ゲームホリック

ゲーム大好きぃ!!でゲーム脳なのであること無いこと書き散らします。

ここ掘れ!プッカは激安だと思います

2008年05月29日 | ゲーム
ゲームアーカイブス(PlayStation.com)

・Wizard's Harmony® 2
・ここ掘れ!プッカ®
・ボンバーマン
・ロードモナーク~新・ガイア王国記~

本当にPSのゲームアーカイブスの担当者の方は良い意味でどうにかしてます。
毎回、毎回その現実感溢れながらも、どこかで玄人好みというか玄人しか知らない
もしくは玄人もあんまり知らないような重箱の隅にあるゲームを選んでくる天才
ですね。どうかしてます。

あの『ここ掘れ!プッカ』なぞをリリースしてくれるだなんて夢にも思いません。
初期のPSにあったフロンティアスピリッツのような数打ちゃ当たるの姿勢の中で
育ぐくまれた「森川幸人ブーム」が薄っすらと残っているかいないかの時期に
リリースされたいつもの森川ゲームです。そしていつも以上にキャラが愛らしい。

同じ森川さん製作の『がんばれ森川君2号』がPS初期のスマッシュヒットとなり
知名度もライト層まで行き渡っているのに対して、PSとPS2の端境期にリリース
されたために「プッカ」と言われても多分「明治のプッカ」としか思われない程に
知名度が低い残念なゲームですが、とにかく主人公のプッカが愛らしいのです。

ゲームとしてはいつもの森川AIゲームで、AIという存在に自覚的に接しないと
全く楽しみが見出せないだろう内容のいつもの良くも悪くも人を選ぶゲーム。
けれでもそれまでのどの森川作品よりも、それ以降の森川作品よりも主人公が
可愛い。ゲームオリジナルキャラの中でも群を抜いてカワイイ主人公です。

どっかの星で鉱石を掘るためだとか何とかでプッカと一緒に暮らすという設定
ですが、そんなものはどこかにとってつけただけのかりそめの、ただどこかから
借りてきただけの設定に過ぎません。要はカワイイくて、お馬鹿なプッカを
愛でるためのソフトなのです。プッカの可愛さこそがこのゲームの全てです。



多分それだけでも600円を払う価値はあると思います。激安です。