鎌倉市議会議員 納所てるつぐブログ

日々の議員活動でのできごとや思ったことをつづっています。

市民のために・・・

2007年01月27日 | Weblog
市役所の職員のうち同じ高校出身者で構成する会の総会がありました。
先日は大学会でしたが、今回は高校会です。

仲間に入れていただいて、2回目の総会です。

飲めないのでいつもはウーロン茶を飲んでいる私が、この日はなぜか飲みたくて、2次会も含めて結構飲んでしまいました。

よほど心に「何か」が溜まっていたのでしょうか・・・。

おかげで今朝は頭痛が!
ただ今日は良い天気に恵まれ、朝から外出して動き回っているうちに気がついたら回復していました。

昨日、先輩方と話しているときに感動することが多々ありました。

お互いに酔っていたのですが、ある先輩は酔いながらも、私の仕事のポリシーはまず第一に「市民のために!」働くことを貫いてきた、と断言するのです。

いろいろあったし、入庁直後は「こんなはずではなかった」と思うこともあったが、それでも30年近く働くことができたのは、ただひたすら「市民のために」という思いを貫いてきたからだ、と。

感動しました。
酔っているからこそ、その言葉は真実の声として私の耳に響きました。

さらに先輩は、
あなたも議員として「市民のために」という姿勢を貫くべきだ!
と私を叱咤激励してくれました。

そう、まだ2年足らずの議員生活で思うことは、市民のためにという当たり前の姿勢を貫くことの大切さを忘れてはならないということです。

たとえば国会の論戦をみても、国民のためにというよりも、国民受けのパフォーマンスに終始する政党のありように、何か違うと思うことがあります。

そのまんま東さんが宮崎県知事に当選しましたが、報道で知る限りは、タレントでありながらパフォーマンスを排除し、「県民のために」という訴えを続けたことが支持されたように思います。

国民のため、県民のため、市民のため、というのも聞きようによってはパフォーマンスに見えないこともないけれど、昨日の先輩の話は、目立たずとも、こつこつと「市民のために」働いてきた誇りに満ちていました。

この2年近く、パフォーマンスに明け暮れる政治家を見る機会も多かったためか、先輩が仕事に打ち込んできたその姿勢は、本当に新鮮に映りました。

「市民のため」とはこれなんだ!と、はたと膝を打ちましたが、酔っていたのか、叩いたのは先輩の膝でした・・・。

先輩、酔っていてスイマセンでした。

法政おお我が母校

2007年01月22日 | Weblog
市の職員で同じ大学の卒業生で構成する会の総会に参加しました。

私は法政大学出身ですので、「法友会」のメンバーに入れていただいております。
私のほかにもう1人議員さんがいるのですが、体調を崩されたとかで残念ながら欠席されました。

私は昨年の総会に欠席しておりましたので、今回が初参加です。

参加者の顔ぶれをみると、いつも市役所で説明してくださる職員さんが、同じ大学の先輩だったことを再認識させられました。
今後、態度を気をつけなければ・・・と思ったりして。

面白いのが、どんな場所でも法政大学出身者同士で必ず話題になるのが、
「クラスに女子がいたか?」
という質問なのですが、
わが鎌倉市役所法友会でも、やはりその質問が出ました!

以前の法政大学はそれだけ女子学生の少ない大学でした。
事実、私のクラスは第2外国語がフランス語にもかかわらず、70名全員が男子でした。

ところが画期的なことに、今年の法友会は3名もの女性職員が参加していました。
女性が3名いるだけで、雰囲気が和やかになり、紳士的な会になります。
もし男性のみならば、大学が大学だけに、どーなることやら・・・

歓談の中でふだんはなかなかできない本音のトークに盛り上がりました。
私はもっぱら聞き役です。

それぞれが行政はこうあるべきだという持論があり、私としては傾聴すべき内容にたくさんふれることができました。

学ぶことの多い総会に満足し、また全員で合唱したひさびさの校歌に心が晴れる思いでした。

会長さん、幹事のみなさん。
そして法友会の同志のみなさん。
ありがとうございました。

まさしく「法政おお我が母校」です。

地域のパワー

2007年01月14日 | Weblog
地元町内会の総会がありました。
総会では町内会長さんを始め、役員の皆さんの日頃のご苦労がよく分かり、感謝しきりです。
自主防災活動、防犯パトロールや子ども会、独居老人の対応など他の町内会と同様、地元町内会の抱える課題も多く、後継者の育成など町内の多くの住民の参加が望まれるところです。

地元選出の市議会議員は私で2人目とか。
今日は先代の議員さんを知っている方から当時のお話を伺うこともできました。
お話を伺っているうちに、責任の重さを思い知らされ、ちょっと緊張しました。

近くを流れる柏尾川では、その昔、川で泳げたり、大きなしじみが取れたりしたそうです。

再開発計画と狭い路地に昔ながらの家並みが続く地域の抱える課題は、新旧取り混ぜて難しいところもあります。
町内会長さんは地域の力を結集することが大事であるとお話されていました。
まさしくその通りで、災害時などで一番頼りになるのは身近な地域の力です。

今日は、とても勉強になりました。

今月は地元の「天満宮」の祭礼があります。
私がうっかり「天神様」といったら怒られました。
天満宮と天神様では格が違うとのこと。
しっかり勉強しなくては。

季節感がない!

2007年01月12日 | Weblog
ニュースを見ていたら、雪の中、クマが現れて人家を襲ったとか。

暖冬で冬眠するのを忘れていたら、寒の入りを過ぎて寒さでパニックになったのだろうか。

動物の体内時計も調子がわるくなったようです。

そんなことを考えながら風呂から上がったら、我が家の洗面所に蚊が!

うーむ。
冬越しのさなぎになりそこねたか。

この季節感のない冬は、今年だけにして欲しい。

成人のつどいに思ったこと

2007年01月08日 | Weblog
今日は成人の日。
鎌倉市でも成人のつどいが行われました。
今年、市内の新成人は1400人あまりだそうです。

第1部の式典に出席しましたが、会場が晴れ着姿の新成人で埋め尽くされるようすは圧巻です。
今日の成人のつどいが、実行委員会のみなさんの苦労が報われる会になるように祈るばかりでした。

毎年のことですが、式典の初めから終わりまで私語がとぎれない会場のざわつきが気になりました。
ただ、この瞬間のみを捉えて眉をひそめるのもいかがなものかとも思います。

久しぶりに会った友人とともに迎えた晴れの日の興奮もあるし、時間を惜しんで旧交をあたためたいという若さの爆発もあるでしょう。
またこのざわつきは新成人が育ってきた20年間に社会のマナーやルールをきちんと教えられなかった我々大人の責任もあると思います。

これから彼らが生きていく実社会では自ずと社会人としてのたしなみが問われていくはずです。

一方、多くのマスコミはあの財政破たんした北海道夕張市の成人祭の様子を伝えていました。
私も6人の実行委員が1万円しかない市の予算で手作りの成人式を開催しようと奮闘している様子に注目しました。

市民の募金をつのり、また報道を聞いた全国のみなさんからの募金もあつまり230万円あまりも集まったと報道していました。
おかげで新成人100名ほどの成人祭でしたが、成功裏に終えたそうです。
が、当日の経費は20万円に抑えられたそうで、残りは来年以降の成人式の費用にするとのこと。

夕張市の実行委員が泣きながら「ありがとう」と述べていた様子に感動しました。
本当に忘れられない成人式になったことでしょう。

夕張市の新成人と鎌倉市の新成人を比較すべきではありませんが、市政の舵取りの善し悪しがこのような形で影響するものなのかと思い知らされました。

鎌倉市の救急概要

2007年01月07日 | Weblog
平成19年鎌倉市消防出初式に出席しました。

あいにくの雨模様で、室内での出初式になり、演技等は中止となり、式典のみの実施となりました。

会場でいただいた式次第の紙に平成18年の鎌倉市の災害概要があり、興味深く拝見しました。

目を引いたのが救急概要です。

昨年1年間の救急出場件数は8218件で、一日あたり22.5回の出場でした。

搬送人員は7969人で、鎌倉市17万2000人の人口の4.6%が搬送されていることになります。(市外の方も含まれていると思いますが)

救急の種別は62%が急病人で、ケガが17%、交通事故が9.5%でした。
ほかに運動競技によるものが71名で0.9%でした。

そのほか水難で搬送された方は5名いました。

東京都消防庁では、あのハイパーレスキュー隊の訓練に水難救助も加わるそうですが、レスキュー隊の守備範囲が広がり、特殊性が増してくることは時代の要請でしょうか。
ちなみに鎌倉市で救助隊が出場したケースは36件で20名の方が救助されています。

それにしても救急車の出場が平均して1日22.5回ということは、日によってはもっと数多く出場しているということですから、救急隊は本当に大変な仕事だと思います。

それだけに安易な救急要請は避けたいものです。

急な病気は不安ですから、第一に頭に浮かぶ選択肢は救急に頼るということだとは思いますし、どの程度の症状で救急車をお願いするかの判断は難しいと思います。

多くの方が普通救命講習を受講しておくことの必要性はそこにあるのではないでしょうか。

普通救命講習は応急手当の方法を習得することだけでなく、救急業務についての知識と理解を深めるためにも大事な機会となると思います。

私自身も普通救命講習を受講してから、とくに救急業務のあり方について考えるようになりました。

本当に必要なときには遠慮なく救急車をお願いすることができる体制を維持するためには、安易な出動要請は避けたいものです。

ましてやタクシー代わりの出動要請やいたずらの通報などもってのほかです。
みんなで救急のありかたについて考えたいものです。

2007 謹賀新年

2007年01月01日 | Weblog
明けましておめでとうございます。

今年は、日本が、世界が、「平和」の手ごたえを感じられる年になりますように。
そしてわが街鎌倉市においても、幸福感、充実感が得られる1年でありますように。

迎えた2007年は、政治決戦の年です。
4月の統一地方選挙、7月の参議院議員選挙と大きな選挙があります。

鎌倉市議会は統一外選挙で2005年4月でした。
そのときは松あきら参議院議員を始め神奈川県本部所属の全ての議員さんからくまなく応援をいただきました。
もちろん地元を始めとする支持者の皆さんからも、我が事のように応援をいただきました。
今度はその恩返しの時がやってきました。

太田公明党代表を先頭とする生活与党公明党の一員としてがんばります。
そのためには、まず自分自身が成長しなければと決意しているところです。

本年もどうぞよろしくお願いします。