鎌倉市議会議員 納所てるつぐブログ

日々の議員活動でのできごとや思ったことをつづっています。

勉強につぐ勉強?

2006年05月29日 | Weblog
最近、更新が滞っております。
現在6月定例会の一般質問に向けて勉強中のため、なかなかブログの更新にまで手が回りません。
質問原稿を作れば作るほど広がっていってしまい、収拾がつかない状況です。
要するに欲張りなんでしょうね。
夜中まで、根を詰めて作った原稿も、昼間読むとなんだこりゃということがよくあります。

今日は、5月臨時会が開かれました。
本会議のあと、委員会を傍聴したあと、本会議再開までの時間を利用して質問原稿を読み直してみたところ、質問の方向からずれている部分を多数発見。
バッサバッサと削除しました。

1つだけ、資料不足の設問がありましたので、急いで資料を集めましたら、A4で20枚以上にもなりました。

これで質問を作ると、今日削除した部分以上のボリュームになりそうです。

・・・・・・

簡単にまとめるよりも、質問を省いたほうが早いような気も・・・

また悩んでいます。

今日の臨時会は、固定資産税・相続税評価額算定を巡る損害賠償請求の訴訟で、1審で敗訴した市が控訴することについての議会の議決が主な議案でした。

1審判決で市側の主張が全く認められなかったのも珍しいことで、このまま判決が確定されては、多方面に影響が及びます。

なぜ市の主張が1審で全く認められなかったのか理解に苦しむところもあり、口頭弁論がどう展開されたのか知りたいところではありますが、主な部分は判決文から読み取れました。

家で臨時会への準備をして臨んだのですが、慣れない判決文を読みながら、一方で一般質問の原稿を作成していましたので、なんか頭が混乱してしまいました。

私自身も市は控訴すべきであると思いましたので、議案には賛成しました。

この議案を付託された委員会審議で、さんざん質問していた議員が、委員会採決後に再開された本会議を欠席したのには驚きました。

賛成でも反対でもなく、また途中退席でもありませんので、この議案に対する意思を図りかねてしまいます。

そういう方法もあるんだと勉強にはなりましたが・・・

なんか忙しい

2006年05月25日 | Weblog
午前10時から自分の方の打合せと新人議員有志による勉強会の二つの会合がかさなりました。

打合せ終了後、遅れて新人勉強会に参加させてもらいました。
勉強会は昨日も行われ、健康福祉部と景観部についてお話を伺いました。
今日は市民経済部です。

有志による任意の勉強会ですので、職員のみなさんも議員たちも、どちらもざっくばらんに胸襟を開いた話に花が咲き、思わぬ本音に笑いが起こることもあります。

とくに景観部では話を聞いているうちに、幼い頃にみていた鎌倉の景観が思い出され、不思議な感覚に襲われました。

古い建物が取り壊されてしまうと、そこに何があったのか思い出せず、その後に建てられた新しい建物がその土地の記憶として定着してしまうことが多いのですが、話を聞いているうちに、そういえばあんな景色だったと思い出し始めると、次から次に当時の記憶が蘇ってきます。

鎌倉の景観も私の短い人生の中でもずいぶん変化していることに改めて感慨を覚えました。
古都といえども生きている。
生老病死(しょうろうびょうし)、成住壊空(じょうじゅうえくう)の転変を繰り返している生きた街なんだなとつくづく思いました。

鎌倉の景観を守るための努力をしている職員の苦労話も、初めて聞くことができました。
どこにでもある銀行の看板やファーストフードの店構え、自動販売機の企業カラーにいたるまで、実は鎌倉では景観に配慮がされているという事実に感心しました。

今日の市民経済部の話も途中からでしたが、大変に興味深く、はじめから話を聞きたかったと思いました。

夜は、横浜市内のホテルで行われた、参議院議員で経済産業副大臣の松あきらさんを励ます会に出席しました。

経済産業省からは二階俊博大臣や片山さつき政務官、党からは浜四津敏子代表代行や冬柴幹事長、そのほか県内の与党国会議員のみなさんが出席されており、盛会でした。
私の友人の2人の社長さんも出席してくださり、感謝です。
お2人には松さんからも挨拶をしていただきました。
松さんはやっぱりきれいですね。

帰るとすぐに勉強です。
6月定例会に向けて一般質問の原稿作りですが、遅々として進みません。
勉強をすればするほど質問事項が増えてしまい、これでは質問時間が何時間あっても足りません。
いつも初めはこうなってしまいます。

そこで気づいたのですが、いつのまにか自分が聞きたいという視点になっていました。
市民からの視点、市民生活のための視点からはなれているのではないかと反省しきりです。

仕切りなおしで、今資料を読み返しています。

でもなんか忙しい!
時間がもっと欲しい!

立て続けの防災メール

2006年05月25日 | Weblog
5日前に大雨洪水警報を伝える防災情報のメールを受け取ったばかりなのに、今日も19:20に発令された雷雨による大雨洪水警報の防災情報メールを受け取りました。試行段階でも、情報が得られるとありがたいものです。

総合防災担当職員のみなさんには、帰宅したばかりの時間帯なのに市役所への召集がかかっていると思うと、ご苦労がしのばれます。

おかげで警報発令からおよそ30分で市役所に警戒体制が組まれていることが確認できました。

稲光が続く中、今日は党員さんの会合がありました。
会が始まると同時に警報でしたので、なるべく早く会を終えようとがんばりましたが、けっこう内容が多くて予定通りの時間がかかってしまいました。

帰宅の途中、交差点で東京電力の車がサイレンをとどろかせて腰越方面へ走っていきます。
落雷でもあったのだろうかと、心配していたらまた防災情報メールが。

やはり落雷を伝えるものでした。
腰越に落雷がありで一部の世帯に停電が発生したとのこと。
停電した世帯数は少なくても、復旧には1時間半程度かかるようすでした。

今は、多くの家庭でパソコンやIC搭載の電化製品が普及しています。
落雷によるダメージがないことを願っています。

自分の家のパソコンはどうかと心配になりましたが、昨日とりはずしたままになっていたことを思い出しました。

そういえば、昨日は同じ会派の大石議員宅のパソコンが不調で、復旧させるために大石宅に自分のパソコンを持ち込んでいたのです。

3時間ちかく悪戦苦闘しましたがどうにも回復せず、徒労に終わりました。
そのつかれもあり、自宅に持ち帰っても再セットしないで置いたままになっていたのです。

怪我の功名というか、おかげで落雷によるダメージ回避ができていました。

一応、電源はサージ対応のものを使ってはいるのですが、それでも落雷による過電流は怖いです。

HDDのバックアップをしておこうっと。

22時52分警報が解除されました。
今日は警戒する時間が長かった。
職員のみなさん。ご苦労様でした!

防災情報

2006年05月20日 | Weblog
今日は、各地で大雨が降り、三浦半島地域にも16時27分に大雨・洪水警報が発令されました。

防災行政無線による防災かまくらの広報があり、警報発令が伝えられました。
今日の放送は私の家からでもよく聞こえました。

しばらくすると、私の携帯にメールが。
内容は警報発令のものでした。

鎌倉市では、防災情報をメールでも発信するための準備をしています。
現在、市の幹部職員や市会議員を対象に試験的にメールを配信しています。

このメール配信については、昨年当選後初めての一般質問で取り上げたものですので、試験配信には、しっかり参加させてもらっています。

今日はアドレス登録後、初めての配信になりました。
携帯にもパソコンにもしっかり届きました。

幸いに雨は一時的なもので済みましたので、ホッとしています。

晴れ間がのぞいたので、窓の外を見ましたら、空に大きな虹がかかっていました。
それも二重に。

久しぶりのきれいな虹に感動し、また大雨が大したことにならなかったことに感謝しました。

   

本格的なメール配信が早く始まり、市民の皆さんに提供できるよう願っていたら、またメールが。

警報解除を知らせるメールでした。


母の日のプレゼント

2006年05月16日 | Weblog
先日、横浜の量販店にいったとき、ふとマッサージ機売り場に立ち寄りましたら、足だけのマッサージ機があることを知りました。

椅子型のマッサージ機は何十万もしますが、足だけのマッサージ機なら2万円台からありましたので、これなら母の日のプレゼントに母に買ってやってもよいではないかと思い、いくつかの機種を見てみました。

あれこれ迷っていると、別のお客さんが購入しようと店員さんと話しているのが聞こえてきました。

ここでは店頭用のものしか置いておらず、どうやら取り寄せになる様子です。
なるほど、こういうものはそれほど数が出るものではないので、量販店といえども在庫はもたないようにしているのだなとわかりました。

それならば横浜で買う必要もないと思い、ここでは品物を見定るだけにとどめ、地元で買うことにしました。

大船に帰り、地元のお店に行きましたら、同じものが店頭用に置いてありました。
店員さんに聞くと在庫があるとのこと。
値段も安かったので、買いました。

家に帰りましたら、母は出かけており留守でした。
せっかく喜ばせてやろうと思ったのに・・・

しかし母の帰りを待てず、箱を開けてしまい、まず自分から試してみました。

その気持ちのよいことといったら・・・

気持ちのよさにうっとりしていると、後ろから母の声が・・・
「あんた、何やっているの?」

あっさりと、選手交代です。

母も喜んでくれました。
以来、母は毎日使っていますが、実のところ私が使うことの方が多いようです。

何のことはない、母の日のプレゼントを口実に、自分が欲しいものを買ってきたみたい。

まあいいか。

社会福祉協議会

2006年05月12日 | Weblog
今日は地元の地区社会福祉協議会の総会に出席しました。

総会では地元でも最近は一人暮らし高齢者が毎年20人以上増え続けているため、民生委員のみなさんの活動も忙しさを極めているようすが伺えました。

「見守りネット」といってお一人暮らしの高齢者に変化がないかを見守り、自治会長・町内会長・ご近所の方と連携をとってくださる「見守り協力者」による見守り活動が行われています。

また71歳以上の一人暮らしの方を招いての会食会の実施も、対象者の増加に伴い、会場の机不足、配膳作業への影響があり、今年度から3グループに分けての実施に移行されました。

会食会に来られない方には、民生委員さんによって当日のメニューをお弁当にしての配食サービスも行なわれています。

地域の社会福祉協議会のみなさんの活動については、多くの人に知って欲しいと思いますが、当然、個人情報保護の観点から、プライバシーについては秘密厳守が徹底されています。
このため、あまり活動が表立ってしまってもいけない面がありますから難しいものです。

地域の福祉活動は地元の多くの皆さんの尊い奉仕活動に支えられていることを再認識しました。




自立心と家族愛

2006年05月10日 | Weblog
家で使い続けているパソコンのハードディスクの容量がほぼ満杯状態になってしまいました。

これはいかんと、ディスクの中を整理してみたのですが、どれが必要でどれが不要なソフトやファイルなのかが、さっぱりわからん。

途中で放り投げて、ふてくされてテレビをつけたら、ドキュメント番組を再放送しており、思わず釘付けに・・・

小学校6年生の脳性マヒの少年が主人公で、家族との生活や自立心が芽生えた少年の変化を淡々と追っていました。

6人の子どもたちとご両親の大家族ですが、6人の子どものうち3人が障害をもっていました。

それでも障害のない兄や妹、そして聴覚障害をもつ双子の妹たちまでが、かいがいしく少年の面倒を見ている姿に感動しました。

主人公の少年は、他の兄弟と同じように自分もなんとか家族の手伝いをしたい、そして将来は自分で生活できるよう自立したいという希望があり、小学校卒業と同時に、家族の元を離れて寄宿舎に入ろうと決めました。

番組ではその出発までの日々を追っていました。

この少年も明るくて、とてもいい子なのですが、とにかく家族がすばらしい!
とくに2番目のお兄さんがいい!

18歳のお兄さんは自分の進路のあり方を模索する中で、憎まれ口をたたきながらもかいがいしく少年の面倒を見ていました。
そのお兄さんが、寄宿舎に出発する少年を見送ったあと、そっと涙をぬぐう場面には参りました。

近々その1年後の様子が放送されるとのこと、とても楽しみです。

障害者の自立とはどういうものなのかを考えさせられる番組でした。