鎌倉市議会議員 納所てるつぐブログ

日々の議員活動でのできごとや思ったことをつづっています。

日頃の活動の成果を披露 収穫・芸能・地域活動

2011年11月27日 | Weblog
 農水産業の一年の収穫について優良農業者・漁業者の表彰、農産物品評会入賞者の表彰、鎌倉産の新鮮な野菜や海産物の即売・バザー・模擬店を行う、平成23年度秋の収穫まつりが27日、市立大船中学校を会場に開かれました。

 午前9時の開始を前に、多くの市民のみなさんが鎌倉野菜や花、水産物の即売を待ちきれずに集まっていました。

 今年は被災地復興支援として、福島県や岩手県の物品販売も行われ、私はりんごなどを求めました。

 また会場では、消防本部による住宅用火災警報器の展示やAED講習、市民健康課による骨密度測定なども行われました。

 表彰式では優良農業者・漁業者・畜産業者として4名が、農産物品評会入賞者では神奈川県知事賞や市長賞、議長賞など各賞9名が表彰されました。

 また会場の体育館には各賞のほか、金賞20品目、銀賞30品目、協力賞12品目、努力賞22品目の野菜や花、加工品など、総出品点数289点が展示されました。

 これらの多くは、展示とともに即売されるもので、これらを買うことを楽しみにしている市民も多く、私が見たときにはそのほとんどが売約済となっていました。

 また深沢地区連合町内会の主催による第31回深沢地区文化祭(芸能のつどい)が同日午後、深沢行政センターホールで行われました。

 各町内会の有志により日本舞踊、新日本舞踊やフラダンス、民謡やコーラス、寸劇などが上演され、日頃の稽古の成果が披露されました。

 一方、腰越行政センターでは飼い主のいない猫について地域猫活動を展開しているNPO法人キャットネットかまくら主催による人と猫や動物たちとの共存を考えるイベント「小春日和祭2011」が同日、行われました。

 今回は、1年間の地域猫活動についての報告のほか、財団法人神奈川県動物愛護協会会長の山田佐代子さんにより、現在法改正によるパブリックコメントが行われている動物愛護法についての講演、さらには地域猫活動の生みの親である横浜市職員の黒澤泰氏による全国での地域猫活動の紹介と課題について講演がありました。

 質疑応答では意見披露や質問が活発に行われ、出席者の関心の高さがうかがわれました。

技能者表彰式

2011年11月23日 | Weblog
 平成23年度鎌倉市技能者表彰式が勤労感謝の日の23日、レイ・ウェル鎌倉で開催されました。

 表彰式では技能功労者、優秀技能者、青年優秀技能者のみなさんが会場ホールのステージ壇上で表彰されました。

 技能者表彰式は永年、石工、鎌倉彫彫師や塗師、左官職、造園工、大工、とび職、豆腐製造職、塗装工、配管工、電気工事士、はり・灸・あんま・マッサージ・指圧師、表具師、理容師、鮮魚商などの技能職に従事している方々を、技能功労者、優秀技能者、青年優秀技能者として勤労感謝の日に表彰式を行って、その功労をたたえるものです。

 技能功労者は、その職に30年以上従事している60歳以上の方で、優れた技能を持ち、他の技能者の模範と認められ、指導的な立場にある方が表彰されるもので、今年は28名の方が表彰されました。

 優秀技能者は、15年以上従事している30歳以上56歳未満の方で、優秀技能者にふさわしい優れた技能を持ち、後進の模範となっている方が対象で、今年は11名の方が表彰されました。

 青年優秀技能者は、その職に7年以上従事している者で、30歳未満の方で青年技能者にふさわしい技能を持ち、将来を嘱望されている方が対象で、今年は理容師の青年技能者1名が表彰されました。

 今日、表彰されたみなさんは、その技能で市民の生活向上のみならず、古都鎌倉にふさわしい風情を残し、技能の伝承で後継者を育てられてきた方々で、鎌倉に住む私たちの暮らしを陰に陽に支えてこられた方々です。

 表彰式に参加しながら、その労苦に感謝するとともに、勤労の大切さを考えました。

11月臨時会が開かれました。

2011年11月22日 | Weblog
鎌倉市議会11月臨時会が22日、開かれました。
鎌倉市職員の給与に関する条例などの一部改正を行う議案が審議されました。
これは人事院勧告に準じた給与改定及び諸手当の見直しを12月1日付で行おうとするもので、総務常任委員会に付託され審査されたのち、本会議で総員により可決されました。

ミュージカル

2011年11月12日 | Weblog
鎌倉市民文化祭2011参加公演で、鎌倉市の子供たちが中心のミュージカルの「第14回ツインリーブスミュージカルPeter~ピーター~」が12日。鎌倉芸術館小ホールで行われました。

ミュージカルグループツインリーブスは鎌倉市内でバレエ教室や体操教室、さらには声楽まで広く指導される中、ミュージカル公演を続けておられます。

一昨年、公演をみて感動された静岡県牧之原市の方が、ツインリーブスのミュージカルをぜひ牧之原市のこどもたちに見せたいとの思いが実り、昨年8月、牧之原市相良総合センターでの招待公演が実現しました。

今日の公演にも、牧之原市議会議員の鷺坂隆夫議員、牧之原市教育委員会の八木儀一教育長、教育文化部長の久保公氏をはじめ、13人の牧之原市民のみなさんが遠路、鎌倉芸術館までお運びくださいました。

鎌倉市の松尾市長、鎌倉市議会の伊東議長も、今日の公演の成功と、牧之原市のみなさんを歓迎するメッセージを寄せてくださいました。

公演は小ホールの客席が満席となる盛況ぶりで、幼稚園から70歳代後半の出演者たちが繰り広げるミュージカルを、これも子供たちから大人までの観客が一体となって楽しみました。

踊りの技術の高さとしっかりした発声、さらには生演奏で舞台を盛り上げる音楽と質の高い舞台に、私も楽しいひとときを過ごすことができました。

講演2題

2011年11月10日 | Weblog
ひさびさの更新となってしまいました。
申し訳ありません。

鎌倉市から南足柄市までの市議会で構成される湘南地方市議会議長会の主催による議員研修会が10日、藤沢市にある湘南台文化センター市民シアターホールを会場に行われました。

藤沢市議会議長の会長あいさつのあと、長野県松本市長で、かつて医師としてチェルノブイリ原発事故の医療支援活動に参加し、そののちベラルーシ共和国で5年間半もの医療支援活動を行ってこられた菅谷昭(すげのやあきら)氏を講師に招き、原子力災害における放射線被曝の長期的課題をテーマにチェルノブイリ原発事故医療支援の経験を通しての講演をうかがいました。

将来にわたる不安がある中で実態の解明が不十分であることから、今、心して警戒しなければならないのは、呼吸や皮膚、食物を通しての内部被曝をどうふせぐかにあることを、チェルノブイリ原発事故の医療支援活動の経験から強調されていました。

小田原市議会は、臨時議会のため参加できませんでしたが、参加した各市議会の議員は真剣に聞き入っていました。

帰庁後は、障害者福祉課のみなさんの職場研修に、とくにお願いして参加させてもらいました。

今日は、鎌倉市在住で公益社団法人日本オストミー協会会長の新井貢氏と同神奈川支部事務局長の須田紗代子氏らを招いて、「オストメイトの日常生活について」をテーマに、オストメイトのみなさんの日常生活や、公共トイレでの必要な設備や対応などについてお話を伺うことができました。

オストメイトとは、直腸がんや膀胱がんなどの病気や事故などにより、手術でストーマという人工肛門や人工膀胱を造ることになった方々のことをいいます。
人口排泄口をストーマと呼んでおり、これはギリシア語の「口」を意味する言葉だそうです。

日常、排泄物を受けとめるストーマ装具を装着している方々の生活ぶりをうかがうことはほとんどなく、また装着具も個人によりさまざまなタイプがあることを、実際に装着具を見せていただき、知ることができました。

公衆トイレも最近はみんなのトイレとか多目的トイレが増えてきましたが、ただ広ければいいというものではなく、オストメイトの方々がトイレを利用する際の利便性について理解を深めなければならないことを痛感しました。

オストメイトの方は、外見上わからないので、周囲からなかなか理解されないことが多いそうです。

それでも、外出時の不安、老後の不安、災害時の不安との戦いは続いています。