雲のいづこに月宿るらむ

夏の夜は　まだ宵ながら　明けぬるを　
　　雲のいづこに　月やどるらむ

　　　　　　　　　　　　清原　深養父（きよはらのふかやぶ）


清原深養父が、明け方頃に詠んだ歌で、月は西に傾いています。
この歌は『小倉百人一首』に収められており、ご存知の方も多いと思います。

今夜は“十六夜”。天文学上では「満月（望月）」です。
東の空に雲間から明るい光が出てきて、だんだんと丸い姿を現してくれました。
その瞬間を撮ったのが今日の写真です。



清少納言は『枕草子』に

夏は夜。　月のころはさらなり。
（夏は夜がいいわ。月がでている頃は言うまでもないくらいにグー。）

と書き綴っています。



☆清原深養父と清少納言の血縁関係。

清原深養父（曽祖父または祖父）⇒清原元輔＜父＞⇒清少納言＜娘＞　という系譜につながります。

清少納言の父である清原元輔については、当サイト内の“熊本に平安時代の歌人・清原元輔をたずねる”をご覧くださいませ。
ページ内で清少納言についても簡単にご紹介しています。




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今宵は、金曜ロードショーで映画「となりのトトロ」が放送中。
月夜の晩にオカリナ吹いているのかしら。＞トトロ

トトロに抱きつきたいですね。もふもふ。

短大時代に学祭で、同じゼミの友人たちと「となりのトトロ」で使用されている曲を数曲演奏したことがありました

懐かしいな～。

当時、大トトロ・中トトロ・小トトロの絵も描きました。
ポスターカラーで色を塗ったり・・・。
青春でした☆




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