鎌倉市議会議員 納所てるつぐブログ

日々の議員活動でのできごとや思ったことをつづっています。

仕事納めと副市長退任式

2011年12月28日 | Weblog

 仕事納めの28日、鎌倉市役所では兵藤芳朗副市長の退任式が行われました。

 退任の挨拶で、兵藤副市長は昭和50年入庁以来の36年間、ご自身が携わった業務を振り返りながら、よき仲間、よき先輩とのつながりの中で、収税業務から始まり、企画、総務など重い責務と向き合ってきたことを感慨深く述べられました。

 なかでも市政の中心をなす総合計画の策定を手掛けたことや、平成16年に相次いで鎌倉を襲った台風22号、23号の対策に奔走しつつも、大きな被害を防げなかったことへの無念さ味わったことなどは強く印象に残っているとして、これらを今後の大きな教訓としてほしいと後進に期待されました。

 市役所本庁舎玄関前にはたいへん多くの職員が見送りに参集し、兵藤副市長の人望の高さが伺えました。

 兵藤副市長は玄関前で庁舎に対して感慨深い面持ちで深々と一礼されました。
 
 誰に対しても誠実な姿勢で臨み、丁寧に応対する兵藤副市長のお人柄に、私自身も強く尊敬の念を抱いております。

 今回、兵藤副市長が退任を決断されたことにはさまざまな思いが交錯したであろうことは、想像に難くないですが、後進がその思いに呼応して、今後の行政経営をどのように進めていくか、兵藤副市長は今度は一市民として見守ってくださることでしょう。

深沢冬まつり

2011年12月23日 | Weblog

 地域に住む人々手作りのおまつり第9回深沢冬まつりが23日、深沢行政センターを会場に開かれました。



 今回はとくに寒い中でのおまつり開催となりましたが、3階ホールでは中学の吹奏楽部などの演奏が、前庭ではフリーマーケットや出店が並び、多くの参加者が集まりました。

 とくに幼稚園保育園児たちが寒さに負けない元気な姿に、参集した大人たちも元気をおすそ分けしてもらいました。




12月定例会が終わりました

2011年12月22日 | Weblog

 7日から開かれていた鎌倉市議会12月定例会が22日閉会しました。

 私の一般質問では地方自治法の改正による鎌倉市総合計画のあり方について、今後市として総合計画を条例できちんと位置付ける必要性があることについて質問しました。

 文教常任委員会では、報告の中で小学校等の給食食材について放射線測定を行うため、補正予算で購入する放射線測定機器の運用について、細かいところまで確認しました。

 最終本会議では補正予算を含む各議案の採決が行われました。

 終了後、全員協議会が開かれ、市長など理事者側から平成24年度から27年度までの後期実施計画の概要について説明があり、私は計画されている各事業の実施について、縦割り行政の枠を超えた事業実施のあり方をもっと明確に打ち出すべきであることを質問しました。

 その後、各派代表者会議が開かれ、冒頭、副市長のおひとりが辞任する意向であることが報告されました。

 第1次総合計画策定から、鎌倉市の中枢で活躍されてこられた方であり、折に触れて私に行政のあり方をていねいにご教示いただいた方だけに、辞任が惜しまれてなりません。

 現在、鎌倉市議会議員有志で構成する政策法務研究会では、(仮称)自転車の安全利用を促進する条例を提案しようと準備を進めています。

 議員立法の難しさを感じていますが、多くの方のアドバイスをいただきながら進めているところです。


校友会

2011年12月04日 | Weblog
 おもに市内在住の法政大学出身者で構成されている校友会(同窓会)の総会が4日、市内で行われ、80年卒の私も出席してまいりました。

 総会のあと講演会が行われ、今回は「武家の古都鎌倉」世界遺産登録についてというテーマで講演が行われ、鎌倉市の世界遺産登録推進担当の学芸員である金子智哉氏が、世界遺産の意義から現在ユネスコへの推薦が正式に決まった鎌倉の世界遺産登録に向けての取り組みまでをわかりやすく説明してくれました。

 金子氏の講演では、平成4年の暫定リスト掲載から20年間取り組んできた世界遺産登録推進の流れが非常によくわかり、参加者も興味深く聞いていた様子でした。

 講演終了後は懇親会があり、来賓として出席していた6大学の校友会関係者のみなさんの紹介や、マンドリンとギターの伴奏による歌の披露などがあり、和気あいあいとした雰囲気で懇親を深めることができました。

 最後は、応援団出身者の神宮で鍛えた本格的なエールにつづいて校歌を斉唱しました。