鎌倉市議会議員 納所てるつぐブログ

日々の議員活動でのできごとや思ったことをつづっています。

鎌倉市議会2月定例会代表質問が終わりました。

2014年02月21日 | Weblog

現在開会中の鎌倉市議会2月定例会では21日、平成26年度鎌倉市一般会計ほか17議案に対する8会派による代表質問が終わりました。

私たち公明党からは西岡幸子議員が質問に立ち、43区分53項目にわたって市の取り組みをただしました。

財政が厳しい中でも、行われなければならない防災減災対策や子育て支援、再開発事業などのあり方について、1時間20分にわたる質問でした。

3人の議員が額を寄せ合って作った原稿でしたが、これほどまで長くなるとは思いませんでした。

すべての代表質問終了後、予算特別委員会が設置され、詳細について審議が行われることになりました。

来週は各常任委員会があり、予算委員会については3月6日から審議が始まります。

1週間に2度の大雪ですね。

2014年02月14日 | Weblog
2月8日に関東地方が見舞われた40年ぶりの大雪に引き続き、14日も再び大雪警報が出されました。

 2月12日から鎌倉市議会2月定例会が始まり、冒頭の一般質問ののち、市長から平成26年度一般会計などの議案が提案されました。

 19日に各会派による代表質問が行われる予定です。今日は、午後から質問項目の作成作業を行いました。

 朝からの雪模様は、そのうち大雪へと様相を変えてきました。

 議会棟からの景色は、まるで雪国のようでした。

 

 夕方には大雪警報も出され、帰宅の途につきましたが、横須賀線の車窓は一面の雪景色、大船駅では構内放送で交通機関の乱れが予想されることから、早めの帰宅を呼びかけていました。

 雪にかかわる事故がないように願うばかりですが、駅からの帰りのバスが危うく行先変更となりそうでしたが、なんとか帰ることができました。

小学校訪問で2年生と一緒に給食をいただきました。

2014年02月05日 | Weblog
 鎌倉市議会教育こどもみらい常任委員会のメンバーが2月5日、市内の七里ガ浜小学校(天野宏哉校長先生)を訪問しました。

 おもな訪問目的は学校給食のあり方について知ることで、校長先生や栄養士の先生から詳しくご紹介いただいたあと、5人の委員がそれぞれ各学年の教室にお邪魔して、児童のみなさんと一緒に給食をいただきました。

 私は2年1組にお邪魔しました。

 とても活発な明るいクラスで、かわいいごあいさつで私を歓迎してくれました。
 元気でたのもしい担任の先生が2年1組のみんなを引っ張ってくれているようでした。

 七里ガ浜小学校は七里ガ浜地域の閑静な高級住宅地が通学範囲ですので、私はおとなしい学校かなという思い込みがあったのですが、どの学年の児童も、とても元気で来客とすれ違うたびに「こんにちは!」と元気にご挨拶をしてくれます。

 席に着くとさっそく給食です。
 給食当番のみんなが手際よく配膳してくれました。

 今日の献立は、チャーハンと鶏肉のねぎ塩焼き、五目スープに牛乳です。
 とくに鶏肉のねぎ塩焼きは新メニューだそうで、とてもおいしくいただきました。

 給食を食べ終わって仲良しになってくれた2年1組のお友達は、手遊びやあや取りをそっと教えてくれました。

 鎌倉市の学校給食は、栄養士の先生が年間の献立原案をつくり、安全性や価格、栄養のバランス、子どもたちの好みを考えながら検討します。

 そして校長先生をはじめとする先生方と栄養士の先生、調理員さんと教育委員会の代表からなる標準献立検討委員会で1年間の標準献立を完成させ、これをもとに各学校の栄養士の先生が学校行事などに合わせて献立を作成します。

 献立表は家庭に配布してアレルギー対応などを事前にお知らせします。

 食材は国産、県内や市内の地場産を使うようにしているそうで、加工食品は使わず、産地の確認、放射性物質対策、O-157対策も行います。

 調理の工程が非常に綿密に作られており、作業動線も確認して衛生管理を徹底しているそうです。

 特に食物アレルギー対策は徹底しており、アレルギー対応が正しく行われているかを2重3重に確認するしくみができていました。

 また、ノロウィルスによる感染性胃腸炎対策についても、詳しい対応表を作成してすべての教職員に徹底されていました。

 2年1組のみんなはお代わりも整然と行い、食べ残すことはなかったようです。

 担任の先生は放送委員会の役目もあって、給食時のテレビ放送も担当しながらの給食指導で、とても忙しそうです。

 小学校の先生方は朝から下校まで教室を離れることがありません。

今日は校長先生をはじめお会いした多くの先生方や栄養士の先生学校図書館専門員さんなどの姿に、「教師の多忙さ」を目の当たりにしましたが、その振る舞い一つ一つに「子どもたちのために」というみなさんの強い思いが伝わってきました。

給食をいただき、教室を離れた後は、図書室やコンピュータールーム、ランチルームをご案内いただきました。

↓七里ガ浜小学校のきれいなランチ―ルームです。


 有意義な学校訪問ができ、温かく迎えてくれた校長先生や先生方をはじめ七里ガ浜小学校児童の皆さんに心から感謝します。

鎌倉市議会「議員と語ろうオープンミーティング」が盛況のうち終了しました。

2014年02月02日 | Weblog
 鎌倉市議会による市民との意見交換会「議員と語ろうオープンミーティング」が2月1日、2日の両日、市内5か所で行われ、どの会場でも市民による活発な意見交換が行われ、盛況のうち滞りなく終了することができました。

 鎌倉市議会で進めている議会のあり方を定めるための「議会基本条例」の制定準備として、市民の考えを市内5地域に出向いて直接聞こうということで行われたオープンミーティングについては、当初は問い合わせ件数から参加者が少ないのではないかと心配しましたが、議会だよりや市の広報かまくら、議会ホームページやフェイスブック、さらには主要駅でチラシを配布して市民の参加を呼びかけました。

 実際に開催してみると、どの会場も予想を上回り、5会場合わせて100名以上の市民の皆さんが参加してくれました。

 今回のオープンミーティングでは、参加者が6~8名のグループに分かれ、ひとつのテーマについてホスト役の大学生が進行役となって意見を披露しあうものですが、途中でホスト役以外の参加者は席替えを行い、同じテーマについて意見交換を行います。さらに元のグループに戻り、他のグループの意見を披露しながら意見交換を深めていきました。
そして、終了後にはホスト役がテーブルごとのおもな意見を発表し、進行役の中心者(ファシリテーター)が全体の意見を整理しました。

※腰越行政センターでのオープンミーティング(2/1)


 今回のファシリテーターは鎌倉市政策創造専門委員でもある一般財団法人地域開発研究所主任研究員で法政大学大学院で地域政策や地方自治のあり方を指導している牧瀬稔先生にお願いし、先生の呼びかけにより法政大学や東京農業大学の学生や院生6名が両日のホスト役を務めてくださいました。

※深沢行政センターでのオープンミーティング(2/1)


 参加してくださった市民の皆さんはすぐにオープンミーティングの手法になじんでくださり、活発に意見を披露してくださいました。

※玉縄行政センターでのオープンミーティング(2/1)


 そして意見に対しては反論したり質問したりということはしないで、とにかく意見を多く出し合い、それについて結論めいたものは出さないという手法を取りました。

 おかげで多くの意見が出される中、市民のみなさんが議会について抱いているイメージや要望、課題などが明らかになってきたように思います。

※大船地域の会場は大船消防署・講堂をお借りしました。(2/2)

消防署ではレスキュー隊の訓練も行われていました。気持ちよく会場を提供してくれた大船消防署の皆さんに感謝です。


 このような意見交換会は「ワールド・カフェ」といい、最近各地で行われているものですが、牧瀬先生によると最後に各テーブルごとの意見を発表するという方式は鎌倉市議会独自のものだそうで、非常に興味深いとおっしゃっていました。

 まだホスト役の学生さんたちも2日間5か所に及ぶハードなスケジュールの中で、見事に意見交換を仕切ってくださいました。中には公務員志望の学生さんも複数いて、大変に参考になったと喜んでいました。

 各テーブルには議員も参加し、さまざまな市民の意見に触れることができ、今後の議会報告など議会からの情報発信のあり方について大きなヒントが得られたと異口同音にその手ごたえを感じていました。

※鎌倉会場は議会全員協議会室です。参加者が一番多くテーブルを2つ増やして行いました。(2/2)



 今回のオープンミーティングは今後の議会基本条例の策定に向けて、大きな成果が得られたと自負しています。

 また市職員も複数参加してくれ、意見交換のみならず運営の手助けもしてくれました。
支えてくれた。

 議会事務局職員をはじめ、運営にあたり支えてくれた多くの人々に感謝です。

 ただし、2日間で5か所の開催はかなりハードでした(笑)