鎌倉市議会議員 納所てるつぐブログ

日々の議員活動でのできごとや思ったことをつづっています。

6月定例会文教常任委員会

2011年06月15日 | Weblog
鎌倉市議会6月定例会の文教常任委員会が14日、全員協議会室で開かれました。

当日の審査日程では教育総務部と生涯学習部からの報告事項が議題となりました。

教育総務部では深沢中学校に設置していた太陽光発電を行うソーラーパネルの故障についてが追加で議題となりました。

そして、中学校での昼食についての調査結果と教員志望の学生などによるスクールライフサポーター派遣事業について報告がありました。

また、生涯学習部の報告では、審査に先だって、鎌倉海浜公園水泳プールの仮設管理棟が完成しつつあることから、現場の視察を行い、帰ってから再開しての審査となりました。

生涯学習部の審査では、鎌倉海浜公園水泳プールの開場に向けた状況について、「鎌倉市生涯学習プラン」「鎌倉市スポーツ施設懇話会」「電子図書館サービスの実証実験の結果」「鎌倉市図書館開館百周年記念事業」「史跡亀ヶ谷坂の現状」「円覚寺仏殿造営図の国指定重要文化財」についての報告が、それぞれありました。

鎌倉海浜公園水泳プールについては、管理棟の老朽化により休場する予定だったものを、議会が仮設管理棟を建設し、市民の利用をつづけるべきだとして、予算を修正していたものです。



出来上がりつつある管理棟は、2年間のリース物件ですが、仮設のため、東日本大震災の影響で資材の調達や建設期間の遅れが心配されていましたが、なんとか期間内にできあがり、7月1日からの開場に間に合うとのことです。







ただプール本体の老朽化も著しいため、今後の施設のあり方については早期に検討し、計画化していくものです。

亀ヶ谷坂切通しは、鎌倉の七切通しの一つで国の史跡に指定されているものですが、坂の途中の平塲を造成しペット霊園と思われる施設を作ろうという動きがありました。

これは事業者が文化財保護法に基づいて許可申請していた危険木の伐採などの現状変更を超えるものであり、ペット霊園を思わせるモニュメントや階段の設置がなされていることはペット霊園に関する要綱などに抵触するおそれのある行為であり、市は業者に対してモニュメントの撤去など原状回復を指導していました。

このほど業者側から事業中止の申し出が10日、市に対してありました。

鎌倉市議会6月定例会が始まりました。

2011年06月08日 | Weblog

本日、6月8日から平成23年鎌倉市議会6月定例会が始まりました。
会期は6月23日(木曜日)までの16日間です。

冒頭、役員の改選が行われ、正副議長の選挙がありました。

議長には、伊東正博議員(鎌倉みらい・5期)が、副議長には我が会派の大石和久議員(3期)が、それぞれ満票を得て、選任されました。

東日本大震災のあと、財政状況が厳しい中で防災体制をどう構築するか、議会と市民の距離を縮めるための議会改革をどう進めるか、議会としても大きな転換期の中での大役です。

期待とともに、私自身緊張感をもっております。

そして委員会構成も新しくなり、私は引き続き、文教常任委員会に所属することになりました。

大石和久議員は建設常任委員会、西岡幸子議員は観光厚生常任委員会です。
また私は議会運営委員会の副委員長、西岡幸子議員は議会広報委員会の副委員長を務めることになりました。

役員改選のあと、一般質問が行われています。

今回は、東日本大震災があったため、防災に関する質問が多かったため、防災関係だけをまとめて集中質問を行い、その後に防災以外の質問を行うことになっています。

初日の今日、私は二番目に質問しました。

私も防災行政について取り上げました。
1 東日本大震災における対応と被災者支援について
2 鎌倉市における事業継続計画(BCP)について
3 防災教育について
4 重要文化財建造物及びその周辺地域の総合防災対策について
の内容で1時間15分の質問を行いました。

とくにBCPについては、大災害時、市役所はどのような体制でどのような業務をおこなうか、予め計画を策定しておくこと、そして被災事務の円滑化を目指し、被災者支援システムの導入を主張し、防災行政無線が自動受信できるラジオの導入について、避難所となる体育館の施設点検と拡充、さらには防災教育のありかたなどを質問しました。

行政側も同様の危機感を持っており、防災計画の見直しをはじめ、早急に取り組むべきことの確認ができました。

明日も一般質問画続きます。