鎌倉市議会議員 納所てるつぐブログ

日々の議員活動でのできごとや思ったことをつづっています。

宴のあと

2006年08月11日 | Weblog
鎌倉花火大会が無事におわった今朝、海岸清掃に参加しました。
市民ボランティア、市職員、業者関係者などおよそ200人が集まったとのことです。

朝6時45分から受付が始まるのですが、なぜか30分も早く到着してしまいました。
みんなが集まるのを待ちきれずに、勝手に清掃を始めました。

これって歳のせいなのかな?

浜辺の方は、花火大会時間中にゴミ収集ボランティアの皆さんが、また暗いうちには漁業関係者の皆さんが、ある程度の清掃をしてくださっていたので、見た目には砂浜よりも道路沿いの歩道や駐輪場のゴミの多さが目に付きました。

砂浜に降りると、それでも細かいゴミがたくさんありました。
一番多かったのは、やはりタバコの吸殻。自分も喫煙者なのですが、非喫煙者から喫煙者の喫煙マナーの悪さを指摘されても反論できないと思いました。
なぜかジッポー製などライターもいくつか拾いました。
ガッカリだったのは、携帯用灰皿もあったこと。
たぶん、人ごみの中で落としたのでしょうが、残念!

次に多かったのが、割り箸です。焼きそばなどを食べたのでしょうが、中には折れて尖ったものもありました。

そして、腹が立ったのがロケット花火についていた竹ひごが無数にあったことです。
深夜の海岸での打ち上げ花火は禁止しているのですが、最近は禁止を知りながらも堂々とロケット花火に興じる人がいるのです。
それだけでも悪質なのに、さらにはわざと道路に向けて、通過する車両を狙う輩が増えているとか。
当然、そういう輩は後始末などしません。
でも、ロケット花火の竹ひごは細く、裸足の子どもには危険です。絶対にやめて欲しいものです。

そのうちに、参加者も集まりだし、人海戦術での海岸清掃が始まりました。

市長さんや市の部長さんや消防長さんも参加していました。
あっという間に、材木座、坂ノ下方面に人が散らばり、たくさんのゴミが集められました。

たくさん集められましたが、見た目では今朝は昨年よりは少ないとか、でも夕べ収集した分を考えると、多いかも。
しかし1日ででたゴミ14tを鎌倉市で処分するんですから、大変です。

ゴミを持ち帰ったり、ポイ捨てをしないよう心がける人がある程度増えてきているかもしれないのはうれしいのですが、海岸に捨てないのはいいけれど、道路や交差点に捨てなくても。
ましてや、人家の庭に投げ込むのは言語道断です。
全体のマナーが向上しても、マナーを破る人の行為が悪質化しているような気がします。
それは若者だけではなく、昔からのポイ捨て癖が修正できない壮年の方も心配です。

中国の北京では、ゴミのポイ捨てや公共マナーの悪さが頭痛の種で、オリンピックを前にマナー向上のキャンペーンを行っているそうです。
でも、今の日本も五十歩百歩で、よそのことを笑えないかもしれません。