財務省は２０１５年上半期(１～６月)の国際収支速報を発表しました。
それによると経常収支は８兆１８３５億円で２年振りの黒字であったとの事です。
一番の要因は原油安で貿易赤字が縮小した事です。
貿易増とか旅行サービス増と言う事でなくあくまで原油安が要因とは淋しいですね。
その貿易収支は４２２０億円の赤字だが前年同期で６兆２０１４億円の赤字に較べれば
相当の貿易赤字縮小と言えます。
それだけ輸出が頑張ったともいえますね。
海外投資から得られる利子・配当の第１次所得収支は１０兆５１１４億円の黒字
国際収支は海外に移転した企業が大半を稼いで呉れて居る事となりますね。
貨物輸送や旅行サービス収支は８７２３億円の赤字。
一応前年同期ｋら６２０１億円の縮小です。
是には円安で海外旅行者が減り、日本を訪れる中国人・東南アジアの観光客が大きく
影響して居るのでしょう。
サ－ビス収支のうち旅行者が落とす旅行収支は５２７３億円の過去最高の黒字。
中国人の爆買いが大いに影響して居る様ですね。
因みに同時に発表された６月の国際収支速報では経常収支が５５８６億円の黒字
だったそうです。
九州電力は川内原発１号機を今日午前１１時再稼動させると発表した。
福島原発事故以来原子力規制委員会が定めた安全新規制基準に合格して再稼動される第１号機となる。
直ぐ臨界に達し順調に行けば１４日には発電・送電だ出来、その後７～１０日掛けて出力を１００％の持って
行くとの事。
是で九州電力は８９万キロＷの電力が確保出来た事となります。
遅れて居る２号機も可動すれば更に８９万ＫＷの電力が確保出来る事になる。
ただこの川内原発再稼動は反原発運動を勢い付かせ安倍政権にも少なからず影響が出て来ると見られて
居ます。
又原発の安全問題は全てクリアしたとは言いかねる情況です。
想定外の火山爆発や地震・不可抗力の原発事故も想定されます。
又もし事故が起きた場合の住民避難も完全には想定されてなく、又安定沃素剤の配布・備蓄も目途が立って
居ません。
その他にも不安要素は山積しての見切り発車です。
安倍政権の成長戦略遂行のためのまずは試金石として川内原発再稼動が始まった。
他にも使用済み燃料等の核のゴミ問題は先送りされた儘と言う現実があります。
大変問題を抱えて船出だとおわれますね。
注目を浴びて居る戦後７０年首相談話は国民に対する談話でなく中国・韓国向けの首相
談話の感が強くなって来た。
公明党は侵略とお詫びの言う記述を強く求めた。
自民党内には限りのない韓国や中国の要求に対しての抵抗があるが安倍首相はどうやら
この公明党の要望にそった方向で首相談話を纏める意向の様だ。
確かに戦争をした日本は悪い、しかし何時までも相手の意の儘に動いていて独立国と言える
のかと言う事も言える。
脅迫者は一度味をしめると次々に難題を吹っかけて来るのが常識。
この辺で連鎖を切って将来に向けて構築するのが賢い遣り方ではないかとも思われます。
中国も韓国も反日運動を国策の道具として扱って居る事が残念です。
今の中国は共産党政権で、日本が戦ったのは蒋介石の国民軍でした。
当時共産党は力がなく、逃げ回って居たとの説もある。
勇ましい反日抗争はその後、でっち上げられたストーリだと言う説が有力。
確かに中国民にとっては、日本人は東洋鬼と言う極悪人であったかも知れない、だが
この戦争で中国の独立が速まり、今日の中国がある事を考えてほしい。
一方韓国は迫り来るロシアの猛威を恐れ日本への併合を自ら願い、日本と共に戦った國
です。
従って韓国は今次大戦の勝利国には入っていません。
其れが今になって戦勝国面して高飛車に出るのは不愉快です。
当時の朝鮮の状況を考えて欲しいですね。
確かに日本の軍部の遣り方はひどいものでした。
だが歴史的に見れば何処の國も辿った道で、今は涼しい顔をしていても同じ様なものです。
要はお互いに傷持つ身であれば、徒に非をつつくより、将来に向けた取り組みが肝要かと
思われてならぬ。
日本も此処まで言ったので、この辺でどうかと言うのが偽らざる本心ではなかろうか？
