鎌倉市議会議員 納所てるつぐブログ

日々の議員活動でのできごとや思ったことをつづっています。

事業仕分け事前研修会

2010年06月03日 | Weblog
7月10日に実施される鎌倉市事業仕分けの事前研修会が、鎌倉市役所で行われました。

開会挨拶と概要説明の後、模擬事業仕分けが行われました。



市民評価者(仕分け人)、市の職員、他市の職員合計5人が仕分け人となり、防犯交通安全市民のつどい補助金について、4人の担当者を相手に、活発な質疑が交わされました。

今回の対象事業「防犯交通安全市民のつどい」は以前は市主催で行われていましたが、5年ほど前から実行委員会主催で行われ、市は費用の約半分の50万円を補助金として支出しています。

鎌倉市には2つの警察署があり、「市民のつどい」が2会場で行われていることから、仕分け人からは、2回に分けて行う必要性や開催目的の達成や成果について、さまざまな角度から質問がありました。

事業仕分けは、政府・民主党が行ったような人民裁判や公開処刑のような政治ショーであってはならないということで、今回の事業仕分けは、あくまでもその事業の目標達成を測り、不要か、民間か、国県広域か、市で行うにも要改善か、現行通りかを判定しました。

が!
他市の女性職員の仕分け人は、まるで民主党の女性議員のような仕分けぶりになっていたのには苦笑してしまいました。

ただそうなってしまうのは、担当者の回答の仕方にもよるのかなと思います。

市民啓発の事業の達成度と効果を測るのは難しいのに、あえてそこを追及する質問が多かったためかもしれません。

事業の目的と方法についてはやはりきちんと説明できなければ、スーパーコンピューターの1番2番を質問した民主党の女性議員のような突っ込みは避けられないのでしょう。

仕分けの結果は、市の事業として要改善という結果でした。

参加者の多くも同じ結果でした。

模擬仕分けの後、活発な質疑応答が1時間ほどありました。
多くは、本番で担当する職員だったようですが、市民評価者になる人の質問もありました。

市民仕分け人への応募が予想より多く、市民の関心も高いようです。

本番では、ぜひ充実した事業仕分けが行われることを期待しています。