鎌倉市議会議員 納所てるつぐブログ

日々の議員活動でのできごとや思ったことをつづっています。

鎌倉市議会基本条例が制定されました。

2014年12月25日 | Weblog

会期を延長して行ていた鎌倉市議会12月定例会が24日、最終本会議をもって閉会しました。

今定例会の一般質問で私は、「新教育委員会制度」について質問しました。

今年の6月、いわゆる地方教育行政法が改正され、来年4月1日から施行されます。

平成23年の滋賀県大津市の中学生がいじめにより自殺した問題への教育委員会の対応は、現行の制度が抱える様々な課題を浮き彫りにしました。

そのことがきっかけとなり、教育委員会の制度を抜本的に改正しようとするもので、教育委員会の委員長と事務局を統括する教育長が併存しているのを教育長に一本化し、その教育長は市長が議会の同意を得て任命します。

鎌倉市では現在の教育長の任期が終了するときに新制度に移行します。

また市長が教育委員会とともに総合教育会議を設け、自治体の教育のあり方について討議したり、教育の施策の大綱を定めるのも新しい制度に盛り込まれていますので、鎌倉市教育委員会がどのように準備しているのかを質問しました。

また、議会議案として「鎌倉市議会基本条例」が提案され、賛成多数で可決されました。

平成18年以来、市民に開かれた議会のあり方を検討する中で、議会基本条例の策定が模索され、時間をかけてさまざまに調査検討を進めてきました。

今期においても昨年10月以来、特別委員会を設置して、条例案の検討や議会報告会の試行などを進めてきました。

ようやく素案がまとまり、パブリックコメントを経て提案にこぎつけることができました。

全会一致にはなりませんでしたが、市民に開かれた議会を目指しての改革が始まることになりました。

特に、議会報告会の開催や、会議中の市長などの反問権、議員間の自由討議などが規定されました。

議会基本条例は来年1月1日から施行され、市民に開かれた議会への取り組みが始まります。

定例会一般質問

2014年12月08日 | Weblog

現在、鎌倉市議会12月定例会が開かれています。

冒頭の一般質問では「新教育委員会制度」について質問します。

地方教育行政法が改正され、明年4月から施行されますが、これまでの教育長と教育委員長が一つになった新教育長としての制度が始まります。

期間的に現行制度を残しながらのスタートとなりますが、新制度にどのように移行していくのかも含め、新しい制度について質問します。

現在、総選挙の真っ最中、神奈川6区の上田勇の勝利と比例代表南関東ブロックの勝利を目指しつつ、質問の準備を行ってきました。

新教育委員会制度ではあくまでも未来を担う子どもたち中心の視点で、国政においても生活者中心の視点での政治の実現を訴えて参ります。