鎌倉市議会議員 納所てるつぐブログ

日々の議員活動でのできごとや思ったことをつづっています。

明日から鎌倉市議会9月定例会

2010年08月31日 | Weblog
明日、9月1日から鎌倉市議会9月定例会が開催されます。
会期は9月24日までの24日間です。

冒頭、松尾市長から議会への報告が予定されています。

これは、8月20日、各派代表者会議において、市長から、市内山崎に建設予定の生ごみ資源化施設(山崎浄化センターバイオマスエネルギー回収施設)をめぐり、建設の是非についての結論を3カ月先送りするとの内容で報告したいとの申し入れがあり、行われるものです。(これに対する質疑の有無は、市長の報告後、議会運営委員会で確認されます。)

一般質問は、18名が行う予定です。

私は6番目に質問します。
教育行政の諸課題についてというテーマで、市立小中学校の道徳教育等のあり方や、中1ギャップの解消と小中一貫教育について質問します。

一般質問のあと、議案が上程されます。
鎌倉市奨学基金条例の改正案など26議案が上程される予定です。

即決議案以外の議案や陳情は月第2週から始まる各常任委員会で審査されます
そのうち、平成21年度鎌倉市一般会計歳入歳出決算の認定については、決算等審査特別委員会が設置され、特別委員会で審査される予定です。

なお9月定例会から、常任委員会や予算・決算等審査特別委員会についてもインターネット中継を開始します。

既に実施している本会議の中継に加えて、委員会での中継は県内3例目だそうです。

数日後には録画もアップされますので、ぜひご覧になってください。
URLはこちらです。→ 


湘南鎌倉総合病院開院式と公明党夏季研修会

2010年08月29日 | Weblog

 今日29日の午前中、市内岡本に完成した新・湘南鎌倉総合病院で、9月1日の移転開業を前に開院式が行われました。

 式典では22年前に、同病院が初めて市内山崎に開業するとき、開設にあたってのさまざまな困難の解決に尽力された小泉純一郎元総理も出席され、挨拶を述べられていました。



 午後は、横浜市内で公明党神奈川県本部主催の夏季議員研修会があり、参加してきました。



 研修会では、活動報告のあと、仁田県本部幹事長から、本年後半の活動のあり方が述べられた後、来月に迫った沖縄統一選(13市町村に21人が挑戦)について、とくに基地問題を抱える名護市や宜野湾市、激戦となっている沖縄市などの注目選挙区の選挙戦の現状について紹介がありました。
 沖縄の勝利が、明年の統一地方選挙への大きな試金石になるとの話には、参加者一同深く決意を固めていました。

 研修では、今年の参院選で2期目の当選を果たした浜田まさよし参議院議員と古屋範子衆議院議員により、公明党が全力を挙げて取り組んでいる「総合うつ対策」について、公明党の提言やCBT(認知行動療法)の専門家養成と普及への取り組みについて紹介がありました。



 上田勇県本部代表の挨拶の中で、本年11月29日に予定されている二宮町議選に2期目に挑戦する三橋ともこ議員が紹介されました。



 今日は、山口那津男公明党代表も駆けつけました。
 代表からは、現在の国政の状況について紹介があり、先の参議院議員選挙で掲げた「公明党チーム3000」とは、これからの時代の政策提言の新しいあり方であり、この第2弾は明年の統一地方選挙でさらに進化させていくとの抱負が述べられました。

 また、参議院選挙の一票の格差について、最高裁判所から違憲判決が下されたことに触れ、次回の参院選からは、選挙制度の改正がないと違憲状態の選挙となってしまうこと、参議院の選挙制度改革が行われるならば、当然衆議院選挙の制度改革も連動して課題となると述べ、公明党が掲げる新しい中選挙区制のあり方について、今後、党本部としてさらに模索していくと述べました。


 
 山口代表は、時間のない中、質問も受け付け、質問者からは地方分権、地方議員のあり方についての問いかけがありました。
 山口代表は、とくに地方分権について、公明党が掲げている「地域主権型道州制」については、全国知事会から高い評価を受けていること、反対論者も多いことなどを紹介し、議論は緒に着いたばかりであることから、さらに議論を重ねていく必要性を強調しました。
 
 暑い横浜で、熱い決意がみなぎる夏季研修会となりました。


鎌倉市総合防災訓練

2010年08月26日 | Weblog

今日の午前中、山崎浄化センターで、9月1日の「防災の日」に因んで、鎌倉市総合防災訓練が行われました。
三浦半島を震源地とするマグニチュード7・2の地震が発生し、家屋が倒壊したり、道路が損壊したことにより、多数の死傷者やライフラインに被害が出たという想定で、とくに自主防災組織による避難や救助訓練、さらには炊き出し訓練が行われました。

自主防災組織による住民避難訓練


被災地情報提供訓練(タクシー協会、郵便局)




医薬品の緊急供給訓練(鎌倉市薬剤師会)


LPGの緊急供給訓練(鎌倉市LPG防火協力会)


飲料水の緊急供給訓練(自主防災組織)


緊急物資輸送訓練(県トラック協会)




情報収集訓練(バイクボランティア)


道路啓開規制訓練・土砂及び車両除去訓練・車両搬送訓練
(鎌倉市建設業組合・大船警察署・湘南ロードサービス等)






ライフライン応急復旧訓練
(水道局・管工事業協同組合・東京電力・電気工事工業組合・東京ガス・NTT)










救出訓練(自主防災組織)




倒壊家屋からの救出訓練(陸上自衛隊・消防特別救助隊)




















消火訓練(消防団)


孤立住民救助訓練(横浜市消防局ヘリコプター)




災害対策本部長(市長)あいさつ






納涼大会と大先輩

2010年08月25日 | Weblog
24日夜、自宅の目の前にある鎌倉青果地方卸売市場で、JAさがみ鎌倉地区のさわやか倶楽部納涼大会に参加しました。



毎年、夏の終わりを楽しむ恒例の大会ですので、楽しみにしていました。

家の目の前ですので、いつも裏門からお邪魔しています。

盆踊りを楽しみつつ、いろんな方とお話ができました。
中でも、大学の大先輩が声をかけて下さいました。

鎌倉市内の大学の同窓会の中心者で、市職員のOBでもある先輩でした。

なかなか同窓会に顔を出せずにおりましたので、不義理をお詫びしながらのご挨拶になりましたが、先輩は快く受け入れて下さいました。

先輩によると、首都圏でも鎌倉市の同窓会はしっかりとした運営がなされているということを、誇りをもって語ってくれました。

思いがけず、大学の楽しいお話も聞けました。

次回の同窓会の集まりへの参加もお誘いいただきましたので、是非出席したいと思っています。


新病院内覧会

2010年08月20日 | Weblog
9月1日に市内岡本に移転開院する医療法人「沖縄徳洲会」湘南鎌倉総合病院の内覧会がありました。



先月、建築中の病院を見せていただきましたが、その時にはなかったさまざまな医療設備も整えられており、実際の病院の様子がよくわかりました。

診察から治療、入院までを一つの階で行うなどの配慮が各フロアでなされ、「心臓」「脳卒中」「消化器病」など疾患別のフロアになっています。

手術室や検査室も数が多く、さらに最新医療機器をいくつも導入していました。
放射線治療装置「トモセラピー」は県内初の導入だそうですし、MRIやCTなども最新機器も備え、極細密画像や患者さんが動いても正確に判断できるそうです。

病院の屋上には、災害発生時などに使えるヘリポートもあり、今日はヘリポートまで見せていただきました。



現病院でも患者さんの40%が鎌倉市民だそうで、その病院がさらに充実して新規開院することは頼もしい限りです。

午後には議会の各派代表者会議があり、市長から9月定例会の冒頭での発言を行いたい旨の申出があったそうですが・・・

さて、どうなることか・・・

高等学校奨学金から就学援助金へ

2010年08月17日 | Weblog

17日、鎌倉市教育委員会8月定例会が開催されました。

今日の定例会は、平成23年度小学校使用教科書の採択が行われることもあってか、50名を超える傍聴者が、会場となった講堂に詰めかけました。

定例会では、「かまくら教育プラン」の取り組み状況、来年度の鎌倉市小中学校の児童・生徒数と学級数の推計、さらには鎌倉市のいじめ及び不登校の状況についての報告などののち、議案として「鎌倉市奨学基金の設置及び管理に関する条例の一部改正の申し出について」が取り上げられました。

これまで鎌倉市教育委員会には、経済的な事情で高校への就学が困難な人に授業料相当額を給付していた「高等学校等奨学生に対する奨学金制度」がありました。

しかし、民主党政権になって、高校授業料の実質無償化が実施されることから、本年度予算の審議において、鎌倉市教育委員会は、授業料相当額の給付理由がなくなるとして、この奨学金制度を廃止する方針を打ち出していました。

しかし、鎌倉市議会では、「鎌倉市奨学基金の設置及び管理に関する条例」の廃止を否決し、新たな形で授業料以外の就学費用を助成すべきであるとして、奨学基金に700万円を計上させ、本年度一般会計予算案を修正可決していました。

教育委員会では、この修正を受け、どのような形の就学援助をするのか検討を重ねてきた結果、本日の定例教育委員会で、教科書費や学用品相当として、年間3万円を給付する「就学援助金制度」にするという方針を明らかにしました。

補正予算と改正条例案は、来月の鎌倉市議会9月定例会に提出することにしており、可決されれば本年度は10月から11月末に申請を受け付けし、12月に給付、次年度以降は4月から6月に申請を受け付けて、7月給付にするというものです。

支給する定員を200名としており、予算額600万円のうち一般財源と基金から300万円ずつ拠出するとしています。 

支給対象者は、世帯全員の前年所得が年間世帯需要額の1.2倍以内を基準に算定して決定されます。

対象者は、全日制、定時制、通信制のいずれの高校でもよく、公立私立も問いません。
また中等教育学校(中高一貫校の一形態の学校の後期課程)や特別支援学校高等部も対象となり、将来、返還する必要もありません。

私は、平成18年度の一般会計決算等審査特別委員会で、当時の「高等学校等奨学生に対する奨学金給付」について、
「就学支援事業として県や湘南地区の高等学校、定時制・通信制の教育振興会に対して負担金を支出しているにもかかわらず、通信制高等学校進学者及び在籍者が給付対象から除外されており、昨今の経済状況及び進学状況の変化を踏まえて、就学支援事業については給付対象奨学生の範囲については、今後弾力的に扱うべきである。」
と主張していましたので、今回、通信制高校に通う生徒のみならず、特別支援学校高等部の生徒も含めての就学支援の制度が提案されることは、本当にうれしいことです。

教わることと調べること

2010年08月12日 | Weblog
 戦後65年ということで、8月に入り、NHKではさかんに戦争について考える番組を放送しています。
今日は、「爆笑問題の“戦争”入門」という番組を見ました。

 出演者の一人のお笑いタレントが、「戦争についてきちんと教わった記憶がない。」と発言したのに対し、戦争経験のあるベテラン俳優が、「これだけ戦争について様々な情報があるのに、どうして自分で調べようとしないのか、人から教わることばかりを求めている。」とそのタレントを一喝していました。

 たしかに・・・

 「教えること」と「教わること」だけに完結するようでは教育とはいえないのではないかと、番組を見ていて思いました。

 たとえば「戦争」について「教わる。」
 そして「戦争」について「考える。」
 さらに「戦争」について自分で「調べる。」
 そして、「改めて戦争について考える。」

 このようなサイクルを自分の中に繰り返すことが、教育のひとつの成果ではないかと。

 とかく、教育とは、「教えること」についてのみ目が行きがちです。
 そして教育を受ける側も「教わった、教わっていない。」と、受け身での評価になりがちではないか。

 限られた時間で、すべてを教え、伝えることは不可能です。
 授業で、必要な材料が提示され、それをどう深めていくか、その深める力を伸ばしていくことが教育の一側面ではないかと思います。

 そして、そこで得た「考え」が独りよがりのものにならないよう、他者と議論し、さまざまな考え方を知り、それにより、さらに自分の考えを高めていくという場を設定することも教育の大事な役目であると思います。

 あくまでも理想論ですが・・・

 しかし、自分で調べ、自分で考えることは、それなりの「必要性」を感じなければ、なかなかできないもの、というより、それは「苦痛」ですらあります。

 今の子どもたちに学び、調べ、深めることの「必要性」を感じる環境があるだろうか。

 いや、その前に、大人の側が「必要性」を感じなければ、子どもたちも感じないだろうとも思いました。

核なき世界を願う

2010年08月09日 | Weblog
6日は広島で、今日9日は長崎で、65回目の「原爆の日」を迎えました。

広島を繰り返さない。長崎を人類史上最後の被爆地にという願いを、訴え続けなければならないと思います。

昨年4月、オバマ米大統領がプラハで演説し、「核兵器を使用した唯一の国」としての「道義的責任」に言及し、「核なき世界」をめざす決意を明言しました。

アメリカ大統領のこのような宣言は、かなりの重みを持ち、核兵器に対する世界の考え方に大きな影響を与え、本年4月には、アメリカとロシアの間で新たな核軍縮条約が調印されました。

残念ながら、本年5月の核拡散防止条約(NPT)再検討会議では、核の完全封じ込めを狙う核兵器禁止条約の検討も確認されましたが、核保有国は核軍縮交渉などの期限設定を退けてしまいました。

長崎原爆の日の今日、田上長崎市長は「長崎平和宣言」で、このことを強く批判し、「核保有国の指導者の皆さん、『核兵器のない世界』への努力を踏みにじらないでください」と訴えていました。

ただ、今年の広島の式典に、原爆投下を正当化し続けてきた米国の代表としてルース駐日米大使が出席した意味は大きいし、英仏など、核兵器保有7カ国のうち、5カ国が式典に顔をそろえたこと、さらには潘基文国連事務総長が出席されたことも画期的だと思います。

今日の長崎の式典にアメリカ側の出席がなかったことは残念ですが、それでも英仏に加え、核保有が確実視されるイスラエルが参列していたことも大きな意味があると思います。

「核なき世界」の道のりは、まだまだ険しいものがあります。
北朝鮮やイランの核開発の阻止、「核」を用いたテロへの脅威など、懸念材料は数多く存在します。

唯一の被爆国である日本は、率先して国際平和運動の先頭に立つべきです。

この夏、広島の原爆死没者名簿に私の父の名が記されて、10年目を迎えました。


西ヶ谷団地祭り

2010年08月08日 | Weblog
連日の猛暑も一休みの日曜日。
市内手広にある西ヶ谷団地で、恒例の「西ヶ谷団地祭り」が行われました。
団地内のスポーツエリアを会場に、模擬店やこどもお神輿があり、団地の住民はもとより、団地から転出していった人も、懐かしい顔を見せに来ていました。



県内の雇用促進住宅自治会のみなさんや手広町内会のみなさんなど多くの来賓もお祝いに駆けつけていました。

こどもゲーム大会が始まると、一斉に子どもたちが集まりました。



県内の雇用促進住宅自治会の方が羨ましがっていたのは、西ヶ谷団地にはたくさんの子どもがいることです。なんでもその方の団地には数人しか子どもがおらず、高齢化の問題が深刻だそうです。

松尾市長もかけつけてあいさつ。



今日は市内3会場のお祭りに行ってきたとのことです。

市長のあいさつの後、太鼓の響きに合わせて、盆踊り大会が始まりました。



盆踊りは8時まで行われるとのことでした。
昼間に小雨がパラついて、心配だったのですが、お祭りの間中、雨が降ることはありませんでした。

帰りがけ、手広方面から西の空を見ると、きれいな夕焼けが広がっていました。



ふかさわ夏まつり

2010年08月07日 | Weblog
 今日から2日間、地元で「ふかさわ夏まつり」が始まりました。

 今年で7回目を数えるこの夏まつりは、地元有志のみなさんが、みんなで楽しめるお祭りを復活しようではないかと立ち上がり、手作りで始めたお祭りです。

 深沢小学校の校庭に作られたステージではオープニングに地元の幼稚園・保育園・認定こども園に通う子どもたちがオリジナルのダンスを披露してくれました。



 日没時には、深沢行政センター前の新川で恒例の灯篭流しです。
 先祖代々や故人の名を記した灯篭が川面に浮かべられました。



 この新川は、70年前、稲作の灌漑用水として当時の深沢村の村人が総出で切り開いてできた川だそうです。



 先月、ライオンズクラブや深沢高校のみなさんが清掃してくれた川面をろうそくのともされた灯篭が流れていきました。



 明日もさまざまな演目や盆踊りなどが行われます。