日々好日

さて今日のニュースは

戦後70年首相談話は閣議決定何を語るのか?

2015-08-08 09:41:38 | Weblog

安倍首相の戦後70年首相談話は14日の閣議決定で15日終戦記念日に発表される事となる。

多寡がと言えば、失礼になるが首相談話が閣議決定されるとは驚きですね。

それだけ安倍首相は今回戦後70年首相談話を公式見解と位置ずけ重要覗して居るのですね。

戦後50年の村山談話も同じ様に公式見解として閣議決定が行われたと言う。

それだけに重いと言う事ですね。

前回の村山談話は、日本の平和と繁栄に努力した日本国民に敬意を表し感謝する。
日本のため支援・協力して呉れた外国の皆様に感謝する。
平和交流事業や、戦後処理対応を促進する。
植民地支配と、侵略で外国民に多大な損害を与えた事を深く謝罪する。
今後国際協調を促進し、核兵器廃絶核拡散防止に協力する。

大体この様な要旨の村山談話でした。

今回先日私的諮問機関21世紀構想委員会が、70年首相談話の草稿の元となる報告書を
纏めて提出しました。

其処に書かれた要旨は下記の通りです。

日本の過去の行為は侵略と植民地支配だった事を明記。
中国や韓国に日本の立場を説明するので寛容な対応を取って欲しい。
特に韓国朴政権には日本と理性的に付き合う様に求める。
世界安全分野で日本の役割分担は拡大する事を期待する。
世界研究者による歴史共同研究を提案する。

と言う趣旨でこの報告書には村山談話の謝罪の言葉は消えて居ます。

もうこの位で戦争の事は忘れて、前に進もうと言う事を全面に出した報告書でした。

さて是を踏まえ安倍首相の戦後70年首相談話で何を語るのでしょうか?


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我が国の食料自給率39%横這い目標の45%程遠い

2015-08-08 08:22:10 | Weblog

農水省は2014年度食料自給率がカロリーベースで39%で5年連続横這いであると発表。

政府は是まで食料自給率は是非50%まで挙げる目標を掲げて居たが今年3月に実現可能
な水準として45%に目標を下げました。

しかし今回の発表で、まだまだ目標には程遠い事が判明しました。

今回は小麦・大豆の生産量は増えたが、国産で100%賄って居るコメの需要が大きく減少
した事も大きな要因となった。

品目別では、コメ98%・小麦13%・大豆28%・畜産物17%・魚介類67%・野菜76%
果実37%・天ぷらそば22%これは蕎麦は中国産でエビはベトナム産であるため。

米が100%を切ったのはコメ離れが大きく影響して居る。
それにしても野菜76%魚介類67%果実37%は意外でしたね。
もっと自給率は高いかと思って居たがその分安い外国産が出回って居るのですね。

コメの1人当たり年間消費量は55・2キロとなって居ます。

昔の侍の扶持は1日5合のコメが1人扶持として与えられた。
幾ら昔とは言え1人1日5合のコメを食べる事はなかっただろうが少なくとも1日3合のコメ
は食べたでしょうね。

是をキロに直すと年間大凡73キロのコメを食べて居た勘定になります。
現在の日本人は随分コメを食べなくなって来たのですね。

兎に角コメは日本人の命を維持する大事なものです。
もし是を全て安いからと外国に依存したら大変な事になりますね。

TPP交渉等では自動車部品の関税撤廃のため外国産コメの輸入を黙認して欲しいと
産業界は言っています。

今は良いがやがて外国産コメが手に入り難くなったら一体どうする積もりなんでしょうね。

コメに限らず日本はもっと食料の自給率を上げるのに努力すべきではないか?


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新国立競技場建設問題検証始まる

2015-08-08 06:36:39 | Weblog

余りにも巨額な建設費で世間が一斉反発し、安倍首相もとうとう白紙撤廃と見直しに踏み切ら
ざるを得無くなりました。

新国立競技場建設問題について、責任の所在を明らかにする第三者委員会の初会合が
文科省で行われた。

前回東京五輪大会の経費は3000億円でした。

今回は新国立競技場の建設だけで、同等と言うのは誰が考えてもおかしい。

其処には貨幣価値の変化も考えられますが、余りにも掛かりすぎですね。

そもそも此の新国立競技場建設が必要だったのかの問題も今頃になって問題覗されて居る。

当時まだ使用可能な国立競技場を壊して世界一の斬新な新しい競技場を作り其れを東京
五輪招致の目玉にしょうと言う動きが建設のきっかけと聞く。

そのためカネに糸目を付けず相当大胆な構想となり、ついには3000億円になったと聞く。

其れを修正して1250億円と言う発表したが、その後の消費税や資材高騰等で2520億円に
膨れあがり公表された。

まず一番のメインは競技場の斬新さですが、此処でドームを支える2本のアーチが問題です。

1本500億円2本で1000億円とこれで建築費の大部分を占めています。

このアーチがないと新国立競技場の存在がなくなると言う大事な部分です。

結局2本で750億円に切り詰めたが、このアーチの建設や取りつけについては専門家が
疑問視して居ると言う。

兎に角この競技場は収容人員を8万人から6万人に縮小しVIP席も経費節減しドームを
蔽う開閉も先延ばし、しても2520億円掛かる事になった。

これではさすが世間が黙っていません。

其処で見直しとなったわけです。

国際信用を失墜させて果たして東京五輪に間に合うのかが、云々されだした。

その責任は何処にあるのか責任の所在を明にする必要が出て来た。

既に新国立競技場のデザイン料13億円は支払われ居ます。
またこのデザインが今になって不採用になれば新にデザインした建築家への慰謝料等の
問題も起こりかねません。

それに緊急を要すると反対を押し切りゼネコンと契約した25億以上が全くムダになります。

少なくとも現在で50億円位がムダ使いされた勘定ですから、是非シロクロをハッキリして
責任の所在をはっきりさせて貰いたい。

事業主体の文科省所管の行政法人日本スポーツ振興センター機構は殆どが文科省の
天下り役人が占め、文科省そのものです。

まず文科省が一番の犯人ですが、その文科省が今回第三者委員会で責任追及と言う
のですから笑わせますね。

次にこの斬新なデザイン採用したのは誰か?

当時の審査委員長は、スポーツの躍動感を現す斬新なデザインと諸手を挙げて讃辞
していますが、今になって建設費まで審査の対象にしてなかったので自分の預かり
知らない事と責任逃れをしています。

また東京五輪を事実上牛耳って居る森元首相は東京五輪推進の立役者として存在が
大きかったと聞く。

万事派手好きな森氏の事、恐らく諸手を挙げて飛びついたのでしょうが、問題になった
今は、デザインが当初から実は気に喰わなかったとこれも責任回避しています。

当時此のデザイン決定したのは民主党政権でした。
余り詳しくない民主党が国民にアッピールするため斬新なデザイインを採用したのでは
とも言われていますね。

この競技場建設を東京五輪招致の大きな目玉にしょうと言う動きが、一番大きかった
と思われます。

実際この斬新なスタジアムで東京五輪招致の一つの決め手になったと言う節も窺われ
ます。

其れだけに日本の責任失墜は大きい。

幸いIOCはその事には目を瞑り、スタジアム建設を開催年の1月まで完成させる様に
せっついてきました。

日本は当初東京五輪の前年に行われるラグビーW杯日本大会の決勝戦を新しい
新国立競技場のコケラ落としで飾りたいとして居たが、どうばた狂っても不可能と判り
諦めた経緯があります。

後は如何に東京五輪に間に合わせるかです。

日本の総合力を発揮すれば、是は決して不可能ではないが、是から新しいデザイン
募集・設計・建設を後5年切った状態で出来るか少し心配ですね。

それはそれとして今回の新国立競技場建設に関する責任の所在追及を是非進めて
ほしい。
ただ文科省が行う事には余り期待出来ませんが・・・・

 


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