鎌倉市議会議員 納所てるつぐブログ

日々の議員活動でのできごとや思ったことをつづっています。

運動会と文化祭

2008年09月29日 | Weblog
土日で地元の2つの小学校の運動会と、中学校の文化祭に行かせていただきました。

1つの小学校は先週の土曜日の予定が台風の影響で1週間延期しての開催です。
1週間後も天候が心配されましたが、なんとか運動会日和になってくれました。
運動会が1週間延期されると、先生方は大変でしょうが、子どもたちは返ってパワーが出るようです。
こじんまりした小学校ですが、高学年の生徒が低学年の生徒をよく面倒見ていました。

もうひとつの小学校は、規模が大きな学校で、児童も保護者も多く、活気が満ちていました。

表現の組体操は、この小学校の伝統ともいえる構成ですが、校長先生のお話では、本番で披露するまでの苦労は並大抵のものではなかったそうです。

怪我をしないよう、集中するよう、注意するのですが、子どもたちはどうしてもふざけ半分の練習となってしまうそうですが、その一方で体力面が昔とは違い、不足しているため、本当に心配だったそうです。

ただし今の子どもたちは人に見られるとハッスルするようで、本番ではみんなしっかり演技しています。(役者さんみたいですね)

中学校の文化祭では吹奏楽部の演奏や各出展、模擬店をのぞき、さらにサッカー部の親善試合も見学しました。

吹奏楽部の演奏は、とてもまとまりのある演奏でした。
とくに今年は司会進行がしっかりしていて、好感がもてました。
さすが中学生というところを見せてもらいました。



9月定例会閉会

2008年09月26日 | Weblog
鎌倉市議会9月定例会が閉会しました。
 平成19年度一般会計決算の認定や今年度の補正予算の可決などが行われ、また教育委員のうち2名の選任人事案件などが同意されました。

 今回は意見書4件、陳情8件などの案件が多く、これらを報告する次回11月1日発行の議会だよりの紙面も通常と割付が変わる模様です。

 条例では路上喫煙を防止する条例が可決され、来年度から路上喫煙禁止区域が設定されたり、周知期間の後、過料が科されたりするようになります。

いつになく傍聴者も多く、市民の皆さんの関心の高さが見られました。

議会の本会議はインターネット中継されていますが、今回はNTT回線の混雑により、ライブ画面の配信中に画像が停止してしまったようです。

それも私の一般質問中だったそうで・・・知らなかった・・・
なかなか難しいですね。(録画の再生は大丈夫みたいです)

この次は、委員会のインターネット中継を検討しています。
本会議の中継よりも課題が多いようで、研究する必要があります。






リーダー

2008年09月22日 | Weblog
今日、自民党の総裁選で麻生太郎新総裁が選出されました。
昨日は、民主党の小沢代表が再選されました。
明日は公明党大会があります。その席上、太田昭宏代表が正式に再選されます。

それぞれの政党のリーダーが選出されたことで、各政党の主張する政治の方向性が示されます。

各リーダーの目指す政治がどこを向いているか、国民からしっかりと見られる絶好の機会だと思いました。

先日、高校時代の部活の同期8人が集まりました。

仲間の一人は地方公務員をしています。
すでにベテランの彼女は以前から管理職になることを嫌がっておりましたので、その理由を聞いてみました。

彼女いわく、「うちの役所の管理職は市民を見ないで議会の方ばかり気にしている。私はクレームを受けることが多くても直接市民と向き合う仕事をしたいのだ、議会の顔色を伺いながらの仕事に魅力は感じない。」と、きっぱり。

その言葉を聞き、私は議会側の人間として考えさせられました。

でも、その議会側の人間が常に市民を見ている人間ならば、議会ばかりを気にする管理職も、おのずと市民の側を見てくれるのではないかとも思いました。

さて鎌倉市の議会と鎌倉市役所の管理職の関係はどうでしょうか。

パフォーマンスではなしに、常に市民と向き合う仕事をしているかどうか、それは議員でもなく、職員でもなく、市民が判断することです。

そして国政においても、新たな各政党のリーダーが本当に国民の側を向いているかどうか、近い時期に国民により判断されることになるでしょう。

決算特別委員会

2008年09月20日 | Weblog
19日、鎌倉市議会9月定例会において設置された平成19年度決算特別委員会が終了しました。

結果は可決する委員が少数となりました。
最終の結論は最終本会議での採決で決定されます。

委員の構成上、いわゆる市長野党と目される会派が多いため、可決は難しいとされており、果たしてそのような結果になりました。

否決、不認定とするならば、それなりの議論と理由が明確でなければならないと思うのですが、今回の委員会でははっきりとしませんでした。

なぜ賛成するのか、なぜ否決するのか、それぞれにおいて明確な理由をもって意思表示がなされなければなりません。

それについては最終本会議での採決の際に行われるであろう賛成討論、反対討論の内容で、いかなる理由をもって賛成なのか、いかなる理由をもって反対なのか、それをしっかり聞きたいと思います。

わが公明党会派は決算委員会において賛成しています。
無論、無条件に賛成し、認定しようというのでなく、むしろ注文や課題は多いが、とりたててそれをもって不認定するにあたらないというものです。

しかし、とくに救命救急に関し、市民の生命を守るという意識が、担当部課によって温度差があったことについては、かなり強く指摘しましたし、ほかにも数箇所において指摘すべき内容がありました。

決算委員会は前年度予算の執行について審査する特別委員会なのですが、それが審査の中で今年度予算についての質問になってしまったりして、本来の審査の主旨を脱線することがあります。

近年、予算審査よりも決算審査を実質的なものとして重視する傾向が、各地の議会で見られるのですが、果たして今回の決算委員会がそれに値する審査内容であったか、最終本会議での議論を見守りたいと思います。

委員長をはじめとする委員さん方、お疲れ様でした。




みんなの吹奏楽

2008年09月11日 | Weblog
 NHKのBSで「響けみんなの吹奏楽」の放送を見ました。

 自分も中学高校と吹奏楽をやっていましたので、楽しみました。

 全国から場所も年齢を問わず集まった101人のアマチュアによる吹奏楽ということで、どちらかというとスケールの大きさを聞かせるような演奏かなと思っていたのですが、ほんの数回の全体練習のなかで、それぞれに課題が出され、知り合ったばかりのメンバーで克服していくようすが取材されておりました。

 中には、音大に入学したものの、競争社会の世界に音の楽しさを失っていた人、障害をもつ兄弟のために演奏したい人、練習中に息子さんを失ってしまったお父さん、音楽のすばらしさを教えてくれたお母さんが難病で入院中の息子さん、教え子に音楽の楽しさを伝えようとがんばる学校の先生など、それぞれの人間模様がクローズアップされていました。

 そんな101人のメンバーにクラリネットの北村栄治さん、サックスの須川展也さんたMALTAさん,トロンボーンの角田健一さん、今の吹奏楽愛好者ならこの方の曲は必ず演奏したという作編曲家の真島俊夫さんが加わり、わずかの期間に101人に大きな変化をもたらしました。

 私ははじめは楽しむつもりで演奏を聞いていたのですが、終わりには感動で涙ぐんでしまいました。

 本当に音楽を楽しみ、客席まで繰り出して演奏するシーン。
 障害を持つ弟さんの前や、亡き息子さんの遺影の前、教え子たちの目の前で演奏する先生などの様子が映し出されていました。

 感動です。
 スケールじゃなく感動を101人が表現していました。
 演奏も、一体となったサウンドで、立派でした。

 おかげで私もまた演奏したくなりました。

子どもを守ろう!

2008年09月11日 | Weblog
 2学期が始まったとたん、私の携帯電話に鎌倉市の不審者情報のメール配信が毎日、それも立て続けに入ってきました。

 市内のいたるところで、小中学生に怖い思いをさせる卑怯な輩が出没しています。

 中には暴力を振るってくるようなやつもいるとか。

 許しがたいです。

ふれあいの記憶

2008年09月09日 | Weblog

 今週は鎌倉市議会9月定例会の各常任委員会が開催されます。
 今日は私の所属する文教常任委員会がありました。

 教育委員会の教育総務部、生涯学習部、世界遺産登録推進担当の3つが文教常任委員会の所管となります。

 冒頭の教育総務部では、補正予算の審査のほか、小中学校の「教育プラン」の取組状況、教育委員会の事務管理、執行状況の点検や評価の実施のあり方、中学校の改築計画、さらには文部科学省の調査におけるいじめの調査結果についての報告がありました。

 次の生涯学習部では市内の遺跡発掘調査とその保全などを求める陳情の審査を行いました。

 最後の世界遺産登録推進担当では鎌倉の世界遺産登録推進への準備状況について報告がありました。

 教育総務部の審査では教育プランの報告やいじめの調査結果についての報告がありましたが、学校の先生は本当にやることが多いものです。

 学校に対しては、あれもやれこれもやれと際限なく要求しますが、その一方で先生はもっと子どもと向き合う時間をとるべきだなどと、少し矛盾するような要望がいつもセットで出てきます。

 学校側だって、外部からあれこれ言われなくても、さまざまな取り組みを行う中でも、子どもと真剣に向き合わなければならない宿命ともいうべき実情があります。

 まったく子どもと向き合わない教育などないはずだと思うのですが、よく考えてみると私の通った大学時代はあまり教授と向き合った記憶がありませんでした。

 私の通っていた大学では、当時3万人もの学生を抱えていたマンモス大学でしたし、文系の学部でしたので授業はほとんどマスプロ授業で、大教室で先生がマイクを使って問わず語りの講義を繰り返していました。

 大学とは学生の自主性にまかせつつ教育を行うところですので、私はそういうものなのだと思い、少しも疑問を持たなかったのですが、考えてみればゼミくらいしか教授と触れ合わないのもさみしいものです。

 当時よく学内で、「一日大学にいて、発した言葉は学食のチケット売り場での『Aランチ』一言だった学生がいる」という笑い話がありましたが、実際に自分にそういう日があって愕然としたことがありました。

 自分で組んだカリキュラムによっては親しい友人と合わない授業の日もあり、大勢の中での孤独を味わう日もあったのです。

 いまの大学生に聞くと、そんなマンモス大学は少なくなっているようで、どこでも大学側が学生と向き合おうとしてるとか。
 いいことであるのは確かですが、成人前後の人間に対して、逆に過保護になっているような気もしてしまいます。

 そんな大学でもサークル活動は楽しく、無二の親友もできるなど、今の学生たちに負けないくらいくらい濃密な時間を過ごしました。

 一昨年、久しぶりにサークルの同窓会が会ったときには、その濃密な時間が再びよみがえりました。

 青臭く政治を語り、なにもわからないのに思想を語り、まだ20数年しかたっていない人生の価値を語りあった当時が再現されました。

 集まった50人ほどのサークル仲間の中には、地方議会の議員になったのが私も含めて数人いました。

 一体なんのサークルだったのでしょうね。


2008年09月07日 | Weblog
 今日は、横浜市内での県本部の会合がありましたが、帰るころには雷雨に見舞われてしまいました。

 県本部近くの横浜スタジアムでは雷雨の中、コンサートが行われているようでしたが、落雷の心配の中、決行しているようで、音が響いていました。

 帰りに大船駅に着いたら、横須賀線が運休していました。
 この夏、落雷の被害が頻発しており、50年で最多ですが、こうした気圧配置は夏の終わりに生じやすく、数年に1度の割合で発生しているとか。

 雷の正体とは、雲の中で氷の粒がぶつかり合うとプラスとマイナスの電気を帯び、蓄積されるそうで、これが地上に放電されることで起きるとか。
電圧が約1億ボルトということですが、家庭の電圧の約100万倍ですね。

 この8月、藤沢方面から帰る車中で、遠方に落雷するのが目に入ったのですが、地上に達する前に、稲妻が1回転して落ちるのには驚きました。
方向が鎌倉方面だけに心配しました。

「地震、雷、火事、親父。」
昔から言われている怖いものの代表ですが、果たして今は・・・

一般質問

2008年09月03日 | Weblog
今日から、鎌倉市議会9月定例会が始まりました。

11人の一般質問が予定されていますが、今回私はトップバッターになりました。
(くじ運がいいのか、悪いのか)

それだけに質問原稿の準備がせかされました。

で、前日の深夜、自宅のパソコンで最終の手直しを行い、いざ保存してプリントアウトしようとした瞬間、ワードがダウンしてしまいました。

・・・・・

午前1時です。

いままで3時間かけて直した原稿が・・・消えました。

バックアップファイルやファイルのレスキューソフトを使っても、文字化け原稿しか出てきません。

しかたないので、手直し前の古い原稿をもとに、打ち直しです。
さっき直したばかりの記憶をもとに復元作業開始。

夕べの献立も思い出せないのに、脳みそフル回転です。
軌道に乗るとけっこう思い出せたり、さっきのフレーズより的確な言い回しがでてきたりしたのですが、結局午前3時までかかりました。

寝不足のまま、本会議で一般質問しました。

今回は「保健医療福祉行政について」聞きました。

長年の懸案である(仮称)保健医療福祉センター構想の進捗状況と、地元「深沢」のまちづくり計画の進捗状況をもとに、新型インフルエンザ対策や女性の健康サポート、5歳児健診の実施、小児医療費助成制度など保健医療福祉にかかわるさまざまな施策について聞きました。

いざ質問席に立つと、思ったより落ち着いていたみたいですが、質問席の水差しを使うとき自分の手が震えていたのには、苦笑です。

質問ではすこし苦言めいたこともいいましたが、各質問事項について、
理事者側からは、けっこう前向きの答弁をいただき、感謝です。

で、70分ほどで私の質問も無事に終わり、自席に戻ったのですが、緊張が解けた安心感と寝不足のせいで、後の質問中の眠いこと眠いこと。

うーむ。
しっかり中継カメラで捉えられているに違いない。

反省です。

驚きました。

2008年09月01日 | Weblog

たった今、福田総理辞任表明のニュースが飛び込んできました。

昨年9月に就任して1年足らずでの辞任表明。
安倍前総理の突然の辞任表明に続く唐突な辞任表明。
先月、大型の内閣改造をした上での辞任表明。
臨時国会前に経済対策や補正予算や消費者庁等の重要案件の準備がほぼ整った上での辞任表明。
民主党代表選に小沢氏が立候補を表明したその日に辞任表明。

こういうタイミングでの辞任表明の背景には何があったのでしょうか。

今後、その背景が明らかになっていくでしょう。
注視していきたいと思います。