鎌倉市議会議員 納所てるつぐブログ

日々の議員活動でのできごとや思ったことをつづっています。

平成25年かまくら子ども議会

2013年07月31日 | Weblog
 市内の小中学生が隔年で議員となり、鎌倉市政について市長などに質問するかまくら子ども議会が31日、鎌倉市議会本会議場で行われました。

 今年は小学生の議会で、市内の国公私立小学校19校の6年生38人が子ども議員となり、日ごろ考えている問題について質問しました。

 質問は、防災、世界遺産登録、観光、ごみ処理問題、環境、景観、まちづくり、高齢者福祉、国際交流、スポーツ環境、いじめ問題、特別支援教育、行財政のありかたなど多岐にわたり、答弁を受けてさらに再質問をするなど、元気に行われました。



市長など答弁する側も、なるべくやさしく答えようと言葉選びに苦労しているようでした。

 中には地方財政の決算のあり方などに踏み込んだ質問もあり、傍聴席に詰めかけた保護者など大人たちを驚かせました。

 各学校から2名の参加ですが、身近な行政について今日の子ども議会で感じたことを、それぞれの学校のお友達にぜひ伝えてほしいと思いました。

母校の授業にゲスト参加しました。

2013年07月25日 | Weblog
 法政大学大学院公共政策研究科の兼任教授で鎌倉市の政策創造担当外部専門員でもある牧瀬稔先生の講義にゲストとして24日、鎌倉市議会の山田直人議員、久坂くにえ議員と私、納所をお招きいただき、政策条例の立案の視点というテーマでお話してまいりました。

 鎌倉市議会では前期に議員有志の「政策法務研究会」を立ち上げ、牧瀬先生のご助力をいただき、1年9か月の日数を費やして昨年、議員提案による「鎌倉市自転車の安全利用を促進する条例」を提案・制定にこぎつけました。

 今日の講義では、その条例制定への過程について話してほしいというものでした。

 法政大学は私の母校でもあり、何年振りかの母校訪問を楽しみに参加してまいりました。

 普段の講義は社会人も含めてごく少数が受講しているようですが、今日の講義は他の研究科で学んでいる方などにもお声をかけてくださり、修士課程1年目の院生さんのほか、静岡県内の市職員や医療系のコンサル職員、国会議員の秘書、東京都議会議員、都内の区議会事務局職員、都内の区議会議員さんなど実際に行政・議会関係に携わっている方々が出席してくださいました。

 中には徳島県から駆けつけてくださった方もおられ、感激しました。

 講義では研究会立ち上げの経緯、研究会の活動について、条例並びに計画について3人が分担して説明したのち、質疑にお答えしました。



 実際に議会・行政の現場で実務を行っておられる立場からの質問は、非常に具体的でした。

 講義終了後には、牧瀬先生のご配慮で、近くの中華料理店で懇談の場をもっていただき、さらに活発に意見交換ができました。

 中でも、区議会議員さんは同じ公明党ということもあり、かなり話が弾みました。

 こちらも大いなる刺激をいただき、議会基本条例の制定を目指して取り組んでいる私たち鎌倉市議会議員にとっても収穫の多い1日となりました。