使えます。
値段からしたらバイキングの種類は多く、さんま寿司や大葉寿司の名物や松茸ご飯、あゆの網焼き、芋のグラタンなど、おいしかった。
朝食もおいしかった。
それよりもみどりやさんの川沿いの露天風呂が使えること。清流が流れる川沿いに露天風呂があって、川の水の流れや音や背景の濃い緑を見たり聞いたりしながらお湯につかることができる。朝はあゆとりをしている漁師さんの姿を見ながら、温泉に浸かってました。
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