鎌倉市議会議員 納所てるつぐブログ

日々の議員活動でのできごとや思ったことをつづっています。

組み立て

2006年08月29日 | Weblog
近隣市の市議さんと勉強会をもちました。
講師と議員4名でやる予定でしたが、それぞれが9月定例会の準備に追われているようで、今日の参加者は講師と議員2人、合計3人だけの勉強会になりました。

講師を囲んで、それぞれが今取り組んでいる内容について披瀝し批評したのですが、私が今取り組んでいる内容について述べましたら、2人にうまく伝わらず、ちょっと議論になりました。

私の内容は論旨が飛躍しているとか、組み立てが細かすぎだというように散々に批評されました。

私は私で、2人がどうして分かってくれないのかが理解できず困惑してしまい、かなりの議論になりました。

そこで議論を原点に戻してみたら、あっというまに原因が分かりました。

私の話の流れは鎌倉市議会の一般質問を想定して組み立てていたのですが、その一般質問の方法が他市の議会と違っていたのです。

他市では、代表質問のように総括的に質問し、総括答弁を受け、再質問するという形式なのですが、鎌倉市は一問一答式の一般質問です。
ですから、私は一問ずつある程度細かく論旨を組み立てていきます。

そのことが分かったとたんに、2人とも理解してくれました。

今日は、私の取り組んでいる部分でかなり時間を取ってくれましたので、自分の考えていることを客観的にみることができました。
とても感謝です。

でもそれをどう生かしていくかという、私の力量が・・・・・・
帰り道、ちょっと不安になりました。


総合防災訓練

2006年08月24日 | Weblog
今日は山崎浄化センターを会場に、鎌倉市総合防災訓練がありました。
鎌倉市自主防災組織連合会のうち地元の6町内会・自治会を始め、鎌倉市消防団や陸上自衛隊第31普通科連隊、大船・鎌倉警察署など30の訓練参加機関と東京電力藤沢支社やNTT東日本神奈川支店など4つの訓練協力機関により、訓練プログラムが展開されました。


まず住民避難訓練で各自治会・町内会の皆さんが会場まで避難集合するところから訓練が始まり、その後、災害情報提供訓練、緊急物資等供給訓練など10のテーマ、18項目にわたる訓練が整然と行われました。

救出、救助訓練・消火訓練では消防本部レスキュー隊と陸上自衛隊のみなさんの合同訓練が行われました。

日頃、それぞれの組織で訓練を積まれているだけあり、危険を伴う訓練を整然と行うようすに、頼もしさを感じました。

また各参加機関の皆さんも、本番さながらに真剣に取り組んでおられ、残暑が厳しい中での訓練でしたが、尊い汗を見せていただきました。

拝見していて、こういう訓練の経験は、必ず何かの時に役立つものだと思いました。

時折、会場を吹き抜ける風に、秋の気配を感じましたが、それでも、私自身も汗をかきました。
実は、午後から横浜で会合がありましたので、今日は防災服ではなく、背広で参加し、訓練終了後、そのまま移動したのですが、横浜への移動中、今日の暑さにさらに汗をかきましたので今日はかなり汗止めを使用することになりました。

夜も、地域の小会合がありましたが、さすがにそのままでは出席できず、一旦自宅に戻りシャワーを浴びて、出直すことに。

かなりタイトなスケジュールのおかげで今日はバスの同じ路線を何度も往復しました。
冷房の効いたバスを降りるたびに、外の湿気でメガネが曇ってしまいます。
こういうときメガネって不便ですね。

今日はなかなか食事も取れないような一日で、訓練会場で陸上自衛隊の皆さんが炊き出ししてくださったカレーが唯一のご馳走でした。
感謝です!

かまくら子ども議会

2006年08月23日 | Weblog
鎌倉市議会で「第6回かまくら子ども議会」が開かれました。

子ども議会とは、毎年、鎌倉市内の各小中学校から代表メンバーが議員となって、市長、教育長をはじめとする理事者に様々な分野から市政について質疑するもので、今年は中学生による議会の開催です。

私は、傍聴席から見せていただきました。
いつもの議場も、見る場所によってずいぶんと違って見えるものです。

自分の議席にはどの学校の生徒さんが座るのかなと思ったら、我が母校の後輩が座ってくれているではありませんか。
なんだか、うれしくなって隣で傍聴していた同じ中学出身の議員さんにそのことを言いましたら、その議員さんもよく知っているお子さんだそうで、それも私と小中高と12年間も同級生だった友人のお子さんであることがわかり、二度びっくりです。

子ども議会は、いつもの大人の議会と全く同じ手順で行われます。
全体テーマは「鎌倉の未来を考える」。
質問分野は産業、福祉、教育、環境など10分野に及び、市内10校の国公立中学から22名の生徒さんが議員となり質問に立ちました。

みんな、堂々として立派な質問振りです。
障害を持つ生徒さんも複数参加していましたが、そのけなげな質問振りに目頭が熱くなったりして・・・

答弁に立つ市長、教育長、各部長さんも真剣かつ丁寧に答えていました。
中には、答弁に納得せず再質問をする議員さんも何人かおり、頼もしい限りです。
質問も素朴ではありますが、大人の議会と変わらない大事な内容が多くありました。

最後に「かまくら子ども議会宣言」を全会一致で採択して、滞りなく閉会しました。

私自身が傍聴して勉強したことは、今日の子ども議員さんのように「質問は短く、的確に!」が聞いていて一番よいということでした。

先日、6月定例会の議事録が出来上がり、手元に届いたのですが、私の一般質問の議事録を読み直すと、私の質問の長いことといったら・・・
短い言葉で、的確な質問にしなければと思っていたところですので、今日の生徒さんたちの質問を聞いていて、反省しきりでした。

えっ?このブログも長すぎる?
でも、ここまで読んでくださってありがとうございます。

鎌倉の農業

2006年08月22日 | Weblog
今日は我が家の隣にある鎌倉青果市場で、さがみ農協の盆踊りがありました。

いつもは早朝にセリがおこなわれている場所に、やぐらが組まれ、提灯が飾り付けられて盆踊り会場に様変わりです。
農協婦人部のみなさんが揃いの浴衣で踊る風景はとてもいいものでした。

農協の方々などとお話をしましたが、最近はスーパーマーケットなどに直接卸す農家もあり、青果市場も苦しい状況が続いているとのことでした。

鎌倉の農業は都市に隣接した「近郊農業」です。
都市化が進む中、都市近郊の農業を維持していくのは大変な苦労があるようです。
国の農業政策はどうしても地方農業の振興に重きが置かれ、近郊農業への配慮がもっと欲しいとの話も伺いました。

また市民にも鎌倉の農業に対する理解が欲しいという声も聞きました。
市民の感覚は都市型市民で、完全な消費者であり、自然に対しての理解が、「いじるな、さわるな」という保全一辺倒で、維持管理する側の意見を聞いてくれないということでした。
木を1本でも切ろうものなら苦情が寄せられることもあるそうです。

また農業後継者の不在も現実の課題となっているそうです。

お話を伺い、様々な苦労の中で鎌倉の農業が維持されているということを改めて認識しました。

夏季議員研修会

2006年08月18日 | Weblog
横浜市内で公明党神奈川県本部の夏季議員研修会がありました。
県内の県会、政令市会、一般市会、町会の各議員が一堂に会しての盛りだくさんの研修になりました。

来賓として河野太郎自民党県連会長と衆議院神奈川16区補欠選挙予定候補の亀井善太郎氏が出席され、席上、亀井善太郎予定候補に公明党本部からの推薦状が上田勇県代表より手渡されました。

亀井氏からも力強く決意が表明され、10月22日予定の補欠選挙の大勝利を目指して、連立与党として共に戦い抜く気運あふれる会合となりました。
亀井氏は35歳、銀行や外資系コンサルティング会社を経ての政界初挑戦ですが、大変聡明な方で、話を聞いていて頼もしさを感じました。

研修では、井上義久党政務調査会長から社会保障制度改革のあり方について講演がありました。
講演では質問時間を作って下さったので、思わず手を上げましたら、幸運にも私を指名してくださいました。
立ち上がった途端にドキドキしてしまい、たどたどしい質問になってしまいましたが、政調会長はとても丁寧に答えてくださいました。

松あきら経済産業副大臣(神奈川選出参議院議員)からは神奈川の経済状況の解説と新経済成長戦略について紹介がありました。

このほか地元の各議員からの活動報告や政策提言があり、大変に参考になりました。
また議員としての心構えについての講義やIT講習までも行われ、会場をでたら夕方になっていました。

議員になって1年目の昨夏は、突然の総選挙で、研修が中止になってしまいましたので、今回の夏季研修では初めて聞く話も多く、大変に勉強になりました。

県本部としては、来年の統一地方選、参議院選に向けて、すでにフル回転で準備に取り掛かっています。
まずは16区の補欠選挙の大勝利がその起爆剤となります。

私も昨年の恩返しのためにもがんばらねばと決意を新たにしました。

「平和」という科目

2006年08月14日 | Weblog
 明日は8月15日、61回目の終戦記念日を迎えます。
 8月15日は、すべての戦争犠牲者の方々に祈りを捧げ、「不戦への誓い」「平和への誓い」を新たにする日です。
悲惨で残虐な戦争はもう二度と繰り返してはならない――それが61年前の夏、焦土の中から立ち上がった日本国民の決意でした。
 日本国憲法の前文と9条には、軍国主義と決別し平和国家として出発した日本国の強い決意がうたわれています。

 平和と人道の新世紀と期待された21世紀も、すでに5年余が経過しました。
 しかし国際情勢は、米同時多発テロをはじめ、アフガニスタン、イラク、昨今のレバノン危機…そしてこの7月には北朝鮮によるミサイル発射、イギリスで摘発された旅客機爆破テロ計画と緊張が続いています。
 戦争や紛争がいまだ身近な現実の問題であり続けている中で、日本はどう行動すべきなのか。

 日本では、毎年8月15日を迎えるたびに国の指導者の靖国神社参拝をめぐる論議が繰り返されます。
 とりわけ今年は、自民党の総裁選挙にからんで例年以上に熱い論議が戦わされていますが、わが公明党は、国論を2分するかのような靖国論議に終止符を打つには宗教的に中立な新たな国立の追悼施設が必要であると主張しています。
すべての国民がわだかまりなく戦没者等に追悼の誠を捧げ、平和を祈念できる施設の建設は、平和国家・日本を世界にアピールする意味でも重要であり、引き続き強く求めていくべきであると思います。

 しかし靖国問題が落ち着いたとしても、教科書問題や歴史認識問題などを取り上げて東アジア諸国やマスコミはいつまでも外交問題化させようとするでしょう。
いつまで、こんな状態が続くのか、次の段階に進めないのか。隔靴掻痒(かくかそうよう)たる思いがします。

 国民全体が平和について考え、日本が負けた戦争について詳細を理解すべきです。
 ところが多くの日本人はお盆休みに海外旅行にでかけ、アジア各地の激戦地跡にいっても、何の跡地かわからないで、はしゃいでいるような状況です。
私は、社会科を教えていた経験から、中学や高校に「平和」という教科、科目を創設すべきであると思います。
 日本にも「平和学」という学問がすでにあり、その研究者がいるにもかかわらず、その研究成果がなんの効果も影響ももたらさないなんて意味がない。
社会科の歴史的分野は、通史で学びますので、年間の授業時間が足りませんから、 近現代の戦争については、たとえ「つくる会」の教科書を使っても、さらっと流すしかありません。通史は通史でよい。

 私の考える「平和」という科目は、昭和の戦争のことだけを取り上げるのではなく、その後の世界各地での戦争、テロ、飢餓、貧困、エイズ、そして学校でのいじめ、家庭内暴力、児童虐待など、社会の構造がもたらす「戦争」=平和でない状態を取り上げるべきであると思っています。
 その導入に現代日本人気質、若者気質を作り上げたきっかけである「敗戦」を学び、その戦争がどのように行われたのかを知らなければ、国を愛する心は育成できません。

 世界中の人びとがテロ、貧困、飢餓、紛争、感染症などの構造的暴力から解放される「人間の安全保障」の確立に貢献することこそ、「平和と人道の二十一世紀」を構築するための基本であると考えます。

鎌倉盆踊り

2006年08月13日 | Weblog
今日は大船方面にある学習センターで行われた、「伝統文化こども鎌倉民踊教室」をのぞいてきました。

これは日本舞踊や新日本舞踊の会を主催する講師の先生が、小中学生を対象に無料で日本の伝統文化を伝えようと文化庁委嘱事業として行っているもので、今日がその初日です。

先日、先生のお宅を訪問したときに、「民踊」(みんよう)といっても、なかなかその内容が伝わらず、受講者を集めるのに苦労していると聞いていたのです。

「民踊」というのは、民謡や盆唄などの邦楽とともに踊るもので、盆踊りもその一つです。とくに、地元鎌倉には「鎌倉盆踊り」というものがあるのですが、最近はあまり踊られておらず、先生はこれを何とか鎌倉の子どもたちに伝えたいということです。

お話をうかがっていて、「へえー。鎌倉盆踊りというものがあったのか。」と、はじめは自分の不明を恥じていました。

「鎌倉盆踊り」とは昭和8年に久米正雄や里見などの鎌倉文士が選者となり、当時の鎌倉町が町民から公募した歌をもとに作られたものです。

先生が「当選歌ですから鉄道唱歌のように長い歌詞になっている。」とおっしゃったところで、私の脳裏にピンとくるものがありました。
たしか長い歌詞の盆踊り唄を「かまくら子ども風土記」で読んだ記憶があったのです。

そのことを言うと、なんと先生のお宅にかまくら子ども風土記があるとのことで、探してみると、ありました、ありました。下巻に載っていたのです。たしかに長かった。

次の日、そんな話を、同じ市議会議員の同僚議員さんに言いましたところ、その議員さんの町内会では毎年必ず「鎌倉盆踊り」を踊っているというではありませんか。

それも、このお盆に3日間やっているというので、その議員さんの紹介で町内会長さんにお許しをいただき、昨日、その町内会の盆踊りに出席させてもらいました。
議員さん、町内会長さん、ありがとうございました!

先生のお話によると鎌倉盆踊りは歌舞伎役者の先代の坂東三津五郎丈が振付けたという踊りを、この盆踊りの会場で、実際に見せていただきましたが、ど素人の私が見てもとても品のある踊りでした。

そして、今日は民踊教室の初日です。
私が調べた資料を届けがてら会場に伺いましたら、なんとフランスから夏休みに鎌倉に来ている小学生と幼稚園生の姉弟がお母さんと鎌倉のおばあさまとともに習いに来てくれていたではありませんか。(あのテイジンのCMにでてくる女の子のようなかわいい姉弟です。)

今日のお稽古は「よさこい鳴子踊り」でした。
なんと私も成り行きでならうことに。
フランスからの生徒さんと共に、踊りました。
楽しい踊りですが、基礎もなにもない私には難しかった。
どうして、私だけみんなと違う方向を向いているのか、最後までわかりませんでした。

楽しいひとときでした。
この教室は全部で18回の予定で行われます。
たくさんの子どもたちに参加してもらい、「鎌倉盆踊り」を楽しんで欲しいものです。

宴のあと

2006年08月11日 | Weblog
鎌倉花火大会が無事におわった今朝、海岸清掃に参加しました。
市民ボランティア、市職員、業者関係者などおよそ200人が集まったとのことです。

朝6時45分から受付が始まるのですが、なぜか30分も早く到着してしまいました。
みんなが集まるのを待ちきれずに、勝手に清掃を始めました。

これって歳のせいなのかな?

浜辺の方は、花火大会時間中にゴミ収集ボランティアの皆さんが、また暗いうちには漁業関係者の皆さんが、ある程度の清掃をしてくださっていたので、見た目には砂浜よりも道路沿いの歩道や駐輪場のゴミの多さが目に付きました。

砂浜に降りると、それでも細かいゴミがたくさんありました。
一番多かったのは、やはりタバコの吸殻。自分も喫煙者なのですが、非喫煙者から喫煙者の喫煙マナーの悪さを指摘されても反論できないと思いました。
なぜかジッポー製などライターもいくつか拾いました。
ガッカリだったのは、携帯用灰皿もあったこと。
たぶん、人ごみの中で落としたのでしょうが、残念!

次に多かったのが、割り箸です。焼きそばなどを食べたのでしょうが、中には折れて尖ったものもありました。

そして、腹が立ったのがロケット花火についていた竹ひごが無数にあったことです。
深夜の海岸での打ち上げ花火は禁止しているのですが、最近は禁止を知りながらも堂々とロケット花火に興じる人がいるのです。
それだけでも悪質なのに、さらにはわざと道路に向けて、通過する車両を狙う輩が増えているとか。
当然、そういう輩は後始末などしません。
でも、ロケット花火の竹ひごは細く、裸足の子どもには危険です。絶対にやめて欲しいものです。

そのうちに、参加者も集まりだし、人海戦術での海岸清掃が始まりました。

市長さんや市の部長さんや消防長さんも参加していました。
あっという間に、材木座、坂ノ下方面に人が散らばり、たくさんのゴミが集められました。

たくさん集められましたが、見た目では今朝は昨年よりは少ないとか、でも夕べ収集した分を考えると、多いかも。
しかし1日ででたゴミ14tを鎌倉市で処分するんですから、大変です。

ゴミを持ち帰ったり、ポイ捨てをしないよう心がける人がある程度増えてきているかもしれないのはうれしいのですが、海岸に捨てないのはいいけれど、道路や交差点に捨てなくても。
ましてや、人家の庭に投げ込むのは言語道断です。
全体のマナーが向上しても、マナーを破る人の行為が悪質化しているような気がします。
それは若者だけではなく、昔からのポイ捨て癖が修正できない壮年の方も心配です。

中国の北京では、ゴミのポイ捨てや公共マナーの悪さが頭痛の種で、オリンピックを前にマナー向上のキャンペーンを行っているそうです。
でも、今の日本も五十歩百歩で、よそのことを笑えないかもしれません。

鎌倉花火大会

2006年08月10日 | Weblog
今日は鎌倉の花火大会の日です。

朝から街の雰囲気がいつもと違うような気がします。
会う人ごとに挨拶は「今日は花火大会ですね。」
何かウキウキした雰囲気がそこここに漂っているようです。

午後に鎌倉警察署に用事があり、出かけたのですが、署内は各地から応援で来た警察官でごった返していました。
(警察に行ったといっても、何か問題を起こしていったわけじゃありませんから)
でも、すれちがう大勢の警察官が私のことを不審の目でみていたような気がしてしまいました。
こういう場所のせいか、やましいところがないくせに落ち着かなくなるんだから、私もけっこう小市民です。
刑事課の部屋へと案内されたのですが、さすがに遠慮して、廊下で用事を済ませてもらいました。

花火大会の準備といえば、以前、鎌倉の塾の教室責任者をしていた頃、花火大会の日は塾の夏期講習は臨時休講にしていました。
教室としても毎年花火大会の協賛金に協力していましたが、最近は協賛金が集まらず、観光協会もとても苦労しているとのこと。
そういえば、新聞折込で配布される花火大会のチラシに載っている協賛店や企業の数が年々少なくなっているようです。

水中花火など、芸術性の高い鎌倉の花火大会を続けるためには、募金活動も必要になるとか、今後、有料席の設置も考えなければということで、主催者側にも大変な苦労があるようです。

心配された台風の影響もなかったようですが、かえって風がなさすぎて、花火の煙がじゃまだったみたいです。
部屋の窓から見える花火も、下半分が煙で隠れていました。
次の花火がなかなか上がらないのは「煙待ち」のためだとか。

そんな花火大会も無事におわったようです。
関係者の皆さん、お疲れ様でした。


そういえば、昨日書いた鎌倉市のホームページのことですが、プール開放についての案内が修正されて、新着情報にも載り、分かりやすくなっていました。

続・プールの安全対策

2006年08月09日 | Weblog
 学校プール排水口の安全対策の問題で、鎌倉市内の学校プールでは小学校1校に改修が必要なことが分かった問題で、今朝、担当の方から連絡がありました。

 排水口の吸い込み防止の金具が、外れるおそれはないものの、二重にする必要があることと、接着でなくボルト止めにするべきであることから、早速に改修工事に入るとのことでした。

 来週の初めころには利用再開ができる見通しとのことで、夏休み中の再開の目途が立ち、少し安心しました。

 鎌倉市のホームページに、プール改修についてのお知らせがあるのかなと思って探してみましたが、すぐにはわかりませんでした。
 「スポーツ」に「学校プール開放の案内」のページがあるとは、探す人が気づきにくいのではないかな。

 だいたいTOPページの検索機能を使って、求めるページが出てきたためしがありません。

 いつも思うのですが、鎌倉市のホームページは、私が見たいと思うページに行くには、とても面倒なところがあります。

 例えば、トップページから消防や救急関係のページを探そうとしても、なかなか見つからないのです。
 鎌倉市消防本部のページがあるはずのに、すぐにわからないなんて。
 そのくせ、県の所管である警察のページは簡単に探せるんですよ。
 
 今回のプールの問題についても、新聞報道などで知った市民が詳しく知りたいと思い、ホームページにアクセスするケースが多いかもしれないことは、十分考えられます。
 せめて「新着情報」に「プールについてのお知らせ」を載せるくらいの配慮が必要なのではないかと思いました。

 で、やっとたどり着いた学校プール開放の案内のページをみると、冒頭に
「プール排水口改修のため当分の間、『小学校プール』のご利用はできません。ご迷惑をおかけしますが、中学校または別の小学校のプールをご利用ください。」
という内容の案内がありました。

 しかし、その下には、わけの分からないタグがずらっと並んでいます。
(きっと古いバージョンのWORDで作っているのでしょう。)

 画面をぐるぐるスクロールすると、そのページのはるか下にある各小中学校のプール開放日の予定表にようやくたどり着きます。

 でも8月9日、18時現在、予定表は古いままで訂正されていませんでした。
 改修がいつまでかかるのか、知りたい人は多いと思うのですが・・・

 情報提供のあり方について、もっと利用者や市民の立場で考えるべきではないかと思いました。
 改修の知らせを聞いて、せっかく安心したのに、このことでちょっとがっかりしました。

 今日は、長崎に原爆が投下されて61年目の日です。

 今、平和な日本では、多くの人が夏休みにプールで泳ぐことができる時代ですが、61年前のこの日、長崎で「水ヲクダサイ」と訴えて息絶えていった人々が、7万人以上いたのですね。
 水を求め、たどり着いた川や池で亡くなった方も多かったといいます。 
 いかに水が大切で、ありがたいものか。

 一方で今年は埼玉の事故により、水の怖さも思い知らされました。