鎌倉市議会議員 納所てるつぐブログ

日々の議員活動でのできごとや思ったことをつづっています。

衆議院解散

2009年07月21日 | Weblog

本日、衆議院が解散しました。

8月30日の投票日に向けて、選挙戦が開始されます。

北側幹事長は政権選択の選挙であるとして、生活を守り抜く政策を、財源の裏付けをもって、しっかり訴えなければならないとしています。

政府・与党は昨年夏から世界的な経済危機が続く中、切れ目なく経済対策の手を打ち、エコポイント制度などの多様な政策で需要不足を補う一方、医療や介護、子育て支援など社会保障の充実にも全力を注いできました。

引き続き必要な景気対策と雇用対策を迅速で着実に実行する力があるのは与党であることを、しっかり訴えなければならないと感じています。

私自身、神奈川では6区上田勇の必勝と比例区南関東ブロックの勝利を目指してまいります。

地域のふれあい

2009年07月15日 | Weblog
今日は、地元の行政センターで連合町内会の各町内会長さんと、地域在住の市議会議員との懇談会がありました。

短い時間でしたが、地元の抱えるさまざまな課題について、意見交換や認識を共有することができました。

その後、地区の社会福祉協議会主催の地域のお一人暮らしの高齢者を招いての昼食会に参加させていただきました。

地区社会福祉協議会とボランティアのみなさんが昨日から仕込んで作って下さったお弁当を参加者の皆さんと一緒にいただきました。

そのお弁当の美味しさには大感動です。
3時間かけて作ったドライカレーや煮物、湯むきしたトマトをシロップで浸した冷製トマトも初めて味わうもので、皆さん異口同音においしいと大好評でした。

ある議員さんは、そのレシピをしっかり勉強していました。

また食後には地域のコーラスサークルの皆さんによる楽しい歌の披露があり、みんな唱和しながら楽しんでおられました。

準備の大変さを思うと地区社協やボランティアの皆さんの活動には本当に頭の下がる思いです。

分権の波

2009年07月09日 | Weblog
総選挙に向けて、知事や政令市長など首長から、各党の地方分権への取り組みをチェックする動きが出てきました。

こうした状況は、未だ見たことがないと思っていましたら、千葉県内の博物館の学芸員である湯浅治久氏の文章を読んでいて、実は歴史が繰り返していたことを知りました。

それも鎌倉時代から南北朝時代といういまから700年も前のことで、幕府の滅亡、建武の新政、不安定な室町幕府、南北朝の対立など政治に安定さを欠いていたのは、武士や貴族のみならず、社会の各階層に亀裂が生じ、分裂と対立を繰り返していたそうです。

やがて地域のことは地域で解決するという自立化、分権化の思想が台頭し、それが一揆の淵源となっていくとのことでした。

そして社会のあらゆる階層が一揆的な結合を作り、自立化を目指していく流れとなっていったというのです。

首長の動きを「一揆」などとはとても言えませんが、中央集権的な政治に限界が生じ、地方分権の流れが生まれてくる背景に、700年前との共通項があるのではないかと思ったりします。

無党派層の動きも、この先、時代がどう流れを変えるのかを見極めようという動きもあるでしょうし、そのとき何を基準に判断するのかが大きくかかわってくる気がしまs。

それだけに、見た目やパフォーマンス、センセーショナルなキーワードに流れてしまうことには危惧を覚えます。

政策で勝負というのは、遠回りかもしれませんが、実はもっとも直道であると考えています。

分権化、自立化を目指すとき、その根拠となる政策で判断する時代とならなければ、易きに流れ、やがて戦争の時代に突入していった大正デモクラシーの時代のようになってしまうことも心配になります。

どこかで時代は繰り返しているのかもしれないと思います。