晴れのち平安

源氏物語を中心に平安な日々♪
※文章や写真の無断転載は禁止!

【本】 「誰も書かなかった清少納言と平安貴族の謎」(監修:川村裕子)

2013年12月29日 | 本・漫画
 平安時代に関する本のご紹介です。

ただいま、先月発売された川村裕子先生監修による
誰も書かなかった 清少納言と平安貴族の謎 (中経の文庫)」を読んでいるところです。




本の構成は以下のとおり。

 第1章 謎の女流作家・清少納言
 第2章 恋する宮廷人
 第3章 宮廷人の暮らし
 第4章 宮廷人のファッションとメイク
 第5章 宮廷人の生活風景
 第6章 宮廷人の社会生活



<内容>

 “清少納言が抱えていたコンプレックスとは?
  貴族の恋の始まりは?
  女性があこがれる美人の条件とは?
  政争に敗れた者の運命は?
  平安京を華麗に彩った女流文学の最高峰と、
  貴族たちの実像がよくわかる1冊。”



まだ読み始めたところですがおもしろいです。
気軽に読める一冊♪
年末年始はこの本を読んで、ゆったり過ごします。


私が所持している
誰も書かなかった 清少納言と平安貴族の謎 (中経の文庫)」のカバーには
 “『はなとゆめ 』の
 世界がよくわかる。”

というキャッチフレーズも付けられています。
確かに、冲方丁さんの「はなとゆめ 」を読んで
清少納言のことを知ったばかりの方には
貴族生活の入門書にぴったりだと思います。

「はなとゆめ」の感想



 川村裕子先生の著書
王朝生活の基礎知識―古典のなかの女性たち (角川選書)」」もオススメです。
「王朝生活の基礎知識」の感想







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【三重県明和町】 東京で斎宮(=伊勢神宮に仕えた姫君たち)について知ることができる貴重な機会です!

2013年12月28日 | 三重県明和町
 三重県明和町観光大使のひとり なぎです。

東京都中央区に「三重テラス」という
三重県の魅力を情報発信する拠点があります。

「三重テラス」にて
明和町、多気町、大台町の3町が合同でセミナーイベント
「これから知る三重のい・い・と・こ・ろ~郷土人の美【食・歴・山】同源」
開催されるそうです。

三重県多気郡明和町といえば、
史跡「斎宮」跡があることが有名ですね。

以下のタイトルの講演が「三重テラス」で行われます。
 
 講演「斎宮ってなに?~伊勢神宮に仕えた姫君たちのものがたり~」
 <講師:榎村寛之博士(斎宮歴史博物館)>
  1月18日(土) 午後5時30分~午後7時まで

 “天皇の代わりに伊勢神宮に仕えた女性「斎王」を中心に、
  文学博士でもある講師が幻の宮とも呼ばれた「斎宮」ついて語ります。”



詳細・お申し込み方法は明和町斎宮跡・文化観光課FBページのこちらをご覧くださいませ。


 ※三重テラス
 ⇒ http://www.mieterrace.jp/



ご盛況をお祈りいたします。
お近くにお住まいの方はぜひどうぞ♪



 オススメの榎村先生による著書。


伊勢斎宮と斎王―祈りをささげた皇女たち (塙選書)


伊勢斎宮の歴史と文化


*☆*―――――――――――――――――――――――――――*☆*
 
 <関連リンク集>
 
 ・三重県明和町役場

 ・斎宮歴史博物館

 ・いつきのみや歴史体験館

*☆*―――――――――――――――――――――――――――*☆*




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【情報】 東京 西武池袋本店にて「寿三郎人形」展開催 12月28日~1月5日まで

2013年12月27日 | 情報
 源氏物語に関連する情報です。

東京都豊島区
西武池袋本店 本館7階の特設会場にて
「寿三郎人形」展~女たちが紡ぐ千年の浪漫~ が開催されます。

新聞記事によると
“源氏物語をモチーフにした創作人形約120点をはじめ、
 NHKで放送された連続人形劇「新八犬伝」の人気作品、
 戦国時代の人物や江戸・吉原の遊女たち、
 「平成の娘たち」などを展示する。”
 のだとか。

会期は、12月28日(土)~2014年1月5日(日)まで。

 ※西武池袋本店
 ⇒ https://www2.seibu.jp/ikebukuro/index.html
 ⇒ https://www2.seibu.jp/wsc/010/N000062262/1528/info_d_pv

 ※池袋経済新聞 2013年12月26日
 池袋西武で「寿三郎人形」展-平安時代から現代までの女性200点
 ⇒ http://ikebukuro.keizai.biz/headline/904/


お近くにお住まいの方はどうぞ。




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【情報】 頭痛顔偉人グランプリ 紫式部は2位!

2013年12月26日 | 情報
 紫式部に関する情報です。

バイエル薬品が行った
頭痛を抱えていそうな偉人のイメージに関する調査
「頭痛顔偉人グランプリ」の結果発表。

 1位 ベートーヴェン
 2位 紫式部
 3位 織田信長
 4位 ねね(高台院)
 5位 明智光秀



ということで
紫式部は 2位 にランクイン!!


 ※頭痛顔偉人グランプリ|バイエル薬品株式会社
 ⇒ https://aspirin-japan.com/campaign



紫式部に投票された方の理由は
以下の点が挙げられていました。

 1、現代とは異なる執筆環境
 2、有名女流作家としての苦悩
 3、女性としての立場



確かに、紫式部をとりまく環境や立場を思えば
紫式部自身も頭痛に悩まされることがあったかもしれません・・・。



『源氏物語』<夕霧>にて、
このような言葉を紫の上が述懐しています。

  「女ばかり、身をもてなすさまも所狭う、あはれなるべきものはなし。」

  (現代語訳: 「女ほど、身の処し方も窮屈で、痛ましいものはない。」

  【本文と訳は『源氏物語の世界』より引用】


紫の上のメッセージという枠を超えて
平安時代を生きた女性の一人として、これが紫式部の本心の一部であったようです。

せつない・・・!




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【情報】 佐賀県唐津市 『唐津のひいな遊び』で「花と源氏物語・玉鬘の生涯」展開催 2月22日~

2013年12月25日 | 情報
 源氏物語に関連する情報です。

2014年2月22日(土)~3月9日(日)まで
佐賀県唐津市 各会場にて
『唐津のひいな遊び~まつらの姫達の宴~』が開催されます。

 ※唐津のひいな遊び 唐津のひな祭のオフィシャルホームページ
 ⇒ http://ひなまつり.jp/


中でも 古代の森会館 会場では以下の展示が行われるそうです。

 「花と源氏物語・玉鬘の生涯展」
 ●「まつらにゆかりのおひな様展」
 ●古代の森の梅まつり・物産展


源氏物語ファンとしてはおおいに気になるところです。
毎年、規模は小さいものの玉鬘のコーナーがあるのはとても嬉しいことです。
2013年の玉鬘に関する展示の様子はコチラをどうぞ。


『唐津のひいな遊び~まつらの姫達の宴~』チラシ裏の画像によると
2014年2月22日(土)は、古代の森会館 にて
講演:源氏物語「玉鬘」の生涯
<講師:福岡女学院大学教授 東茂美 氏>が
行われるのだとか。

ぜひご講演も拝聴したく思います。
楽しみにしております。


 当方のwebサイト『花橘亭~源氏物語を楽しむ~』内、
「源氏物語ゆかりの地をめぐる 松浦なる鏡の神 鏡神社」もご参考までにどうぞ。



 オススメの本。


玉鬘 (人物で読む『源氏物語』)





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