ゲッチョのコラム

カマキリ広報パートⅡからゲッチョのコラムにタイトル変更しました。再開します。よろしくお願いします。

やんばるの森では・・・

2021-05-31 21:03:09 | イベントその他
森へ
個々のところ、ようやく少し雨模様。今のうちに森に十分な雨が降ってくれるといいのだが。
シロタマゴクチキムシタケのシーズン。

ただし、昨年より発生数は少なめ。
道を歩いていたら、珍グモのカトウツケオグモを見つけた。

沖縄で見るのはこれで二度目だ。連絡をとったら、東京在住のクモ屋さんが写真を撮りたいというので、発送…。

新刊本お知らせです

2021-05-27 22:28:52 | イベントその他
岩波書店から『ものが語る教室』出版されました

今日のこと~

2021-05-21 22:10:40 | イベントその他
本日(5月21日)の『沖縄タイムス』「大弦小弦」の冒頭部。
「「なんで168人も出るんだって。バカじゃないか」。細田博之元官房長官が自民党の沖縄振興調査会役員会で、18日の県内の新型コロナウイルス感染者数に触れて持論を述べた。移動手段が飛行機や船などに限られる離島県を念頭に「(感染拡大は)旅行者が持ってくる」「一人の感染者もないようにできる」…」
すごいね。
GOTOトラベルを強行したのは、どこだったのだろう。
そしていま、オリンピックを頑として強行しようとしているのはどこなんだろう。
どの口がバカというのかねえ。

森の中では・・・

2021-05-21 22:04:17 | イベントその他
今年の梅雨は、はいったとおもったら、すぐに梅雨明けのようなさわやかな空気。。これはすごしやすいが、生き物的、特に冬虫夏草は望みがなあ・・・と思う。それでも、ダメモトでもと思い、森にもぐる。
一番、湿気がありそうな森に入ると。まずはハチタケの未熟。つづいて、ザトウムシタケ。これはよさそうなところに、倒木のかけらを立てかけておいて、「ザトウムシタケトラップ」としたら、まんまとそこに発生してくれた(写真)。


さらにアマミセミタケが1本。かなり気合を入れて掘ったのだけど、この個体は小さな幼虫がホストなのか、柄もごくごく細く、あえなくギロチン。むむむ。
シロタマゴクチキムシタケの未熟なものもいくつか。そして、倒木からあやしげなものが。最初はサルノコシカケの未熟? とおもったが、雰囲気が虫草くさい。えっ、ひょっとしてゴキブリタケ? とおもったが、どうも違う。なんとか取り出すと、コメツキムシの幼虫からでている冬虫夏草。

子のう殻はうすいオリーブグリーンだ。沖縄島でははじめてみる。いや、そもそも沖縄では朽ち木からでる冬虫夏草自体、えらくレア。
家にかえってコーヘイ君にサンプルを送り出すとともに、画像もメールで送る。
「西表島で見つかっている、イリオモテクチキムシタケかも」
そんな返事。
うーむ。やっぱり外にいけば、なにかがある。いまだ初めての出会いが、こうして待っていたりするのだなあ。

魚屋さんのお友達

2021-05-21 21:51:10 | イベントその他
泊いゆまちのお魚屋さんから電話。
「うちの若い子が、メカジキを一匹買って食べて、頭があるんですけど、先生、メカジキの頭、まるごとほしいですか?」
ええっ? ほしいことはほしいけど、それってでかくない?
聞き返すと、まだ小さな個体だとのこと(若い従業員さんが一人で胴体部分はたべるというのだから、それはそうか)。急遽、大学をぬけてもらいにいく。
冷凍された頭を理科室に運んで絵を描き始めたら、理科室で授業の練習をしていた学生があれこれ聞いてくる。
「どうしたんですか?」
「この角みたいの、歯?」
「この角みたいなの、なんであるの?」
エトセトラ。
さて、どうやって、どんな標本にしたらよいかしら。