先日一人のお客様からお電話をいただいた。
5,6年前お買い求めいただい商品の袋物が「丈夫で、とても機能的で大切に使っています」という、
そんなありがたいお電話でした。「どんな方が作っているのですか?」そんなことまで聞いて下さいました。
何でも雅楽の楽器を入れてお使いとのことで「楽器と袋がもう一体になってます」とおっしゃってくださいました。
同じ布で一回り大きなものも欲しいとのことで、布が手に入ったら作らせて頂くお約束を。
本当に申し訳ないのですが、商品を作る布は次から次と新しいものを仕入れます。ブックカバーなどは、基本一点物。
「数か月前見たあの柄」と言われてもほとんだありません。何だか意地悪をしているようで・・・。
でも、いつも心がけることは「丁寧な仕事をする」ことです。
商品に手間ひまをかけた手仕事は、必ずお客様に伝わります。
商品のひとつひとつを大切に作り出す生産ラインをもっと充実させ、
商品をお客様に届けて、信頼と満足をフィードバックさせるシステムを作る・・・、、
まだまだ課題は山済みです。