公明党の谷口衆議院議員を囲んでの懇談会があり、私も出席してきました。
参加者は壮年男性ばかりという限定的な会合で、社会の中核的な活躍をしている人が多かったように思います。
冒頭、谷口議員から2年前に衆議院議員になるまでの経緯が語られ、その後、現在のねじれ国会のようすについて言及、そして今の政治の局面で公明党が果たさなければならない役割について話がありました。
また当選1回議員でありながら、総務省の政務官として役人の世界と渡り合い、わかったこと、公明党広報局長として、公明党が大事なところで声を上げていくことなど、今取り組んでいることの紹介もありました。
その後、参加者からの質問に答える形での懇談になりました。
さすがに社会の中核で活躍する年代の質問ばかりで、丁寧な言葉遣いの中にも、鋭い内容の質問が多く、私も聞いていて汗をかく思いがしました。
いわく、
テロ特措法の成立に向けて、公明党は何を遠慮しているのか。
福田総理と小沢代表の大連立構想の騒動で、公明党の存在意義が発揮できていないではないか。
テレビの討論番組に出演する公明党の国会議員は、パッとしない。
与党になってからの公明党国会議員の発言は、歯切れが悪い、かえって極端なことをいう民主党議員の発言の方が説得力がある場合がある。
選挙区によって自民党候補を推薦しているが、一方的な支援になっているのは納得できない。
ガソリンの値上げをもろにかぶっている。公明党として早急に対策を打ち出すべきだ等々。
私は聞いていて、心の中ですべての質問に、「ごもっともです。」と答えていました。
私だったら、どう答えるだろう?そう考えながらも聞いていました。
谷口議員は、一つ一つの質問に丁寧に答えていました。
なかなか、これ!といった答えができない質問もありましたが、谷口議員は、いわゆる政治家の答えをすることはせず、真剣に向き合って答えていました。
対話の時代だと思いました。
当たり前のことですが、公明党議員だったら支持者は無条件に指示してくれるというような時代ではないことも、改めて痛感しました。
参加者のそれぞれの質問には支持者だからこそ、このことは現職議員に伝えたいという熱い思いが感じられました。
その思いを軽く捉えていたらとんでもないことになると感じました。
今、鎌倉市の抱えている諸課題でも、対話の重要性が問われています。
伝えることだけで良しとする時代ではありません。
伝えることのつぎに納得してもらうことが必要です。
そのとき必要なものは、言葉に誠意があふれていること。
誠意が伝われば、納得は得られずとも理解をしてもらうことができると思います。
理解があれば、たとえ今は意見が異なっていても、お互いに次のステップにいけるのではないでしょうか。
今日の懇談会で、誠意は、言葉の響きの奥にこもるものだと思いました。
今日の谷口議員の誠意を持った回答とは逆に、たとえ間違ったことをいわなくても、誠意がなければ、自分の言葉は相手に対しては敵意をもった言葉として伝わるものであるということを、政治に携わるものは心得なければならないと思いました。
今夜はいい会合に参加できました。
参加者は壮年男性ばかりという限定的な会合で、社会の中核的な活躍をしている人が多かったように思います。
冒頭、谷口議員から2年前に衆議院議員になるまでの経緯が語られ、その後、現在のねじれ国会のようすについて言及、そして今の政治の局面で公明党が果たさなければならない役割について話がありました。
また当選1回議員でありながら、総務省の政務官として役人の世界と渡り合い、わかったこと、公明党広報局長として、公明党が大事なところで声を上げていくことなど、今取り組んでいることの紹介もありました。
その後、参加者からの質問に答える形での懇談になりました。
さすがに社会の中核で活躍する年代の質問ばかりで、丁寧な言葉遣いの中にも、鋭い内容の質問が多く、私も聞いていて汗をかく思いがしました。
いわく、
テロ特措法の成立に向けて、公明党は何を遠慮しているのか。
福田総理と小沢代表の大連立構想の騒動で、公明党の存在意義が発揮できていないではないか。
テレビの討論番組に出演する公明党の国会議員は、パッとしない。
与党になってからの公明党国会議員の発言は、歯切れが悪い、かえって極端なことをいう民主党議員の発言の方が説得力がある場合がある。
選挙区によって自民党候補を推薦しているが、一方的な支援になっているのは納得できない。
ガソリンの値上げをもろにかぶっている。公明党として早急に対策を打ち出すべきだ等々。
私は聞いていて、心の中ですべての質問に、「ごもっともです。」と答えていました。
私だったら、どう答えるだろう?そう考えながらも聞いていました。
谷口議員は、一つ一つの質問に丁寧に答えていました。
なかなか、これ!といった答えができない質問もありましたが、谷口議員は、いわゆる政治家の答えをすることはせず、真剣に向き合って答えていました。
対話の時代だと思いました。
当たり前のことですが、公明党議員だったら支持者は無条件に指示してくれるというような時代ではないことも、改めて痛感しました。
参加者のそれぞれの質問には支持者だからこそ、このことは現職議員に伝えたいという熱い思いが感じられました。
その思いを軽く捉えていたらとんでもないことになると感じました。
今、鎌倉市の抱えている諸課題でも、対話の重要性が問われています。
伝えることだけで良しとする時代ではありません。
伝えることのつぎに納得してもらうことが必要です。
そのとき必要なものは、言葉に誠意があふれていること。
誠意が伝われば、納得は得られずとも理解をしてもらうことができると思います。
理解があれば、たとえ今は意見が異なっていても、お互いに次のステップにいけるのではないでしょうか。
今日の懇談会で、誠意は、言葉の響きの奥にこもるものだと思いました。
今日の谷口議員の誠意を持った回答とは逆に、たとえ間違ったことをいわなくても、誠意がなければ、自分の言葉は相手に対しては敵意をもった言葉として伝わるものであるということを、政治に携わるものは心得なければならないと思いました。
今夜はいい会合に参加できました。